ぽてまよ アンチスレ その6

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1名無しさん@お腹いっぱい。
虐待厨の住処はこちら

公式 ttp://www.potemayo.com/

本スレ
ぽてまよ ぽて26
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1274169678/

前スレ
ぽてまよ アンチスレ その5
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1258218016/
2名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/04(火) 14:15:57 ID:adTWzXx4
過去にあったぽてまよ虐待関連スレ

ぽてまよとぐちゅ子をいじめたい虐待したい愛したい
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1191265972/

ぽてまよの楽しい殺し方を考えよう
http://ex21.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1190671731/

【パン】ぽてまよなりきり総合【トリュフ】
http://etc7.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1188220667/

【嗜虐心】ぽてまよの愛し方【甘えんな】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1204427514/

【小便】ぽてまよとぐちゅ子を虐待しよう【犯罪者】
http://anime3.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1208427241/


・煽り、荒らしは徹底放置。
・2chブラウザ(無料)の導入を推奨。
・sage進行推奨。メ欄に半角小文字で「sage」と記入。
・次スレは>>950を取る→スレ立て宣言→スレ立てが無理なら代役を指名。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/04(火) 14:17:06 ID:adTWzXx4
過去スレ

ぽてまよ アンチスレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1209986527/
ぽてまよ アンチスレ その2
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1234449838/
ぽてまよ アンチスレ その3
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1241261423/
ぽてまよ アンチスレ その4
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1247923454/
4名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/04(火) 14:17:56 ID:adTWzXx4
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}          
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : -─- ,__-‐'''´-‐'''-‐''´
      /: : ∨: : /: :/_-γ--''´ ̄   / /
      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   } ほにぃ・・・
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一l゙:.:.'ヽ、___ ..ノー'
ここまでテンプレ
5名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/05(水) 21:20:53 ID:hXWQWsZI
  ,.、,'・・ '・,.、,'・、′,'・, ,'    ,.、,'・、′,'・   |   |~  /^ )  ,.、,'・、,/
    \・ '・,. \   \  \∴::  ・ ;,'・,_,'・, ,'・,  ,'・/
 ・,   ・  ;,',.、: ・, ,'・, 、′    '・,.、,'・  |   /∴゙・\'・,  , '・,  ,'・   /
   \      ・, \   \,.、:  '・,.、,'・ ・, ,'・,、「∴;゜∴ ;.」  ,.、,' ・、′/
   '・,.、,'・,'  \     _,,_ ,.、: ・,   '・,.、,'・,●,i    : ・,   ,.、,'・、 /
  \      ′, ̄,. : ・,   ●゙・;\ ; ;     '・,.、,'・    \∵o/  '・,.、,'・/
     '・,.、,'・     ;,,''。∴・ |・ '・,.、,'・、′,  ̄,.、:・,   '・,.、,'・,' ・, ' /
          \ :i,.∴ ,,゙;;,ノ      /    '・,.、  '・,.、,'・,'・  /
        \∵,,/  '・,.、,' |,.、,'・・  '・,.、,'・ '・,.、  '・,.、,'・,  '・、/ほにが・・・ ぐぶぉあaaaaaaaaa
            ∴:  '"-ゞ ∴  '・,.、,'・::  ・ ;,'・ ;,'・, /
               `⌒{≧x、f^^ァ ヽ   ′ , イ}/
            /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
             `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
                 / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
                  {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
                 (>、     `⌒´   ,/^)
                   `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
6ある男子生徒ですが:2011/01/06(木) 15:47:12 ID:RxQ+PgEQ
翌日、俺達が登校すると教室から怒号とぽてまよの悲鳴が聞こえた
「てめぇ!!ふざけてんじゃねぇぞ!コラァ!!」
「ほにぃぃぃっ!」
ドアを開けると丁度ボールに縛り付けられたぽてまよがサッカー部の奴にボールごと蹴られるところだった
「あぎゃぁぁっ!!」
おそらくケツを蹴られたのだろう割り箸が刺さった辺りから血がジワリと滲みだし汚パンツを赤く染めていく
「びぇぇぇぇ!!いにゃいぃぃぃ!!ほにぃぃぃっ」
「あぁ!?痛いのはコッチだコラ!てめぇケツに何入れてんだよ?」
サッカー部の奴が右足の甲をさすっている、割り箸を蹴ってしまったようだ
「おい、大丈夫か?何が有ったんだよ?」
「いや、朝錬に来たらコイツが俺のボールにぶら下がっててさ、まぁランニングだけだったから良いけど」
やっぱりサッカー部の奴には悪い事したな
俺は情けない声でヒィヒィ言っているぽてまよを放してやると
「おい、ちゃんと謝ったのか?それに朝の挨拶ちゃんとしてないだろ?」
「ほに!?ほにほに!!ほにぃぃ!!」
何か抗議の声を挙げている様だが知った事か
「あ!?何を口答えしてるんだ?コラ!」
俺が語気を強めると一瞬ビクッとするが
「ほ・・・ほにぃぃ!!ほにぃぃ!!」
未だ口答えをするぽてまよにイラッと来た俺は糞チビのアホ毛を掴むとギロリと睨みつけた
「まだ反抗的な態度がとれる余裕が有るのか、躾が足りないみたいだな」
「ヒィッ!・・・あにゃ!あにゃぁぁ・・・」
顔面を引き攣らせてジタバタと暴れ出した
ポイッと放り出して最後の警告を出す
「コイツに土下座して謝れ、それから朝の挨拶を皆にして来い」
「ほにぃ・・・ごみぇ、にゃにゃい・・・ごみぇ、にゃにゃい・・・」
ケツに割り箸を挿したまま汚パンツを赤く染め額を床に擦りつけて土下座する惨めな姿のぽてまよ
その姿に嗜虐心を煽られたのだろう、サッカー部の奴がぽてまよの後頭部を踏みつける
「しょうが無いな、今回だけだぞ」
「ヒグッ・・・ほにぃぃ・・・ごみぇ、にゃにゃい・・・」
解放されたぽてまよは今度は立ち上がると爪先でチョコチョコと変な歩き方で(恐らくケツが痛いのだろう)
教室を歩き廻り
「も、もにゃっ、にょう・・・もにゃっ、にょう・・・」
挨拶をして歩いている
その惨めな姿にクラスの大半の奴が暗い笑顔で見ていた
7ある男子生徒ですがの中の人:2011/01/06(木) 16:03:48 ID:RxQ+PgEQ
スレ立て乙です
続きはコッチで書きます
次で原作終わるみたいですね
せっかく高校生編が始まったのに惜しい事です
ちなみに「ふらぺちっと」の設定が出る前に考えていたストーリーが有ったんですが
ぽてまよ増殖のメカニズムを解き明かした素直が新しいペットとして発売を開始
可愛らしい見た目で商売繁盛、しかも動物でも子供でも無いから法律の保護下には無く
ストレスの捌け口としてバカ売れ、その副次的な結果として児童虐待が激減
素直は今まで支えてくれたみかんと結婚し父親とも和解
子供をもうけて順風満帆な生活を送る
しかしぽてまよは家庭内で居場所を無くして行く
といった内容でした
今は「ふらぺちっと」の設定で新しい話を組み立てています
8名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/07(金) 00:58:00 ID:eZx7ikt1
>爪先でチョコチョコと変な歩き方で

このへんのブザマな所作の描写がたまらなくいいwww
想像すると後ろから思い切り蹴飛ばしたくなる

それにしても既に次回作の構想アリとは・・・汲めども尽きぬ創作意欲に脱帽です
9名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/17(月) 23:06:55 ID:yWX+tHlC
もうじき最終回なわけだが、くそまよが最後の最後で成長を見せることはあるんだろうか?
仮に成長したとしても許す気はかけらもないけど
10名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 03:21:36 ID:pUpfdK5e
ぽてまよは相変わらず役立たたずのままか。可愛いだけだといくらなんでも飽きられると思うけど。
この生物作った人も罪だなあ。正体不明の伝染病でも流行ったら真っ先にふらぺちっと達が疑われるよなあ。飼い主の責任も問われるだろう。人間ほど賢くないし寂しさを埋めるなら犬猫で十分。それでいてコストは人間並み。何考えてこんなの作ったんだ?
11名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 03:56:12 ID:sfv/4mB4
金で買える愛玩生物ってことは、きっと虐待してストレス発散するために買う人もいるんだろうな
そういやくそまよとぐちゅ子以外のふらぺちっとが、実際に花を咲かせた場面って描かれてないよね
まあ作劇上の都合なんだろうけど、ちょっぴり想像力を刺激されるなぁ・・・w
12名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 11:35:48 ID:pUpfdK5e
あんな短い手足で何ができるんだって思うけどね。
作った人は引き取り手が全員裕福で世話好きで飽きない人だと思ってるんだろう。
伝染病が流行った街に最終的にはふらぺちっとしか残らず、飼い主の名前を呼びながらトコトコ歩いてる。とか、ふらぺちっと同士を戦わせて賭け事してるとか、まあ、幼女大好きのおっさん達の性欲処理に使われるとか色々想像させられる設定ではある。
13名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/30(日) 19:25:59 ID:1psVe24w
最終回まだ読んでいませんが、

ふらぺちっとを売っていた店は、
素直たちと同じ世界なのだろうか? それとも、異世界なのだろうか?
異世界なら、こちらより裕福で世話好きな人が多いのかもしれない (ご都合)。
ただ、ぐちゅは防犯用だったし、犯罪がある世界なのは確かだ...。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2011/01/31(月) 18:40:15 ID:OIC1N+Fw
最終回は俺も読んでない。
最後にぽてまよが素直にお礼言って異世界に帰るってのが理想だったけど。
で、素直は前より優しくなり、親父やみかんと仲良くなるってのが良かった。
そういや、最初に冷蔵庫から出てきた理由は?いや、何も期待すまい。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:33:16 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  1呆尼 (ホントは最終回が発売される前にうpしたかったんですが、アクセス規制で遅れました。最終回より前の設定です。)

ここは”ふらぺちっと”販売店・・・ 先日、逃亡犯が二匹連行されて来ました。
言わずと知れた「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」です。
ここに収容されてからの数日間、それはそれは二匹とも大暴れ。
とても手がつけられる状態ではなかったのですが、ここの人達に逆らえば餌を与えてもらえない事に気付いた二匹は、
渋々おとなしく従う事にしたのです。
二匹は今、透明なケージに入れられて、ぼ〜っと外の景色を眺めています。
店員A「おとなしくなったのは良かったですけど、ちっとも笑顔を見せませんね、あの二匹・・・」
店員B「紫の方は昔からあんな感じだったけど、ピンクの方も今は全然ね・・・」
店員A「もっと愛嬌を振り撒いてくれないと売れ行きが、ねぇ・・・」
二匹の姿を遠くに見ながら、店員達はそんな会話をしています。
そこへもう一人、何か報告書の様なモノを持って、店員がやってきました。
店員C「あの二匹の検査結果を店長に知らせたいんだけど・・・ 店長は?」
店員B「店長?店長なら・・・」
そう言いながら、店員Bは奥のドアを指差しました。
店員C「わかった。サンキュ」
そう言い残して店員Cは慌ただしく奥のドアを開けて、その向こうに消えて行きました。

店員Cがドアの向こうに消えてから程無く、一人、客が来店しました。
店員A&B「いらっしゃいませ〜」
客である男は、無言のまま、ぽてまよとぐちゅ子の二匹をジーッと凝視しています。
店員A「あ、あの、お客様、お手に取ってご覧になりますか?・・・」
店員Aの呼び掛けに答えもせず、その男は二匹から視線をそらさぬまま、逆に店員に質問します。
男「この二匹しか居ないんですか?」
店員A「・・・えぇ、今のところは・・・、ですが、あと一月もすれば新しい”ふらぺちっと”が入荷されますので・・・」
男「いえ、それはいいです。・・・こっちの紫のは・・・」
男はぐちゅ子に興味を示した様です。
店員B「こちらですか?こちらは防犯タイプとなっておりまして・・・」
店員Bはひと通りぐちゅ子に関する説明を終えると、ケージからぐちゅ子を取り出そうとします。が・・・
愚「・・・カッ!!」
ぐちゅ子は店員Bに向かってビームを放ちます。しかし、店員Bの方も危険に備えていました。手に持っている特殊な鏡をすかさず掲げます。
キラッ☆  バァァァ――――――ンッ!!
愚「ふぎいぃぃぃっ!!」   バタンッ!
鏡によって反射された自らのビームによって、撃墜されるぐちゅ子。
男「・・・ちょっと危ないみたいですね・・・」
気まずそうな店員A&B・・・
男「じゃあ、もう一匹の・・・間抜けそうな顔してる方は・・・」
店員A「・・・あの・・・こちらには先程の様な危険はありません、ただ・・・」
ここまで喋ったところで、店員Bが店員Aをひじで小突きます。
男「・・・ただ・・・、何ですか?」
店員B「いえ、・・・こちらは見た目通りちょっと間抜けなところがありますが・・・」
男「・・・ちょっと間抜けな方がかわいいかも知れないな・・・、じゃ、これ下さい」
店員A&B「ありがとうございました」
ぽてまよのお漏らし癖の事は、とうとう伝えられませんでした。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:36:16 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  2呆尼

さて、こちらはぽてまよがドナドナされるのと同じ頃のドアの向こう側・・・
店員C「店長、あの二匹の検査結果が出たんですが・・・」
店長「・・・ん・・・、ああ・・・」
店長と呼ばれたその人物は、散らかった部屋の中で、雑多に積み上げられた無数の書類に目を通していました。
店長「やれやれ、あの二匹が想定外の事をしてくれたもんで、その後始末が大変だよ・・・」
ぽてまよとぐちゅ子が逃げ出した事が、この店に与えた損害は決して小さくはなかった様です。
店員C「・・・で、その二匹の検査結果なんですが・・・」
店長「ああ、どうだったかな?・・・」
店員Cが、手に持つ報告書を何枚かペラペラとめくり、目当ての項目を指差しながら、店長に示します。
店員C「・・・どうやら二匹とも開花を済ませている様なんです・・・」
店長「なに!それは本当か!?」
店長は驚き、報告書を店員Cから奪う様にその手に取って、内容を確認します。
店長「・・・う〜む・・・、本当だ・・・信じられん・・・」
店員C「・・・で、気になる健康状態の方なんですが、ピンクの方の体脂肪率が、やや高い事以外は全く問題ない様です・・・」
店長「かさねがさね信じられんな・・・本当だ、健康そのものだな・・・」
報告書を読む店長は驚きを隠せない様です。
店員C「どうしましょうか・・・あの二匹・・・」
店長「・・・今日、百ノ瀬は非番だったか・・・、色々聞いてみたかったが・・・ ・・・レントゲン写真を見ても、再度の開花は望めそうに無いな・・・
    ”ふらぺちっと”としての商品価値が無くなった以上は法律に従うまでだ・・・
    ・・・ああ、もう!つくづく厄介な奴らだなぁ!・・・」
店長は報告書から目を離し、天を仰ぐ様に嘆きの声をあげました。
店長「唯一の救いは検査の数値が普通の健康な”ふらぺちっと”と同等である事だな・・・
    そうでなければ本当に売り物にならないところだった」
店員C「では、急いで二匹を店頭から引っ込めますね・・・」
店長「ああ、こっちは輸送の準備に入るから、そっちはマニュアル通りに頼む・・・」
店員C「了解です」
会話が終わると、二人は慌ただしく、それぞれの仕事に向かいました。

ドアの向こうから戻って来た店員Cが他の店員に事情を説明します。
店員C「あの二匹、もう開花を済ませてるんだ・・・」
店員A「ええ!?ホントですか?」
店員B「信じられないわ・・・」
店員C「・・・なので、開花後、生存の場合のマニュアル通りに・・・」
店員A「あっ!しまった、ピンクの方、さっき売れちゃったんだ・・・」
店員C「何だって?・・・ お客様の連絡先は?」
店員B「・・・たしか、登録カードに住所が・・・」
店員C「・・・分かった、じゃ、もう一匹をマニュアル通りに、私はこの事を店長に知らせてくるから・・・」
店員A&B「わかりました・・・」

店頭では、ただ一匹残されたぐちゅ子が相変わらず無表情なまま、ぼ〜っと景色を眺めています・・・
退屈そうなぐちゅ子・・・ それでも、ぐちゅ子にとって、ここは安全で、それなりに居心地の良い場所でした。
しかし、そんなぐちゅ子に不穏な影が・・・
愚「・・・ふ? ふぎゅうううぅぅぅ―――――――っ!!!」
悲鳴をあげて気絶してしまうぐちゅ子・・・ ・・・一体何が起きたのでしょうか・・・
店員B「・・・よし・・・、じゃ、次は輸送の準備を・・・」
そう言う店員Bの手には、スタンガンが握られていました・・・
17名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:43:34 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  3呆尼

さて、ここはぽてまよを買った男の家・・・ 男はぽてまよの頭を撫でています。
男「カワイイなあ”ふらぺちっと”ちゃん・・・ よしよし・・・」
男は優しくぽてまよの頭を撫でてやりますが、当のぽてまよは、そっぽを向いたまま男を無視しています。
男「う〜ん、懐いてくれないなぁ・・・ 餌が食べたいのかな?」
男はぽてまよと一緒に買ったふらぺちっとフードをお皿に入れてぽてまよの前に置いてみました。
呆「・・・ほに?・・・ほにほに・・・」
ぽてまよは匂いを嗅いでみますが、すぐにプイッ!とそっぽを向いてしまいます。
男「う〜ん・・・、そういえば名前をまだつけてなかったな・・・ 何にしようか・・・」
ぽてまよは内心(まよの名前は「ぽてまよ}だいっ!)と思っていましたが、あえて黙っていました。
男「そうだ、ほにほに言ってるからほにちゃんにしよう!」
そのまんまのネーミングにさすがのぽてまよも呆れ顔です。
男「ほ〜にちゃ〜ん♪カワイイね〜」
当然ぽてまよは無視を決め込んでいます。
少しイラついた男は、ぽてまよの猫耳の様なモノの先っぽに、触れるか触れないかの微妙な間隔だけ離れた位置に指を持っていきました。
・・・ふるっ・・・ ・・・ふるふるっ・・・ ・・・ぷるぷるぷる・・・
ぽてまよは片方の猫耳の様なモノをくすぐったそうにプルプル振るわしています。
そして、それではこらえきれずに、片方の後ろ足で猫耳の様なモノを”かきかき”と掻き始めます。
男「カワイイね〜、ほ〜にちゃん♪」
男はその後ろ足を軽く指でつまんで、ぷにぷに、と力を軽く加えてみました。
愛情表現のつもりだったこの行為により、今度はぽてまよがイラッときた様で、
呆「シャ――――――――ッ!!」
と、振り向きざまに男を威嚇します。
・・・男の胸の奥に、何かゾワッとしたモノが沸き起こりました。が、男はまだ理性をはたらかし、
男「あ〜ごめんごめん、悪気はなかったんだよ、ほ〜にちゃ〜ん♪」
と優しくぽてまよの頭を撫でようとします。・・・が、
呆「ガブッ!!!」
桐原の手に噛み付いた様に、男の手に噛み付いてしまいます。 ・・・これは完全に余計な事でした・・・
男「・・・ほぉ・・・、ほにちゃん、そう来るかね・・・」
静かな口調ではありますが、男の声には明らかに怒りの感情がこもっていました・・・
18名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:47:02 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  4呆尼

しかし、馬鹿なぽてまよは、尚一層、ガブッと、力を込めて男の手を噛みしめてしまいました。
男「懐かないのは仕方ないにしても、人の手に噛み付くのはいけない事、なんだよ・・・」
そう静かにつぶやくと、男は、ぽてまよに噛まれている手を、引き抜こうとはせず、逆にぽてまよの口の中に押し込み始めました。
呆「・・・う?うがが・・・、・・・あががが・・・」
男の思わぬ行動に、両手で男の腕をつかみ、吊り上げた目に涙をためて、慌てふためくぽてまよ。
男は、さらに噛まれていない方の手で、ぽてまよの後頭部をつかみ、噛まれている方の手をググッとぽてまよに押し込みます。
呆「・・・ふ・・・、うぐうぅぅ・・・ぅぅぅ・・・」
男の手に噛み付くために大きく開けられたぽてまよの大口の両端からは、飲み込めずに口内からあふれ出たぽてまよの唾液が、ダラダラと漏れ出ています。
そして、ぽてまよはその小さな両手を一生懸命に動かして男の手を自分の口から引き抜こうとします。
勿論ぽてまよの力ごとき、男はものともしません。それどころか、このぽてまよの行動、ぽてまよの小さな手が自分の腕に、ぴとっ、ぴとっ、と触れる感覚が、
男になおさら嗜虐心を沸き起こさせてしまいます。
男「おやおや、自分で噛み付いたんだろう?今さら口から出したくなったのかい?」
そう言いながら男はより一層、力を入れて、自分の手をぽてまよに押し込んでいきます。その指先はもはやぽてまよの食道に達していました。
呆「ヒュ―――――ッ、ヒュ―――――ッ・・・」
ぽてまよの気道は男の手によって、ほとんど塞がれ、わずかな隙間を使って呼吸するのがやっとの状態です。
ぽてまよの食道は男の手を吐き出したいぽてまよの意思とはうらはらに、男の手を飲み込もうとする蠕動運動を始めます。
呆「ひぐうぅぅぅ・・・ひいぃぃ・・・」
ぽてまよの手は、もはや男の腕をつかむ事もできず、でたらめに、力無く空を切るばかりです。
そうこうしているうちに、男の手が、それまでの狭い管から、やや広めの空間に到達しました。
男「お?何だろ・・・、胃袋かな?・・・」
男は、その空間で、手を手前側へグイッと曲げてみました。
呆「・・・ふぐぇ・・・」
ぽてまよの滑稽なうめき声とともに、その腹がポコッと隆起しました。
男「・・・面白い・・・、やっぱり胃袋だったか・・・」
呆「はへ〜・・・、はへ〜・・・」
男は何度かぽてまよの腹をポコポコとしましたが、それにも飽きてきたし、ぽてまよも紫色に変色してきたので、手をぽてまよから引き抜いてやる事にしました。
男「面白かったねぇ〜、ほ〜にちゃん♪・・・じゃあ手を引き抜いてあげるね〜」
呆「・・・ほ〜・・・、・・・ほ〜・・・」
男はぽてまよの後頭部をつかんでいた手を離し、その手で今度はぽてまよの尻尾をガッチリとつかみます。
そして、ぽてまよの体内にある手は、ぽてまよの胃袋の中で、ギュッと拳の状態に握り締められました。
男「じゃあ抜くよ〜・・・、せ〜のっ!」
男は、かけ声とともに、ぽてまよの体内から一気に手を引き抜きました。
呆「ぐぶゅげびょびょびょお゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!」
男の手とともに、ぽてまよの体内から胃袋まで飛び出てしまいました。
男「おお、ピンク色の胃袋!健康だねぇ、ほにちゃん」
呆「ふごっ、ふごっ、ふごっ!」
ぽてまよは慌てふためき、辺りを走り回りながら、飛び出した胃袋を両手で再び体内へ押し戻そうとします。
男「ホントに間抜けな姿だな・・・」
呆れ顔の男は、目の前で滑稽な醜態を晒しているぽてまよを、思い切り壁に蹴り飛ばしました。
呆「ぼに゛ゃっ!!ぐがっ!!!」   ジャ―――――・・・・・
後頭部を壁に強打したぽてまよは、上下逆さまに頭頂部から床へと落下、
さらに失神&失禁で、体外に出た胃袋もろとも全身自分の尿まみれになってしまいました。
男「あ〜あ、漏らしちゃって・・・」
尿浸しの胃袋は、尿まみれのまま、ゆっくりとぽてまよの体内に戻っていきます。
男は、一応ぽてまよを、風呂場で洗ってやる事にしました。
19名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:51:09 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  5呆尼

男は、風呂場でたらいにお湯を入れ、ぽてまよから尿まみれの服とパンツを脱がせて、ぽてまよを丁寧に洗いだしました。
胃袋もすっかり体内におさまり、気を失ったまま眠ってしまったぽてまよの寝顔は、それなりにカワイイものでした。
呆「・・・ほぇ・・・、・・・ほぉ・・・、・・・ほぇ・・・」
それなりにカワイらしい寝息もたてています。
男「・・・カワイイ・・・のにな・・・」
男は、ぽてまよをカワイイと認識しつつ、それにも関わらず・・・、いや、むしろそれだからこそ、
この”ふらぺちっと”に自分の嗜虐心が、異常なまでに激しく刺激される事を、改めて感じるのでした。
踏み潰したくなる顔、ひねり上げたくなる手、パンチを入れたくなる腹、切り取りたくなる足、蹴り上げたくなる尻、引きちぎりたくなる尻尾、
壁に叩きつけたくなる頭、切り落としたくなる猫耳の様なモノ、爪切りでプチンとやりたくなる指・・・
この”ふらぺちっと”を構成する全ての要素が、カワイイという感覚と、それとは正反対の嗜虐心という二律背反する感情を同時に沸き起こさせるのです。
男は歯を喰いしばって自分の嗜虐心を押さえ込みながら、ぽてまよを、それでも優しい手つきできれいに洗ってやります。
呆「・・・す・・・にゃお・・・」
その時、ぽてまよが寝言を言いました・・・ 素直の夢でも見ていたのでしょうか・・・
男には、それが前の飼い主の名前だとは知る由も無く、ただの鳴き声の一種だという認識しかありませんでした。
ですから、前の飼い主に対する嫉妬心などはありません。ですが・・・
呆「・・・すにゃ・・・お・・・、・・・ほに・・・ほ・・・に・・・」
その耳元がこそばゆくなる様な鳴き声に、懸命に押さえ込んでいた男の嗜虐心が再び炎の様に燃え上がりました・・・
男はシャワーヘッドを細長いノズルに換えて、そこから出る温水の温度を、ぽてまよの体温とほぼ同じ高さに調節しました。
そして、一旦放水を止めると、そのノズルの先に軽く石鹸水をつけ、ぽてまよが目を覚まさない様に、ゆっくりとそれをぽてまよの肛門に挿入し始めたのです。
呆「・・・んむ・・・、・・・ん・・・ ・・・ほ・・・に・・・」
ぽてまよは少し声を発し、顔をしかめ、身をよじりますが、目を覚ます事はありませんでした。
ある程度の深さまでノズルを挿し入れると、男は再び温水を流し始めました。
ぽてまよの体温とほぼ同じ温度に調節された温水が、ノズルを通ってぽてまよの腸内に流し込まれていきます。
呆「・・・ほにぃ〜・・・」
暖かいのか、ぽてまよはどこか気持ち良さ気な表情をします。しかし、その一方で、そのお腹は温水によってどんどん膨れていきます。
風船が膨らむ様に、ぽてまよのお腹はパンパンの状態にまで膨れ上がります。すると・・・
呆「・・・う・・・、うぐ・・・、・・・ごぶっ・・・、ごほっ・・・ごぼっ・・・」
ぽてまよが苦しそうに咳き込み始めました。よく見ると口の中に吐瀉物が溜まり始めている様です。
男はぽてまよの顔を静かに横に向けます。
呆「げぴょぴょ〜・・・、げぴょぴょ〜・・・」
ぽてまよの口から、消化されかかった餌が吐き出されました。
呆「げぴょっ!ぐぶぶぶ・・・、えけっ!えけっ!げびょびょっ!?げびょびょっ!?」
手足をぐるんぐるんと動き回して激しくむせかえるぽてまよ。やっと目を覚ました様です。
男「やあ、お目覚めかい?ほにちゃん。おしっこ漏らしちゃったから洗ってたんだけど、もどしたモノでまた汚れちゃったねぇ・・・」
男はそう言いながら、パンパンに膨れ上がったぽてまよのお腹に手を当てて、ゆっくりと体重をかけていきます・・・
呆「ごぼぼぼぼぼぼぼ・・・」
ぽてまよの口から勢いを増してゲル状の何かが吐き出されていきます。そのうち、茶色の悪臭を放つ物体まで出てきました。
男「おっ、ほにちゃん、ウンチだよっ!口からウンチしちゃったよほにちゃん!」
呆「げびょびょびょびょごごごびゅびゅぼぼぼえ゛え゛え゛え゛・・・・・」
ぽてまよ自身も自分の口からウンチが出てきてしまって信じられない思いでいるのですが、
身体の奥底から込み上げてくる固体と液体が容赦なく食道を逆流してくるので、
それらを吐き出すのに精一杯で、ショックを受けている余裕などあったモノではありません。
そのうちぽてまよの口からは、きれいな透明の液体しか流れ出なくなっていました。
男「ほにちゃん、身体の中もきれいになったねぇ〜・・・」
呆「・・・・・・」
ぽてまよは再び気を失ってしまった様です。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:55:55 ID:RLgWikBa
すばらしい、支援
21名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:56:54 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  6呆尼

