デュラララ!!×55

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648ギンコ ◆BonGinkoCc @転載は禁止
ギンコ
「岸谷さん、こんにちは〜。
今日は反対側の親知らずを抜きますからね。
まずは、麻酔をかけますからね。」

いつも通りに麻酔の注射が打たれ、感覚が麻痺してきたところで抜歯術開始。
歯茎をメスで切開したところ、反対側は顎の骨に埋もれている状態じゃないか。
ドリルで骨を削らないと、親知らずが露出しない。

時間をかけてドリルで骨を大きく削って、親知らずが露出したのを確認した後、
ドリルで親知らずを大きく横に削って、ヘーベルでかち割ることにした。
だが、その時だった。新羅は痛がってじたばたと暴れる様子を見せた。

ギンコ
「ああ〜、中まで麻酔が染み渡っていないのかな?もう少し麻酔を追加しますね。」

麻酔を追加した後、ヘーベルでおもいっきりかち割るのだが、新羅は再び痛がってピクンとなった。

ギンコ
「岸谷さん、親知らずの頭のところが抜けましたよ。あとは根っこを抜くだけだから我慢してね。」

この時、残った根っこを抜くだけだが、ここも歯槽骨に癒着してしまっていたので、ヘーベルがなかなか刺さらず、
ギンコは力を込めて無理やりヘーベルを押し通そうとするので、新羅はまたまた痛がってじたばたする羽目に…。

そして、悪戦苦闘の末、反対側の親知らずを抜くことができました。
新羅は、あまりの苦痛で疲れ切ってしまい、顎がだるだるになってしまいました。

ギンコ
「岸谷さん、ようやく親知らずが抜けましたよ。
根っこが癒着していましたので、力を込めて抜いたため、
翌日は目一杯腫れるかもしれませんよ。」