真希波・マリ・イラストリアス
「では、ウォクス・ゼータ、起動!」
ピアサーモードのゼータを操縦しながら、「三百六十五歩のマーチ」を口ずさむマリ。
次世代のウォクスといえど、エヴァ仮設五号機の設定を引きずっていることが災いし、
機体が重い、無理矢理シンクロさせている分、出力が足りない状態に。
真希波・マリ・イラストリアス
「時間がない!ウォクス・ゼータの機体が持たない!おまけに、あのロボットの
手足に無理矢理シンクロさせている分、パワーも足りないっ!」
仮設五号機の手足を動かす感覚は、重さが15kg以上の鉄アレイをつけた手足を動かすような感覚だった。
そりゃ、機体が重いわ。京乃まどかの技量では、とてもシンクロできたものではない。