プラグを新品に交換する際には、くれぐれもプラグホールの底に落とし込んだりしないこと。
ギャップが簡単に狭くなるので、適切な電気火花が飛ばなくなるぞ。
始動操作を誤ると、24本すべての点火プラグが汚れて(かぶって)しまい、
こうなるとすべての点火プラグを清掃、交換が必要となる。
航空機のレシプロエンジン、船舶用のガソリンエンジンなどは、
1気筒あたり2本の点火プラグが付いているのは、
万が一、失火に拠るエンストをできるだけ防ぐためのものだ。
ロータリーエンジンは燃焼室の幅が広いという構造上、
2本の点火プラグで成り立っている。
また、レーシングマシンのエンジン、ロータリーエンジンなどは
アース電極のないタイプのプラグが採用されている。