侵略!?イカ娘 281でゲソ

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239れもん狂想曲
しかし、今日はここからがいつもと違った。

「あ、いけない!お店の鍵かけるの忘れちゃった!」

相沢家の目の前まで来たところで、突然千鶴が海の家「れもん」に引き返す。

「そうだ、私も忘れ物したかも…!」

栄子も千鶴の後を追い、海の家「れもん」へ向かった。

「イカ娘ちゃん、先に家に入って待っててね!」
「…まったく、2人ともしっかりしないとダメじゃなイカ!」

取り残されたイカ娘とミニイカ娘。
イカ娘が一人ぶーたれる一方、ビンの中のミニイカ娘は笑顔を浮かべながら周りをキョロキョロ。
イカ娘と家の庭を交互に見やっている。
そわそわしつつも何処か楽しげなその姿を見て、イカ娘はこう解釈した。

「早くおうちのオモチャで遊びたいみたいでゲソ…しょうがないでゲソね♪」

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     (ピャ〜ピャ♪)     
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     (ゲッショ、ゲッショ…)
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日に日に賑やかになっていく水槽の中で、無邪気に遊ぶミニイカ娘。
その愛くるしい姿を思い出し、イカ娘はフッと笑みをこぼしたのだった。
すっかりご機嫌になったイカ娘。
勇んで玄関のチャイムを鳴らすも、全く反応がない。

「たけるもいないんでゲソか…」

友達と公園まで遊びに行ったたけるも、まだ帰っていないようだ。

「…そうでゲソ!」

早くミニイカ娘を遊ばせたいイカ娘は、栄子と千鶴を待つより早いと、物置にある合鍵を取りに行くことにした。
この合鍵、3バカ謹製の特殊金庫によって厳重に保管されており、イカ娘及び相沢家の一員でなければ入手できないシロモノだ。
イカ娘はミニイカ娘入りのビンを玄関前に置き、こう忠告する。

「すぐ戻ってくるから、大人しく待ってるでゲソよ?」
『ゲショ!』
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『………』
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