それでも町は廻っている 50廻目

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850真希波・マリ・イラストリアス ◆.H78DMARI.
歩鳥原線

歩鳥原(ほとりはる)線とは、それでも町は廻っているの世界を支える地方交通線だった。
1日4往復といった過疎ローカル線で、主に朝夕のみの運行で、土曜日のみ、お昼の
列車が設定されているのでこの場合は1日5往復となる。

列車はすべてキハ40系気動車で運行される。
かなり山の中を走るため、山岳路線であり、急勾配を越えなければならない区間もある。

人気がないため、廃線に追い込まれ、ついに廃止となった。

私は廃止までの1年前に肥後歩鳥駅までバスで行って、4時間ほど待った後に列車に乗った。
人気がないローカルな駅である。時刻表を見るとわかる通り、1日4往復。土曜日のみ5往復となる。
※まだ土曜日が機能していた時代だった。

単行気動車が到着。腕木式信号機が懐かしい。

歩鳥原線の景色は眺めていて飽きのこない険しい山峡である。
気動車は急勾配ではケーブルカー並みの速度で走った。