高回転・高トルクで回る歯車に噛み付くドグミッションのドグクラッチではあるまいし。
余談だが、シンクロメッシュ式はドグミッションにシンクロ機構が搭載されたようなもの。
構造的には常時噛み合い式の変速機にシンクロナイザーリングが付いている。
このため、シングルクラッチでスムーズに変速できるようになっている。
無論、変速しにくいという状況になった場合は、無理をせず、再度入れ直すこと。
昔の機械式変速機はシンクロ機構がなかったため、複数のクラッチ操作を行うダブルクラッチが必要。
もちろん、エンジンの回転数を出力軸の回転数まで合わせないと、スムーズにギアが入りにくいという欠点があった。
現代のシンクロメッシュ式でも、ギアが入りにくいという場合などはダブルクラッチで変速する場合もあるが…。