男は放水を止め、ノズルをぽてまよの肛門から抜き取ってやりました。
・・・ゴポッ、ブブビュビュビュビュ・・・・・・ブリッブリリッ、ブビュ―――――――――――・・・・・・
ぽてまよの肛門は、お腹を下した時の排便の様な音を派手にたてますが、そこから勢いよく噴き出す液体は透明な温水です。
男「これでおしっこまみれになった胃袋もきれいになったね、ほにちゃん」
男は、改めてぽてまよの身体を洗って、風呂場もきれいに掃除します。ぽてまよは、未だ気を失ったままです。
呆「・・・ぶっ・・・、ぐぶっ、ぐぶぶぶっ!?」
ぽてまよが強烈な息苦しさによって目を覚ましたのはお湯の中でした。
男は両手でぽてまよの身体をつかみ、風呂桶のお湯の中に沈めていたのです。
暴れるぽてまよを、男は一旦お湯から上げて、
男「ちゃんと息しないと死んじゃうよ〜ほにちゃん」
と、ぽてまよの目を見て呼び掛けると、再びぽてまよを水没させます。
呆「ぐぶぶぶ・・・、げびょびょびょ・・・」
しばらくそのままぽてまよを水没させておき、再びお湯から上げます。
呆「ぷはーっ!ほぉー、ほぉー・・・」
ぽてまよに、2、3度呼吸させると、再び水没・・・  これを同じリズムで数回繰り返します。そして・・・
呆「ぷはっぐぶゅぶゅぼぼぼ・・・」
今度はぽてまよに息継ぎの暇を与えずに水没させます。より一層激しく手足を振り回して暴れるぽてまよ。
男「いやぁ元気だねぇ、ほにちゃん」
再びぽてまよをお湯から上げると、今度はしばらく呼吸をさせます。
呆「ほぉーっ、ほぉーっ、ほぉーっ、ほにぃ〜・・・ほにぃーっ!ほにぃーっ!!」
怒りの声を上げられる程に回復したところで、再びの水没。
呆「ぐぶぶぶ・・・、ごぼぼぼ・・・」
今度はなかなかぽてまよをお湯から上げません。ぽてまよは、尚一層激しく暴れだします。
呆「ごぼっ!ごぼっ!げびょびょっ!!・・・・・」
しばらくすると、急にぽてまよの動きが止まり、静かになってしまいます。そこで、男はぽてまよをお湯から引き上げます。
しかし、ぽてまよは真ん丸白目のまま動きません。 男はおもむろにぽてまよを上下逆さまにします。
口からゴボボ・・・とお湯が流れ出ます。次に男はぽてまよの足をワシ掴みにして、その身体を壁に押し付け・・・
・・・ボゴォッ!!!
呆「ぼぶぇ゛ぇ゛ぇ゛っ!!!」
ぽてまよのみぞおち辺りを思いっきりパンチします。その衝撃で、ぽてまよは息を吹き返した様です。
呆「ほにぃ〜・・・、ほにぃ〜・・・、えぐっ、えぐっ・・・」
泣き声を上げるぽてまよ。男は、そんなぽてまよをワシ掴みにしたまま風呂場から出ると、
部屋に設置してあるケージの中へぽてまよを叩きつける様に放り込みました。
呆「ぼふぇっ・・・、えぐっ、えぐっ・・・」   ・・・グウゥゥ・・・
泣きじゃくるぽてまよの腹が、大きな音をたてて鳴りました。
男「そうか、お腹ん中空っぽになったんだな・・・」
男は、ぽてまよに首輪とリードをつけると、ケージから出してやりました。そして、餌の入った皿をぽてまよの前に置き、
男「さ、餌だよ〜、ほにちゃんお食べ〜」
と、優しい声でぽてまよに語り掛けました。
ぽてまよは、この男は冷たいのか優しいのか、と、足りない頭を混乱させていました。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 18:59:24 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  7呆尼

とりあえず、違う名前で呼ばれるのが気持ち悪いので、それを訂正させようとします。
呆「まにょ、にゃ、ほににゃ、にゃにゃっ、まにょにゃ、もにぇ、まにょ、もにぇ、まにょ、にゃー」
男「ん〜?どうしたの〜ほにちゃん・・・」
呆「ほににゃ、ににゃっ!もにぇ、まにょ、まーにょーっ!!」
しかし、そんなぽてまよの訴えも男には通じません。男は餌をその手に取ると、ぽてまよの口元まで持っていき、
男「ほ〜ら、ほにちゃん、おいしいご飯だよ〜、あ〜んして〜・・・、あ〜ん・・・」
ぽてまよは自分の言いたい事が伝わらない事と、この男の態度にイラッときた様で、
呆「ほにぃぃ―――――――――――っ!!!」
と叫んで、男の手の上にある餌を払い落としてしまいます。
男は間髪入れずにぽてまよのほっぺたを平手打ちしました。それによって、壁まで吹き飛ばされるぽてまよ。
呆「ぼに゛い゛ぃ゛ぃ゛っ!!にゃあ!?あにゃにゃあ!?」
男「食べ物を粗末にする事は悪い事なんだよ?・・・ほにちゃん・・・」
怒気のこもった声で男はそうつぶやくと、ぽてまよの首輪からのびているリードを勢いよく引っ張りました。
呆「ほにゃっ!?」
男の足下まで転がされたぽてまよを、今度は足で蹴りつけます。
呆「ぼに゛ぇ゛っ!!」
勢いよく壁に激突するぽてまよ。再びリードを引っ張り、ぽてまよを足下まで転がす男。それをまた壁へと蹴りつけます。
呆「ぐびゃあ゛ぁ゛っ!!」
男は壁に激突したぽてまよのリードを再び引っ張ると、今度はそれを短く持って、縦方向に勢いよく回し始めます。
車輪の様に高速回転させられるぽてまよ。
呆「あにゃにゃ、あにゃあにゃ・・・」
すると今度は、その回転の勢いを利用してぽてまよを何度も床に叩きつけます。
ドンッ!呆「あびゃっ!」  ドンッ!呆「ぼに゛ゃっ!」  ドンッ!呆「う゛ぎゅあ゛っ!」
その時の男の姿は、さながら大地を耕す農夫の様でした。   ・・・そこへ・・・
ピンポーン・・・
来客を示すチャイムの音が聞こえてきました。
男「・・・誰だ、こんな時に・・・」
男は床で目を回してのびているぽてまよをほったらかしにして、来客の応対に向かいました。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:01:06 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  8呆尼

・・・ピンポーン・・・
男「はーい、どちら様ですかー・・・、・・・あ・・・」
男が玄関の扉を開けると、そこに立っていたのは、あの”ふらぺちっと”販売店の店員でした。
店員「申し訳ありません・・・ 本日、当店よりご購入いただいた”ふらぺちっと”について、なんですが・・・」
男「・・・あの子が、何か・・・」
いじめてたのがバレたかな?と、ちょっと男はドキドキします。が、
店員「すでに開花していた事が判明いたしまして・・・
   開花を済ませた個体は”ふらぺちっと”としての価値を失っていますので、
   ご購入金額の全額をお返しいたしますので、
   お客様がご購入された個体の方を、こちらにお返し願いたいのですが・・・」
いじめてたのがバレたわけではなかったのでホッとする男。
男「そうなんですか・・・ でも特に問題も無いし・・・ ・・・気に入ったので、このまま飼い続けるわけにはいきませんか?・・・」
ぽてまよに嗜虐心を刺激される事がクセになっていた男は、ぽてまよを手放すのが惜しい様子です。しかし・・・
店員「”ふらぺちっと”に関する法律もありますし・・・ それはちょっと・・・」
その時、店員の声を耳にしたぽてまよが玄関に、ぽきゅ、ぽきゅ、ぽきゅ、と、ふざけた足音をたてて歩いてきました。
男「あっ・・・ほにちゃん・・・」
呆「ほにゃにゃー!まにょ、ににゃにゃー!にょににょ、ににゃにゃー!ほにー!ふんふん!」
ぽてまよは、いじめられていた事や、居心地の良かった店に戻りたい、出来れば素直の家に帰りたい事を、店員に訴えます。
店員「この子ききわけが悪くて大変でしたでしょう?お漏らし癖もありますし・・・」
お漏らし癖の事は聞いてないぞ、と男は内心思いながら、渋々ぽてまよを手放す事にします。
店員「本当に申し訳ありません。新しく”ふらぺちっと”が入荷されましたら格安でお譲りいたしますので・・・」
男は、(あの”ふらぺちっと”ほど嗜虐心を沸き立たせてくれるモノは他に無いだろうな・・・) と思いつつ、残念そうな表情でぽてまよを見送ります。
自分の訴えが聞き入れられた、と勘違いした馬鹿なぽてまよは、勝ち誇った様な表情で店員に抱っこされながら、男の元を去って行きました・・・

店員「じゃ、ちょっとここにいてじっとしててね・・・」
店員はそう言うと、ぽてまよを静かに地面に置きました。
呆「ほに?・・・ほ・・・、びゃあ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛―――――っ!!!」
ぽてまよは、ぐちゅ子と同じ様にスタンガンによって気絶させられてしまいました・・・
24名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:04:17 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  9呆尼

呆「・・・ほ・・・ほに・・・ ・・・ほに?・・・」
ぽてまよが目を覚ますと、そこは真っ暗でとても寒い場所でした。
(冷蔵庫の中に似ている・・・ ひょっとして素直の家!?)
ぽてまよは期待に胸を膨らませます。が、そこは冷蔵庫の中にしてはかなり広く、両側には戸棚の様なモノがズラッと並んでいます。
呆「・・・ほに・・・ほ・・・」
ぽてまよは、自分自身も、その戸棚に載せられている事に気付きます。しかも全裸の状態です。
よく見ると、自分の身体は区切りの様な薄い板に囲まれています。
呆「・・・ほにほ・・・ ・・・! にゅにゅ、にょ?・・・」
区切りから身を乗り出して辺りを見廻すと、隣のスペースに横たわっているぐちゅ子を発見します。ぐちゅ子も全裸です。
ぽてまよは区切りの板を乗り越えて、ぐちゅ子のスペースに入り込み、ぐちゅ子を揺り起こそうとします。
呆「にゅにゅ、にょ・・・ にゅ、にゅにょ・・・」
愚「・・・ぐ・・・、ふあ?・・・」
目を覚ましたぐちゅ子は、寝ぼけてぽてまよにビームを放とうとします。 しかし両脇の蛇からは何も出ません。
愚「ふ?・・・、う・・・、・・・ぐ?・・・」
ぐちゅ子が両手で両脇の蛇に触ると、どうやらそれらは特殊な拘束具で、その自由を奪われている様でした。
呆「ほに、ほに」
ぽてまよにうながされ、ぐちゅ子も辺りを見廻し、周囲の状況を理解します。
二匹は、さらに詳しく周囲を調べようとします。すると、戸棚は全て薄い板で四角く区切られ、その四角いスペースには、
それぞれ一匹ずつ”ふらぺちっと”が納められている事がわかりました。
呆「ほにゃ、ほにゃ」
ぽてまよは”ふらぺちっと”のほっぺたを、ぺちぺち、と叩きます。しかし、”ふらぺちっと”は目を覚ましません。
それどころか、”ふらぺちっと”の身体は氷の様に冷たく、全く血の気がありません。
呆「ほにゃあ〜?」
どうやら、ぽてまよとぐちゅ子以外の”ふらぺちっと”達は、全て死体の様です。
呆「あにゃにゃ・・・」   愚「・・・う゛・・・」
少し気味が悪くなる二匹・・・   そこへ・・・
・・・ガシャーン・・・ バタン・・・
大きな音とともに、まぶしい光が室内を照らします。 どうやらこの部屋の扉が開け放たれた様です。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:04:44 ID:RLgWikBa
くそまよバカスwww一瞬希望を持たせてから突き落とすのがすごくいい!!
それにしても、ちょっと書いてみたさんのくそまよの鳴き声も
男子生徒さんのとはまた少し違った趣があっていいなぁw
26名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:05:49 ID:LmzAGAe8
ちょっと書いてみた物語X  10呆尼

スタッフA「あっ、二匹もう目ぇ覚ましてるぞ」
スタッフB「逃げられる前に捕まえとけ!」
スタッフが慌てて二匹を捕まえます。 もっとも寒さのせいか、まぶしい光で目がくらんだせいか、
二匹はスタッフが心配した程の抵抗も見せず大人しく捕えられてしまいます。
スタッフA「今のうちだ、急いで片付けちまおう」
二匹はスタッフ達に抱えられたまま、ある建物の中に入っていきます。
そこは、ぽてまよがテレビで以前見たチョコレート工場に少し似ていました。
呆「あにゃぁ〜、ちょ〜、ちょ、ちょ、ちょ〜・・・」
チョコレートが食べられるのかな?と期待を抱くぽてまよ。
しかしスタッフ達はそんなぽてまよ達を気にも留めずに淡々と仕事を進めていきます。
二匹はベルトコンベアーの様なモノの上に金属製の留め具で足から肩までをガッチリと固定されてしまいます。
それは、ぽてまよがテレビで以前見たジェットコースターにちょっと似ていました。
絶叫マシーンはちょっと怖いな・・・ でも遊園地みたいに楽しいのかな・・・
ぽてまよの胸を不安と期待がよぎります。
ベルトコンベアーが動いていきます。
よく見ると二匹の前も後ろも、”ふらぺちっと”達が二匹と同じ様にベルトコンベアーに固定された状態で、ズラッと並んでいます。
それらは、先程の部屋で見た”ふらぺちっと”の死体達の様でした。
呆「あにゃにゃ・・・」
やがてベルトコンベアーは半回転する様に上下逆さまの状態になります。
やっぱりジェットコースターなのかな? と、ぽてまよは思います。
留め具によってしっかりと固定されているため、逆さまになっても二匹を始めとする”ふらぺちっと”達が落ちる事はありません。
そして、ベルトコンベアーは何かの機械の様なモノの中に入っていきます。
そこは薄暗く、ガチャンッ!ドンッ、ガチャンッ!ドンッ、と、大きな音がします。
呆「にゃにゃ・・・、す、にゃお・・・」
以前行ったお化け屋敷みたいだな・・・ と、ぽてまよは少し怖くなり、思わず素直の名前をつぶやきます。
愚「ひぐっ!!」
ぽてまよのひとつ前に固定されているぐちゅ子が驚きの叫び声を上げます。
呆「にゃにゃあ?」
どうしたのかな?と、ぐちゅ子に注目するぽてまよ。その直後・・・
呆「ぴゃっ!!!」
今度はぽてまよが叫び声を上げました。
それは、ガチャンッ!という大きな音とともに、ぐちゅ子の首から先が、その身体から、はねられて落下していったからです。
呆「あにゃにゃにゃ・・・」
次の瞬間ぽてまよは、首の辺りに強い衝撃を感じ、それと同時に目の前が真っ暗になりました・・・
・・・それが、ぽてまよの最期でした・・・ ぐちゅ子と同じ様に首をはねられたのです。
・・・ここは・・・”ふらぺちっと”の食肉処理場だったのです。
本来”ふらぺちっと”は、花が咲き、種子を残すと死んでしまうのです。実際「ぽてまよ」と「ぐちゅ子」も一時、仮死状態になりました。
しかし、何故か二匹は、そこから息を吹き返してしまったのです。
稀に起こる現象ですが、そういう場合でも普通は一ヶ月以内に死んでしまうのです。
死んでしまった”ふらぺちっと”は、”ふらぺちっと”法に基づき、種子は飼い主の元に残され、死体は果肉として購入元の販売店か、
各自治体の”ふらぺちっと”センターに速やかに回収される事になっているのです。
では、ぽてまよ達の様に開花後も生き残ってしまった場合はどうするか、というと、
生きている状態でも、果肉として、死体と同じ扱いをする様に定められているのです。

・・・二匹にとって、ここは文字通り絶叫マシーン・・・、いや、”絶命マシーン”だった様です・・・
ちなみに、元ぽてまよだった果肉は食用には不適格とされ、焼却処分になりました。

     ―――――完―――――
27名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:12:12 ID:RLgWikBa
                                 /   ,ヘdヘ
                                /.  ▼/wヘ ▼  ふらぺちっと
                               /    〈_(.゚ヮ゚ノ_〉   食肉処理場
                             /______________
                                  .┠┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
                              ポギャッ.┣┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
                            ポギャッ\.┣┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
                                 \ ┣┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
.ほにほにほにほにほにほにほにほにほにほにほにほ ┣┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
  ,ヘdヘ   ,ヘdヘ   ,ヘdヘ    ,ヘdヘ   ,ヘdヘ   ,ヘd,┣┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
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      ||⊃ ⊂)| (⊃ ⊂) (⊃ ⊂) (⊃ ⊂)‘(⊃;'~;、    /,.;     ウイン
      ||`u〜u'.| `u〜u'  `u〜u'  `u〜u''∵`u '~;ヾ、__, ,/彡・,∴
      ||◎)三) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○)゚・/;;'"γ'⌒;ヽ、`ミ゚;`'.'∵
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              |\| ̄|ウイン  |\| ̄|(( i;;;;;;;;;;i  ◎  ゙i ;'λ
             |\| ̄| ウイン |\| ̄|   ヾ;;;;;;;,ヽ、   ノ  λ(;;;)∵,;;;;‥)`:;;・'∵;゙・'‥'∵;ン:・';;.': 'ν';,、
             .\| ̄|     \| ̄|    `ー--=ニ-ー'    ∵ ∞w(;';;∵8‥゙;;;),,,....∵(;:ン'ν'∴'; :;・; ,;'〜゙':';,、
                 ̄        ̄            ∵ (;';;∞∵‥゙;λ;;),,,....  ∵ (;';;∵λ‥゙;;;),,,.....'・; ';,(;;);;∵(;;シ・::',ヾ
28名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 19:15:35 ID:RLgWikBa
>>26 乙!!ラストは久々にこの↑AA思い出したwww
くそまよ肉の焼却処分は当然として、ぐちゅ子の方は野趣ある味が期待できそう・・・かなw
29名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 21:21:14 ID:mq8KkTyT
ちょっと書いてみたさんの文読むと自分でもなんか書きたくなるなあ。

30名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/01(火) 23:46:42 ID:86GArl4t
>この”ふらぺちっと”を構成する全ての要素が、カワイイという感覚と、
>それとは正反対の嗜虐心という二律背反する感情を同時に沸き起こさせるのです。
この表現がステキすぎるなぁ
まさにその通りと共感せざるをえない

しかし、真の最終回と言っても過言ではない作品を目の当たりにして言うのもなんだけど、
くそまよを食肉処理場に入れちゃって大丈夫だったんだろうか
あんな重汚染物質を入れたら施設の消毒とか大変そうだ
31名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 20:31:11 ID:k03od6u0
>>10
>何考えてこんなの作ったんだ?
今さらだが、ふらぺちっと自体は俺達が思うほど駄目な生物ではないんじゃないかと思う

腹黒無能不潔ヘタレ馬鹿売れ残り淫獣くそまよが特別駄目すぎるだけで
32名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/07(月) 20:55:07 ID:1vU7JigQ
ぐちゅ子はボディガードとして役に立つかもしれん。
残りの三匹は?特にたまチー。あれ食うだけだろ?正直可愛くもない。ぽてまよより無能。えっ、何用?
てゆうか、人間並みの扱いしなければならないのがなあ。1日三千円位のコストの価値あるんかい?
33名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/09(水) 00:32:47 ID:a6qMSZGU
まめは子供がいないor独立した家庭とかに需要がありそうだな
親に欲情するド変態だけど

たまチーは…本気で利点が見出せないな
くそまよのコドモって時点で価値がないし
まぁ、一番いらないのはくそまよであることに揺らぎはないけど
34名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 19:55:27.70 ID:zNQDJQ1H
かわいいかわいいぽてまよちゃんを某淫獣と契約させて魔法少女にならせてあげたいなぁ
魔法の力で大好きな素直を独り占めしたり大嫌いなみかんを奴隷にしたりできるから
ぽてちゃんもきっと喜んでくれるよね
35名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/22(火) 20:09:09.04 ID:Z357Jd4p
お、痛い書き込み。
今までにない発送だから、もっと書いてくれ。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2011/02/23(水) 07:13:44.94 ID:2lYWEcQz
きわめて利己的で反省もしないので、
あの世界の魔法少女には向いていそうだ
37名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/03(木) 21:12:31.93 ID:sYHBZhht
害獣の自称 「まにょ」。実は半島語で 「魔女」。
絶望を撒き散らす存在なのも宜なるかな。
標的となった素直は一生使い魔......。合掌

素直の中の人、おつかれさまでした...
38名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/05(土) 02:36:01.69 ID:XYpT4p/d
魔女裁判にかけるべきだな。この腐れ淫獣は
39名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/08(火) 23:18:03.11 ID:xvifpz2e
裁判にかけるまでもない
子供のふりした変態淫獣くそまよは即処刑すべし
40名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/30(水) 02:30:05.58 ID:8qJld4fi
誰かSS書いて〜♥
わしも書くから・・・
41名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 01:48:26.42 ID:M3CH3EKi
書きたいけど、中途半端なストーリーしかできん。
これだけSSのレベルが上がるとヘタなモノは書けんね。
アンチスレ2の時はSSの乱発だったけど、文は上手くなくてもキラリと光るのが多かったなあ。
ぽてまよの頭にウンチ付きのパンツ被せて踊らせるなんて常人では思い付かんよ。
42名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 01:58:32.75 ID:lhwqb3SN
くそまよと掃除機の話もグロいけどなかなか面白かった
あと中〜長編では200%の後始末が未完なのが実に惜しい
43名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 01:59:35.86 ID:lhwqb3SN
ごめんひとケタまちがえたw

× 200%
○ 2000%
44名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 02:10:28.87 ID:M3CH3EKi
ああ、小さなぽてまよが一杯でてくるやつか。面白かったな。あれは完結してたんじゃないか?
最後は殺してしまうより、惨めに生きながらせたほうが好きだな。
生意気にも恋愛感情を持っているせいで色々辱しめを受けるのが好きだ。
45名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 02:37:06.57 ID:lhwqb3SN
むったん家やねね家に引き取られた奴等について書かれてないから未完じゃないかと
それとも、続きは各々の脳内でってことなのかな?

>生意気にも恋愛感情を持っているせいで色々辱しめを受けるのが好きだ。
これは心の底から狂おしいほどに同意
ストレートに性的虐待を受けるのもメシウマで笑えるし、
どんなに素直に好意を寄せても所詮ガキ扱いしかされない滑稽さを描いたようなSSもまたいいw
46名無しさん@お腹いっぱい。:2011/03/31(木) 06:54:59.25 ID:Pn0irnLg
近く出るであろう単行本 5巻が最後の燃料......かな?
47名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/01(金) 00:43:20.68 ID:h540B2AY
そういえば初芝家に貰われたミニまよが犬に食われたとこで終わっていたっけ?
アンチスレ1の頃は本当にレベルが高かった。ぽてまよを突然三人の男たちが虐待するのも面白かった。
水槽に沈めたぽてまよを電気ショックで目覚めさせ、ピクピクさせてたな。
あの文章は男子生徒さんとみた。
48名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/01(金) 01:12:39.75 ID:NAPYvAN5
初芝家のその次の、くそまよ分裂直後の森山家の状況を描いたとこまでだね
あそこが中盤の盛り上がりで、後半でむったんやねね兄たちの変態的な責めが見られると期待してたんだがなぁ
憶測だけどSS作家自身もあまりに気合が入りすぎて上手く文章をコントロールできなくなったんじゃないだろうかww

水槽のは、テニスラケットでフルボッコにするやつだねwあれもたしかに素晴らしかった
ただ男子生徒さんはあの時期休筆中で、復活作として後に「ある男子生徒ですが」が始まったんだよね
まぁ、長編執筆前の肩慣らしとして、同じ人が書いていたとしても不思議ではないけれど

あと初期のSS作品に共通して言えるのは、くそまよの表面的なムダな可愛らしさをうまく強調してるところだと思う
これによって身の程知らずでドス黒い内面とのコントラストが際立って
読者の嗜虐心がますます刺激されることになったんじゃないかと
49名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/01(金) 18:59:57.91 ID:h540B2AY
そうか、そういえばぽてまよが漏らした小便を自分で拭くというのがあったな。
水槽のは沢山の人間に嗜虐心というものを目覚めさせた傑作である。
初期といえばぽてまよが木になってしまうのもあったな。あれはまあ、ねえ。アイデアは良かったかもだけど。まあ、作者さんも認めてたし。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/02(土) 17:37:56.74 ID:xijrHGiR
ミニまよ処分は、
夏家に行った2匹のうち、まだ1匹が生き残っていたような......
つまり、まだ被害拡大の余地が
51名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/02(土) 18:58:33.17 ID:DqyKg3BC
長編神さんのSSはアンチスレ1にある7-2が最後? あれで完結とも思えないけど・・・ ターゲットがぐちゅ子に移って続くのかと思ったのになぁ・・・
男子生徒さんのSSは「世間を知る」も「プレゼント」も名作ですな。もちろん今の「ある男子生徒ですが」もね。

やっぱりみんなでSS書いて盛り上げていきましょうよ。 私も書くから・・・
52名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/02(土) 20:26:15.77 ID:OqWWY6J8
そうですね。
文章の勉強にもなるし。
なんとかアイデア出して行きましょう!
53名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/08(金) 22:25:53.14 ID:P1EtszAy
定期age
54名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/09(土) 09:53:10.28 ID:YIZkRY4v
たいへんだ コマちゃんが害獣化してる
55名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/14(木) 00:15:20.28 ID:mN+8icmF
ttp://www.enterbrain.co.jp/magical-cute/sp/komachan/images/comic/32.jpg

コマちゃんが魔女化した姿 = 害獣
56名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/14(木) 00:27:44.75 ID:6wi9rNeW
やっぱ、絵は素晴らしいな。
惹き付ける何かを持っている。次回作はもうちょいメジャーな誌で書いてほしい。
57名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/14(木) 23:19:54.77 ID:vogsuux3
>>54
コマちゃんは混じりけなしのアホの子だから許す
くそまよが同じことしたら絶対に許さん

>>56
話もけっして悪いわけではないな
むしろいい方
惜しむらくは、素晴らしいストーリーを演じさせるには
くそまよというキャラクターがミスキャストだったこと
奴が制御不能の産廃すぎたせいで台無しになってしまった
58名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/20(水) 02:08:03.73 ID:Gi4oR2hZ
      ∧_∧
     ( ´∀` )  ちょっくら原発に放り込んでくるわ
     /⌒   `ヽ
    / /    ノ.\_M
    ( /ヽ   |\___E)
    \ /   |   /  \
      (   _ノ |  /  ,ヘdヘ  \
      |   / /  |▼/wヘ ▼ |ほに〜
      |  / /  |〈_(.゚ヮ゚;ノ_〉|
      (  ) )   |. 《⊇⊆》  |
      | | /      |. `u〜u'   ノ
      | | |.        ̄ ̄ ̄ ̄
     / |\ \
59名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/20(水) 02:11:49.50 ID:/Eqc3Uwb
>>58
待て、そんなことしたらますます汚染が広がるじゃないか
60名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:19:29.04 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   1呆尼 (今回ダラダラと長い話になってしまいました。最終回のその後の話です。)

