新番組を青田買い! Part235

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876ななし製作委員会
負債総額が原則30億円以上の倒産企業および信用変動企業を掲載。
フューチャープラネット(株) [東京] アニメーション制作
破産手続開始決定 / 負債総額 約10億2600万円

〜ホリプロ50周年記念番組・日中合作アニメ「最強武将伝 三国演義」制作会社〜
 フューチャープラネット(株)(中央区日本橋馬喰町1−8−1、設立平成11年8月17日、
資本金8億4520万円、石畑俊三郎社長)は8月26日、債権者から東京地裁に破産を申し立てられ9月29日、破産開始決定を受けた。
破産管財人は吉羽真一郎弁護士(森・濱田松本法律事務所、千代田区丸の内2−6−1、電話03−3667−6081)。
負債は債権者160名に対し、総額約10億2600万円。
CM、テレビ番組の企画、制作を主体とするメディアプロモーション業者で、平成19年3月期にはピークとなる
年商約10億円をあげていた。これに先立つ17年度には、中国最大のテレビ局である中国中央電視台(以下CCTV)と
アニメ「三国演義」の制作交渉を行い、同社傘下のアニメ制作会社「北京輝煌動画公司」との間で日中合作アニメとして
制作開始を決定。22年4月からは「最強武将伝 三国演義」のタイトルで日本語版の放送を開始、芸能プロダクション
「ホリプロ50周年記念番組」として同プロ所属の俳優、タレントが主要登場人物の声とナレーションを担当するなどで話題を集めた。
しかし、以前より断続的な赤字の計上が目立っていたうえ、「三国演義」の2億円以上といわれる制作費が負担となり、
財務面は多忙な操作を余儀なくされていた。そうした中、日本語版の放送時期が遅れるなどで資金計画に狂いが生じ、
資金繰りは逼迫。今年7月31日には従業員を全員解雇し、事実上の事業停止状態となっていた。
債権届出期間は11月4日まで、第1回債権者集会は平成23年1月17日午前11時より。
http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1205629_1588.html