【先行上映組】宇宙戦艦ヤマト2199 第189話

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【第三幕】
南部は、芹沢の視察訪問を受けた父が地下ドックに芹沢を案内する場に同行するが,
そこで見たものに言葉を失った。
地下ドックで製造されているのは、新イズモ計画のための超高速移民船ではなく、
戦闘艦群だったのだ。
しかも、それらの戦艦の艦首には見覚えのある大型の発射口があった。
南部は芹沢に抗議するが、「では銀河は平和になったのかね?ガミラスは武器を
捨てたのか?」と切り返され、返答に詰まった。
一方、ガミラスでは、ヒス首相との会見のため、ガミラス首相官邸に向かう駐ガミラス・
イスカンダル大使のユリーシャのリムジンにもデモ隊からの投石を受け、ユリーシャは
顔を曇らせていた。
そんなユリーシャに、身辺警護を担当するメルダもどう言葉をかけて良いかわからない。
メルダの父ディッツは、ドメルと違ってデスラー暗殺の容疑が晴らす機会もないままに
収容所で氾濫に加わって反体制派に身を投じ、ガミラス政治状況から混乱を防ぐため、
ヒスたちガミラス旧政権の首脳部の依頼で新大統領・首相が選挙によって選ばれる
までの間の暫定大統領となった。
しかし、そのことが親デスラー派から「総統を殺そうとした裏切り者」との中傷される
口実となり、選挙で親デスラー派が勝利した場合には弾劾裁判にかけられかねない
状況にあり、メルダ自身も苦しい想いをしていたのである。