・・・ガタッ・・・ ・・・ガタガタッ・・・
みんな「・・・っ!!」
あの時と同じ様に・・・ あの時と同じ様にガタガタと冷蔵庫が揺れています。
みんなが固唾を飲んで見守る中、素直は冷蔵庫の扉に手をかけて、ゆっくりとそれを開いていきます。
するとそこには案の定・・・、いえ、懐かしいあの顔が、あの時は得体の知れない謎生物と思ったあのピンクと紫の生き物がそこに居たのです。
素直「・・・おかえり・・・」
みんなにとって、1年ぶりとなる再会・・・ 皆、目に涙をうかべています・・・
呆「にゃ・・・にゃにゃ・・・いにゃ・・・」
愚「・・・ふぁ・・・あふぃ・・・」
京「・・・ぐちゅ子・・・心配したんだぞ・・・」
魔「かかさまっ!かかさまぁ〜っ!!”吉日に 笑みの花咲く 森山家”〜!!」
桐原「ぽっ、ぽてた〜んっ!!」   呆「シャ―――――ッ!!」
魂「・・・ガブッ!!・・・」         呆「・・・に゛ゃ・・・」
表現の方法こそ違いますが、皆それぞれに喜びを隠せない様子です。が、その中に約一名・・・
??「・・・あなた・・・誰?」
呆「あに゛ゃっ!?」
皆が笑顔の中、一人怪訝そうな顔でぽてまよに尋ねる者がいます。
それはぽてまよによく似た姿の生き物・・・髪はぽてまよよりやや淡いピンク色、背丈はほぼ同じ、猫耳の様なモノが頭に生え、お尻には尻尾が生えています。
違いといえば、その尻尾が長い事と、髪型ぐらい・・・(ぽてまよ第1巻の最初期草案のぽてまよのイメージ)
素直「ああ、そうだった。これが”ぽてまよ”だよ、で、こっちが”ぐちゅ子”。話してあっただろ?」
??「ああ、そうでしたか・・・、はじめましてぽてまよさん、私、カレンと申します。どうぞよろしく・・・」
カレンと名乗るその生き物は、自己紹介の言葉とともにうやうやしくぽてまよに頭を下げました。
呆「にゃっ・・・、にょにょいっ・・・。・・・す、にゃお?すにゃ、お?・・・」
今度はぽてまよの方が素直に尋ねます。
素直「ぽてまよ、これは”カレン”。お前がいなくなってから間もなく、お前と同じ様に冷蔵庫から出てきたんだ・・・」
呆「ほにゃっ!?」
カレン「ぽてまよさんから見れば私は後輩ですね。ぽてまよさんは私の先輩という事になります」
呆「ほ?まにょ、にゃ、にぇんにゃい?・・・」
そうです、カレンはぽてまよと入れ替わるように森山家にやってきた”ふらぺちっと”だったのです。
ちなみに”カレン”という名前は、カレンが冷蔵庫から出てきた時に素直が食べていた”カレーパン”から名づけたのでした。
素直「お前がいない間、カレンがたまチーの面倒を見てくれてたんだ。ちゃんとお礼しとけよ」
桐原「たまチーだけじゃないだろ、森山。お前の面倒も見てくれてたんだよな」
桐原が半ば素直をからかう様に横槍を入れてきます。
京「そうだよな〜、掃除、洗濯、料理。家事全般、良く手伝ってたものな〜」
素直「いや、・・・まあ・・・、・・・そうだけど・・・」
恥ずかしそうな素直・・・、すかさずカレンがフォローします。
カレン「素直さんはお父様のお手伝いで忙しかったんですよ。それに家事でしたら私よりみかんさんの方が頑張ってましたよ」
呆「ほにっ!シャ―――――ッ!!」
みかんの名前に律儀に反応するぽてまよ。
素直「こらっ、ぽて。夏にもお礼しろよ。カレンと二人でたまチーの面倒を見てくれてたんだからな」
桐原「だからたまチーだけじゃないだろ」   呆「シャ―――ッ!」
みかん「やだ、私なんてそんな・・・ そうそう、カレンちゃんは私の歌の練習にも付き合ってくれてたのよね」
ねね「ポテノ役立タズップリトハ、エライ違イダナ」
皆から褒められて頬を赤くするカレン。照れ隠しの様に慌てて、
カレン「わ、私はただ音楽が好きなだけで・・・それに、素直さんと同じ様に私もみかんさんの歌、大好きですし・・・」
と謙遜します。そして、またみかんの名前に反応してぽてまよが
呆「っ!!シャ―――ッ!!シャ――――――ッ!!」
と威嚇します。
素直「こら、ぽて、いい加減にしろ」
素直がぽてまよの頭を軽く叩きました。
みかん「い、いいのよ森山君・・・ それよりお祝いしましょ?森山君のお父さんの受賞と、ぽてちゃん、ぐちゅ子ちゃんのお帰り祝いを、ね?」
桐原「そうだそうだ!ダブルお祝いパーティーだぁっ!!」
61名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:22:24.24 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   2呆尼

桐原のかけ声で、再びお祭りモードとなる森山家。
魔「かかさまっ!かかさまぁ〜っ!」   京「ぐちゅ子・・・」   愚「ふ・・・」
桐原「ぽてた〜ん♪」   呆「シャーッ!」   魂「ガブッ!!」   呆「・・・ぅ゛・・・」
みんな飲めや歌えの大騒ぎ。騒がしい二匹が帰ってきた事を実感させるパーティーです。 ・・・そこへ
・・・・・トゥルルルル・・・・・
電話がかかってきました。素直はパーティーから一時席を外し、受話器を取ります。
素直「はい、森山です・・・ ・・・え・・・えと・・・ アイ キャント スピーク・・・ ウェイト ア ミニッツ プリーズ・・・」
何やら弱り顔の素直。
素直「お〜い、カレン!カレン!」
何故か素直はカレンを呼びます。
カレン「は〜い、何ですか?素直さん」
呆「ほに?」
素直の元へ急ぐカレン。そんな二人が気になるのか部屋から顔を出してぽてまよが二人の様子をのぞいています。
素直「外国人からなんだけど、英語じゃないみたいなんだ。ちょっと代わりに出てみて・・・」
カレン「わかりました・・・」
そう言うとカレンは自分の背丈ほどはあろうかという受話器を、人間がギターをかかえる様な格好で受け取ります。そして・・・
カレン「ハロー?・・・ ……Hier spricht Karen.(カレンです) …Ja, Professor.Moriyama?(森山教授ですか?)
     Er ist leider jetzt nicht zu Hause.(彼は残念ながら今家にいません) ……Ich weiß es nicht.(・・・それはわかりません) Tut mir leid…(すみません・・・)
     Wenn Sie möchten, würde er Sie später anrufen?(もしよろしければ、後でこちらからお電話いたしますが?)
     …………Ja, Ich sage es ihm.(・・・はい、そう伝えます) ……auf Wiederhören.(・・・さようなら)」
呆「に゛ゃっ!? ・・・ほぇー・・・」
流暢な外国語で電話に応対するカレンにびっくりするぽてまよ・・・もちろん、何を言ってるかはチンプンカンプンで、呆けた顔で眺めるばかりです。
素直「カレン、何だって?」
カレン「ドイツのノイベルトっていう人から、森山教授に受賞おめでとうと伝えておいてほしいって」
京「・・・カレンはドイツ語もできるのかぁ!凄いな・・・」
ねね「ポテハ、マスマス大差ヲツケラレタナ!」
呆「ほに゛ゃっ!?」
いつの間にか後ろからのぞいていた京とねねが感心してつぶやきます。・・・何やらぽてまよの胸中にモヤモヤしたモノが湧き起こります。
呆「ほ、ほにっ、ほにっ、まにょ、ほにゃっ」
京「あはははっ、ぽては何にもできないもんな〜」
ねね「大食イダケガ取リ柄ジャナ」
言いたい事だけ言って京とねねはパーティーに戻っていきました。
呆「ほ、ほに〜・・・」
素直「ほら、ぽてまよ、そんな所でどうした。部屋に戻りな」
カレンとともに部屋の入り口まで戻ってきた素直がぽてまよに呼び掛けます。
カレン「きっと1年ぶりだから素直さんと一緒にいたいんですよ・・・ そうですよね、ぽてまよさん?」
笑顔でぽてまよに問いかけるカレン。
呆「・・・ふん、ふんふん!」
そんなカレンを無視してぽてまよはそっぽを向いたまま部屋に戻っていきます。
素直「何だよ・・・何が気に入らないんだ?・・・あいつは・・・」
カレン「きっと甘えたいんですよ、素直さん・・・。久しぶりですもの・・・」
素直「・・・ん・・・、そうだな・・・」
そんな会話を交わしつつ二人も部屋に戻っていきます。
62名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:25:01.44 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   3呆尼

部屋の中ではぐちゅ子がまめにがっしりとホールドされています。
魔「かかさま!かかさまぁ〜!」   愚「・・・ぅぐ・・・」
嫌そうな顔はしているものの、ぐちゅ子もまんざらではない様子です。
一方ぽてまよは、先ほどの一件もあってか半ばヤケ食い気味にケーキやらお菓子やらにカブりついています。
桐原「ぽ〜てた〜ん♪」   呆「シャ――――――ッ!!!」
桐原への威嚇もいつになく激しい様です。
京「そうだ、みかんの歌、ぐちゅ子達にも聴かせてやってよ」
ねね「ソウイエバ歌ノ途中ダッタシナ」
みかん「えっ!? ・・・そ、そうね、ぐちゅ子ちゃんとぽてちゃんにも聴いてもらおうかな・・・」
少し照れつつもきれいな歌声で、再びみかんが歌いだします。
すると、それに合わせる様にカレンが対旋律を歌いだしました。
二人の歌姫による二重唱はとても美しく、優しく皆の心に響きます・・・
呆「・・・ほ、ほにっ!」
何を思ったか、突然ぽてまよが二人の間に割って入りました。そして・・・
呆「ほ〜にほ〜に、ほにほにほ〜♪」
歌を歌いながら踊りだしました。
ねね「オ?ポテガ二人ノ歌ヲブチ壊シタゾ」
素直「こらっ、ぽてまよ・・・」
京「・・・でも、これはこれで楽しいぞ」
みかん「そうね、ぽてちゃんの踊りを見るのも久しぶりだしね・・・、ね?森山君」
素直「そ、そうか? ・・・まあ、夏がそう言うなら・・・」
桐原「ぽてた〜ん、かわいいよ、かわいいよぽてた〜ん」
初芝「・・・一年前と変わらないね・・・」
ぽてまよの歌と踊りでもそれなりに盛り上がり、ぽてまよは得意顔です。
呆「ほ〜にほ〜に♪・・・ ・・・ほに?・・・」
素直も喜んでくれているだろう、と、素直の方を見てみると・・・
素直とみかん、そして、その二人の間に座るカレンが、三人で楽しそうに談笑している様子を目にしました。
再びぽてまよの胸にモヤッとしたモノが湧き起こりました。
呆「ほにっ!・・・ふんふんふんっ!!」
ぽてまよは急に不機嫌になると、怒りながらカレンに向かって突進し、カレンを突き飛ばすと、素直の膝の上に飛び乗りました。
カレン「痛たた・・・」
素直「こらっ、ぽてまよ。どうしたんだ急に・・・」
呆「にゃおにゃっ、まにょにょ、もにょっ、にゃーっ!ふんふんっ!!」
みかん「カレンちゃん!大丈夫!?」
カレン「・・・だ、大丈夫です・・・。 ・・・素直さん、ぽてまよさんはきっとあなたに甘えたいんですよ・・・。私なら大丈夫ですから・・・」
カレンはそう言うと立ち上がり、みかんにうながされて、彼女の膝上に座ります。
素直「乱暴は良くないぞ、ぽてまよ。カレンにちゃんと謝れ・・・」
呆「す、にゃお♥ すにゃ、お♥ にゃ〜にゃ♥ にゃ〜にゃ♥」
ことさらに素直に甘えるぽてまよ。まるで、みかんとカレンに見せつける様に・・・
素直「・・・しょうがないな・・・」
呆「にゃ〜にゃ♥ す、にゃお♥ にゃ〜にゃ♥・・・」
チラッと横目でみかんとカレンの様子をうかがうぽてまよ・・・
二人ともにこやかに、ぽてまよが素直に甘える様子を見守っています。
呆「・・・にゃ〜にゃ・・・」
二人の優しい笑顔を目にして、えも言われぬ不快感を覚えるぽてまよ・・・
呆「すにゃっ♥ すにゃっ♥ す、にゃおっ♥・・・」
不快感を打ち消す様にぽてまよはさらに激しく素直に甘えます。今度は誰かに見せつける、などという余裕はありませんでした。
素直「何だ、今度は急に甘えん坊になって・・・、ぽてまよも寂しかったのか?・・・ ・・・よしよし・・・」
素直に優しく撫でられても、ぽてまよは何故か以前の様には嬉しく感じませんでした・・・
63名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:30:06.96 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   4呆尼

初芝「いや〜、すっかり長居しちゃって・・・」
楽しい時間は、あっという間に過ぎて、パーティーもお開きとなりました。
桐原「結局、パーティー中にとーちゃん帰って来れなかったな・・・」
素直「あいつはいつもそうだ・・・」
少し暗い表情になる素直・・・
桐原「・・・まぁ、そう言うなって。きっととーちゃんも残念に思ってるさ」
素直「・・・わかってるけどさ・・・」
京「そのかわりと言っちゃあなんだけど、ぽて子とぐちゅ子が帰って来て嬉しいよな!」
暗くなった雰囲気を変えようと、京が二人の会話に割って入ります。
ねね「俺ノ奴隷モ踊ッテ喜ンデルゾ!ソレ、モウヒト踊リダ!」
桐原「ぱ〜んぱ〜ん、ぱぱぱぱ〜ん♪・・・って、おいっ!」
ねね「オッ、ノリツッコミカ?ウデヲアゲタナ!」
再び笑顔となるみんな・・・。素直達はみんなを玄関先まで見送ります。
みかん「でもホントにぽてちゃんとぐちゅ子ちゃんが帰って来て良かったね!
     たまチーちゃんもまめちゃんも大喜びだし・・・。ねっ、森山君!」
呆「シャ―――――ッ!」
素直「こらっ、ぽて。・・・お前は一年前とちっとも変わらないんだから・・・」
魔「かかさまぁ〜♥」   愚「フ―――――ッ!」
みかん「あっちも一年前と変わらないみたいね。 ・・・じゃあまた学校でね、森山君」
素直「ああ、気をつけてな、夏・・・」
呆「シャ―――――ッ!」   魂「・・・ガブッ!!」   呆「・・・ほに・・・」
素直「ホントに変わらないな、お前達は・・・」
カレン「ふふっ、ぽてまよさんて、楽しい方ですね」
騒がしくも和やかな会話が続きます・・・ ぽてまよが帰ってきた事を素直は実感していました。
・・・・・トゥルルルル・・・・・
呆「ほにゃっ!」
かかってきた電話に反応して、ぽてまよが突然走り出しました。一直線に電話へ向かう様です。
素直「おいっ!ぽてまよっ!」
素直が制止するのも聞かず、ぽてまよは電話に出てしまいます。
呆「ほにほに〜?にょににゃっ、まにょ、にゃっ、にょにちにゃ〜、ほにほー?」
あわてて素直はぽてまよから受話器を奪い取ります。
素直「す、すみません、森山です。・・・はい、・・・はい・・・」
電話の相手に謝る素直を、不思議そうな顔で見つめるぽてまよ・・・
素直「・・・はい・・・、・・・先ほどは本当に失礼しました・・・ではまた・・・」
呆「ほにぃ〜♪ す、にゃお♥ にゃにゃ〜♪」
電話を終えた素直に、何故か誇らしげに笑いかけるぽてまよ・・・。しかし素直は怒った顔で、
素直「こらっ、勝手に電話に出るなよ!うちにかかってきた電話なんだぞ!」
と、ぽてまよを叱りつけます。
呆「にゃ?にゃにゃぁ、まにょ、にぇんにゃ、にゃにぇ、す、にゃお、に、にゃにゃー」
自分が何故叱られたのか理解出来ずに、ぽてまよは口答えします。
素直「電話はお前の遊び道具じゃないんだ!これからは電話に触るなよ!」
呆「ほに〜!にゃにぇっ、にゃ、にょっにぇ、にゃんにぇ、まにょ、にゃにぇ、にゃっ!」
何故か逆ギレするぽてまよ。どうやら、カレンは電話に出たのに自分は何故ダメなのか、と訴えている様です。
素直「お前は人の言葉を喋れないだろ!」
呆「にゃにゃいっ!まにょ、にゃ、ににょにょ、にゃにぇっ!」
素直「お前は人の言葉を喋ってるつもりでも、普通の人には通じないんだよ!」
呆「ほぉ〜にぃ〜!!」
いつになく聞き分けのないぽてまよ。
64名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:33:26.25 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   5呆尼

素直「どうしたんだ、ぽてまよ・・・」
カレン「ぽてまよさんはきっと素直さんの役に立ちたいんですよ」
素直「そうなのか?ぽて・・・」
カレンが助け船を出します。が、ぽてまよは・・・
呆「シャーッ、シャーッ!!ふん!ふん!ふん!」
そんなカレンが気に入らず、カレンに殴りかかろうとします。
素直「こらっ、いい加減にしろっ! ・・・ったく、1年ぶりだからホントは怒りたくないのに!わがままが過ぎるぞ!ぽてまよ!」
呆「にゃにゃっ、ほに〜・・・」
納得はしていないものの、渋々ぽてまよは引き下がります。
素直「自分が出来ない事までしようとするなよ・・・。無茶するなって前から言ってるだろ・・・、ホントにちっとも変わってないんだから・・・」
呆「ほに〜・・・」
一応落ち込んで見せるぽてまよ。トボトボと部屋に戻って行きます。
部屋ではたまチーがパーティーの料理の残りをもきゅもきゅと食べていました。
そのたまチーをはるかに超える勢いで、ぽてまよはヤケ食いを始めます。
素直「・・・大食い親子・・・」   カレン「・・・プフッ・・・」
ボソッとつぶやいた素直の言葉に思わず吹き出してしまうカレン。
素直「血は争えないって、こういう事を言うのかな・・・」
カレン「そうですね・・・、・・・それは素直さんも、ですね」
素直「・・・血は争えない・・・か・・・」
素直は感慨深げにつぶやきました・・・
65名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:34:33.03 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   6呆尼

さて、翌朝・・・目覚まし時計の音で素直は目を覚まします。
昨晩は、1年ぶりに一緒に寝るぽてまよが甘えてきて十分眠れないだろう、と覚悟していた素直でしたが、
昼間のパーティーで踊り疲れたのか、ぽてまよはベッドに入った途端にぐっすりと寝てしまい、
おかげで素直もよく眠れたのでした。
あくびをしながら素直が階段を降りて行くと・・・
カレン「あ、素直さん、おはようございます」
カレンがキッチンで、いつもの様に朝食の準備をしています。
皇大「おお〜素直、もちもち帰って来たんだってなぁ!良かったな!」
いつの間にか帰っていた皇大が素直に話しかけます。
素直「・・・お前の為のパーティーだったのに・・・」
皇大「悪かったよ素直〜。どうしても抜けられない仕事でさ・・・。その代わり、もちもち達のお帰りなさいパーティーになったんだろ」
素直「ぽてまよ達が帰って来なけりゃ完全な空振りだったじゃないか・・・
   ・・・そういえば、こいつに伝えたのか?カレン・・・」
カレン「はい、伝えましたよ。ノイベルトさんからの祝福のメッセージですね?」
皇大「なんだかんだ言って、とーちゃんの事、気にかけてくれてるんだな、素直〜」
素直「・・・・・・」
カレン「・・・素直さん、顔が赤いですよ?」
素直「ぅ・・・・・・こら、カレン・・・からかうなよ・・・」
カレンにからかわれて余計に顔を赤くする素直。でも、すぐ笑顔になります。まさしく一家団欒を絵に描いた様な、和やかな光景です。・・・そこへ・・・
呆「・・・もにゃにょ〜」
ぽてまよが起きて来ました。
皇大「おっ、もちもち〜、1年ぶりだな〜。元気だったか〜?」
呆「にゃにゃ〜♪」
皇大の呼びかけに笑顔でこたえるぽてまよ。
カレン「おはようございます、ぽてまよさん」
呆「シャーッ」
カレンの挨拶には威嚇でこたえるぽてまよ。
皇大「なんだ?お前達、仲が悪いのか?」
カレン「なんだか、ぽてまよさんに嫌われてしまったみたいで・・・」
カレンが少し暗い表情で皇大にこたえます。
素直「ぽてが一方的に突っ掛かってるだけだよ。気にするな・・・」
皇大「カレンに焼きもち焼いてるんじゃないか?素直を取られたと思ってさ」
このひと言はカレンには意外だった様で、あわてて
カレン「私と素直さんはそんな関係じゃありませんよ。そもそも私は人間じゃないんですから・・・」
と否定します。しかし皇大は
皇大「だとしてもさ、もちもちの方はそう思ってないかもよ?」
とカレンになげかけます。
そんな三人の会話もおかまいなしに、ぽてまよは食卓に用意された朝食を、すでに貪り始めていました。
カレン「・・・ぽてまよさん、気にしないで下さいね?私、素直さんの事を取ったりなんてしませんから・・・」
呆「シャ―――ッ!・・・もぐもぐ・・・んぐんぐ・・・」
カレンのフォローも、ぽてまよには食事の邪魔でしかない様です。
素直「こらっ、ぽて。その料理もカレンが用意してくれたモノなんだぞ?カレンに感謝しなきゃ駄目じゃないか・・・」
皇大「しかしカレンの料理、美味いなぁ・・・」
カレン「みかんさんが教えてくれたんですよ。」
呆「シャ―――――ッ!!」
またも律儀にみかんの話題に反応するぽてまよ。
素直「こらっ、ぽて、・・・って、お前が帰って来てからこればっかり言ってるな・・・」
皇大「一年前までも同じ様だったじゃないか、もちもちが変わっていないって証拠だな」
素直「・・・少しぐらい進歩してほしいものだけど・・・」
そんなこんなで朝食の時間は楽しく(?)過ぎていきました・・・
66名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:36:04.01 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   7呆尼

素直「・・・さて、そろそろ学校へ行かないとな・・・」
呆「ふこっ!、ふこっ!、ふこっ!」
素直のつぶやきを聞いて急に鼻息を荒くするぽてまよ。
素直「そうだな、ぽては1年ぶりの学校だな」
呆「ほにほにっ!」
ぽてまよがやる気になっているのは学校が1年ぶりという理由だけではありません。
学校に行けば素直とカレンを引き離せると考えたからです。しかし、素直はぽてまよを頭の上に乗せ、たまチーを肩に乗せると、
素直「おーい、カレン、学校に行くぞー」
カレン「はぁーい」
呆「にゃっ?!シャーッ!!」
カレンもこの一年間、素直と一緒に学校に通っていたのです。ぽてまよの目論見はもろくも崩れ去りました。
思惑の外れたぽてまよは、登校中、素直の頭上で不機嫌そうにふくれっ面をしています。そこへ・・・
みかん「おはよう、森山君」
呆「っ!」
ぽてまよにとって、もう一人の敵であるみかんが現れました。
素直「ああ、おはよう、夏」   カレン「おはようございます、みかんさん」
みかん「おはよう、カレンちゃん。ぽてちゃんもおはよう」
呆「シャーッ!!」
相変わらずのリアクションです。
哉純「よう、帰って来たんだってな、ちび」
呆「にゃ、すみ〜♪」
これも相変わらずのリアクション。
とまり「おはよう哉純〜! あぁっ、ちびすけ!久しぶりだな〜!1年ぶりかぁ?」
呆「にょにゃ、に〜♪」
とまり「しっかし1年たっても相変わらずのちびっぷりだな〜!」
哉純「それはお前もだろ?中学生だってのにちっとも色気が無ぇっ!」
とまり「なんだと〜!これでも大きくなってるんだぞ〜!色々と・・・」
哉純「色々って何だよ。ホントは大きくなってねぇんだろ?制服に着られてるもんなっ!」
とまり「何を〜!!」
素直の次に大好きな哉純と親友のとまりに再会して嬉しかったはずのぽてまよでしたが、
じゃれ合う様な二人のやりとりを見ていて、なにか疎外感の様なモノがぽてまよの胸中にこみ上げてきます。
みかん「哉純!とまりちゃんをいじめるのはやめなさい! ・・・もう・・・」
カレン「でも、哉純さんもとまりさんも、ケンカをしている様に見えて実は仲がいいんですよね」
みかん「そうなのよ。この間も二人でデートに行ったみたいで・・・」
呆「!シャーッ!シャーッ!!」
素直「こらっ、ぽて! 何に怒ってるんだ・・・」
桐原「森山おはよう〜!ぽてた〜んおはよ〜♥」   呆「シャーッ!」
ねね「オイッ!奴隷!勝手ニ挨拶スンナッ! オハヨウ森山。ポテモ相変ワラズダナ!」
初芝「む、むったん・・・」
京「おはよう!みんな〜! お〜、ぽては1年ぶりの登校だな〜」
ねね「ポテノクセニ不登校カ? ・・・ソウイエバグチュ子ハドウシタ?」
京「ぐちゅ子も1年前と同じ様だな、気が向けば学校の木の上に来るだろ・・・」
ねね「相変ワラズノ放任主義カ・・・ マ、グチュ子ハソウダロウナ」
この、みんなのやりとりを素直の頭上から見ていて、ぽてまよは妙な雰囲気を感じます。
みんなが楽しそうに談笑している風景・・・。素直とみかん、そしてみかんと何故か仲が良いカレン。そのカレンにすっかりなついたたまチー。
ケンカをしている様で、明らかに楽しそうにじゃれ合う哉純ととまり。
ぽてまよにまとわりついてくるはずの桐原、その手綱をしっかり握っているねね、そんな二人の様子をうかがう初芝、そして京・・・
みんな笑顔です。が・・・ ぽてまよはある事に気付きました・・・
その笑顔が、ひとつもぽてまよの方を向いていない事に・・・
みんなの笑顔の輪に、ただ一人・・・ いえ、ただ一匹ぽてまよだけが入っていないという事に気づいてしまったのです。
呆「・・・にゃにゃ・・・」
みんなの姿が・・・、自分がしがみついている素直の頭でさえも、遥か彼方へ遠ざかって行く様にぽてまよには感じられました・・・
67名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:37:26.85 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   8呆尼

学校に着くまでの通学路で、ぽてまよは、なにか漠然とした、それでいて重苦しく覆い被さってくる様な不快感を感じていました。
そして、教室に入った時、ちょっとした事件が起きます。
呆「・・・あにゃぁ?・・・にゅくっ、にゅくっ・・・、まにょ、にょ、にゅくっ?」
ぽてまよの机(野菜箱)が見当たりません。
素直「・・・ああ・・・ぽて、・・・あのな・・・」
呆「・・・にゃっ!にゅくっ!まにょ、にょ、にゅく〜♪」
似たような形をした机を見つけ、ぽてまよはそれに駆け寄ります。しかし・・・
カレン「あ、ぽてまよさん、それは私の机・・・」
呆「シャーッ!!シャーッ!!まにょにょ!まにょ、にょっ!にゅくっ!にゅく〜っ!!」
机を取られたと思い込んだぽてまよは、カレンに殴りかかりました。
カレン「きゃあっ!やめてください!ぽてまよさん、やめて!!痛い!!」
素直「こらっ!やめろ!ぽてまよっ!やめるんだ!!」
周囲の生徒達がぽてまよを押さえつけ、なんとかカレンから引き離しました。
素直「カレンッ!大丈夫かっ!」
カレンに駆け寄る素直・・・。カレンは僅かに出血をしているものの、幸いかすり傷と軽い打撲程度しか負っていませんでした。
素直「ぽてまよ!何するんだ!カレンがケガしたらどうするんだよっ!!」
呆「ほにぃっ!!まにょ、にゅくっ、にゃにぇっ、にょっにゃ!、にょっにゃっ!!」
素直「カレンが机を取ったって!? お前の机なんかあるわけないだろっ! 1年間も居なかったんだからっ!」
呆「ににゃっ!!まにょ、にょ、にゅくっ!にゃにぇっ、にょにょ、にょーっ!!」」
素直「それはカレンの机だ!お前のじゃない!カレンに返せ!!」
呆「ほぉ゛ー!!に゛ぃー!!」
素直の怒号にも関わらず、ぽてまよは横取りしたカレンの机を手放そうとしません。
素直「こらっ!!ぽてまよ・・・!!」
聞き分けのないぽてまよに業を煮やした素直は手を上げようとします。それを目にしたカレンが、
カレン「素直さん!やめてっ! ・・・いいんです・・・、私、机、・・・いりませんから・・・」
素直「・・・カレン・・・! ・・・でも、それじゃ・・・」
その時、この騒動を見ていた生徒の一人が、どこからか同じ様な箱を持って来て、
生徒「これをカレンちゃんの新しい机にするといいよ・・・」
と差し出しました。
素直「・・・あ、ありがとう・・・、・・・な、カレン、これを机にしな・・・」
カレン「・・・ありがとうございます・・・」
ぽてまよに机を横取りされたカレンは生徒がくれた新しい机の前に静かに座りました。
呆「にゃににゃっ!!」
すると、それを見ていたぽてまよは、そんなカレンが気に入らなかったのか、それとも新しい机が羨ましかったのか、カレンを思いっきり突き飛ばし、
新しいカレンの机を再び横取りしてしまいます。
素直「ぽてまよ!お前・・・!!」
ついに我慢できなくなった素直はぽてまよの頬を平手でパチンッ!と叩いてしまいます。
呆「ひに゛ゃあっ!! びえぇぇぇっ! びええぇぇぇ〜んっ!えぐうぅぅ〜っ!」
火がついた様に泣き出すぽてまよ。罪悪感に胸を痛める素直・・・ しかし、素直は思い直すと、
素直「ぽてまよ!今日のお前はわがままが過ぎるぞ!カレンに謝れ!」
呆「びゃあ゛あ゛ぁぁぁ・・・! す、にゃお〜!・・・ えひっ、えひっ・・・」
素直「泣いても許さないっ!カレンに謝れっ!!」
呆「に゛ゃぁ〜あ゛ぁ〜っ!に゛ゃぁ〜あ゛ぁ〜っ!びゃあぁっ!びええぇぇぇ―――――っ!!」
この騒動の一部始終をクラスのほぼ全員の生徒が目撃していました。生徒達は口々に、
「ぽてちゃんて、あんなにわがままだったっけ?」とか、「ぽてまよって乱暴者なんだな・・・」とか、
「カレンちゃんをいじめるなんて許せない!」などとぽてまよを非難する声を上げていました。
以前からのぽてまよを知っているいつものメンバーも、さすがに今回ばかりはぽてまよを許す事はできない、という表情をしています。
みんなにとってはカレンこそ、この1年間一緒に授業を受けてきたクラスメイトであり、1年ぶりにやって来たぽてまよは、もはやよそ者同然だったのです。
1年ぶりの登校がこんな始末になり、生徒達の間には、ぽてまよに対する反感や怒りが広がっていきました・・・
68名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:39:09.61 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   9呆尼

