侵略!?イカ娘 284でゲソ

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339dude
座り込んでいるミニイカを水槽に放り込んでから、悪戯の準備を始める。
まずは古い電球に色を塗り、紙で作った目とヒゲ、そして尻尾を貼り付けて見ると、不細工だがエビが出来上がった。
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こんな物で騙されるとは思えないが、一応ミニイカ娘に与えてみた。
『ゲッショォォォ!!!アハ♪ギェッビ♪ギェッビ♪』
ミニイカ娘は偽者のエビとは思わなかったようだ、中身が電球とは知らずに涎を垂らしながら愛想を振りまき始めた。
フフ、そんなに食いたいならくれてやるよw
俺はツバメの雛のように大口を開けて待っているミニイカ娘に向けて電球エビを投下してみた。
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ミニイカ娘は全く疑うことなくそれを一気に飲み込むと、床に転がって腹をさすり始める。
「おいしかったか?w」
『アハァ〜♪ゲショ♪』
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嬉しそうに頷くミニイカ娘に笑いかけた俺は、その体を摘みあげて、そのまま真上に放り投げた。
ミニイカ娘は宙を舞いながら『うわ!うわ!うわ!』と短い手足をバタバタさせている。
そしてミニイカ娘が床に叩きつけられたとき
ボフッ!!!
と、篭った音がして、ミニイカ娘の腹の中の電球が破裂した。
『ビギャァァァアァァ!!!!!』
ボテ腹だったミニイカ娘は腹の中の電球が破裂した事で元の体型に戻っていたが、体のアチコチから電球の破片や破裂したときの衝撃で内臓が飛び出しており、ミニイカの体は内部から完全に破壊されてしまっているようだった。
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俺は瀕死のミニイカ娘にあえて止めを刺さずに外に放り投げた。
庭に放り出されたミニイカ娘は触手を使って動かなくなった体を引きずりながら『ゲ・・・ショ・・・・ォォォ・・ピィ・・・ピィ・・ィ・』と鳴きながら草むらの中に逃げていった。
それから1週間後、庭の雑草を掃除していると『ィィ・・・ピ・・・・・・ィ・・・・』と声が聞こえた。
まさかと思いながらも声のほうに近寄ると、あの夜に半殺しにしたミニイカ娘が横たわっているではないか。
ミニイカ娘は仰向けになってピクリとも動かないが、消え入りそうな声で呻いていた。
体の中でも損傷の激しかった部分は壊死し始めており、頭やイカ帽子は水分を失ってシワシワになっている。
水分が失われた影響か暑さによるものかはわからないが、目も白く濁り、既に光を失っているようだった。
「・・・ここで力尽きていたのか・・。」
あれから一週間、このミニイカ娘はこの場所で動けなくなり、苦しみもがきながら生きて来たのだろう。
ご主人に甘やかされて生きてきたミニイカ娘にとって、この一週間がどれ程辛いものだったかは想像に難くない。
(しかしこの状態で1週間も生き延びるとは、流石は生命力の強いミニイカ娘だ)と、感心しながらミニイカ娘の頭に足をあてがった。
『ピ!・・・ピ・・・・・イィ・・!!』
既に瀕死の状態で小さく声を上げる事しか出来なかったミニイカ娘が、声を振り絞るように泣き声を上げる。
俺はゆっくりと足に体重をかけていった。
『ピショッ!!ピィ!!ピッ・・・・・・ブシュッ・・』
ミニイカ娘は全体重を掛ける前に三角の頭から脳髄を飛び散らせてあっけなく破裂した。
「きたねぇな、結局止め刺すのも掃除するのも俺かよ。ご主人様には最後まで責任もって処理して欲しいね。」
俺は、あの会社が処分するコストをケチって9000匹のミニイカ娘をそのまま街に放っていないことを願いながら、汚く潰れた死骸を掃除した。
オワリ