1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
今日もなのはさんに殴られた。痣ができるくらい殴られた。
テレビの撮影の時にはなのはさん優しいけれど、私とティア、よく
殴られます。
あっ……やばいなぁ……またガジェット一体取りこぼしちゃった……
はいはい鉄拳制裁、鉄拳制裁……。痛いなぁ……もう。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 20:52:47 ID:0B1Zwstl0
なのはさんの罰は正直異常だ。ディバインバスターの直撃を食らって死に掛けた
こともある。魔力攻撃なんて嘘っぱち。あれは人を殺すものだ。
毎夜ティアと慰めあった。毎日の苦痛を分かち合った。何度脱走しようとしたか分からない。
でも、その度捕まって、その度懲罰房にぶちこまれた。
何度も何度も繰り返して、私達はここから逃げる事ができないのだと悟った。
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/24(火) 21:00:43 ID:0B1Zwstl0
「なのはさん、優しいもん」
私達は殺意を抱ける。でもなのはさんは自分達を殺すことはない。
これは分の良い賭けなのだとティアに持ち掛けられた。
でも、ティアは死んだ。彼女を止められなかった私のせいで、
ティアは死んでしまったのだ。
次の日、なのはさんがティアのクローンなんてものを連れて来た。そんな
ティアの姿を見て、私は吐き気を感じるくらいの嫌悪感を覚えた。
うらやましい
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/26(木) 21:21:07 ID:4yrJFqQ60
ティアが死んだ後、何度シャマルさんに救われたことか。
唯一、この腐った世界で優しい彼女の存在は正に女神のようだった。
ある日、またシャマルさんの部屋の前に立つと話し声が聞こえた。
扉の隙間から覗き見ると、なのはさんと話すシャマルさんの姿があった。
(え……? 嘘で塗り固めろ……? 私を縛り付けろ……?)
シャマルさんは、なのはさんの指示で私に偽りの優しさを与えてくれていた
だけだった。
それでもシャマルさんの所に行った。嘘で塗り固められた優しさであっても、
その言葉が嬉しかった。
なのはさんにバスターウルフなんかパクんじゃね〜と怒鳴られながら杖で叩かれた…