気まずい雰囲気のまま、その日の授業が全て終わり、素直達は家路についていました。
みかん「今日は大変だったね、森山君・・・」
素直「ああ・・・、いくらなんでも今日のぽてまよはひどすぎた・・・」
大騒動の張本人であるぽてまよは、そう答える素直の頭上で、暴れ疲れたのか泣き疲れたのか、「すぴ〜、すぴ〜」と鼻息をたてて、すっかり寝入っています。
素直「いい気なもんだな・・・ そう言えば、ぐちゅ子の方はどうだ?何か変わったところとか無かった?」
京「ん〜・・・、特に変わったところは無いな・・・。1年前と全く同じだな・・・」
元々つかず離れずの関係であった高見盛家とぐちゅ子は、1年間の隔たりの後でも、自然と打ち解け、また元の関係に戻る事ができたのでした。
しかし、森山家・・・、いや、素直の心に深く入り込んでいたぽてまよの、1年間もの不在は素直達にとって非常に大きなものであった様です。
カレン「・・・・・・」
素直「どうしたカレン、そんな考え込んで・・・」
カレン「・・・私の・・・、・・・私のせいかもしれません・・・」
素直「どういう事だ?お前には何の落ち度も無いのに・・・」
カレン「・・・1年前と違う事といえば・・・私がいる事です・・・」
素直「カレン・・・。今朝父さんに言われた事、気にしてるのか? ぽてまよがお前に焼きもち焼いてるって・・・」
カレン「・・・私がいなくなれば、ぽてまよさんも穏やかになるのかも・・・。ホントは・・・、ホントはぽてまよさんと仲良くなりたかったのですけど・・・」
素直「・・・ダメだ。お前はもう、うちの家族なんだからな。・・・まあ、仲の悪い姉妹だっているさ・・・」
みかん「そうよカレンちゃん。自分を責めちゃダメよ。優しいカレンちゃんの思い、いつかきっとぽてちゃんに伝わるわよ・・・」
カレン「・・・そう・・・ですね・・・。ありがとうございます、素直さん、みかんさん。・・・変なこと言ってすみません・・・」
みかん「ほら、またそうやって謝ってる・・・。元気出して! ・・・そうだ!歌いましょう?カレンちゃんの好きな歌!」
カレン「みかんさん・・・、・・・それじゃ・・・、あの・・・、・・・アヴェ・ヴェルム・コルプスを・・・」
みかん「モーツァルトね? わかったわ」
学校からの帰り道、みかんとカレンの優しい歌声が響きます・・・
それは、まるで暖かな陽だまりの様に辺りを優しく包んでいきました・・・
69名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 22:43:06.38 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   10呆尼  (そろそろ、ばいばいさるさん、とか言われそう・・・)

とはいえ、その後もぽてまよは相変わらず友好的なカレンに対して一方的に突っ掛かっていくのでした。
そして、カレンへの対抗意識はぽてまよをますます空回りさせるのです。
たとえば・・・
呆「ほに・・・ほに・・・ほ・・・」
・・・カチャカチャ・・・、・・・カチャカチャカチャ・・・
皇大「・・・あっ!!もちもちっ!!」
ぽてまよが皇大の書斎に入り込んでパソコンをいじっています。
呆「にゃにゃ〜♪」
満面の笑みで皇大に振り返るぽてまよ。しかし・・・
皇大「ああ・・・せっかく入力したデータがぁ・・・ こらっ!もちもちっ!!」
ガツンッ!!!
呆「ぴゃっ!! にゃんにぇ〜? ににゃ〜・・・」
皇大「これにはもう触るなよ!!」
呆「ほに〜?・・・」
ぽてまよとしては、皇大の仕事のお手伝いをしているつもりだった様です。しかし皇大にしてみればお節介を通り越して大迷惑なはなしです。
他にも・・・
呆「ほ〜にほ〜にほ〜♪ ほ〜にほ〜に・・・ あにゃっ!?」
ガチャ〜ン!!
カレン「・・・何の音ですか?・・・あっ、ぽてまよさん!」
台所でぽてまよが慌てているのをカレンが見つけました。どうやらお皿を洗っているつもりだった様ですが・・・
カレン「いったい何枚割っちゃったんですか! こんなにたくさん・・・」
呆「ほにっ!シャーッ! ふんふん!」
落ちて散らばったお皿の破片に不用意に手を伸ばすぽてまよ・・・
カレン「あっ、あぶないっ!」
その手をカレンがとっさに払いました。ぽてまよがケガをしない様に、という配慮だったのに、ぽてまよはケンカを売られたと思い込み、
呆「シャ――――ッ!!シャ―――――――ッ!!」
激しく威嚇しながらカレンに殴りかかりました。
カレン「きゃあっ!」
素直「何やってんだぽてまよっ!」   パシーン!・・・
呆「に゛ゃーっ!す、にゃお〜・・・」
素直「だいたいお前は・・・」
そして素直にこっぴどく叱られるのでした。
更に・・・
呆「ほに、ほに、ほに・・・」
洗濯機にひとつずつ洗濯物を入れていくぽてまよ。しかし・・・
呆「ほに、ほ・・・ほ?ほにゃっ!?」   バシャーン!!バタンッ!!
洗濯物がぽてまよの服に引っ掛かり、それに引っ張られてぽてまよは洗濯槽へ落下、さらにその衝撃で扉が閉まり、洗濯機が運転を開始してしまいました。
呆「あにゃにゃ・・・あにゃあにゃ・・・あびゃびゃびゃ・・・ぐぶぶ・・・」
洗濯槽の中で回転させられながら徐々に水没していくぽてまよ。
素直「・・・あ!ぽてまよっ!」
運良く素直に見つけられてぽてまよは引っ張り出されますが・・・
素直「・・・お前、この中で漏らしたな・・・ 全部洗濯しなおしだ・・・」
呆「・・・ほ・・・ほにぃ〜・・・」
さらには学校でも優秀なカレンに対抗し、分からないくせにむやみに手を挙げて授業の邪魔をしたり、花壇の草むしりで雑草以外の芽まで抜いてしまったり、
ピアノを弾くカレンの真似をして何故かピアノの中に入り込んでピアノ線が絡み付いて出られなくなったり・・・
と、色々な騒動を、あちこちで引き起こすのでした。
そんな光景が日常となっていたある朝・・・
70名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:05:06.78 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   11呆尼

カレン「素直さん、素直さん!」
いつも控えめなカレンが、珍しく嬉しそうな明るい声で、素直を呼んでいます。
素直「どうしたんだ?カレン・・・。・・・おお・・・」
カレン「芽が出たんです!私にも芽が・・・!」
カレンの頭から、立派な双葉が芽生えていました。
素直「良かったなぁカレン!綺麗な花、咲かせような」
しかしぽてまよは勿論気に入りません。
呆「シャーッ!ふんふん!」
いつもの威嚇です。しかし、ぽてまよはカレンに対して威嚇を多用しすぎていたため、すっかりカレンも慣れていました。
カレン「ぽてまよさん、私もぽてまよさんみたいに綺麗な花を咲かせたいな・・・」
呆「ふんふん!シャーッ!」
素直「こらっ、ぽて・・・ カレンの芽まで引っこ抜くんじゃないぞっ!!」
呆「にゃぁ〜あぁ〜!! す、にゃお〜・・・」
素直の信頼をすっかり失って、さすがに少し落ち込むぽてまよなのでした。

さて、その日の午後、カレンの発芽祝いと花見を兼ねて、みんなで森山家に集まることになりました。
台所ではみかんとカレンが料理の準備などをしています。
みかん「カレンちゃんもついに芽が出たのね・・・ どんな花が咲くのかな・・・」
カレン「綺麗な花だといいんですけど・・・」
みかん「カレンちゃんならきっと綺麗な花を咲かせられるわよ! 自信を持って!」
カレン「みかんさん・・・ はい! 私、頑張りますね!」
そこへぽてまよがやって来ました。
71名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:08:36.10 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   12呆尼

呆「まにょ、にょ、にょーに、にぇにゅっ、にぇにゅっ」
カレン「ぽてまよさんは部屋で待っていてください。ここは私たちでやりますから・・・」
呆「ににゃっ! まにょ、す、にゃおっ、にょーに、にゅにゅっ!」
みかん「ぽてちゃん、なんて言ってるの?」
カレン「私たちのお手伝いをしたいみたいなんですが・・・ ぽてまよさんは部屋で休んでいてくださっていいんですよ」
呆「ににゃっ!まにょ、にゃにゅっ!」
ぽてまよはカレンの言う事も聞かず、椅子を台にして台所仕事をしているカレンの手から包丁を奪おうとします。
カレン「きゃっ、ぽてまよさん、あぶないっ! やめてください! やめてっ! きゃっ!」
みかん「カレンちゃん、ぽてちゃん、やめてっ! あぶないっ! あっ!!」
・・・スパッ!!・・・ポトッ・・・
カレン「・・・!?・・・!!・・・きゃ・・・きゃあぁぁーっ!!いやああぁぁぁ―――――っ!!!」
・・・二匹がもみ合ううちに、ぽてまよの手に渡った包丁は、勢い余ってカレンの芽生えたばかりの双葉を切り落としてしまいました・・・
素直「何事だ・・・ ああっ・・・!」
カレンの悲鳴で駆けつけた素直が目にしたものは、切り落とされて床に落ちたカレンの双葉と、
目にいっぱい涙をためて必死でそれを元に戻そうとしているカレンの姿でした・・・
呆「・・・あにゃ・・・あにゃにゃ・・・」
思わぬ事態に呆然とするぽてまよ・・・ 包丁を持つ手を思わずゆるめてしまいます。 ・・・それが取り返しのつかない事態を招いてしまいます・・・
ぽてまよの手を離れた包丁は、落ちた双葉を拾おうと床に降りていたカレンに向かって・・・
みかん「あぶない!!カレンちゃん!!!」   素直「カレン!!!」
カレン「えっ・・・あぁっ・・・!!」   ズブッ!!・・・
みかん「きゃああぁぁ―――っ!! カレンちゃん! カレンちゃん!」
・・・カレンに向かって落ちていった包丁は、カレンに身をかわす間も与えず、カレンの身体に致命的な傷を負わせてしまいました・・・
呆「あにゃにゃ・・・あにゃあにゃ・・・あ゛に゛ゃっ!!」   ボトッ! ジャバー・・・
あまりの事に後ずさったぽてまよは椅子から転げ落ち、同時に失禁してしまいます。
素直「カレン!! カレン!!!」
カレンに駆け寄る素直・・・ みかんがカレンの傷をおさえて血を止めようとしますが・・・
みかん「カレンちゃんっ! だめっ! 死んじゃ駄目!!!」
カレン「・・・み・・・みかん・・・さん・・・ ・・・さ・・・最期に・・・ あの・・・あの歌を・・・ ・・・き・・・聴か・・・せ・・・て・・・」
みかん「カレンちゃん!!・・・うん・・・
     ・・・♪アヴェ ヴェルム コルプス ナトゥム デ マリア ヴィルジネ
     ヴェレ パッスム インモラトゥム イン クルチェ プロ オミネ♪・・・」
涙で声を震わせながらも、カレンのためにモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスを歌うみかん・・・
その歌声のためか、・・・それとも失血のためか・・・、カレンは痛みを忘れ、・・・やすらかな表情に・・・
カレン「・・・す・・・なお・・・さん・・・ ・・・今・・・まで・・・ ・・・あり・・・が・・・と・・・ ・・・・・・」
素直「・・・カレン!!カレェ―――――ン!!!」   みかん「カレンちゃんっ!! カレンちゃんっ!!」
・・・素直とみかんに看取られて、カレンは息を引き取りました・・・
素直「なんて・・・何て事・・・何て事をぉぉぉ――――っ!!! ・・・そうだ!」
悲痛な叫び声を搾り出す様に発した素直は、何かを思いついた様にカレンの双葉を拾うと・・・
72名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:11:18.75 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   13呆尼

素直「せめてカレンの双葉だけでも!」
呆「ほにゃっ!?」
ぽてまよの髪の毛をつかんで引っ張り上げると、床に頭を押さえつけ、包丁でぽてまよの頭頂部に切れ込みを入れだしました。
呆「ぎに゛ゃぁ―――っ!!ひぎゃあ゛ぁぁーっ!!」
痛みで叫び声を上げ、手足をバタつかせて暴れるぽてまよ。
素直「黙れっ!! お前に殺されたカレンの痛みに比べれば、これくらい痒くもないだろっ!!」
素直は、そう言い放つとぽてまよの頭を何度も床に思い切り叩きつけました。
呆「ぼに゛ぇっ!!うびゃっ!!ぎに゛ゃっ!!ぐひぇっ!!・・・」
叩きつけられる度に叫び声を上げるぽてまよ。そのうち、失神して静かになりました。
素直「・・・よし、今のうちだ」
ぽてまよが意識を取り戻す前に作業を終えてしまおうと、素直は園芸係でつちかった技術で、ぽてまよの頭頂部にカレンの双葉を接ぎ木しました。
素直「・・・うまくいってくれれば・・・」
カレンの双葉はしおれる事無く、ぽてまよの頭に一応くっついています。
・・・しかし、カレンが死んでしまった事は変えようの無い事実です・・・
素直をはじめとするみんなは、森山家の庭にカレンのお墓をつくり、カレンを手厚く葬りました。
素直「・・・カレン・・・ お前の為に必ず・・・必ず綺麗な花を咲かせてやるからな・・・」
そう心に誓う素直でした・・・

呆「・・・ほ・・・ほに・・・」
素直「・・・よぉ、目が覚めたか、台木」
意識を取り戻したぽてまよを台木と呼ぶ素直。
呆「・・・にゃ? にゃい、に? す、にゃお?」
台木の意味が分からず、ポカンとした顔で首を傾げるぽてまよ。
素直「お前は今日から”台木”、カレンの台木だ。・・・その頭のカレンの芽を育てて、綺麗な花を咲かせる事だけ考えろ・・・」
呆「・・・にゃっ、にゃにぇっ、・・・に゛ゃっ!!ほゎわわっ!ほぁゎわわっ!!」
何かを思い出した様にハッとするぽてまよ。慌てて首を振り回して頭の芽を振り落とそうとしますが・・・
素直「おい、何してんだよ・・・ 頭の芽を取ったりしたら、お前を桐原んトコにやるぞ・・・」
片手でぽてまよの顔を鷲掴みにして、その両頬を思い切り握りつぶしながら素直はそう凄みました。
呆「・・・にゃっ、にゃにゃっ、・・・す、にゃ・・・」
素直「・・・まぁ、安心しろ。頭の芽が順調に育ってる間はちゃんと面倒見てやるから・・・」
呆「にゃぁ♥す、にゃお♥」
少し優しい言葉をかけられたと思って調子に乗るぽてまよ。
素直「・・・おい、勘違いするなよ・・・ お前はカレンを殺したんだからな・・・」
呆「あにゃっ・・・、にゃにぇっ・・・」
素直「これからのお前は、カレンの花を咲かせるためだけに生きるんだ・・・ お前が生きていられる理由はそれだけだ・・・ いいな?・・・」
呆「・・・ほ・・・に・・・」
73名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:12:38.33 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   14呆尼

こうしてぽてまよの台木生活が始まったのですが・・・
素直には気になる事がありました。愛情を注がなければ綺麗な花を咲かす事ができないはずの”ふらぺちっと”ですが、
カレンを殺したぽてまよを、今さら可愛がる事などできなかったからです。
しかし、カレンの花を咲かせるため、素直は我慢してぽてまよを可愛がってみました。
素直「・・・ほ〜ら、チョコレートだよ〜。ぽてまよ、お食べ〜」
呆「ほろろ〜♪ す、にゃお♥ ちょ、ちょ〜♪」
それが偽りの優しさとも知らずに、可愛がられてゴキゲンなぽてまよ。カレンもいなくなって、むしろいい気になっている様子です。
しかし、頭の芽は成長する様子を見せません。
素直「・・・やっぱり嘘の優しさじゃ駄目なのか・・・」
・・・そんなある朝、学校に行こうとする素直にぽてまよがまとわりついて来ました。
呆「す、にゃおっ、まにょ、にゃっにょっ、にゃっにょっ」
素直「なんだ?お前も学校に行くって? ダメだ!お前は学校に来るな!」
呆「ににゃ、ににゃっ、まにょ、にぇ、んにょっ、にゃっにょっ」
素直「いくら頼んでもダメだ!お前は留守番だ!」
呆「ににゃっ!にゃんにぇ〜?まにょ、にぇ、んにょっ、にゃっにょっ、ににゅっ」
素直に拒絶されても尚、しつこく素直にまとわりつくあきらめの悪いぽてまよ。
素直「自分も生徒だって?まだそんな事言ってるのか!お前はカレンの台木なんだから、頭の芽を育てる事だけ考えてろっ!!」
呆「ににゃいっ!!まにょ、にゃい、ににゃ、にゃいっ!!まにょ、にぇんにょっ!にゃっにょ!」
カレンの名前を出されて、ぽてまよはさらに不機嫌になって駄々をこね始めます。
素直「・・・お前わかってるのか?カレンを殺したお前が学校に行って、ただですむと思ってるのか?」
呆「ほぇ?にゃにぇ?」
素直「みんなカレンの事を友達だと思ってたんだぞ? ・・・お前が学校に行ったら・・・ よくてもタコ殴り・・・悪けりゃ・・・お前、死ぬな・・・」
呆「に゛ゃっ!?」
素直「俺も感情的にはみんなと同じだ・・・ だがお前に接ぎ木したカレンの芽を立派に育てなきゃならないからな・・・
    少なくとも花が咲くまではお前には無事でいてもらわないとな・・・」
呆「ほにー、にゃにぇっ、にょ、にゃにゃ・・・ ににゃっ!まにょっ!まにょっ!」
素直「ああ?! ぽてまよとして可愛がれ、だと?! そんな事、今さらできるかっ! 全てはカレンのためだ!!」
呆「ににゃあぁ〜!ににゃににゃあっ!!す、にゃお〜、すにゃ、おぉ〜!」
素直「・・・あ〜うるさいっ!!あっち行ってろっ!!」
我慢できなくなった素直はぽてまよを思い切り蹴飛ばしました。
ボゴォッ!!ドガッ!!   呆「ぐぶゅえ゛っ!!」
素直のキックは見事ぽてまよの腹にきまり、吹き飛ばされたぽてまよは後頭部から勢いよく壁に叩きつけられました。
その瞬間・・・   ニョキ、ニョキニョキ・・・   素直「!!」
なんと頭の芽が、ぐぐっと一気に成長したのです。
どうやら”ふらぺちっと”は他者の芽を接ぎ木された場合、台木となった個体をひどい目に遭わせた方が穂木の成長をうながす様です。
素直「・・・これは願ったり叶ったりだな・・・」
素直は笑みをうかべます。 ぽてまよは壁に激突したショックで気を失っている様です。その隙に素直は学校へ行きました。
74名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:16:54.03 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   15呆尼

素直「ただいま・・・ 何だこれは・・・」
学校から帰ってきた素直の目に飛び込んできたのは、散々に散らかされた部屋の光景でした。
最初は空き巣でも入ったかと思った素直でしたが、盗まれたモノはありません。どうやら留守中にぽてまよが大暴れした様です。
仏壇の部屋をのぞくと、仏壇に飾ってあったカレンの写真が写真立てごとバラバラにされて畳の上に散らばっていました。
素直「チッ!!あいつめ・・・」
リビングに行くと、暴れ疲れたのか、ぽてまよがソファの上で眠っています。
素直「・・・こいつ・・・」
ぽてまよの寝顔をまじまじと眺める素直・・・
呆「・・・ほぇ・・・ほぇ・・・」
いつもの様に気の抜ける寝息をたてて、ぽてまよはすっかり寝入っています。
素直「よく見ると間抜けな顔してるよな・・・ どうしてこんなの可愛がってたんだろ・・・ ・・・いや、カワイイのはカワイイのかもしれない・・・ でも・・・」
ぽてまよの寝顔を眺めながらしばらく考え込む素直。
素直「・・・でも・・・ 許せない・・・ 憎たらしい・・・ ・・・心底、思い知らせたくなる・・・」
魔法が解けたかの様に、ぽてまよへの愛情を完全に失った事を自覚する素直。拳を握り締めると思い切り・・・
・・・ボゴォッ!!!   呆「ぼげえ゛ぇぇぇっ!!!」
素直「やあ、お目覚めかなお嬢さん・・・ 随分とお行儀良くしていた様だねぇ・・・」
呆「ほ・・・ほにぃ・・・す、すにゃ、お・・・」
素直「今日はお前にお友達が来てくれるぞ・・・ お友達を迎える準備をしよう・・・」
呆「にゃ?にゃにゃあ♪・・・」
途端に明るい声を発するぽてまよ。 しかし素直はそんなぽてまよを壁際まで連れて行くと・・・
素直「壁に背中をピタッとくっつけるんだ」
呆「ほにゃ?」
言われたとおり壁にくっつくぽてまよ。
素直「よおし、そのまま、そのまま・・・」
そう言いながら素直はどこからか画びょうを取り出すと、ぽてまよの猫耳の様なモノに画びょうを押し当て、グリグリと壁に押し込み始めました!
呆「ひぎゃあぁぁぁっ!!びゃがあ゛ぁぁっ!!」
素直「ああ、動くと危ないからねー。じっとしててねー」
全く気持ちの入ってない口調でぽてまよに注意すると、素直はもう一方の猫耳の様なモノも画びょうで壁にくっつけてしまいました。
呆「ひにぇぇぇ〜・・・ えひっ、えひっ・・・」
泣きじゃくるぽてまよ。そこへ・・・   コン、コン・・・ と、ガラス戸を叩く音が聞こえます。
素直「・・・ああ、来たな、ぐちゅ子・・・」
呆「にゃっ!? シャ―――――ッ!!」
ぽてまよの威嚇も意に介さず、素直はガラス戸を開けてぐちゅ子を迎え入れます。・・・どうやらお友達とはぐちゅ子の事だった様です。
愚「・・・ふ、・・・ふぁ・・・」
ぐちゅ子は壁に固定されているぽてまよを一べつすると、四次元パンツからぐちゅ玉を取り出しました。
呆「・・・ほにゃっ、ちょ、ちょ〜・・・」
物欲しそうにぐちゅ玉を見つめるぽてまよ。ぐちゅ子は手に持ったぐちゅ玉をぽてまよの口先まで持っていき・・・
呆「あぁ〜ん・・・」
・・・口を大きく開けたぽてまよの目の前で、ぐちゅ玉をぽてまよでは無く、自分の口に放り込みました。
呆「にゃっ?!シャーッ!シャ―――ッ!!」
吊り上げた目を涙目にして激怒するぽてまよ。
しかし、猫耳の様なモノを画びょうによって壁に固定されているぽてまよは、手をグルグルと振り回し、足で地団駄を踏む事しかできないのでした。
素直「・・・ふふ、滑稽な姿だな・・・ おい、ぐちゅ子。意地悪はそのくらいにして、アレを食べさせてやりな・・・」
ぐちゅ子はうなずくと、四次元パンツから先程のモノよりもひと回り大きなぐちゅ玉を取り出しました。
75名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:18:08.14 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   16呆尼

呆「にゃ?ほにゃ〜♪」
素直「高見盛特製のチョコトリュフ、”スーパーホットぐちゅ玉”だそうだ。ありがたく思えよ・・・」
ぐちゅ子は手に持ったスーパーホットぐちゅ玉を、再びぽてまよの口先まで持っていき・・・
呆「あぁ〜ん・・・」
・・・大きく開けられたぽてまよの口の中に、今度こそスーパーホットぐちゅ玉を入れてあげました。
呆「ほろろ〜♪ ほろ・・・ にゃ? にゃにゃっ!? ほえぁっ!?」
最初は満足げな笑みをうかべていたぽてまよでしたが、次第に、何か様子がおかしくなっていきます。
呆「ほへぁっ!? ふげっ!ふげっ!」
顔を真っ赤にして急に咳き込みだすぽてまよ。慌てて口の中のモノを吐き出そうとしますが・・・
愚「・・・ぐっ・・・」
ぐちゅ子がぽてまよの口をガムテで塞いでしまいました。
呆「ん゛ん〜・・・、ん゛ん〜・・・」
手を振り回し、ガムテを剥がそうとしますが、パニックに陥っているため、上手く剥がす事ができません。
素直「面白いダンスだな・・・ ああ、言い忘れたがスーパーホットぐちゅ玉って、中身にわさび、からし、ハバネロが入ってるんだとさ・・・
    スーパーホットって英語で超辛いって意味だもんな・・・」
呆「ぐむ゛っ!!ん゛ぶっ!!」
鼻からはぐちゅ玉が混ざった鼻水を噴き出し、手足をバタバタさせ、吊り上げた目からは大量の涙を流しているぽてまよ。
素直「おい、あんまり暴れるなよ・・・ そんなに暴れると・・・」
素直が言い終えないうちに頭まで動かし始めたぽてまよ。そのうち・・・
・・・ビリッ・・・
呆「ん゛う゛っ!!?」
引っ張られた猫耳の様なモノが、画びょうの刺さったトコロから破けてしまいました。
ビクンッ!!・・・
突然手足を硬直させるぽてまよ。痛みで痙攣を起こした様です。しかしそのせいで・・・
・・・ビリビリッ・・・
もう片方の猫耳の様なモノまで破れてしまいました。
呆「ん゛ん゛―――――っ!!・・・・・・」
声にならない悲鳴を上げてその場に倒れ、失神してしまうぽてまよ。そしてお馴染みの・・・
・・・ジャバ―――――・・・
素直「うわっ!やっぱり漏らしたか。・・・まったく、このバカが・・・ ・・・漏れまよ・・・なんちって」
うんざりした表情でぽてまよを見下ろす素直。しかし、頭頂部の芽は順調に成長している様子です。
素直「・・・よしよし・・・、この調子だ・・・」
確かな手応えを感じる素直でした。
76名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:22:24.95 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   17呆尼

とはいえ栄養はちゃんと取らせなければなりません。
素直「お〜い、ご飯だぞ〜・・・」
夕食の用意を終えて、素直はぽてまよを呼びに行きます。
失神してお漏らししたまま寝入ってしまったぽてまよを、素直は一応きれいに洗ってやっていました。
不潔なままにしていてはカレンの芽に悪い影響を与えると思ったからなのですが・・・
呆「・・・ほぇ・・・ほぇ・・・す・・・にゃお・・・」
いい気なモノで、ぽてまよはいい夢でも見ているのか、幸せそうな寝顔をして眠っています。
素直「・・・・・・」   ボゴォッ!!!
呆「ぶぐゅえ゛げへぇ゛ぇぇっ!!?」
素直「やぁ、おはよう台木・・・ ご飯だぞ、早く来い・・・」
しかしぽてまよは台木と呼ばれるのが不服の様で、ムッとした顔をしながら、
呆「・・・ににゃ〜・・・まにょ、にゃい、に、にゃ、にゃい・・・す、にゃお〜・・・まにょ、にゃ、まにょにゃ〜」
と、素直に訴えます。しかし・・・
素直「・・・あ?何が言いたいんだ?もう一度言ってみろ」
怒りからか、素直は聞き返します。
呆「にゃぁ〜、まにょにゃ、まにょ!まにょ、にゃーっ!にゃい、ににゃ、にゃいっ!ににゃっ、ににゃあ〜っ!」
素直「ににゃににゃ?・・・分からない・・・ おかしいな・・・今朝までは分かったのに・・・ ぽてまよの言ってる事が分からない」
呆「にゃっ!?ににゃににゃににゃあぁ〜!!す、にゃお!すにゃ、お〜!!」
魔法が解けた様に・・・ 素直はぽてまよに対する愛情とともに、その言葉を理解する能力も失ってしまったのでした。
素直「・・・ま、いいか。どうせ今までもたいした事喋って無かったんだしな」
呆「ににゃあぁ〜・・・」
素直がどんどん遠くへ行ってしまう様な感覚におそわれるぽてまよ。
素直「何だ?何が不満だ?今までたいした努力もしてこなかったくせに・・・ 今さらちゃんと喋りたくなったのか?」
呆「ほにほに」
ぽてまよはうなずきます。
素直「なら俺の名前を呼んでみろ・・・」
呆「す、にゃおっ!すにゃ、おっ!」
素直「・・・ダメだな・・・ す、にゃお としか聞こえないぞ・・・ 俺の名前は、すなお、だ。言ってみろ」
呆「・・・す、にゃお。すにゃ、お・・・」   ペシンッ!   呆「びゃあっ!?」
ぽてまよが言い損ねた瞬間、素直はぽてまよの小さい腕を掴み、その腕に思い切り”しっぺ”をしました。
素直「お前、一生懸命になってないだろ。失敗した時に罰を受ければ一生懸命になれるだろ?さあ、もう一度言ってみろ」
呆「ひぅっ・・・すにゃっ、すにゃっ、すにゃ、お・・・」   バシンッ!!   呆「あびゃっ!!」
素直「ダメだな、それじゃ・・・ ・・・じゃあ自分の名前を言ってみろ」
呆「・・・ま・・・にょ・・・、まにょ・・・」   バチンッ!!   呆「ひぇうっ!う゛ぅぅぅ・・・」
素直「それじゃ後ろだけじゃないか・・・。お前の名前は、ぽてまよ、だろ? 言ってみろ」
呆「ほ、ほにぇ、まにょ。ほにぇ、ま・・・」   バチンッ!!バチンッ!!   呆「あ゛に゛ゃっ!!にゃんにぇ〜・・・?」
素直「自分の名前もまともに言えないのな・・・ やっぱ、お前は台木でいいや・・・」
77名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:23:37.60 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   18呆尼

