侵略!?イカ娘 284でゲソ

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502前原一征
ミニイカ娘とバイオハザード
 20XX年 人類はTウイルスによるバイオハザードにより滅亡の途にあった。しかし、座して滅亡するを潔しとしない天才科学者たちがいた。まあ、例によってあの三人であるが。
某所 地下3000メートルの深くに、彼らの研究所があった。
マーチン「へい。地上のゾンビどもを始末しまーす。」
クラーク「もちろんさ。MIT主席に不可能はありまセーン。」
もっともこの時点でMITもゾンビに制圧されているのだが。
ハリス「もちろんデース。さっさとあのくさいのを始末して、宇宙人の研究デース。」
やっぱりけっきょくこれかい。
三人はTウイルスに対抗するワクチンを製造すべき研究を重ねた。しかし、彼らほどの天才でも、困難を極めた。それは、Tウイルスの抗体を作る生物を必要としたからだ。読者諸兄もご存知の通り、うっかりすると強力なゾンビを作るだけになってしまう。
クラーク「よし、今回はこれを使おう。」
ハリス「なるほど。これなら小さくて、ゾンビ化しても脅威ではない。」
マーチン「こいつなら、病気に対抗できるかも知れない。」
そう、彼らが人類救済の切り札に選んだのは、ミニイカ娘だった。
ミニイカ娘はちいさいが、120年の無駄に長い寿命を誇る。それしかないといえばそうなのだが、ここではそれが重要である。この長寿の秘密は、病気にも強いと考えられる。もしかしたらTウイルスにも勝てるかもしれないのだ。
地下研究所の人工の砂浜にはミニイカ娘が飼育されている。その砂浜でミニイカ娘がはしゃいでいる。
ミニイカ娘「げそ、げしょ、げしょ。」(退屈でゲショね、なんか面白いことないでげしょ)
人類どころか地球の存亡が掛かっているというのに能天気である。
ミニイカ「げっ、げしょげしょぴいい。」(あ、人間さんで、げしょ、えびちょうだい)
クラーク「よし、きみにきめた。」
ハリス「被検体のストレス防止のため他の固体も確保しよう。」
マーチン「もし、ゾンビ化したら、どのように反応するかも確かめたれるな。」ミニイカ娘たちは、くるくる回って自分を大アピール。この三人が自分たちをどこか楽