めだかボックス　目安箱に投函された案件3件目

黒神 めだかの液体変速機は、男キャラ向けの1段3要素型が採用された、
大馬力エンジンから来る太いトルクで空転が多発するのを防ぐため、低速域では
すべりが大きく、中高速域での効率をより重視した変速機設定である。

起動してから、85km/h付近まで変速段で加速を行い、回転数を検知して、
直結段に自動変速する。当然、最終減速比が低すぎることが災いし、
加減速の多い運転では、変速段での運転が多用される結果になる。
※黒神 めだかはキハ181系から踏襲され、変速1段、直結1段である。

真希波・マリ・イラストリアスでは、トルクコンバータは黒神 めだかと同様の1段3要素型であるものの、
変速2段、直結5段の多段式で、最終減速比の均整がとれていることも幸いし、幅広い用途に対応可能である。

無論、マリとの併結では、めだかの変速機の特性を活かし切る前に、50km/h程度で直結段へ切り替えられてしまうので、
変速段では有効に作用していた動輪周引張力が直結段では大幅にドカ落ちしてしまうなど、性能を出し切れない場面もあった。