魔法少女まどか☆マギカは儲が上げたハードルでリンボーダンスする糞アニメ134
冲方丁(1977生)
>『まどか☆マギカ』においては、定型ジャンルの方程式を前提としつつ、
>常にそれを裏切ることで期待感を確保しつつ、
>衝撃的な真実の暴露においてSFガジェットをふんだんに盛り込み、
>個人と世界の救済を等価値に設定するアニメらしさを失わず、
>冒頭からの「願い事」といキーワードを巧みに織り込み、
>ラストでカタストロフをもたらす存在を、カタルシスをもたらす存在へと変貌させる、
>変調構成にきわめて優れていたと感じます。
>しかし個人的には、「神」をいかに語るかという点で、
>「概念」「シフト」といった別の言葉への置き換えが目立ったと感じました。
貴志祐介(1959生)
>今回、最も頭を抱えた作品が、『魔法少女まどか☆マギカ』だった。
>アニメーションに関する知識が乏しいために、先行作品との比較や、
>技術的な評価が難しかったからである。
>しかし、『鉄腕アトム』など日本のアニメーションの草創期に脚本を書かれた豊田有恒さんと、
>現在のアニメに詳しい冲方丁さんに、大いに助けてもらった。
>魔法少女ものというジャンルがあることを初めて知ったが、その枠組みを裏切るダークな展開と、
>異世界での戦闘に現代絵画のような表現を用いたのは面白かった。
>残念ながらSF大賞の選は漏れたが、すでにカルト的な人気を博している作品であり、
>いささかも、その評価を貶めるものではないだろう。
豊田有恒(1938生)
>『魔法少女まどか☆マギカ』
>アニメの創成期に、『エイトマン』『鉄腕アトム』など、
>多くのSFアニメのオリジナル脚本を執筆した選者だが、
>七十三歳にして、いまさら少女アニメと、感性が合うものかどうか、はなはだ疑問だった。
>ところが、そんな疑問は、見はじめたとたんに、消しとんだ。
>多くの魔法テーマのアニメを見ているが、一ひねりも二ひねりもしてあり、
>あっという間に十二話、すべて面白く観られた。
>ただ、九話目になって、はじめてSFになる。
>最後は壮絶である。後味が良くないのは、時代の風潮なのだろう。
堀晃(1944生)
>日頃テレビを見ないので、連続アニメとして放映された『魔法少女まどか☆マギカ』
>について正しく評価できるか心許ない気分だったが、DVDで見はじめると、
>たちまち引き込まれ、六時間を没頭させてくれた。
>世界の命運が平凡な市民に託されるという設定はSFでは古典的だが、
>本作の骨格はさらに古典的で、主人公は「さやか」であり、
>家族や恋人のために苦界に身を沈める少女の、自己犠牲の物語と受けとめた。
>その分、最後二回のSF的解釈(因果律の組み替えなど)がやや弱く、
>SF作品としての感動とは別のものが残った。
宮部みゆき(1960生)
>十二話で構成されているアニメーション『魔法少女まどか☆マギカ』は、
>お預かりしたときには戸惑いました。
>少女だった時期は遥かに昔、五十路に入って、しかもアニメ作品には疎いこの私が、
>今さら魔法少女についていかれるものだろうか。
>いざDVDを観始めたら、そんな戸惑いは吹っ飛んでしまいました。
>映像のクオリティに驚き、一話目で早々と登場する〈魔法の結界〉の
>イメージの奇抜さと美しさに目を瞠り、
二話、三話と観続けるうちに、健気な魔法少女たちに魅了されてしまいました。
>これから観る方のために細部を記せませんが、
>この作品はよき企みがあるミステリーとして幕を開け、
>それぞれに自己実現を希う少女たちの友情物語として進行し、
>終盤でミステリーの謎解きのために用意されていたSF的思考が披露されるという、
>実に贅沢な造りになっています。
>選考会でも記者会見でも、私は「十一話と十二話でだだ泣きしました」と申し上げたのですが、
>後でチェックしてみたら、最初に泣けてしまったのは第七話でした。
>それは別に、私がかつて不器用な少女であったからではありません。
>「誰かの幸せを願った分、別の誰かを呪わずにいられない」。
>作中で繰り返されるこの言葉は、見事に人間の業を言い当てています。
>それが、年齢性別を問わず、観る者の心を揺さぶるのです。
>今回、小説の方に桁違いの傑作があったことで損をしてしまいましたが、
>私には忘れがたい作品でした。
よく読めばわかるけど、SFとしては絶賛どころか全く評価されていない
ちゃんと主題じゃねーだろと突っ込みも入ってるし
真意としては
こんな幼稚な戯言をSF賞に持ち込んでくんじゃねーよボケ ってことねw
ジャンルとしてはダークファンタジーものなんだな
俺も初めてまともに読んだがSFじゃないと総突っ込み入ってるな
つーかだれだよこんなのSFの選考に持ち込んだの
>>542 いや、この作品は肝心の主題も崩壊してるんだけどね?w
「神になりましたメデタシメデタシ」なんて童話作家だって子供騙しすぎてやらないよw
夢と希望を引き換えに最期は海の泡となった「人魚姫」のほうが全然奥深い
極端に言うと
冲方丁「SF設定は小道具でしかない」
貴志祐介「SFで評価されなくてもいいじゃん」
豊田有恒「9話までSF要素ないよね」
堀晃「SF的解釈弱い」
宮部みゆき「SF的思考入れて贅沢だね」