・・・このままでは台木に改名させられてしまう!と、焦ったぽてまよは必死になって、
呆「ほにぇっ、ほにぇまっ、まにょっ、まにょっ!すにゃっ、すにゃっ、にゃおっ、にゃお〜っ!まにょっ、にゃおっ、ほにぇまっ、すにゃっ・・・」
バチンッ!!バチンッ!!バチンッ!!バチンッ!!   呆「う゛びゅゎあ゛あ゛ぁぁぁっ・・・えひっ、えひっ・・・」
素直「一回もまともに言えてないぞ・・・ 泣いても上手くはいかないぞ?」
全力での”しっぺ”のため、ぽてまよの腕は真っ赤に腫れ上がっています。
呆「・・・ににゃ〜・・・ にゃい・・・ にゃえ、にぇにゃい・・・」   バチンッ!!   呆「ひにゃっ!!」
素直「何言ってるのか、それじゃ伝わらないぞ?・・・まあ、もう終わりにしたい様だが・・・ 晩ご飯もある事だし・・・」
呆「・・・にゃ、にゃあ・・・♥」
気持ちは伝わったのか、と笑顔になるぽてまよ。
素直「何喜んでるんだ、お前・・・。そんなに台木と呼ばれたいのか?」
呆「にゃっ!・・・ににゃぁ〜・・・、ににゃあ〜っ!!」
素直「ににゃににゃ?・・・それで嫌だと言ってるつもりなのか?」
呆「ほにっ!ほにほにっ!」
必死にぽてまよはうなずきます。
呆「にゃぁ〜・・・ す、にゃおぉ〜・・・」
涙目の上目使いで、何かをおねだりする様にぽてまよは甘えた声を発します。
素直「・・・ま、お前はきっと、永遠に喋れないんだろうしな・・・、罰を与えるかわりに台木と呼ぶのは許してやろう・・・」
呆「にゃあ♥ す、にゃお〜♥」
まるで無条件で許されたかの様に調子に乗るぽてまよ。しかし素直は、どこからか毛抜きを持って来ると・・・
素直「お前の目は無駄にカワイイからカワイくない様にしてやろう」
と言って、ぽてまよを横にして抱え込みました。
呆「ほにゃっ・・・ す、にゃお?・・・」
素直「動くと危ないぞ・・・じっとしてろ」
呆「ほにぃ・・・」
素直はおもむろに毛抜きをぽてまよのまぶたにあてると・・・
・・・プチッ・・・   呆「あにゃっ・・・」
ぽてまよのまつ毛を抜き始めました。
素直「長いまつ毛が生えてるからカワイく見えるんだよな・・・ だからまつ毛を全部抜いてしまえば・・・」
・・・プチップチップチッ・・・    呆「ほにぇ〜・・・」
情けない声を上げるぽてまよ。
まつ毛を抜かれる感覚は、さほど痛くはありませんが、何かかゆい様な、痛い様な、何とも言い様のない不快な感覚でした。
素直「・・・よし、これで全部抜けたぞ・・・」
まつ毛を全て失ったぽてまよの目には、もはや以前の様なカワイらしさはありません。
素直「・・・なんかニワトリの目みたいだな・・・ まさにとりと親子みたいだな」
ぽてまよは、しきりにまぶたを「もいもい」とこすっています。痛みとかゆみが同時に湧き起こっている様です。
素直「さて、晩ご飯だ。栄養はきちんと取れよ? せっかくカレンの芽が順調に育ってるんだからな・・・」
呆「ほにぃ〜・・・」
素直が自分にご飯をつくってくれるのは、あくまでもカレンのためなんだ・・・と、ぽてまよは改めて感じるのでした。
78名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:25:20.86 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   19呆尼

ぽてまよの頭上に接ぎ木されたカレンの芽は、素直の手厚い栽培(ぽてまよ虐待)が功を奏し、順調に成長して、ついにつぼみをつけるまでになりました。
そして、そのつぼみも順調にふくらみつつあります。そんなある日・・・
呆「ほに・・・ほに・・・」
ぽてまよが片足を上げて、猫耳の様なモノをしきりにかいています。
素直「どうした、ぽて・・・ かゆいのか?」
猫耳の様なモノは画びょうで壁に固定されている時に、ぽてまよが不用意に暴れたため、真ん中の画びょうの穴から淵にかけてビリッと破れていました。
その傷あとはカサブタとなり、治りかけていたのですが・・・
素直「あんまりかきすぎてつぼみまでかくなよ・・・」
呆「ほにゃ!ほにゃ!」
素直の忠告も耳に入らない様子で猫耳の様なモノをかき続けるぽてまよ。そのうち・・・
・・・ポロッ・・・ポトッ・・・
呆「・・・☆△○?!! にゃ、にゃぁ?! まにょ、にょ・・・ まにょにょ〜っ!!」
素直「・・・あっ、コラッ! だから言わんこっちゃ・・・ ・・・あ、なんだ、耳か・・・ 焦らせんなよ・・・」
片方の猫耳の様なモノが根元から崩れ落ちてしまいました。
素直にしてみれば、カレンのつぼみじゃなくてホッとした、というトコロですが、ぽてまよにとっては自分の耳(?)が取れてしまったのです。
呆「まにょにょっ、まにょにょ〜っ!!」
慌てふためいたぽてまよは、拾い上げた自分の耳(?)を手に、辺りをグルグルと走り回ります。
呆「・・・あ゛に゛ゃっ!?」   ステーンッ!!・・・
そして、何かに足を取られた様な感覚を感じ、派手に転びました。
素直「こら、危ないだろ・・・ ・・・あ・・・」
呆「・・・ににゃにゃ・・・ ・・・にぎゃっ?! に゛びゃびゃっ?!! びえ゛ぇぇぇ―――――っ!!」
なんと、今度は片足がもげてしまいました。
どうやら”ふらぺちっと”は他者の芽を接ぎ木した場合、穂木が成長すると、台木となった個体に、その穂木がじわじわとダメージを与える様です。
素直「・・・う〜ん・・・ これでは歩けないな・・・ さて、どうしたものか・・・」
両腕と片足をバタバタと振り回して慌てふためいているぽてまよを拾い上げ、素直はもう片方の足を調べました。
素直「こっちの足はどうなって・・・あっ」   ポロッ・・・   呆「ぴゃっ!?」
素直が少し力を加えただけで、もう片方の足も取れてしまいました。
呆「にゃ・・・ まにょ・・・ にょうにゃっ・・・ ・・・ぴゃっ?、ぴゃ〜っ!!」
ショックのあまり、顔を両手で覆い隠そうとしたぽてまよ。しかしその目に飛び込んできたモノは、指すらも全て失ってしまっていた自分の両手でした。
呆「ほえっ!! グブブブ・・・」   ジャバー・・・
泡を吹いて気絶してしまうぽてまよ。同時にお馴染みの失禁・・・
素直「あ〜あ、バカの一つ覚えの様に・・・。これじゃ自分でトイレにも行けないな・・・ 今日からオムツだな・・・」
こうしてぽてまよは自分で動き回る術を失ったのでした。
79名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:27:38.79 ID:rmpu1CGa
ちょっと書いてみた物語Y   20呆尼  (再びバイバイさるさん、とか言われそう・・・)

素直「・・・おい、起きろ」
呆「・・・ほ・・・ほに?・・・」
食事の時間のため、ぽてまよを起こしに来た素直。しかし、ぽてまよは両足と、両手の全ての指を失っています。
素直「ご飯だが・・・、お前自分で食べられないだろ? だから・・・」
呆「・・・ほにゃぁ♪ す、にゃお♥」
素直が食べさせてくれるのか、と、途端にうかれるぽてまよ。しかし、
素直「まず、これをくわえろ」
と言って素直が出した物は”じょうご”でした。
呆「ほに?・・・あむむ・・・」
無理やり”じょうご”をくわえさせられるぽてまよ。素直はその”じょうご”に・・・
素直「フードプロセッサーで液体状にしたご飯だ。こうすれば簡単に食べられるだろ?」
と言って液体状になった食物を流し入れ始めました。
呆「・・・ふ・・・ふご・・・ふごが・・・」
ぽてまよは食物が流し込まれるペースに追い着こうと懸命にそれを飲み込もうとします。
素直「お?がっついてるな・・・もっと欲しいのか?」
しかし、それをもっと欲しがっていると誤解した素直は流し入れるペースを更に速めてしまいます。
呆「・・・ぐ・・・ぐがっ・・・うぎゅぐぁがっ・・・」
ぽてまよは次第に苦しくなって、目を吊り上げ、涙を流し始め、口の端からはよだれを垂らしています。
そして、指の無い手を”じょうご”にかけて、力を入れ始めます。
素直「おいおい、”じょうご”を抜いちゃダメだぞ」
素直は押し返そうとするぽてまよの手の力に対抗し、さらに強く”じょうご”を押さえつけました。
呆「・・・うぐ・・・ぐがが・・・」
鼻の穴から食物が溢れ出し、苦し紛れに、”じょうご”にかけた手に、さらに力を入れました。・・・その時・・・
・・・ボロ・・・ボトッ・・・
呆「・・・○△□☆?!!!うぐがっ!!ぐががっ!!!」
とうとう腕も根元からもげてしまいました。
素直「ああ・・・、ま、いいか。そんなに状況が変わる訳でも無いし。な、ぽてまよ・・・」
同意を求められたぽてまよは、それを否定するかの様に、必死に、残ったもう片方の腕を大きく横に振り回します。それが更に・・・
・・・ボロッ・・・ボトトッ・・・
呆「んが―――――っ!!!」
ついにぽてまよは両方の腕を完全に失ってしまったのです。
素直「ああ・・・、まるでダルマだな・・・。・・・だるまよ・・・なんちって・・・」
両腕両足を失って、食物をたらふく流し込まれて、腹を風船の様に大きく膨らませたぽてまよの姿は、まさにダルマそのものでした。
素直「・・・よし、全部入れたぞ・・・」
食物を全て流し入れた素直は、満足気にぽてまよの口から”じょうご”を抜き出しました。
呆「・・・ほに・・・う゛・・・えけっ・・・けぴょっ・・・」
素直「おいおい、せっかく入れたんだから吐き出すなよ・・・」
素直はそう言うとぽてまよの首を絞めながら自分の目線の高さまで持ち上げました。
呆「・・・う゛・・・うぐぎ・・・ひぎ・・・」
苦しそうに顔を歪めるぽてまよ・・・。次第に紫色に変色していきます。そして、気を失いかけた頃、素直が手の力をゆるめました。
呆「ぶはーっ!」
素直「食べた物をもどすのは下品だぞ・・・ まあ、お前にはそれがお似合いかも知れないがな・・・」
呆「・・・ほ・・・ほにぃ〜・・・」
素直「・・・おお、随分つぼみがふくらんだな。花が咲くのももうすぐだな・・・」
呆「にゃにゃ〜♪・・・」
花が咲けばまた以前の様に優しくしてもらえる、と、とんだ思い違いをしているぽてまよ。
しかし、花が咲く、という事は、今度こそ本当に、ぽてまよの役目が終わる、という事を意味しています。
素直「・・・お前・・・」
素直は、その事を口に出しかけて、やめました。せっかくここまで育ったカレンの花をぽてまよに台無しにされてはたまらない、と思ったからです。
素直「・・・綺麗な花が咲く様に頑張るんだぞ・・・」
呆「にゃにゃあぁ〜♪」
何も分かっていないぽてまよでした。
80名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/23(土) 23:52:19.17 ID:ItzHMW+O
おお、久々のSSだ!!とりあえず支援
81名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 00:00:33.77 ID:epXBgQUX
ちょっと書いてみた物語Y   21呆尼

それからさほど日にちがたたないある日・・・
呆「ほに?・・・ ほにゃ?・・・ す、にゃお?すにゃ、お?」
ぽてまよが宙を見つめたまま何かつぶやいています。
素直「どうした、ぽて・・・。どこ見てんだ?・・・」
素直はぽてまよの目の前に手をかざして横に振ってみました。しかし、ぽてまよの目は動きません。
呆「ほに? ほに? ・・・にゃい・・・、にゅにゃい・・・」
素直「・・・お前、目が見えないのか・・・」
呆「・・・にゃに?・・・ にぇ?・・・」
ぽてまよは両腕両足だけでなく、光さえも失ってしまったのです。
素直「もう何も見えないんだよ・・・ぽて・・・。もうずっと真っ暗なんだ・・・」
呆「に゛ゃっ!? にゃんにぇっ!? ににゃっ! ににゃあっ!! す、にゃおぉ〜!!」
素直「俺にだってどうする事もできないよ。お前が人間か、普通の動物なら医者に診てもらえるんだがな・・・
    お前は人間でも動物でも植物でもないからな・・・」
呆「にゃあぁ〜・・・ににゃあぁ〜・・・ににゃああぁぁぁ―――――っ!!!」
もう何も見る事ができない、と、ぽてまよの絶望感が頂点に達した時・・・
素直「・・・おお!!」
頭頂部のつぼみが一気に花開き、見事な美しい花を咲かせたのです。
素直「なんて綺麗な・・・ カレン・・・ カレンの花だよ・・・」
しかしぽてまよには、自分の頭上に咲いた花を見る事すら許されなかったのです。
呆「にゃにぇっ?にゃにぇっ、にょ、にゃにゃっ!? シャーッ、シャーッ、シャーッ!!」
負け犬の遠吠えの様なぽてまよの威嚇。いまだにカレンに対抗意識を持っている様です。
素直「何怒ってるんだお前・・・。そうだ、カレンの花を咲かせたお前にプレゼントをあげよう」
呆「ほにゃっ?す、にゃお〜♥・・・」
甘い言葉に途端に笑顔をみせるぽてまよ。しかし、プレゼントとして素直がぽてまよにあげたモノは空っぽのペットボトルでした。
呆「ほに?ほに?にゃに?」
目が見えないぽてまよにはそれが何か分かりません。
素直「・・・目が見えてもお前の頭じゃ分からないだろうな・・・ それは空っぽのペットボトルだ・・・」
呆「ほに?ほえ?」
何でそんなモノ、とでも言いたげなぽてまよ。
素直「それはな・・・ お前はもう用済みだ、という意味なんだよ!」
呆「にゃあっ?!ににゃあっ!まにょ、まにょ、ににゃあぁ〜・・・」
素直「たまチーもとりも、勿論俺も、もうみんなお前のこと嫌ってるんだよ! お前はもういらないんだ!」
呆「びゃああぁぁぁっ!ににゃあぁーっ!!すにゃっ!すにゃっ!すにゃっ! ・・・ほげっ?!・・・う゛ぎぇっ?!!」
突然気絶するぽてまよ。・・・そして、宙に浮いていきます・・・
素直「・・・いよいよ、来たか・・・!」
空中で止まったぽてまよは、頭上の花をよりいっそう大きく咲かせると、パアッとその花を散らしました。
素直「・・・あの時と同じだ・・・」
ただ、あの時と違うのは、花が散るのと同時に、ぽてまよの身体もバラバラになって崩れ落ちてきた事です。
素直「うわ、こりゃたまらん・・・ でも、血は落ちてこないな・・・」
ぽてまよの身体だった肉片はカラカラに乾燥しきっています。ぽてまよは涙も血液も枯らしてしまった様です。
素直「血も涙もない・・・って違うか。・・・あっ、種だ。カレンの種!」
花弁や肉片の中に、カレンの花が生した種がありました。
素直「カレン・・・ やっと・・・やっとこの時がきたんだね・・・」
カレンの種を拾い上げた素直は、その種を愛おしそうに見つめながら、そうつぶやきました。
魂「・・・もっきゅ、もっきゅ、もっきゅ・・・」
たまチーが床に散らばった、ぽてまよだった肉片を貪っています。
素直「そんなモノ食って腹壊さないか? ま、お前なら大丈夫か・・・ 掃除にもなるしな・・・」
素直はカレンの種を、この日のために用意していたゆりかごに、まるで赤ちゃんの様に大事に置きました。そして・・・
素直「・・・どうか元気な子が生まれますように・・・」
カレンの写真を見つめながら、素直はそう祈るのでした・・・
82名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 00:01:41.93 ID:epXBgQUX
ちょっと書いてみた物語Y   22呆尼

・・・そして、その翌朝・・・
目を覚ました素直がゆりかごに目をやると・・・
素直「・・・カレン・・・!」
そこにはカレンに瓜二つの”ふらぺちっと”が眠っていました。
素直「カレン・・・なのか?・・・」
素直の声で、その”ふらぺちっと”が目を覚まします。
??「・・・ん・・・、・・・あ・・・あなたは・・・誰・・・?」
素直「・・・俺は素直・・・、森山素直・・・」
??「すなお・・・さん・・・? ・・・さっき・・・呼んでいた名前は・・・?」
素直「・・・カレン・・・か・・・? カレンは・・・君の母親の名前だよ・・・」
??「私の・・・お母さん?・・・ ・・・でも・・・なんだか、なつかしい・・・ ・・・カレン・・・ ・・・なんだか、ずっと前からそう呼ばれていた気がする・・・」
素直「・・・なら、君の名前もカレンにしようか・・・ 君はカレンにそっくりだよ・・・」
??「・・・いいんですか?素直さん・・・」
素直「ああ・・・、君はきっと、カレンの生まれ変わりなのかもしれない・・・
    ・・・おかえり・・・カレン・・・ おかえり・・・」
カレン「・・・ただいま・・・」

     ―――――完―――――
83名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 00:26:34.94 ID:XMCBtU3c
大作乙!!読み応えありすぎワロタww
空のペットボトルは曹操と荀イクの故事がモチーフなのかな?
くそまよには勿体無いような気もするけど、上手いなぁ・・・
それにしても、くそまよを台木として生まれた新カレンが、果たして素直の期待どおりの存在となるのか・・・
もし気が向いたら、さらにこの後の話もいずれ書いてくれるとうれしいです
84名無しさん@お腹いっぱい。:2011/04/24(日) 11:22:16.51 ID:vpmBjk0u
久々の大作来たなあ!
面白かったです!
85名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/15(日) 01:34:38.45 ID:ZkQWDafc0
男子生徒さんも頑張って!応援していますよ!
86名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/25(水) 00:09:05.15 ID:F9nzQfyt0
長編神さんって、今どうされているのだろう・・・
たまにはこのスレ、のぞいてくれてるんだろうか・・・
87名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/25(水) 01:05:20.58 ID:960fitG60
たしかに気になるね
原作が完結してくそまよ達の正体が明かされた今だからこそ、
アナザーストーリーとして長編神さんの作品の続きを詠んでみたい
88名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 17:49:58.40 ID:foiBKhAf0
遅ればせながら5巻買ってきた
しかしまぁ…連載時も思ったが家出回のくそまよはかなりムカつくな
こいつのせいでとまりちゃんがドツかれるわ有り金失うわとひどすぎる
そのくせくそまよは悪行の報いを受けてないからさらに腹立ってくる

正直くそまよメインのネタはやり場のないストレスばかり溜めさせてきて困るわ…
89名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 21:32:42.91 ID:px5XbNFo0
このゴミの正体って何だったんだ?
やっと判明したのか・・・てか気づいたら連載終了してて吹いた
90名無しさん@お腹いっぱい。:2011/05/27(金) 22:31:55.46 ID:foiBKhAf0
「ふらぺちっと」という植物と動物が合わさったような生き物だったかな>正体
誤解のないように言っておくとふらぺちっと自体はかわいい不思議な生き物だよ
くそまよが特別駄目すぎたゴミ個体だっただけで
91名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/03(金) 02:06:36.40 ID:zV+wA9OE0
SS書いてちょ♥
92名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 22:45:32.00 ID:z0Rtn/1X0
      ,ヘdヘ
    ▼/wヘ ▼
    〈_(.゚ヮ゚ノ_〉 虐待SSマダー?
     《⊇⊆》
     `u〜u'
            ぶりっ
       川
       人
      (;:;:;:;:)
     (;:;:;:u:;)
     (;:u;:;::;:;:;)
93名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 23:49:11.98 ID:LZMEX7JB0
   /     ヽ       ri/ 彡
  /   i    ト、   __,,,丿)/
 |    !     )`Y'''" ヽ,,/
  ! l   |   く,,   ,,,ィ'"
  ヽヽ  ゝ    ! ̄!~〜、           ヽ∴ /。・, て
  ヽ  / ̄""'''⌒ ̄"^'''''ー--、     ヾ,:: ,ヘdヘ・, /', て
  Y'´          /    """''''〜--、▼/wヘ ▼/∴
  (      丿   ,,;;''  ....::::::::::: ::::r''''"" ̄""ヽノ_〉/', :', ポゲェッ!
   ゝ   ー--、,,,,,___      ::: ::,,,,,ー`''''''⌒ィーイ,⊃:', 
     ヽ      \  ̄""'''"" ̄    ⊂〜⊂丿;"
     ヽ       ヽ
      ヽ  丿   )
       ゝ      !
        !     |
        |     ,;;} 
          |ノ    |
         {     |
94名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/09(木) 23:53:58.69 ID:8dpWFPp50
様式美だな
95名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/16(木) 23:48:35.75 ID:0HxTTezP0
    |┃三             _______
    |┃       ,ヘdヘ     /
    |┃ ≡  ▼/wヘ ▼ <   虐待SSマダー?
____.|ミ\__〈_(.゚ヮ゚ノ_〉   \
    |┃=___     \     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |┃ ≡   ) 淫獣 人 \ ガラッ
96名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/17(金) 01:02:57.32 ID:YeaK4wSF0
    __________
     __________
                             .|<) <) <) <) <) |
  ―─=≡ ∧_∧     ガッ.          |<),ヘdヘ<) <) <) |  ポテェーーーッ!!!
 ──=≡ミ,, ・ω・ ミ      、_人      | ▼/wヘ ▼.<) <)  |
  ─=≡ ○_  と )__ _  _,) ,,;    =≡〈_(;;;;;;;ノ_〉).<) <)  | ザクッ
   ──=≡ >       (´__) _) ∴ =≡≡ ⊂ :::::::: つ <) <)  |
    ─=≡ ( / ̄ ̄ ̄    ) ''    =≡;⊂〜〜ノ、) <) <) .|
         ( ノ         ⌒Y´     .|<) `(_ノ<) <) <) |
                             .|<) <) <) <) <) |
97名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/25(土) 19:14:18.76 ID:zo4CpmnW0
      //
    / ./
    /   ,ヘdヘ
   / ∩▼/wヘ ▼  は〜にほ〜♪ 虐待SS書いてちょ〜♥
   /  \〈_(.^o^ノ_〉_
  //   |    ヽ /
  " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪"
98名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/06(水) 00:55:17.65 ID:BLLqy06n0
     ;;";;;;;;:;::,”:"゙:.:゙;':,”:"゙:.:゙;'::"゙:.:;:;l':,”:"゙:.:゙;'r',ー- 、
   ;:,”:"゙:.:゙;':,”:"゙:.:゙;':,”:"゙:.:゙;':,:"゙:.:':,”:"゙:.:゙':,”:"゙:.:゙;'ミx、
   ,;;;:;:;"” ::;::;;;;; ;、;:,;;;;;:,”:"゙:.:゙;',,.:,”:"゙:.:゙;:,”:"゙:.:゙;'” ::ミ
   ;;;;;;;:;:; ::::::;ヽ、;;;l!、l;;;l!;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,、 、`^;;;:;:;"” ::ミ、
   ミ;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、, ;; ;l; ;:ll ,;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,`
     そ;;; :.:.:;;;:...:.'!;;;;..;;;;l|l;;.:".:゙,__:;、,;.:"__.,,/;.:'"゙:.:゙,:;、,;:;:;";;;:;:;"
       ".:;.:'"` ,l';;; ;; ;:|l;;; ;,i';..;; ;;;l!;"..;;| ;;"..;;ノ:;;、;:;"” ::z
           l;; :l!; ;ミ|;”r'l!;;.:;.:'"゙   |   "゙:.:゙,:;、,;.:"'
           |;;l!;;; ;;ミレ';;;;!;/;;     |
            l ;; l;;;l!;; ";;゙./;      ,ヘdヘ
            | ;;l!;";..;; ;;" l    ▽/wヘ ▽
            |;; l ;; ゙;;"、;;l!;l     .〈_(.::::::ノ〉_   _,,,,..私が間違っておりました・・・
            l;l!;";..;; ;; .!;";l   . 《u  u》 "" .:.:. .:.: .: ""ー-,,,__お詫び致しますので虐待SSを
             l;;i i";;; ";i ;; ;;!    `u〜u'   "   ,, :: ....::.:. :.:. :.゙`゙''ー-、_どうか書いて下さい・・・
    "" .:""ー- l;;;: :: ;;; ; ; ;i; ;l          ,,      ノ  ::. :.: .: ,,":. ~`;お願いします・・・
           l;i ::: ::l; ::; i ii;;;;l              ,,   "    ,,o
           l;i;;::: :: :: ::: :; ; il
          ノ;/   ..:(~;;";i;゙;; ;l、    ____,,,, :  , 。. " "
         /:: ::  _,.... -‐=‐- ...,_         ノ ハ
            :  . :. :. : .: .: . ..: .: .:. . :        ,,   "    ,,o
99ある男子生徒ですが:2011/07/07(木) 13:31:59.63 ID:6GClZQhb0
桐原と初芝が揃って教室に入って来た頃、ぽてまよは無様な挨拶行脚から解放され替わりに俺の椅子の下敷きになっていた。
「ぼにぃぃ・・・ヒッヒッ・・・ぼにぃぃぃ・・・」
学校で使われている椅子であるが金属製の骨組みに木製の座面と背もたれで出来ている奴だ
その内一本の脚がぽてまよの腹を押し潰している
「ぼ・・・に・・・いにゃいぃぃ」
顔を真っ赤にして苦しみ悶えるぽてまよ
「おやおや?どうしたのかな?」
すっとぼけて更に体重を掛けてやる
「あにゃっ!・・・ぼにぃぃぃ・・・」
首を振り足をバタつかせながら抵抗しているつもりらしい
「何だか楽しそうだね、ちょっと代わって貰って良いかな」
初芝が顔を輝かせながらやって来た
「良いよ良いよ、どーんとやっちゃって」
「どーん!」
妙にハイテンションな初芝が俺の座っていた椅子に飛び乗る
「あびゃぁぁぁっ!!ぎぃっ!・・・ぼにゃぁぁぁ!」
御存知の通り初芝は大柄な体格である、そんな初芝が勢い付けて飛び乗ったものだから、ぽてまよが受けた衝撃は凄まじい物だろう」
100名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/07(木) 18:50:45.84 ID:u57w7dzu0
やったあ!男子生徒さん久々の降臨!乙です
ずっと心配してたんですよ・・・
101名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/09(土) 00:56:42.40 ID:mLt7CSal0
およそ半年振りの降臨
そして連載も足掛け5年になりますなぁ
とにかくこの蒸し暑い季節にスカッとするような展開を期待しております
102ある男子生徒ですが:2011/07/19(火) 12:32:31.05 ID:I5/rBzTq0
「ぼにっ・・・ごえぇぇ・・・」
ぽてまよがヒキガエルの様な声をあげて唾液を噴き出す
「相変わらず汚らしい奴だな、そんなぽてちゃんにプレゼントだよ!」
初芝が持っていたビニール袋に入っていたのはビー玉と片栗粉だった
「ほにぃ?・・・」
ようやく解放されたぽてまよが不思議そうに見上げている
「今日は撮影最終日だけど中庭の溜池で溺れるシーンで使うんだ」
初芝の言う事には、ぽてまよは泳ぎが得意なのでちょっと細工をするのだそうだ
掃除で使うバケツにビー玉と片栗粉そして水を入れてかき混ぜる、すると片栗粉の溶液でとろみの付いたビー玉が出来る
「服が汚れると面倒だな、脱がしちまうか」
と、話題が出た途端に飛びつく桐原
「ハァハァ・・・さぁぽてたん脱ぎ脱ぎしようか」
「あにゃ!?にゃだぁぁ!!」
汚らしい顔を更に歪めて不細工に磨きがかかるぽてまよ、抵抗したところで欲望の権化桐原には無駄である
103ある男子生徒ですが:2011/07/19(火) 12:53:31.41 ID:I5/rBzTq0
だらしない体をさらして泣きじゃくるぽてまよ、コイツの体つきどこかで見たと思ったら判ったコロ助だ
「ににゃっ!ほにぃぃ・・・すにゃ、おぉぉ」
森山に頼って酷い目に遭ったのに未だに学習している様子は無い、それだけ重要な心の支えなのだろう
「ぽてまよ・・・来い」
視るに堪えない肉体を晒すぽてまよに呆れたのだろう森山が手招きする
「ほ・・・に・・・す、にゃお?・・・すにゃ、おぉぉ!!」
疑う事を知らないバカは、ひょっとしたら凄く幸せなのかもしれない
森山は満面の笑みを浮かべ駆け寄るぽてまよのアホ毛を掴むと先程のビニール袋に放り込んだ
「あにゃ!?すにゃ、お?ほにぃぃ」
手提げの部分に腕を通し足を通す穴を開けるとみすぼらしい服の様になった
「乞食より酷いな、まぁ、お前なんかと比べたら乞食が可哀そうだな」
自分がどんな状況なのか理解出来ていないぽてまよはキョトンとしている
これなら服を汚す事も醜い体を見なくてもいい
俺がぽてまよの顎を無理矢理、開けると初芝は先程作ったビー玉のとろみ和えを流し込んだ
104ぽてある男子生徒ですがの中の人:2011/07/19(火) 13:21:43.06 ID:I5/rBzTq0
仕事が一段落して書こうとしたら地震でさらに伸びちまいました
そうこうしてる内に連載が終わってしまいましたね
最終巻よみましたが、とまりの家出回で情けない泣き顔晒してまた嗜虐心が刺激されました
ところでフラペチットって苔から出来てるって事は実際に虐待しても児童虐待にも動物虐待にもなりませんね
ありがとう御形屋先生
105名無しさん@お腹いっぱい。:2011/07/19(火) 21:44:31.08 ID:LNNSzsxF0
男子生徒さん乙です
地震の影響とのことで詳しくはわかりませんが大変でしたね・・・
ただ長いブランクにもかかわらず内容がまったくブレないのは流石ww特に変態コンビが相変わらずいい味出してるw
106名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/02(火) 08:46:34.74 ID:6sPdMeWC0
保守
107名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/05(金) 21:35:34.97 ID:dX4hywIw0
ふらぺちっとにエイリアンが寄生したらどうなるんだろう。
勝手に頭から花咲いて、そこからどんどん繁殖して、いろいろ食い散らかして
プレデターでも手に負えないな。
108名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/07(日) 14:39:29.82 ID:bMD7UewYP
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}          
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
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         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : -─- ,__-‐'''´-‐'''-‐''´
      /: : ∨: : /: :/_-γ--''´ ̄   / /
      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `    
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   } ほにぃ・・・
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一l゙:.:.'ヽ、___ ..ノー'
              ,l゙:.:.'i       ブリュブリュッ
          __. ,-'''"::;::;;:‘----,,,,、
         ,i´ :.:o゚。。o゚.:.:.:.:.:.:.:。゚。.:.`'.
         ゙''¬---――''''''゙゙゙''―-┘
109名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/08(月) 00:21:19.93 ID:s1AQ0Ynx0
>>107
みにまよ軍団のような光景が広がるわけか…
想像しただけで殲滅したくなるな

