ギルティクラウン [ GUILTY CROWN ] 2

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939桜満 集ψ ◆.NERVpDWGM
桜満 集
「ん?メールだ…。何々?えーと、特務機関NERVからの招待か…。エヴァンゲリオン…。なんだこりゃ?
なんだかわからねえが、とりあえず、NERVの方に行ってみるか。」

招待メールを読み、NERVの方に駆けつけてみた桜満くん。ミサトさんの案内に従うと、エヴァンゲリオン初号機が
格納されている巨大な格納庫に入った。目の前に巨大な初号機があり、それを見てびっくりする。

ストレッチャーがガラガラと走っていく。お下げ髪で、眼鏡をかけた女の子だ。名前が書いてあったので、名前を読むと、
「真希波・マリ・イラストリアス」だった。どうやら、使徒戦の際、大怪我をしたらしい。包帯が巻かれた姿で痛々しい。

使徒の攻撃で、ジオフロントとセントラルドグマが激しく揺れた。ストレッチャーが倒れた。桜満くんはマリを抱き上げると、
マリは怪我の痛みで顔をしかめた。

桜満 集
「なんてことだ!逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ…。ここは俺がいきます!」
940桜満 集ψ ◆.NERVpDWGM :2011/09/16(金) 06:08:25.86 ID:m0r2vj2s
加持リョウジ
「しかし、桜満 集という人に初号機を操縦させて大丈夫か?
まだテストも行なっていないというのに…。」

葛城ミサト
「今は使徒が来襲しているのよ。余計な事を言っている暇はないわ。
使徒戦を行い、桜満くんに合っているかをテストするのよ。」

桜満くんは学生服の姿で、エントリープラグに入り、聞きなれない専門用語多しの点検操作をこなし、
LCLに満たされ、慣れないうちには、溺れかけるが、すぐに慣れた。初号機とのシンクロは正常、
ハーモニクスも正常。この時点でのシンクロ率は50%と初めてながらかなり高い数値だった。

葛城ミサト
「よし、エヴァンゲリオン初号機の発進準備は整ったわ。では、発進!!」

初号機が射出口で打ち出され、超音速というスピードで走りだす。
地上へ飛び出し、拘束具が外され、自由に動けるようになる。

桜満 集
「ミサトさん、エヴァンゲリオン初号機で歩くにはどうやればいいんですか?」

葛城ミサト
「イメージよ。まず、歩くことを専念にイメージするのよ。」

慣れないうちには、初号機はぎこちない歩き方をし、ふらふらで転びそうだった。
なんでも最初のうちはできなくても当たり前です。徐々に操縦方法を覚えます。