神のみぞ知るセカイII FLAG91

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128名無しさん@お腹いっぱい。
明りの点いた2階の窓に向かって。
桂馬「……歩美――」「そこにいるんだろ――?」
歩美はまだおかんむり。
   「さっきはごめん。」「怒らせるつもりじゃなかったんだよ。」
歩美「しつこいなあー、」「もう帰ってよ!!」
現れてさえくれれば、もうあとは桂馬のペース。
桂馬「最初からずっと…」「歩美を見てたよ!!」
   「ずっと…言えなくてゴメン…!!」「ボクに…勇気がなかったんだ。」「でも…変わってないよ・・・」「ボクの一番は…!!」
歩美の顔が赤くほてる。
ちひろ(な…)(なんじゃ、)(こりゃあ!?)
高原母「歩美――なによーさっきから!?」「誰か来てんのー?」
桂馬「歩美、この後…」「木梢川の亀石のとこに来てくれ!!」「来てくれるまで、」「いつまでも待ってるから!!」
   「来てくれないとパンツ返さないぞ!!」
歩美「バカバカ返せ――」

桂馬たちは木梢川に移動。亀をかたどった飛び石が、川を横切るように置いてある。
海ほどではないが、ここなら見通しもよくムードもある。歩美を落とすにもヴィンテージを警戒するにももってこいだ。
ちひろ「あんたら何やってんの!!」「いーかげん教えてよ!!」
ハクア「桂木の告白の手伝いよ。」
ちひろ「ウソ!!」「こんな雰囲気の悪い告白があるか!!」「歩美に変なことしたら許さん!!」「桂木は何してんのよアレは!!」
ハクア「桂木は……」「桂木は今闘ってる…」「みんなを守るために!!」
桂馬は歩美のぱんつを手につぶやいている、使うべきか、使わざるべきか。
かと思えば、手裏剣を投げるかのように、手首のスナップを聞かせシュパシュパとぱんつを振り回す。
ちひろ「……あれが?」
ハクア「そうよ。」

ゆうしゃは ぱんつを てにいれた! じごうにつづく!!