まぁ、四次元糞袋くそまよなんかに寄生したらさすがのエイリアンも弱体化しそうだから駆除は楽だろうね
110名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/08(月) 00:30:40.74 ID:YHo+yaYS0
そのかわり毒性は増していそうだから注意が必要だな
111名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/12(金) 14:01:19.68 ID:nYw1952bP
           ぽてまよを虐待する

           地獄のカーニバル

          開     幕     だ
        n:       ___      n:
        ||    / __ \    .||
        ||    | |(゚)  (゚)| |    ||
       f「| |^ト    ヽ  ̄ ̄ ̄ /   「| |^|`|
       |: ::  ! ]      ̄□ ̄     | !  : ::]
       ヽ  ,イ  / ̄ ̄ハ ̄ ̄\  ヽ  イ
112名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/12(金) 14:03:39.62 ID:nYw1952bP
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}              
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
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    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
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         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
113名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/12(金) 14:10:18.76 ID:nYw1952bP
          , -=≠=- 、
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               /^ヽ、__i}_/ヽ,
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      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
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             _-=|::    ト、
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      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
             :f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
            / {__ノ - − ' ^ ´,/
           /          〈
         /             ヽ
          {      害  獣    )
         (`、             /`)
         `^ - ー 一⌒ーー… ^ー'
114名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/17(水) 16:42:02.35 ID:s0Oi2zo+0
保守
115名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/25(木) 17:20:49.44 ID:t1i1bjSc0
俺もSS書こうかな
116名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/25(木) 18:13:41.35 ID:t1i1bjSc0
「ほにぃ・・・」ぽてまよは空腹のあまり目を覚ました。
ぽてまよは、飼い主の森山素直から貰ったポーチを探ると飴玉を取り出した。
しかし、飴玉ひとつでは、この食欲の権化とも言うべきぽてまよの空腹を
癒すことはできなかった。
ぽてまよはさらにポーチを探ると、百円玉が二枚入っていた。
ぽてまよは素直に気付かれぬように、(深夜の買い食いは、素直に以前厳しく注意された。)
コンビニに向かうべく、忍び足で玄関に向かった。
玄関を出て、ぽてまよの短い足で歩いてニ十分、森山家に程近いコンビニへ到着した。
コンビニの自動ドアが開くと、男の店員が「いらしゃいませ〜」と気持ちのこもらない挨拶の声を上げた。

ぽてまよは「ちょっちょっ」と近くにいた女性に声をかけた。
女性は、年齢は二十代後半ぐらいで、大きな目と浅黒い肌が特徴的な女性だった。
「なんかとってほしいみたいっすよ。」男の店員は女性に告げた。
それは店員の仕事ではないのか。と、女性は思ったが、目の前にいる人とも猫ともつかぬ
怪生物の望みを聞いてやることにした。
女性は「これかな?」と言って駄菓子を指差した。
んふぅ〜、と、ぽてまよは大きなため息をついた。ちがう、と言いたげだった。
「じゃぁ、これ?」んふぅ〜と、またため息をついた。
別の駄菓子を指差した時、「ほにぃ!」とぽてまよは声を上げた。
お目当てのもののようだ。
「にゃいにゃい!」ぽてまよは店内にまだいた女性に別れの挨拶をしてコンビニを後にした。
女性は、「あれは・・・なんていう生き物なの?」と店員に尋ねた。
「なんだかわからないっすけど、ぽてまよって名前らしいっすよ。」店員は答えた。
「ぽてまよちゃんか・・・。」女性は、雑誌とペットボトルのお茶の精算を済ませると、コンビニを後にした。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/25(木) 19:26:16.38 ID:pYWLlQyh0
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)
118116:2011/08/26(金) 21:19:36.21 ID:kylddPBc0
道中歩きながら駄菓子を胃袋に収めると、ようやく旺盛な食欲は満たされた。
明日もまた行こう、ぽてまよはそう思うのであった。
こうしてぽてまよの悪癖ともいうべき、深夜の買い食いがまた始まったのである。
次の日も、その次の日もぽてまよはコンビニ通いを続けた。
そんなある日。
「今晩は、ぽてまよちゃん」
「ほにぃ?」
女が声をかけた。先日駄菓子を買うときに手伝ってくれた女だった。
「ぽてまよちゃん、一緒にお菓子食べない?」
ぽてまよは以前、見ず知らずの人から大量のお菓子をもらい、しかも嘔吐するほどまで
食べ続けた事がある。このときも遠慮なくお菓子をご馳走になることにした。
スナック菓子はもちろん、ケーキやプリン、パスタやサンドイッチまである。
「ぽてまよちゃん、遠慮しなくていいのよ」
意地汚いぽてまよは、目の前のものをむさぼりはじめた。
すべて平らげると、腹はパンパンに膨れて動けなくなった。
晩飯も食べたにもかかわらず、夜食にこれだけのものを平らげれば当然である。
女は、動けなくなったぽてまよを車に放り込んだ。
そして自分の家にぽてまよを連れ込んだのである。

119名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/27(土) 02:21:48.47 ID:Xy/8QeNE0
いいところで切るなぁ
なんだか「世間を知る」の頃の男子生徒さんのペースを思い出したw
何にしてもこの後くそまよがどんな目に遭うのか楽しみwww
120名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:07:57.38 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   1呆尼 (Yのつづきを書いてみました。つづきは想定してなかったので、かなり苦労しました・・・)

ほーにーほー・・・
荒涼とした、灰色の大地。空は夜なのか、分厚い雲に覆われているのか、墨で塗りつぶした様に真っ黒・・・
そこへどこからともなく・・・
ほーにーほー・・・
奇妙な音が虚空へと響いていきます・・・ そこにひとつ、人影がやって来ました。
??「・・・なんだ?この奇妙な音は・・・」
人影は、その音を耳にして、辺りの様子を窺います・・・
??「・・・ほう、こんなところにこんな物が流れ着くとは・・・」
そう言うと、その人影は、ゆっくりと片手を前に突き出しました。
すると、目の前の空間が、その手によって引き裂かれ、その裂け目から人影は何やら物体をゆっくりと取り出しました。
その物体とは、ぽてまよ、正確にはぽてまよの霊魂でした。
呆「ほに?ほにほ?」
呆けた顔で辺りをキョロキョロと見回すぽてまよ。
??「これは面白い・・・。拾って行って少し遊んでやろう・・・」
呆「あにゃ?ほえ?」
状況が飲み込めないぽてまよは、きょとんとした表情で人影を見上げます。
??「面白い奴だな・・・ 私の家に着くまで、しばらく眠っていろ・・・」
そう言うと人影は指をパチン!と鳴らしました。
呆「ほっ!・・・ほぇ・・・ほぇ・・・」
するとぽてまよは瞬く間に眠りに落ち、寝息をたて始めます。
??「ふふ・・・、この様な霊魂は初めてだ・・・ 人間界で何が起きているのやら・・・」
人影が身を翻すと一陣の風が吹き、その風をまとった人影は一瞬のうちにその姿を消すのでした。
121名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:14:01.80 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   2呆尼 (苦労したわりに、あまりいい出来になりませんでした・・・orz)

パチン!
呆「ほっ!・・・ほえ?ほえ?」
再びの指の音によって目を覚ますぽてまよ・・・ 霊魂であるためなのか、その身体はふわふわと宙に浮き、安定しません。
??「ふふ、面白いな・・・ 眠っている間にお前の記憶をのぞかせてもらった。お前、ぽてまよという様だな?」
呆「にゃ、・・・まにょ・・・。ほにゃ?にょにょ?ほにょ、にょほ?」
今ひとつ状況がつかめていない様子のぽてまよ。まわりが先程見た風景とも違うため、辺りをキョロキョロと見回しています。
??「ここか?ここは私の家だ。お前は死んで霊魂となって漂っていたのだよ・・・」
呆「ほ・・・、ほにー・・・ す、にゃお〜・・・」
??「それは現世でのお前の飼い主だな・・・お前は随分その者に迷惑をかけた様だな・・・地獄に堕ちるのも当然といったところか・・・」
呆「ほに?ににょっ?・・・にゃぁ、あにゃ、にゃにぇ?」
霊魂?現世?地獄?・・・分からない事だらけのぽてまよは、相変わらず呆けた顔で目の前の人物に問いかけます。
??「お前が漂っていたのが地獄のはずれの方だ。どうやらお前の不思議な様態に地獄の魔物どもがどう扱っていいのかわからずに放り捨てた様だな・・・
    それを私が拾ったという訳だ。ここは魔界の私の屋敷。私は・・・まあ、人間界でいう悪魔という事になるのか・・・」
呆「にゃ?にゃ、にゅま?」
悪魔の意味が理解できないのか、首を傾げるぽてまよ。
悪魔「・・・それよりお前、私と遊ぼうじゃないか」
呆「ほに?ほにぃ♪ほ〜にほ〜♪」
悪魔の甘いセリフに単純なぽてまよは途端に喜びます。
悪魔「こんな風にな・・・」
そう言うと悪魔はぽてまよに向かって手をかざしました。すると・・・
呆「ほ?・・・ほにゃっ、ほにゃ?あにゃにゃ・・・」
ぽてまよは宙に浮いたまま、上下逆さまになってしまいます。そして・・・
悪魔「・・・それっ!」
呆「ひにゃっ!」
悪魔はかけ声と同時に手を振り下ろしました。するとぽてまよは一気に落下!床に、ゴンッ!!と叩きつけられました。
呆「うびゃっ!?ほひぃ〜・・・」
悪魔「まだまだ、これは序の口だ・・・ しかし反応がいちいち面白い・・・ それっ!」
今度は天井に向かって放り飛ばされるぽてまよ。天井に後頭部を、ドンッ!!と、しこたま打ち付けました。
呆「ひぎっ!・・・ひにぇ〜・・・」
悪魔「ははっ、楽しい楽しい!いいぞ、ぽてまよ!それ、それっ!」
呆「あ゛に゛ゃっ、あびゃびゃ、ひぎゅえ゛っ!」
今度は床と天井の間を猛スピードで往復させられるぽてまよ。秒単位で床に、天井にと交互に激突を繰り返します。
呆「うぎぇっ!ひびぇっ!あにゃぁ〜っ!あにゃにゃぁ〜っ!」
泣き声の様な叫び声を上げ始めるぽてまよ。手足をデタラメにバタつかせてこの無限の往復から逃れようとしますが、そんな抵抗が功を奏するわけもありません。
悪魔「そうだ、こんなのはどうだ?」
悪魔が何か思いついた様にそう言って、指をパチンと鳴らします。すると・・・
122名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:20:25.66 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   3呆尼 (期待せずに読んでやって下さい)

ポンッ!
呆「・・・ほぇ?・・・ほえぇ?」
ぽてまよの頭頂部に突然双葉が芽生えました。そして・・・
悪魔「それっ!」
ブチンッ!!
呆「あがっ!?・・・うぎええぇぇ〜!!ひゅぎゃあぁぁっ!!ひぎっ、ひぎっ、びえぇぇ〜!」
その芽は一気に引き抜かれてしまいます。引き抜かれた跡の穴からは、プシャーッ!と血しぶきが噴き出します。
その瞬間、激痛がぽてまよを襲い、一瞬ビクンッ!と手足を硬直させると、火がついた様に泣き出しました。
悪魔「ははっ、血の噴水だ!面白い面白い」
呆「ひにぇぇ〜・・・うびぇぇ〜!」
悪魔「ふぅ〜、笑った笑った・・・ さて、初日だし、そろそろ終わりにしてやるか・・・」
呆「ひ・・・ふぇ〜・・・えぐっ、えぐっ・・・」
悪魔の言葉は耳に入っていませんでしたが、責め苦が一瞬止んだので、やや落ち着きを取り戻すぽてまよ。しかし、
悪魔「ではおしまいに・・・」
呆「・・・ほ?・・・ほにゃっ?」
スポンッとかぼちゃパンツを脱がされてしまうぽてまよ。さらにお尻を突き出した格好をさせられてしまいます。
呆「ほにゃ、ほにゃっ、ほにぇぇ〜・・・ ・・・ひっ?ほにぇっ!?」
しかし恥ずかしがる暇も無く、ぽてまよはお尻の穴に強い痛みを感じます。そして、その痛みはどんどん増していきます。
それもそのはずで、お尻の穴はすでに尻尾よりも大きく開かれていたのです。
呆「あぎゃぎゃ・・・うぎえぇ・・・」
ぽてまよは宙に浮いたまま、痛みから逃れようとする様に、手足をバタバタと、まるで犬かきの様に振り回します。
悪魔「空中で水泳か?そんな事をしても逃げられないぞ?」
呆「ほにぇ〜・・・ほに゛ぃぃぃ〜!」
すでに拳が入る程の大きさにまで開かれたぽてまよのお尻の穴から、血が滴り始めました。
悪魔「頭からもケツからも血の噴水・・・素晴らしい・・・」
・・・ミリッ・・・、ミリミリッ・・・
少しずつではありますが、確実に大きく広げられていくぽてまよのお尻の穴・・・。
さらには、その周りに裂け目が入り始めます。そして出血はさらに激しさを増していきます。
呆「ひ・・・ぎ・・・、ぎぇ・・・」
激痛により、ぽてまよの両足は小刻みにピクピクと痙攣しています。
そして、まんまる白目を大きく見開き、口はおなじみの菱形、全身には冷や汗が噴出しています。
悪魔「よし・・・、そろそろ終わりにしてやるか・・・」
最後の仕上げ、とばかりに悪魔がいっそう強く気を発しました。
呆「ふ・・・ふぎゃっ!!」
ビリッ、バリバリッ!、バキバキバキッ!!
呆「に゛ぎゃあぁぁぁぁ――――――――っ!!!」
ぽてまよはお尻の穴から全身を八つ裂きにされてしまいました。
しかし、そんな状況でも、すでに死んでしまっているので、ぽてまよは再び死ぬ事もできません。
呆「ひいぃっ、ににゃい・・・ににゃぁ〜・・・」
内臓を辺りにぶちまけ、骨格もバラバラになって、かろうじて原形を留めている頭蓋骨からぽてまよはかすかに泣き声をもらしています。
悪魔「ふふ、楽しかったよ、ご苦労さん」
そう言って悪魔は指を鳴らしました。すると、ぽてまよの身体は瞬く間に元通りになり、同時にぽてまよは眠りに落ちてしまいました。
悪魔「・・・いい物を拾ったな・・・さて・・・」
123名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:25:58.39 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   4呆尼

・・・レン・・・カレン・・・
カレン「・・・ん・・・、・・・んん・・・」
素直「カレン!カレン!どうした、カレン!」
カレン「・・・んん、ううぅ・・・ はっ!・・・はっ、はっ、・・・はぁ・・・」
素直「大丈夫か?カレン・・・ ひどくうなされてたぞ?悪い夢でも見たのか?」
ここは森山家、素直の寝室。悪夢にうなされていたカレン(2世)は素直に揺り起こされ、肩で大きく息をしています。
カレン「はぁ、はぁ・・・、・・・はい・・・嫌な夢を見ました・・・ でも、もう大丈夫です・・・」
落ち着きを取り戻したカレンは、そんな状態でも心配をかけまいと素直に微笑みかけます。
素直「ホントに大丈夫か?カレン・・・」
ぽてまよを台木にして生まれたカレン(2世)は、少し病弱なところがありました。
そんなカレンを素直が心配し、カレンはそんな素直に気を遣う・・・、それが森山家の日常になっていました。
カレン「・・・ホントに大丈夫ですよ、素直さん・・・ ・・・でも・・・」
素直「でも?」
カレン「・・・ちょっと、トイレに・・・」
素直「ああ、そうか・・・」
気まずそうに返事をする素直。カレンも顔を赤くしてトイレに向かいます。
ピョン!トテトテトテ・・・
素直の股間で眠っていたたまチーもカレンの後につづいて行きます。
素直「なんだ、お前もトイレか?」
素直は、もよおしていないので、そのまま再びベッドに横になりました。
124名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:30:45.32 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   5呆尼

同じ頃の桐原家、無道の部屋・・・
桐原「・・・ぽてたぁ〜ん・・・むにゃむにゃ・・・ZZZ・・・」
いつもの様に眠る桐原・・・
しかし、そんな桐原の安眠も突然の騒音によって、妨げられてしまいます。
ガシャンッ!! バタンッ!! ビリビリッ!! ベリベリベリッ!!
桐原「な、なんだなんだ!?」
飛び起きた桐原、すぐに部屋の灯りをつけました。すると・・・
桐原「うわっ!何じゃこりゃあ!」
桐原の目に飛び込んできたのは、割られて粉々になった窓ガラスの破片とズタズタに引き裂かれた桐原お手製のぽてまよポスターでした。
部屋中に貼り付けてあったぽてまよポスターが無残に引き裂かれて辺りに散らかされていたのです。
桐原「いったい誰がこんな事を・・・? ・・・はっ!・・・」
その時、何か黒い影が、サッと窓から外へ飛び出した様に見えました。
桐原「なんだ・・・?」
目を凝らして外を見渡す桐原・・・
何か小さな影が遠ざかる様に見えました。が、それ以上の詳しい事はよく分かりませんでした。
桐原「随分小さな影・・・人間じゃないな・・・。・・・ぐちゅ子・・・?」
あの小ささでこんな事をしでかすのはぐちゅ子くらいしか思い当たらない、と、桐原はぐちゅ子を疑います。
桐原「・・・まあ、犯人の詮索は後回しだ。・・・あ〜あ、こんなに散らかっちゃって・・・」
散々に散らかされた部屋を掃除するのに桐原は朝までかかってしまいました。
125名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:36:05.95 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   6呆尼

翌朝の森山家・・・いつもの様に穏やかな朝食の風景・・・
カレン「素直さん、またパンばかり食べて・・・ もっとバランスよく食べて下さいな・・・」
素直「・・・カレンこそ、ナスを残すのはやめな・・・」
そうなのです。カレンは台木であったぽてまよの性質を、わずかながら受け継いでいた様でした。
とはいえ、目立った事象はナス嫌いという点ぐらいで、その他の点については実の母であるカレン(1世)の生き写し、とでもいえる程でした。
素直「・・・あの後は眠れたのか?相当ひどい夢を見たみたいだったけど・・・」
夕べの様子を心配して素直がカレンに聞きました。
カレン「ええ・・・あの・・・」
素直「・・・なんだ?気になる事があるなら言ってみな・・・」
カレン「・・・私に似た子が、・・・悪魔にひどい目に遭わされてる夢を見たんです・・・」
素直「・・・お前に似た子?・・・」
カレン「・・・ええ・・・その子は、ぽてまよ、と呼ばれていました・・・」
素直「!・・・」
素直はぽてまよの事をカレンに言ってませんでした。みんなにも、やんわりとですが、口止めしていたのです。
そのカレンの口から、知らないはずのぽてまよの名前を聞いて素直は驚きました。
素直「・・・そうか・・・まあ、あまり気にするな。嫌な夢は忘れるのが一番だ・・・」
カレン「・・・ええ・・・そうですね・・・」
まだ気にしている様に歯切れの悪い返事をするカレン・・・
素直「・・・そうだ、お前、あの光るコケ、いじらなかったか?ひとつ足りないみたいなんだけど・・・」」
気まずい雰囲気を変える様に、素直は話題を変えます。
カレン「あのふわふわしたコケですか?いいえ、いじってませんけど?」
素直「そうか・・・なら、いいんだ。 ・・・さて、そろそろ学校に行かないとな・・・」
カレン「はい、気をつけて行ってらっしゃい、素直さん」
カレンは体が弱いので、いつも家で留守番をしていました。
素直はいつも通りたまチーだけを連れて学校へと出かけました。

学校では桐原が昨夜の出来事を話していました。
桐原「なあ高見盛、夕べ、ぐちゅ子どうしてた?」
京「なんだよ、ぐちゅ子を疑ってるのか?いつもの場所にいたよ。夕べも今朝もおんなじ格好でな」
桐原「でも、それ外だろ?」
京「しつこいな・・・まだ疑ってるの?」
険悪なムードの教室・・・
桐原「・・・なあ森山、カレンとたまチーはどうしてた?」
素直「え?いつも通り一緒に寝てたけど?」
桐原「う〜ん・・・、まあ、おとなしいカレンや、食べ物にしか興味の無いたまチーがあんな事するとは思えないけどな・・・」
京「ぐちゅ子もだ!よそん家のガラス窓を破ってまでそんな事するわけ無いだろ!」
桐原「ん〜・・・、確かにぐちゅ子も食べ物を盗む事はあっても、意味も無く物を壊すだけってのは無いかな・・・」
結局この日、犯人は分からずじまいでした。
126名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:40:54.14 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   7呆尼

ゆさゆさ・・・ゆさゆさ・・・
呆「・・・?ほ・・・に・・・?」
何者かに揺り起こされて、ぽてまよ(の霊魂)は目を覚まします。
呆「ほに・・・ぴゃっ!?」
自分を揺り起こした相手の姿を見て、ぽてまよは驚きの声を上げます。
それはぽてまよそっくりな姿をしていました。
呆「にゃ・・・にゃぇ?にゃぇ?」
足りない頭を混乱させるぽてまよ。目の前のニセぽてまよは、ぽてまよが威嚇する時の様なツリ目をしています。
悪魔「ははは、気に入ったかな?お前の分身をつくってみたぞ」
そんなぽてまよの様子をおかしそうに眺めていた悪魔がぽてまよに言いました。
呆「あにゃ?・・・にゅ・・・に・・・?」
分身と言えてませんが、ぽてまよはその意味を何となく理解した模様です。
悪魔「そうだ・・・今日はこれを使って・・・」
悪魔が手をかざすと、ツリ目をしたぽてまよの分身がゆっくりと宙に浮いていきました。
呆「あにゃにゃ?・・・ほに・・・?」
そして、ぽてまよの頭上に来たところで・・・
ジャバ――――・・・ジョジョオォォォー・・・
呆「うぶっ・・・うぇっぷ・・・ぐぶぶ・・・」
直下のぽてまよに向かって、滝の様なお漏らしを喰らわせました。
悪魔「ふはは、どうだ?自分の分身の尿の味は・・・」
ジョババ―――――・・・ジョロジョロロォォー・・・
呆「うぶぶっ・・・うぎゅっ!に゛ゃシャ―――――ッ!!シャーッ!!」
二発めを喰らったところで、ぽてまよは分身に激しく威嚇しました。
悪魔「おやおや、ご立腹かい?お前の飼い主もさぞや怒り心頭だったろうねぇ・・・」
呆「に゛ゃっ!?」
悪魔の言葉にハッとするぽてまよ。
悪魔「そうだ、それはお前自身が人間相手にさんざん繰り返してきた事だろう?こんな事も・・・」
ゲロ゛――――――・・・ゲロロロォォー・・・ゲジョー・・・
呆「うえ゛っぷ・・・ふえぇぇ・・・い゛ぎいぃぃ・・・」
今度はゲロまみれになってしまうぽてまよ。
悪魔「嫌か?気持ち悪いか?だが、お前に文句を言う権利があるのかな?」
呆「ひっ!・・・へに・・・」
悪魔「返す言葉も無いか、そう言えばこんな事も・・・」
悪魔がそう言うとぽてまよの頭上に居た分身が、ゆっくりと降りてきました。
呆「はにゃ?・・・ほ・・・ほにゃっ!?」
そしてぽてまよは自分の意思と関係無く両腕をまっすぐ前に突き出されてしまいます。そして・・・
127名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:46:56.36 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   8呆尼

・・・ガブッ!!
呆「ぼに゛いぃぃぃ―――――――っ!!!」
その両腕を分身が力いっぱい噛みしめました。
悪魔「痛いだろう?お前が噛み付いた人間も痛かっただろうな?」
ぽてまよの両腕に噛み付いた分身は、さらに力を入れてその両腕を噛みしめます。
呆「にぎゃー!にぎゃー!にぎゃぁぁ―――――っ!!」
ギリギリギリ・・・ ミリッ・・・ミリッ・・・
ぽてまよの両腕から血がポタリ、ポタリ、と滴り落ちています。
呆「ひっ・・・ひぎいぃぃ・・・」
悪魔「そろそろ限界か?・・・じゃあ、おしまいにしてやろうか・・・」
青ざめたぽてまよを見て悪魔が言いました。一瞬ほっとするぽてまよ・・・
しかし、次の瞬間、分身はありえない程の力でぽてまよの両腕を噛みしめ始めました。
呆「ぎ・・・ぎええっ・・・」
ミリッ・・・ ミシミシッ・・・ パキッ・・・ポキッ・・・ ・・・バキッ!! バキバキバキッ!!
呆「う゛びゃあ゛ぁぁぁ―――――っ!!」
ついに、ぽてまよの両腕の骨は粉々に噛み砕かれてしまいました。
しかし、分身はそれに飽き足らず、ぽてまよの両腕の肉までもブチブチッ!と食いちぎってしまいます。
呆「うぇあ゛ぁぁぁーっ!!ぎにぇえ゛ぇぇぇ―――――っ!!」
ぽてまよの両腕は、その本体から完全に切り離されてしまいました。
そして、分身は食いちぎったその両腕を、ぽてまよの顔面めがけてプッ!と吹き飛ばしました。
ボトボトッと音を立てて両腕は自らの持ち主であった物体にぶつかり、床へと落下します。
呆「ふぎえぇぇっ・・・びえぇぇ・・・」
両腕を食いちぎられた傷の痛みで、ぽてまよはそんな事にも構っていられません。
激痛にぽてまよが悶絶している間に、再び分身はぽてまよの頭上に浮き上がっていました。そして・・・
ジョバ――――――・・・ ジョロジョロジョロォォー・・・
またしても大量のお漏らしをぽてまよに喰らわせました。
呆「に゛・・・にぎゃあぁぁー!うびゃ―――――・・・!」
尿に含まれている塩分が傷にしみる様で、いっそう激しく狂った様に暴れ回るぽてまよ。
悪魔「くはははっ!いやぁ愉快愉快・・・ ま、今日はこれくらいにしといてやるか・・・」
悪魔が指を鳴らすと、以前と同じ様にぽてまよの身体が元通りになり、深い眠りへと落ちてしまいました。
そして分身も同時にその姿を消してしまいました。
128名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:51:37.25 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   9呆尼

カレン「う〜ん・・・う・・・ん〜・・・」
素直「カレン・・・カレン!」
カレン「・・・はっ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
カレンは、また悪夢にうなされていた様です・・・
素直に揺り起こされて、肩で息をしています。
素直「カレン・・・また同じ夢か・・・?」
心配そうに素直はカレンに問いかけます。
カレン「・・・はい・・・ぽてまよという子が酷い目に遭わされていました・・・」
素直「・・・そうか・・・」
カレン「・・・素直さん・・・ぽてまよという子の事・・・何か知っているんじゃないですか・・・?」
カレンのセリフにギクリとする素直・・・
素直「お前が気にする事じゃない。・・・忘れるんだ・・・」
カレン「・・・でも・・・」
言葉を続けようとしたカレンでしたが、素直の怒りとも哀しみともつかない複雑な表情を見て、発しようとした言葉を咄嗟に飲み込みます。
カレン「・・・あの・・・トイレに・・・」
素直「・・・あ、・・・ああ・・・」
ピョン!トテトテトテ・・・
トイレへと急ぐカレンの後を追いかけるかの様に、たまチーも部屋を出て行きます。
素直「なんだ?またお前もトイレか・・・?」
今晩も素直はもよおしていないので、再びベッドに横になりました。

翌朝、素直が学校に登校すると、何やら教室が騒がしい様子。昨晩、またしても何事か起きていた様です。
今度の被害者はみかん、いや、夏家でした。
みかんの話によると、八百屋のなっちゃんの商品・・・つまり、野菜やら果物やらが、あらかた食い尽くされていたというのです。
桐原「いったい誰の仕業だろうなぁ・・・俺んトコと同一犯だろうか・・・」
みかん「ん〜、分からないわ・・・気付いた時には、もう誰もいなかったし・・・ただ・・・」
京「ただ、何?」
みかん「うん・・・、ナスだけ手がつけられてなかったのよね・・・」
素直「!・・・」
それを聞いて素直はハッと息を呑みました。
みかん「ぽてちゃんがナス苦手だったらしいけど、ぽてちゃんはもう死んじゃってるし・・・」
素直はカレン(2世)のナス嫌いの事は、まだみんなに言ってませんでした。
桐原「う〜ん・・・、まだ真相は謎のままか・・・」
この日も犯人を断定するには至りませんでした。・・・しかし、素直だけは・・・
素直(・・・まさか、カレンが・・・?そう言えば毎晩トイレに、って・・・それが嘘なのか・・・?)
カレンに対する疑念を抱く素直・・・
素直(・・・いや、まだ決まったわけじゃ無い・・・)
首を横に振って胸に湧き上がった疑念を打ち消す素直でした。
129名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 00:55:49.81 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   10呆尼

呆「ほ〜にほ〜に〜♪す、にゃお♥すにゃ、お♥」
ぽてまよは夢を見ていました。
夢の中では昔の様に素直とラブラブ(そうぽてまよが思い込んでいただけですが)。
ぽてまよは上機嫌です。すると、突然素直がぽてまよを抱きしめました。
呆「はにゃっ!?」
頬を赤らめるぽてまよ・・・ですが次の瞬間・・・
呆「・・・ほ・・・ほにぃ〜・・・」   ・・・ジャバジャバ―――――・・・
・・・お馴染みぽてまよの盛大なエロお漏らし・・・
呆「ほへ〜・・・」
未だ悦に入ってるぽてまよ・・・夢なので都合良くパンツも瞬時にきれいになってしまいます。
呆「ほに・・・ほに?」
ふと見るとぽてまよの前にご馳走がズラッと並んでいます。
呆「にゃあ〜♪もぐもぐ・・・もぐもぐ・・・」
勿論それらのご馳走をためらう事無く貪り始めるぽてまよ・・・
呆「ほにゃほにゃ・・・ほにゃ・・・ほにっ!」
自分の分のご馳走を平らげたぽてまよは、他の人のために用意されたご馳走にまで手を伸ばし始めました。
呆「もがもが・・・もがもが・・・」
ぽてまよの食欲は止まるところを知らず、
みかんの前のご馳走、京の前のご馳走、初芝、桐原、ねね、そして素直の前のご馳走まで貪り尽くしてしまいます。
するとぽてまよは満腹になったのか夢の中なのにも関わらず睡魔に負けて眠ってしまいます。
呆「・・・ほぇ・・・ほぇ・・・」
好き放題のぽてまよ・・・しかし、その安眠が突然断たれてしまいます。
呆「ほぎゃっ!?・・・ほに?に?・・・ほに゛ぃー!」
辺りを見回すぽてまよ。どうやらぐちゅ子が蹴りを喰らわした様です。
呆「シャーッ!!」
激怒したぽてまよは、ぐちゅ子を追い回し始めます。
呆「シャー!シャー!・・・あ゛に゛ゃっ!?」
ぐちゅ子を追い回しているうちに、素直とみかんが仲良く話し始めたのがぽてまよの目に入りました。
呆「シャ―――――ッ!!シャ―――――ッ!!」
嫉妬にかられたぽてまよは、さらに激しく怒りながら素直とみかんの間に割って入ります。そして、
呆「す、にゃお、にゃ、まにょ、にょ、もにょ、にゃーっ!!」
身の程知らずな素直所有宣言をするのでした。
呆「す、にゃお♥すにゃ、お♥」
130名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:00:34.22 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   11呆尼

・・・と、ここでぽてまよは目を覚まします。
呆「すにゃ・・・ほ?・・・ほにゃ?ほえ・・・?」
辺りを見回しても、当然ながら、もう素直もいませんし、ご馳走もありません。
悪魔「ふふふ・・・いい夢を見ていた様だな・・・もっとも、それは私が見せたのだがな・・・」
ぽてまよの目に入ったのは、自分を監禁している、あの悪魔でした。
呆「にゃ・・・」
悪魔「ところで、お前は七つの大罪というのを知ってるか?」
呆「にゃ?にゃにゃ、にょ、にゃいにゃい?」
悪魔「お前が知っているわけも無いか・・・七つの大罪とは、人間界における罪の源である」
呆「にゅに、ににゃ?」
そう言われてもぽてまよの足りない頭では理解する事が出来ません。
相変わらず呆けた顔をして首を傾げています。
悪魔「・・・つまり、悪いことを生み出す元だ。お前にはその全てが顕著に見られるな・・・」
呆「にゃ?ほにゃ?」
飲み込みの悪いぽてまよ。
悪魔「お前はすごく悪い奴だという事だよ!」
呆「に゛ゃっ!!にゃえ!?にゃにぇっ!?」
ズバリ言われてやっと理解したぽてまよ。しかし、悪いことをしている自覚が無いのか、納得できない様子です。
悪魔「ひとつひとつ解説してやろうか?まずは色欲。お前、飼い主に抱きしめられて有頂天だったろ?お漏らしまでして・・・」
呆「あにゃっ・・・」
悪魔「さすがにはしたないよな?・・・次は暴食だ」
呆「にゃっ・・・あにゃにゃ・・・」
悪魔「さすがにこれには自覚があるのか?大量の食物を貪っていたよな?次は強欲」
呆「ほー、にょっ?」
悪魔「強欲と言ったつもりか?言えてないがな・・・お前は他人のために用意された食べ物まで食っただろ?本来お前の物では無いのに・・・」
呆「にゃっ、にゃにゃー、ににゃ、まにょ、に、にゅえっ、にゃー」
悪魔の追及に何やら反論するぽてまよ。
悪魔「なに?みんながくれた、だと?誰がお前にあげるって言った?みんなは黙っていたはずだぞ?」
呆「にゃ・・・にゃえ〜、ににゅ、にょ、にゅにぇ・・・」
ぽてまよの反論を遮る様に悪魔が言います。
悪魔「いつも怒られなかった、だと?それはお前の飼い主たちが特別に優しかったからだ。
    みんなが許してくれたからといって、お前の悪事が消えるわけでは無いぞ」
呆「にゃっ・・・」
131名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:05:52.24 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   12呆尼

悪魔「そんな優しい周りの人達に感謝もせずにお前という奴は・・・次!お前はたらふく食った後お礼もせずに眠ったろ?」
呆「あにゃ・・・にゃ・・・」
悪魔「反論できんか・・・夢の中にも関わらずさらに眠ろうとするとは・・・これは怠惰だ。
    さすがに少しは自分の悪事を自覚したか?」
呆「・・・ほ・・・ほに・・・」
悪魔「次は憤怒だ。お前その眠りを邪魔した者に怒り狂っていただろ?」
呆「にゃ!にゃえ〜っ!にゅにゅ、にょ、ほにーっ!」
悪魔「あれは向こうが悪いんじゃないか、って?まだ自覚が足らん様だな・・・あれ程までに激怒したのは十分悪事と呼べる行為だったな・・・」
呆「ほにぃ〜っ!!ほ」
ぽてまよの反論を当然の様に無視して悪魔が続けます。
悪魔「次!嫉妬!お前の場合これが一番顕著にあらわれる・・・あのみかんという少女に対する嫉妬だ」
呆「ほにっ!シャーッ!!まにょ、にょ、もにょ、にょっ、にょにっ、にゃっ!シャーッ!」
悪魔「なに?自分の物を横取りしようとした、だと?飼い主を自分の所有物だと思っているのか?身の程知らずな・・・
    それが最後の大罪、傲慢である!」
呆「に゛ゃっ!」
悪魔「さあ、罪深きお前をどう罰してくれようか・・・」
呆「あにゃにゃにゃ・・・」
悪魔「よし、まずはこうしてくれよう」
悪魔がパチン!と指を鳴らすのと同時に、ぽてまよの前に沢山のご馳走が現れました。
呆「にゃっ!・・・ほ〜ほに〜」
先程まであんなに責められていたのに、懲りずに口からダラダラとよだれをだらしなく垂らし始めるぽてまよ。
無意識のうちに手がご馳走にのびてしまいます。
呆「あぁ〜む♪ ・・・にゃむにゃむにゃむ・・・」
悪魔の視線も意に介さず、ぽてまよは目の前のご馳走を貪り始めます。
悪魔「・・・ホントに学習能力の無い奴だな・・・」
あきれた様子で悪魔がつぶやきます。
呆「・・・あむあむ・・・もぐもぐ・・・」
ご馳走を貪り続けるぽてまよ・・・。瞬く間に、その腹が膨らんでいきます。
呆「・・・んぐんぐ・・・んむ?・・・むぐむぐ?むが?」
何やら様子がおかしくなってくるぽてまよ。
悪魔「・・・ふふふ、どうした?・・・まだまだ足りんだろう? ご馳走はまだ十分にあるぞ・・・」
呆「ふぐっ、ふぐぇ・・・、けふっ、げふっ、・・・うぐぐぐ・・・」
ぽてまよは、もう十分に満腹なのです。が、何故かその手と口が止まりません・・・
実は、ぽてまよはご馳走を食べ続けなければならなくなる魔法にかけられていたのでした。
涙目になりながら、それでも食べる事を止められないぽてまよ。
呆「ぐふっ、ぐへっ、・・・げびょっ、げぶぇ・・・」
悪魔「おいおい、もどすなよ・・・?勿体無いからな・・・」
苦しさで号泣しながらも、ぽてまよはご馳走を貪り続けなければなりません。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:10:36.08 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   13呆尼

呆「えぐぇ・・えげぇ・・・ ?・・・うが?」
ふとぽてまよが前を見ると、そこには素直とみかんが立っています。
もちろんこれは悪魔が見せている幻ですが、バカなぽてまよは幻であろうと、みかんに対する敵意をむき出しにします。
呆「シャーッ!!シャーッ!!」
ぽてまよの威嚇など無視して、素直とみかんの幻は仲良さそうにイチャイチャしています。
呆「に゛ゃっ!!シャー・・・ふぐっ、ぐびゅっ、ぐびゅっ、う゛っ」
そんな二人を目の前にしながらも、食べる事を止められないぽてまよ・・・
悪魔「面白いな・・・だが、それでは十分に味わえないだろう・・・こうしてやろう」
すると、ぽてまよの、まさに目の前に針と糸が現れました。
呆「・・・ほにゃ?」
ふわふわと宙に浮いた針の穴に、するするっと糸が通ると、それは狙い澄ました様にぽてまよのまぶたに向かって・・・
・・・ブスッ!!
呆「ひぎゃぁぁぁ―――――っ!!」
ぽてまよの悲鳴にも容赦無く、針と糸はぽてまよの上瞼と下瞼を縫い付けていきます。
呆「ひにゃあぁ・・・ひっ、ぎに゛えぇぇぇ―――――っ!!」
片目が終わったら、もう片方の目です。そんな最中でもぽてまよは貪り続けなくてはなりません。
悪魔「ふふふ・・・滑稽な姿だな・・・ まぶたを縫い付けられながら、食い物を貪る姿は・・・」
呆「ひ・・・ひいぃぃ・・・、んぐんぐ、んぐんぐ・・・」
完全に両瞼を縫い付けられたぽてまよの耳に、二人の幻の発した声が聞こえてきます。
みかんの幻「・・・好きよ、森山君・・・」
素直の幻「俺もだよ、夏・・・」
呆「ほに゛ぃぃぃーっ!!シャーッ!!」
悪魔「おやおや・・・耳も塞げばよかったかな?・・・」
この状況を楽しんでいた悪魔でしたが、ぽてまよの腹が、すでに裂けそうな程に膨れ上がっているのを見て、
悪魔「そろそろ仕上げにかかるかな?」
とつぶやき、まずは二人の幻を消し、そして・・・
・・・ブチブチブチッ!!
呆「グガガッ!!!びゃあぁぁぁ―――――っ!!」
縫い付けられたぽてまよの両瞼を、無理矢理一気に開きました。
涙と血が混ざった赤い液体を両目から大量に垂れ流すぽてまよ。
悪魔「さあ、仕上げをするのはコイツだっ!」
133名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:15:38.13 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   14呆尼

悪魔がそう言うと、ぽてまよの目の前に悪魔によって呼ばれた地獄の番犬ケルベロスが現れました。
呆「あにゃっ!」
逃げたくても腹が膨れ上がっているのでぽてまよは身動きが取れません。
さらに両手両足が、まるで見えない縄で床に縛りつけられているかの様に床から離す事ができません。
悪魔「コイツは甘いものに目が無いんだ・・・ お前がさっき食ったご馳走にも甘いものが沢山あったよな?・・・」
呆「ほ・・・にゃっ!?」
悪魔「バカなお前でも感付いたか?今のお前は、コイツにとって、まさにご馳走だな・・・」
呆「あにゃにゃ・・・あにゃにゃ・・・」
悪魔「さあ、行け!ケルベロス!この異形のモノのはらわたを気が済むまで貪るがいい!!」
ケルベロス「ガルルルルッ!!!」
呆「に゛ゃあ゛ぁぁぁ―――――っ!!!」
悪魔の号令と同時に、その鋭い牙をぽてまよの醜く膨れ上がった腹に突き立てるケルベロス。
その瞬間、ぽてまよの腹が引き裂かれ、中から血しぶきと、さっきまでぽてまよが貪っていた物が噴き出しました。
ケルベロス「ガルル、ガルルル」
荒々しくぽてまよの内臓を貪り食うケルベロス・・・
悪魔が先程ぽてまよのまぶたを開かせたのは、自分の内臓が食い荒らされるトコロをぽてまよに見せつけるためだったのです。
呆「びゃあぁぁぁ―――――っ!!ぼに゛え゛ぇぇぇ―――――っ!!」
激痛と、自分の中身が引っ張り出される不快感が同時にぽてまよを襲います。
しかし、すでに死んでしまっているため、もう一度死ぬワケにもいきません。
呆「びえ゛ぇぇぇー・・・」
あらかたぽてまよの内容物を食い尽くしたケルベロスは、口のまわりについたぽてまよの血液を舌で舐め取りながら、その残骸から離れていきました。
悪魔「もう満足なのか?ケルベロス・・・まだ肝臓が残ってるじゃないか・・・好き嫌いだな・・・」
そう言うと、悪魔はカラスを呼び出しました。
現れたカラスは、真ん丸白目に菱形の口をして、だらしなく腹の中身をさらけ出しているぽてまよの、その肝臓をついばみ始めました。
呆「・・・へ・・・へほ・・・」
先程までの激痛とはちがう、不快な痛みを感じて奇妙な鳴き声を漏らすぽてまよ。
しかも肝臓には再生能力があるので、カラスがついばむそばから再び肝臓が生えてきて食い尽くされる事がありません。
悪魔「・・・う〜ん、こりゃ無限ループだな・・・ ま、しばらくほっとこう・・・」
呆「・・・ほへ・・・は・・・」
ぽてまよの奇妙な鳴き声はしばらく止みませんでした・・・
134名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:20:51.16 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   15呆尼

素直「カレン!カレン!」
カレン「んん〜・・はっ!・・・はぁ・・・はぁ・・・」
素直に揺り起こされたカレンは肩で息をしています。
素直「また同じ夢か?カレン・・・」
カレン「・・・はい・・・」
落ち着きを取り戻したカレンがうなずきました。
素直「・・・・・・」
ぽてまよの事を打ち明けるべきかどうか、素直は悩んでいました・・・
カレン「素直さん・・・あの・・・」
難しい表情をした素直の様子を見てカレンはいたたまれずに静寂を破ります。
カレン「あの・・・ト・・・トイレ・・・」
素直「・・・カレン・・・」
重い空気から逃げる様にカレンは寝室を出て行きます。
そして、たまチーもカレンの後について部屋を出て行きました。
素直「・・・・・・」
素直は例の疑念を確かめるため、こっそりカレンとたまチーの後を追って行きました。
素直が影からトイレの様子をうかがうと、何故か灯りがついていません。そして何の気配もしないのです。
素直「・・・まさかホントにカレンが嘘を・・・?」
素直は思い切ってトイレのドアを開けました。
・・・トイレの中には誰もいません。
素直「・・・カレン・・・どこへ?」
ふと見回すとお風呂場の方から明かりがもれていました。
素直「お風呂?」
物音を立てない様に素直はそっと浴室の中を覗きます。すると・・・
素直「!・・・カレン・・・」
そこにはカレンがいました。となりにはたまチーもいます。
カレンは何やら苦しがっている様子でした。
カレン「うぅ・・・う〜ん・・・うぅ・・・」
素直「・・・カレン・・・」
心配した素直が浴室に入ろうとしたその時、
カレン「うぅぁぁ・・・あうぅ・・・んん・・・」
カレンの長い尻尾がその形を変え始めたのです。
素直「!!・・・何だ・・・あれは・・・」
驚きを隠せない素直・・・
その間もカレンの尻尾はその形態を変化させていきます。
良く見ると、尻尾の先には何か顔の様なモノが現れてきました。
そして、尻尾の中ほどがくびれていきます。
次第にそのくびれは深くなり、顔のついた尻尾の先端部分をカレンの体から完全に切り離しました。
カレンの残された尻尾は以前と変わらない姿を取り戻しました。カレンも、もう苦しみから解放された様です。しかし・・・
切り離された尻尾の先端部分は、さらにその姿を変化させ・・・
素直(あ・・・あれは!!・・・)
??「ホニホニホニホニ・・・」
なんとそれはミニぽてへと姿を変えたのです。
すると今までカレンのとなりでカレンの様子を見守っていたたまチーがおもむろにミニぽてを抱き上げると・・・
小呆「ホニャ?ホニホ・・・」
魂「ガブッ!!」
小呆「ピャッ!?・・・」
なんと頭からミニぽてを丸かじりにしてしまいました。
たまチーの口内からはバリバリとミニぽての骨の噛み砕かれる音が、半ば小気味良い位に響いてきます。
カレンはその様子を見まいとして顔をそむけました・・・
カレン「・・・素直さん!・・・」
135名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:27:14.24 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   16呆尼

その時、カレンの視界に素直の姿が入ってしまいました・・・
素直「・・・カレン・・・」
もはや隠れている必要の無くなった素直は、ゆっくりと浴室に入っていき、カレンに静かな口調で話しかけました。
素直「・・・毎晩トイレに行くって言ってたのは・・・」
カレン「・・・はい・・・トイレというのは嘘でした・・・」
素直「毎晩こんな事が起きてたのか?・・・」
カレン「はい・・・毎晩たまチーちゃんが後始末を・・・」
魂「もっきゅ、もっきゅ、もっきゅ・・・」
素直「そうだったのか・・・ ごめんな・・・今まで気付かなくて・・・」
カレン「そんな!・・・ 素直さんが謝る事じゃありません!謝らなきゃいけないのは嘘をついていた私の方です!・・・」
素直「でも・・・随分悩んだんじゃないか?・・・」
カレン「・・・それは・・・たしかに、そうですが・・・」
しばらく黙り込んでしまうカレン・・・やがて、ゆっくりと口を開き・・・
カレン「こんな事が起こる様になったのは・・・私が生まれて二ヶ月ほどたった頃でした・・・」
素直「そんなに前から!?」
カレン「・・・はい・・・最初は、いわゆる無性生殖・・・細胞分裂みたいなモノかと思っていたのですが・・・」
素直「・・・そんな言葉知ってたんだ・・・」
カレン「生物学は素直さんも学ばれてるでしょ?私も教養を身につけようと勉強したんです・・・
     それはさておき・・・、・・・そのうち、あの悪夢を見る様になりました・・・
     私の尻尾から生まれる生き物と大きさこそ違うものの、そっくりな姿をした子がヒドイ目に遭わされてる・・・
     その子はぽてまよと呼ばれている・・・そして、素直さんの事を知っている様だった・・・
     私はカレンという母親から生まれたはずなのに、私の尻尾から生まれるのは私の分身ではなく小さなぽてまよさん・・・
     私とぽてまよさんはどういう関係なのか?私は本当は誰なのか・・・」
言葉に詰まるカレン・・・その目には涙があふれていました・・・
素直「カレン・・・」
カレン「・・・私の母はアヴェ・ヴェルム・コルプスという曲が好きだったと教えてくれましたよね?・・・」
素直「・・・ああ・・・そうだよ・・・」
カレン「アヴェ・ヴェルム・コルプスの日本での題名は”まことの御体”といいます・・・」
素直「!・・・」
カレン「私の・・・体は、・・・本当(まこと)の体なんですか・・・?」
両目から大粒の涙をこぼしながら、カレンは涙で詰まる声をしぼり出す様にして、素直に問いました。
素直「カレン!!・・・お前がそんなに苦しんでいたなんて・・・気付けなくて・・・本当にすまない・・・」
カレン「・・・素直さん・・・」
素直は、思いをめぐらす様にしばらく目をつぶり、ひとつ大きく息をすると、決然とした表情でゆっくりと目を開き、
素直「・・・分かった・・・本当の事を話そう・・・」
そう言って素直は静かに、ぽてまよの事や、カレンの母親とぽてまよの間に起こった事、カレン(親)の芽をぽてまよに接ぎ木した事、
・・・そして、ぽてまよの頭に接ぎ木されたカレンの花から今のカレンが生まれた事などを話しました。
カレン「・・・そう・・・ですか・・・そんな事が・・・」
ショックを受けつつも、事実をしっかりと受け止めようとするカレン。
素直「お前に話したらお前が苦しむかと思って・・・内緒にしていたんだ・・・ でも、かえってお前を苦しませてしまった様だね・・・」
カレン「素直さん・・・分かってます・・・」
素直「・・・さあ、これでもう隠し事は無しだ。だからお前も一人で苦しむのは、もう、やめな・・・」
カレン「・・・はい、素直さん・・・」
この出来事は、素直とカレンの絆を、むしろ深める事になりました。
136名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:31:48.23 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   17呆尼

愚「・・・スー・・・スー・・・」
・・・ボコッ!!ボト・・・
愚「!?・・・ふいっ!?ふいっ!?」
高見盛家の庭の、いつもの木の上で寝ていたぐちゅ子は、何者かの攻撃を受けて地上へと落下しました。
驚いて目を覚ましたぐちゅ子が辺りを見回すと、そこは高見盛家の庭ではなく、近所の公園でした。
愚「・・・ふ?・・・ぅ・・・」
警戒しながら鎌を取り出すぐちゅ子・・・
ボカッ!!バタッ!!
愚「うぐっ!!・・・ふっ!?」
後頭部に強い衝撃を受けたぐちゅ子は前方に倒れこみ、顔面をしこたま地面に打ち付けてしまいます。
愚「ふっ!?・・・!・・・」
顔を上げたぐちゅ子の目の前に、小さな黒い影が現れました。
愚「・・・うう゛う゛い゛い゛い゛っ!!ふい゛―――――っ!!」
その影を敵と認識したぐちゅ子は激怒し、鎌を大きく振り上げ、その影めがけて一気に振り下ろしました。
ブンッ!!・・・
愚「・・・ふい゛っ!?」
しかし、鎌が空を切る物凄い音はしたものの、ぐちゅ子は何の手応えも感じませんでした。
見れば黒い影は微動だにせず、同じ場所に変わらぬ様子で立っています。
愚「う゛ぐぐぐっ!!・・・カッ!!」
業を煮やしたぐちゅ子、両脇の蛇のビームが火を噴きます。・・・しかし・・・
愚「ふい゛い゛―――――っ!?」
ビームは影を通り抜けてしまいました。影は無傷のままです。
ジリジリと後ずさりするぐちゅ子・・・ 次の瞬間、
愚「ひぎっ!?・・・ うぐぎぎぎ・・・」
影は目にもとまらぬ速さでぐちゅ子の胸ぐらを掴み、
愚「ひぎあ゛・・・う゛ぐぐう゛ぅぅ・・・」
右手でぐちゅ子の左脇の蛇を引きちぎりにかかりました。
愚「ふぎい゛い゛ぃぃぃ―――――っ!!ふぎい゛い゛ぃぃぃ―――――っ!!ふ―――――っ!!!」
激しく威嚇しながら必死に抵抗するぐちゅ子、しかし影の力は物凄く・・・
・・・ミリッ、ミリミリッ・・・ ブチブチブチッ!!!
愚「う゛ぎゅあ゛あ゛あ゛あ゛ああぁぁぁ―――――!!!」
ついに左の蛇はぐちゅ子の頭から完全に引きちぎられてしまいました。
ブシャ―――――――ッ!!!
ぐちゅ子の側頭部にあいた大きな傷口から大量の血しぶきが噴水の様に噴き出します。
地面に投げ捨てられた蛇は、数回ビクビクッ!と痙攣したかと思うと、次第に全身が青ざめ、力が抜けていく様に横たわり、こと切れてしまいます。
愚「ふ、ふゅい゛い゛い゛っ!!ぐゅう゛う゛う゛ぅあ゛あ゛あ゛ぁぁぁ―――――っ!!」
激痛と激怒のあまり、叫び声を上げるぐちゅ子。しかし、それによってなおさら出血がひどくなってしまいます。
ふらふらしながら鎌をブンブンと振り回すぐちゅ子。しかし、影に刃が当たっても、まるで空気を切っている様に手応えがありません。そのうち・・・
・・・ガシッ!!
愚「ふゅぅあ゛っ!?」
影に鎌を奪われてしまいます。そして・・・
シャキンッ!ザシュッ!!
愚「ぐう゛ぅゆ゛ぅぅぁあ゛あ゛あ゛ああぁぁ―――――っ!!」
影は、残ったぐちゅ子の右脇の蛇を鎌で切り落としてしまいました。
ボトッと鈍い音を立てて地面に落ちた蛇は、相方の蛇と同じ様に数回痙攣して死んでしまいました。
愚「ふゅ・・・、ふぃ・・・、う゛・・・、ぅ・・・」
頭の両側からドクドクと大量の血液を噴き出させながら、全ての武器を失ってしまったぐちゅ子は肩で息をして、立っているのがやっとの状態です。
出血によって、意識が朦朧として、視界がぼやけてきます。その目に映る影の姿もぼやけて見えます。
愚「!・・・」
その時ぐちゅ子には、影がニヤリと不気味な笑みを浮かべた様に見えました。恐怖を感じるぐちゅ子。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:36:51.45 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   18呆尼

愚「ふゅい゛い゛い゛ぃぃぃーっ・・・」
逃げようとしますが、もはや足を一歩踏み出す事すらできなくなっていました。
しかし影は鎌を振り上げると、逃げられないようにと、ご丁寧にもぐちゅ子の両足を切り落としてしまいます。
愚「ぎゅう゛わあ゛ぁっ・・・」
足を切られる痛みすら感じなくなってしまったぐちゅ子。残った両腕で地面を這って逃げようとしますが・・・
愚「う゛ゅぅっ!う゛ゅぅう゛っ!」
力が入らず、ただジタバタと腕を振り回すばかり・・・
そんなぐちゅ子のお尻を、影は、逃げろ逃げろとばかりに足で小突きます。
愚「ふゅい゛っ!ふゅい゛っ!」
両腕を一生懸命に動かして、ぐちゅ子はなんとか十数センチほど前進します。
しかし影はこの両腕さえも・・・
シャキンッ!!ズバッ!!
愚「・・・ぅう゛ゅぁあ゛あ゛ぁぁ・・・! ・・・あ゛ぁ・・・あ゛ぁ・・・」
ぐちゅ子は頭と胴体だけの、まるでダルマの様な姿になってしまいました。
そのダルマを影が足で仰向けに返しました。
愚「ふゅう゛ぅぅ・・・ぅわわゎ・・・」
恐怖に恐れおののくぐちゅ子・・・
出血と恐怖によって意識を失う直前にぐちゅ子が見た影は、まがまがしく歪んだ笑みを浮かべていました・・・

・・・翌朝・・・
京母「・・・今日もいい天気ね〜 おはよ〜、ぐちゅ子ちゃ・・・キャ、キャ―――――ッ!!」
戸を開けて庭を見た京母が目にしたモノは・・・
京「どうしたの・・・ うわあぁぁ!! ぐちゅ子!ぐちゅ子ーっ!!」
高見盛家の庭の木に、木の杭で体ごと打ちつけられた、手足と蛇を失ったぐちゅ子の変わり果てた姿でした。
京「どうして・・・誰が、こんな・・・」
魔「・・・かかさま?かかさま、どしたの・・・?」
騒ぎを聞きつけて、まめが起きて来ました・・・
京「ま、まめ!見るな!」
まめの視界を遮ろうとした京。しかし、一瞬おそく・・・
魔「・・・かかさま?・・・かかさま、動かない・・・かかさま!?かかさま!!かかさ・・・」
京「まめ!?」
ぐちゅ子の死を理解したまめは、ショックのあまり泡を吹いて気絶してしまいました。
木の根元にはぐちゅ子から切り取った両手足と二匹の蛇の死骸が、ご丁寧にも並べて置いてありました・・・
138名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:41:08.72 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   19呆尼

桐原「なんだって!ぐちゅ子が!?」
京「・・・ああ・・・、変わり果てた姿でな・・・」
その日、教室では、ぐちゅ子が惨殺されたニュースで持ち切りでした。
ねね「大変ダッタナ・・・、マメハドウシタ?」
京「ショックで気を失ってしまって・・・、今は家で寝込んでる・・・」
ねね「無理モナイナ・・・」
京「・・・くそっ、いったい誰がやったんだ・・・」
桐原「俺んトコや夏のトコと同じヤツかな・・・?」
一連の事件を起こした犯人は誰なのか・・・皆それぞれに考えを巡らせますが・・・
桐原「うんん〜いくら考えても分かんねぇ〜!」
頭を掻きむしりながら桐原が叫びます。
初芝「証拠が少なすぎるからね・・・ 同一犯かどうかも分からないし・・・」
桐原をなだめる様に初芝が言います。
京「・・・あっ!証拠といえば・・・」
何かを思い出した様に京が声を上げました。
京「ぐちゅ子の手にピンク色の毛が付いてたんだ!」
ねね「ソウイウ大事ナコトハ早ク言エヨ!」
桐原「ピンク?ピンクといえば・・・」
素直「・・・ぽてまよだ・・・」
みんな「ええっ!?」
それまで沈黙を守っていた素直のひとことに、みんなは驚きの声を上げました。
みかん「だってぽてちゃんは死んじゃってるのよ?」
桐原「そうだよ、もし疑うんならカレンじゃないのか?カレンだってピンクの髪の毛だろ?」
桐原の言い分も当然です。皆は素直がカレンをかばっているのだ、と思いました。しかし、京だけは・・・
京「・・・いや、カレンの髪の毛にしては濃いピンク色をしていた・・・
  まさに、ぽてまよの髪の毛の色の様な・・・そして毛の途中から色が黄色に変化して・・・」
みかん「まさか!・・・ホントにぽてちゃんの仕業なの・・・?」
ねね「シカシチョット考エテミルト、全テノ事件ニ共通スルノハ、ポテガ毛嫌イシテイタモノガ狙ワレタ、トイウ事ダナ」
桐原「もしそうなら次に狙われるのは、カレンじゃないか・・・?」
素直「!」
みかん「ちょ、ちょっと待ってよ。死んじゃったぽてちゃんがどうやって事件を起こすの?
     オバケになって出てきてるとでも言うの?」
素直「・・・その点には、ちょっと心当たりがある・・・」
みかん「・・・森山君?・・・」
素直「・・・・・・」
素直は、家で留守番をしているカレンの事が心配で、その日は全てに上の空な状態でした。
139名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 01:46:11.64 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   20呆尼

素直「ただいまー・・・」
カレンが心配で急いで自宅に帰ってきた素直。
素直「カレーン・・・カレーン・・・」
カレンの名を呼びますが、返事がありません・・・
素直「まさか・・・」
不安におそわれる素直。・・・すると視界に一匹のふらぺちっとの姿が・・・
素直「あ、カレン!カ・・・ !!・・・お前は・・・」
素直の声に振り向いたそれは、・・・ぽてまよの姿をしていました。
素直「ぽ・・・ぽてまよ・・・なのか・・・?」
そのぽてまよの姿をしたモノは、片手にぐちゅ子から奪った鎌を、そして、もう片方の手には・・・
素直「・・・それは・・・カレンの尻尾!・・・」
鎌で切り取ったと思われるカレンの尻尾が握られていました。
素直「お前!カレンをどうしたんだ!!」
ぽてまよの姿をしたモノに詰め寄る素直・・・
??「君が素直君だね?・・・カレンのことがそんなに心配か?ぽてまよがこんなに君の事を思っているというのに・・・
    そういえば君にはみかんという彼女も居たのだったな・・・ 罪な男だ・・・」
ぽてまよの姿をしたモノは、その容姿とは不釣合いな男の声を発しました。
素直「・・・お前、ぽてまよじゃないな・・・」
??「半分当たり、半分はずれ」
ぽてまよの姿をしたモノは、少しおどけた様な態度で答えました。
素直「お前は何者だ!?カレンをどうした!?」
素直の怒号に、大げさに怖がってみせる、ぽてまよの姿をしたモノ・・・
??「おお怖い怖い・・・地獄に流れてきた君のペットを拾ってわざわざ世話してやってるというのに・・・」
素直「!・・・お前・・・カレンの夢に出てきた悪魔だな!」
悪魔「おや、すでにご存知とは光栄の極み・・・
    それにしてもあの小娘・・・私の事を夢で見知っていたとは・・・どうりで驚かなかったわけだ・・・」
素直「そのカレンをどうしたんだ!!」
悪魔「さあ? ぽてまよの望み通りこの鎌で真っ二つにしたかったところだが、
    身をかわされて収穫はご覧の通り尻尾のみ・・・
    逃げるカレンを急いで追ったが見失った。今頃はどこかに隠れているか、それとも外へ逃げたか・・・
    出来たばかりのこの体ではなかなか思う様に動かん・・・」
素直「・・・桐原の部屋を荒らしたり夏の店の売り物を食い荒らしたり、ぐちゅ子を殺したりしたのもお前か!」
悪魔「うむ・・・正確に言えば、ぽてまよの恨みだな・・・ それらを行った時はまだこの体が出来ていなかったのでな・・・」
素直「・・・あのコケからその体をつくったのか!」
悪魔「おや、ご明察。よく分かったな・・・ぽてまよの霊魂をコケにうつして進化のスピードを上げたのだ・・・
    一連の事件はぽてまよの霊魂をコケに定着させるために必要だったのさ・・・
    そうして出来たこの体を私が乗っ取ったというワケだ。」
素直「いったい何が目的だ!」
悪魔「・・・面白そうだから・・・」
素直「それだけの理由で・・・?」
悪魔「・・・いや、我々が人間界に来るのは容易な事ではないのだよ・・・
    目的は人間界に来たかったからだな・・・もっともその理由は面白そうだから、だがな・・・」
素直「なら、もう十分楽しんだだろ!さっさと地獄にでも魔界にでも帰れ!」
悪魔「そういうワケにもいかん・・・ 今もぽてまよの霊魂は”す、にゃお〜、すにゃ、お”と叫んでいるぞ」
その時、けたたましく玄関のチャイムが鳴り、ドアが開かれました。
みかん「森山君!カレンちゃんが助けを求めてうちに来たの!尻尾を切り落とされて大ケガしてるの!」
素直「夏!・・・今は来るな!」
しかし素直の声は届かずみかんは家に入ってきます。
みかん「森山く・・・ !・・・ぽてちゃん!?」
ぐちゅ子の鎌を持って素直と対峙しているぽてまよ(悪魔)の姿を見てみかんは驚きの声を上げます。
140名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:02:30.86 ID:/+S3RQ0J0
今追いついた、取り急ぎ乙!
141名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:03:07.21 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   21呆尼

悪魔「おやおや・・・ぽてまよ最大の恋敵のご登場とは・・・さて、どうしたものかな・・・」
ニヤリといやらしい笑みを浮かべる悪魔・・・
素直「!・・・まさか・・・ やめろ!夏を傷つけるのは!」
悪魔「おぅ、憎いねぇ・・・白馬に乗った王子様は・・・ しかし、今のセリフも全てぽてまよの霊魂には聞こえているぞ?”シャーシャー”言って大騒ぎだ・・・」
さらにその時、家に上がり込んで来る足音が響いてきました。
京「森山ー!みかんから連絡があって・・・あっ!」
京の目に悪魔が持つぐちゅ子の鎌が映ります。
京「それは、ぐちゅ子の・・・お前・・・お前か!!お前がぐちゅ子を!!」
一瞬で、それを持つ者がぐちゅ子の仇だと理解した京が、悪魔に飛びかかる勢いで走って来ます。
みかん「京ちゃんあぶない!」
素直「危険だ!高見盛!」
二人が止めようとしますが・・・
京「ぐちゅ子の仇ー!!」
京の耳には入りません。 ・・・ですがその時、辺りが光で包まれて・・・
??「・・・大丈夫・・・大丈夫よ・・・」
空中に人の形をした光が現れると、悪魔が持つ鎌を静かに取り上げました。
悪魔「な、なんだ・・・?体が、動かない・・・」
??「神様の力を借りてきたの・・・さあ、悪魔さん、魔界に帰りなさい・・・神様が怒ってたわよ・・・」
悪魔「げ・・・それはヤバい・・・ ・・・ええい、ここらが潮時か・・・ではこの体はぽてまよの霊魂に返しておこう・・・
    もっとも私の魔法の力が無ければ形態を維持する事はできんがな・・・
    ではさらば!」
そう言うと糸が切れた操り人形の様にぽてまよ(悪魔)の体が倒れました。
そして、一呼吸おいて、ぽてまよの体はおもむろにムクムクッと起き上がり・・・
呆「ほ・・・に・・・す、にゃお・・・すにゃ・・・」
寝ぼけた様に周囲をキョロキョロと見回したかと思うと、素直の方に向き直り、わずかに笑みを浮かべながら、ヨロヨロと歩き出しました。
みかん「ぽてちゃん!」
??「ごめんなさいね・・・素直・・・。あなたの事を思ってこの子にお願いしたのだけれど・・・」
光が優しい声で素直に語りかけます・・・
素直「・・・か、母さん?」
未来「なんだか、かえってあなたを傷つけてしまったみたい・・・」
人の形をした光の正体は素直の母、未来の魂でした。
みかん「森山君のお母さん・・・なの?・・・」
未来「みかんさん・・・素直の事、お願いね・・・」
みかん「・・・はい・・・」
素直もみかんも、目に涙をうかべています。京までもらい泣きしています。が、約一匹・・・
呆「す、にゃお〜・・・まにょにゃ〜?まにょ、にゃ〜?」
そう言いながら素直に歩み寄ってくるぽてまよの体は、悪魔の言った様に、ボロボロと崩れ始めていました。
未来「この子の魂は私が連れていくわね・・・」
素直「母さん!・・・」
未来「さあ、ぽてまよちゃん、あなたは死んでしまっているの・・・素直と一緒にはもう、暮らせないのよ・・・」
未来の魂は少し悲しげな表情をしました。
呆「ににゃっ!ににゃっ!す、にゃお〜・・・すにゃ、お〜・・・」
ボロボロに崩れて原型を留めていない物体が駄々をこねています。
そんな醜態を恥ずかしげも無く晒す物体に、うんざりした素直が、たまらず悲鳴の様な声を上げます。
素直「・・・ぽてまよ。もう、いい加減にしてくれ・・・俺達のささやかな幸せを壊さないでくれよ!」
142名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:06:58.68 ID:/+S3RQ0J0
途中ですまんが、139のあと間が開いたのは連投規制?
支援カキコしたほうがいいかな?
143名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:08:46.06 ID:SgJE9lfc0
ちょっと書いてみた物語Z   22呆尼

呆「にゃっ!?・・・す、にゃお〜?・・・」
素直「お前は、もう邪魔なんだよっ!・・・邪魔どころの騒ぎじゃない・・・一度だけでなく、二度もカレンを殺そうとするなんて!」
呆「にゃ、にゃあ!?ににゃ〜!す、にゃお〜・・・ほにぃ〜、ほにぃ〜!」
もはや蠢くコケの塊と化したぽてまよが、イヤイヤをしているつもりなのか、わずかに左右に揺れています。
素直「もしカレンが死んだら・・・!」
カレンを心配して大粒の涙をこぼす素直に、未来の魂が再び優しく語りかけます。
未来「カレンちゃんの事は心配いらないわ・・・まだ死なないって神様言ってたもの・・・
    ・・・ああ、それと高見盛さん・・・」
京「は、はい?」
呼びかけられた京が、少し驚いて返事をします。
未来「ぐちゅ子ちゃんの事は残念だったけど・・・ぐちゅ子ちゃんは天国で安らかに暮らしているわよ・・・」
京「そう・・・ですか・・・。ぐちゅ子・・・ぐちゅ子おぉぉ〜!!」
張り詰めていたものがプツンと切れたかの様に京は泣き崩れました・・・
未来「・・・じゃあ、素直、元気でね・・・お父さんのこと、よろしくね・・・あと、お友達を大切にね・・・それと・・・」
いくら言葉を重ねても、足りる筈もありません・・・ 未来の魂は、涙を流しながら、最期の別れの言葉を告げようとします・・・
未来「・・・それと・・・幸せに・・・ね・・・」
素直にそう告げた未来の魂は、素直の肩を抱いているみかんの方を、チラッと見た様に思えました。
素直「・・・うん・・・母さん・・・さよなら・・・」
呆「・・・ににゃー、ににゃー・・・すにゃ・・・すにゃ・・・す・・・」
辺りを包んでいたやわらかな光が、ゆっくりと消えてゆきました・・・
そして、後にはぽてまよの残骸であるコケの塊だけが残されました。
素直は、そのコケの塊を手ですくい上げ・・・
みかん「森山君、それ、どうするの・・・?」
素直「・・・うん、もう二度と動き出さない様に燃やしてしまおうと思って・・・」
素直は庭でコケに灯油をかけて火をつけました。
コケは灰すら残さずに全て燃え尽きてしまいました。

こうして素直達は再び平穏を取り戻す事が出来ました。
カレンも、尻尾を切り取られた傷も癒え、むしろ尻尾が無くなる事でミニぽてに煩わされる事も無くなりました。
そして、もう悪夢を見る事も無くなった様です。
京もぐちゅ子の死を受け止め、徐々に立ち直りつつあります。
まめは、まだぐちゅ子の死から立ち直れないでいますが、高見盛家の人々や、ねねが面倒を見てあげているので、
最近では笑顔も見せる様になってきたそうです。
・・・ところで、未来の魂に連れて行かれたぽてまよの霊魂ですが・・・
天国に入ることは許されず、二度と蘇らないように、と、地獄の最下層に封印されることになりました。

     ―――――完―――――
144名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:10:41.37 ID:SgJE9lfc0
>>142
ばいさるでした
どうも一時間に十回までの様です。
時報をまたげば書き込めるようになるみたいです。
145名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:17:31.47 ID:/+S3RQ0J0
>>144
なるほど、連続投稿だけじゃなく時間あたりの回数にも制限があるのか・・・勉強になりました

それはさておき超大作ほんとうにお疲れ様です
一度地獄に落ちてもくそまよはほんとうに懲りない腐れ淫獣ですなぁww
ラストで天国に行ったぐちゅ子との対比がまた笑えるwww

余談ですが、七大罪のくだりはヒストリーチャンネルの番組からの着想?w
146名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:20:56.57 ID:SgJE9lfc0
>>145
いえ、真・女神転生if...です
147名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:22:08.44 ID:SgJE9lfc0
でも参考にしたのはダンテの神曲ですけど・・・
148名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 02:34:34.68 ID:/+S3RQ0J0
>>146-147
なるほど、女神転生ですか・・・やったことないので詳しいことは知らないけど
ヒストリーチャンネルうんぬんは、以前ディスカバリーチャンネルの拷問と処刑の歴史が話題になったので
このスレにはCSの専門番組が好きな人が多いのかなぁと思った次第

それにしても、くそまよなんぞのハラワタを食べたケルベロスとカラスが心配だ
腹壊してなければいいけどww
149116:2011/08/28(日) 14:32:42.41 ID:dil/iW8S0
女はあきれ返っていた。
なんと警戒心のない生き物か。
女はコンビニの店員から、この怪生物のことを聞き出していた。
そしてコンビニの店員の言うとおりだった。「食い物をやればすぐに懐く」と。
車に放り込んだ時ももう少し抵抗があるかと思ったが、何の抵抗も無かった。
まぁ、いい。お目当ての物が簡単に手に入ったのだから・・・。

ぽてまよは、この女を甘く見ていた。
どうせこの女も、ちやほやして、食べ物を運んでくる人間の一人だと思っていた。
車に放り込まれた時も、このまま森山家に車で送ってくれるのだと都合よく考えていた。
腹の皮が突っ張ったぽてまよは、目の皮が緩んできた。
ぽてまよは、漫画のような鼻ちょうちんを出して、「ぷこーぷこー」と
間抜けな寝息をたてて眠りだした。

女は家に着くとぽてまよの頭をつかんで地下室へと運び込んだ。
そして、相変わらず呑気にねているぽてまよを石畳の床にたたきつけた。
「ぼにゃ!?いにゃ〜・・・」何が起きたか理解できないぽてまよ。
「お目覚め?ぽてちゃん。」女はぽてまよをつかみ上げた。
「周りの大人に習わなかった?知らない人からものをもらっちゃだめだって・・・」
そう言うと腰の入った、女性のものとは思えぬ、強烈なボディブローを叩き込んだ。
「うごぇ!」今度は速射砲のような連続パンチを、だらしなく弛んだぽてまよの腹にたたきこんだ。
「うぎゃ!けぴょっ!」ぽてまよはさっき食べた、意地汚くむさぼった物を吐き出した。
嘔吐したものが床を汚し、女の体にかかった。
女の瞳に怪しい光が宿った。
女はぽてまよを床にたたきつけた。「あにゃ!」床の吐瀉物が周りに飛び散った。
そして、ぽてまよを押さえつけると無理やり口をこじ開けた。
女は、「ぽてちゃん、貰いゲロって知ってる?私も気持ち悪くなってきちゃった。」
そう言うと、「うぇっ、うげぇぇっ!」ぽてまよの口に嘔吐した。
ぽてまよは気持ち悪さにまたも嘔吐した。
「ごぼごぼ・・・いにゃ〜にゃにぇにぇ〜」吐瀉物まみれで許しを請うぽてまよ。
「ぽてちゃんたら、折角おねえさんがあげた物を吐き出しちゃうんだもの。これはおしおきよ。」
女は、さらに口を大きくこじあけた。メリメリとぽてまよの額関節は悲鳴をあげた。
「あがががが」声を上げるぽてまよ。ミシッ、ゴキッ!
ついにぽてまよの顎は外れてしまった。
「うごぉーあがぁー!」痛みにのた打ち回るぽてまよ。
女はパンツを下ろし始め、おもむろにぽてまよの顔にまたがった。
ジョボジョボと、ぽてまよの口に尿が注がれた。
150116:2011/08/28(日) 14:57:31.23 ID:dil/iW8S0
>>144
超大作お疲れ様でした。
実は、カレンがくそまよ(台木)に似てしまい、大食い無能淫乱獣に
なってしまったらどうしようと心配していたのですが、生物学を
自主的に学習するなど、実の母のカレンに似た聡明な子でほっとしました。
まぁ、ナス嫌いぐらいは似ても影響ないですからね。
151名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 19:57:18.94 ID:dil/iW8S0
「ごぼごぼ・・・・けへっけへっ!」尿が気道に入り激しくむせるぽてまよ。
ぽてまよは顎をはずされ、口は開きっぱなし、よだれを垂れ流して、目はなみだ目になっている。
女に許しでも請うているのか、あがあがと言葉にならない声をあげている。
女はうすら笑みを浮かべて、ぽてまよの苦悶の表情を眺めていた。
「今日は遅いし、この辺にしておこう・・・。」
女は力任せにぽてまよの顎を引っぱった。ごきんと音がして歩てまよの顎がはまった。
顎がはまると同時に「びにゃぁ〜!!びぇ〜!!」ぽてまよは泣き出した。
そして女に「す、にゃお、の、いにぇにぇ、にゃえんぇ〜!!」
不細工な泣き顔で、鼻水垂れ流しながら、女に家に返して欲しいと訴えた。
不細工な泣き顔を見た女は、さらに嗜虐心をそそられていた。
女は、「私の見込み通りだ。」と思った。
初めて見たその日から、きっといじめ甲斐のある生き物だと。
ある意味、一目惚れだった。
女は、深夜の通信販売番組で見るような、高圧放水の機械を持ち出した。
「ぽてちゃん、綺麗にしてあげるわ。」
そう言うと高水圧の水をぽてまよめがけてかけた。
バチバチとぶよぶよの体に水が当たった。
「いにゃあ〜!!」ぽてまよは叫び声を上げた。
「いにゃあ?それしか言えないの?・・・掃除の邪魔よ・・・。」
そう言うとぽてまよの腹を蹴り上げた。
「ぼにぃぃぃぃ!!げぼげぼげぼ」ぽてまよの体は吐瀉物を撒き散らしながら弧を描き、
べちゃ!と床に落ち、そのまま気絶した。
152名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/28(日) 20:59:29.56 ID:dil/iW8S0
ぽてまよは石畳の冷たい感触で目を覚ました。
吐瀉物まみれの床とぽてまよの体は、綺麗に掃除され、ぽてまよは檻の中に入れられていた。
「お目覚め?ぽてちゃん。」女はぽてまよに声をかけた。
ぽてまよは、昨日女から受けた仕打ちを思い出した。
ガタガタと震えだし、おびえた目で「ほ、ほにぃ・・・」と女を見上げた。
女の顔を見るなり、ジャバーとビビリ小便をたれた。
「顔を見るなりおしっこだなんて、随分ご挨拶ね。ぽてちゃんにはお仕置きが必要ね。」
女は、ぽてまよの髪の毛をつかんで檻から引っ張り出した。
「ほ、ほにぃ!いにゃい!」女は髪をつかんで持ち上げた。
ぽてまよは、じたばたと手足を動かして逃れようともがいたが、無駄なことだった。
女は、手馴れた手つきでぽてまよを縛り上げると天井から吊るした。
そして、騎手が使うムチでしりを叩き始めた。
パァン!と乾いた音が部屋中に響き渡る。
「びゃっ!びゃっ!」叩くたびに珍妙な声を上げる。
女は、この縛られたぽてまよを見て何かに似てると思った。
そうだ、チャーシューだ。
「ぽてちゃんの体ってぶよぶよ太って豚みたいね。今度からクソ豚って呼ぶことにするわ。」
豚と言う言葉に反応したぽてまよは、目を三角にして「シャーシャー!」と
怒りをあらわにした。
「黙れクソ豚!!」怒号と同時に強烈なムチの一振りがぽてまよの顔に命中した。
バチン!!「ぼにぃぃぃぃ!」バチン!「ぼにぃぃぃぃ!」
ぽてまよは悲鳴をあげ、泣きべそをかきながら「にょ、にぇん、にゃにゃい!にょ、にぇん、にゃにゃい!」
女は、「ごめんなさいって言ってるつもり?豚が人の言葉をしゃべるなんて生意気だわ。豚は豚らしくブーって鳴きなさいよ。」
「にゃんにぇ・・・?」ぽてまよは、なぜブーと鳴かねばならぬのかわからなかった。
バシン!再び強烈なムチの一撃が顔にあたった。「ぼにぃぃぃ!」
「ぼにぃじゃない!ブーって鳴きなさい!」
「に、にゅー」バチン!!「いにゃぁ!!」
「ブーって鳴けって言ってるでしょ?もう一度鳴いて。」
「にゅー」バチン!!「にゅーじゃない、ブーって言うまで許さないわよ」
ぽてまよは泣きべそをかき、「にゅ、にゅにぇ〜!!いにゃぁ〜!!」と泣き叫んだ。
「だれが人の言葉をしゃべっていいと言った!」
バチン!!
ムチの音は何時間も止むことがなかった。
153名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/29(月) 01:18:00.43 ID:QFPiOC9Y0
「はぁ、はぁ」さすがに責め疲れたのか、女は肩で息をしている。
女は、亀甲縛りにされて天井から吊るされているぽてまよを見た。
ムチで打ちつづけた尻は、血で赤くなっていた。
ぽてまよは、びーびーと泣きながら「にゅー!にゅー!(ぶーぶー)」
と必死になって喚いた。
女を満足させて早く楽になりたい一心からの行動だった。
「あはは、無様ね。こんな姿を素直君が見たらどう思うかしら?」
「にゃんにぇ、す、にゃお、ににゅ、にぇにゅ?」
「何で素直を知ってるですって?あなたたち、この町じゃ結構有名みたいね。頭の上に変な生き物を乗せている少年がいるって。
そして、その頭の上の生き物がどうしようもないバカだって。
いろいろとこの町の人から聞いたわ。ファーストターフの店員さんが困っていたわ。
食べ物を見ると、よだれを垂らして食べ物にかかったり、試食コーナーの物を全部食べてしまったり、
あと、素直君のクラスメイトのお弁当を勝手に食べてしまったり・・・・」
バカなぽてまよは、「ににゃ!、にゃ、にぇに、にゃにぇ、にぇにょ、にょにょ、にゃにゃにゃい!!」と喚いた
「勝手に食べても何も言わないですって?何も言わないんじゃない。みんな我慢しているのよ。」
女は、このバカな生物に言い聞かせるように言った。
「そして、誰よりも迷惑してるのは森山素直君なのよ、クソ豚。」
154名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/29(月) 01:46:37.76 ID:4NKL0vM10
そうだ!もっと言ったれ!!
この馬鹿生物の罪状を!
それにしてもこのSSの切れっぷり
簡単には殺さずずっと無様に生かしておいてほしいのだが
果たして、このSS師はどう料理するのか?
このSSを書いている方は
もしも素直たちが不良生徒立ちだったらというSSを書いた人とみた
文章の丁寧さがそっくり
155名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/29(月) 02:01:50.61 ID:4NKL0vM10
ちょっと書いてみたさんのSSもすごい
こんなに長いストーリーを作れる想像力はすごいし
何より、誤字脱字がない!読みやすい!
文章から予想するにお若い方だと思うので
SSをステップアップの場所だと考えて更なる飛躍を目指してほしい
156名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/29(月) 09:08:43.41 ID:JN3jb0/V0
>>155
だよね
自分はたまにpink板でSS投下するけど、いつも誤字があって投下した後に気付く
文章が上手いうえに誤字脱字が無いとは素晴らしい
157名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/29(月) 20:42:29.53 ID:QFPiOC9Y0
森山素直は、通学前の時間をゆったりとすごしていた。
目の前では、ぽてまよの子、たまチーが「もきゅもきゅ」とパンを食んでいる。
こんなにゆっくりとした時間をすごしたのは、ぽてまよが失踪した一年間以来
だった。

素直はほっとしていた。「また居なくなってくれて良かった」と。
一年ぶりに冷蔵庫からぽてまよが出現した時、素直は目に涙を浮かべて喜んだ。
しかし、その喜びは束の間のものだった。
朝、いそいそと通学の準備をしていると、「すにゃ、おー、す、にゃおー」
トイレからぽてまよが素直を呼んだ。
素直がトイレをあけると「すにゃ、お、にょにに」ぽてまよがそう言うと、
便の付いた尻の穴を素直に向けた。
「尻をふいてくれ」と言う意味だった。
地球上のあらゆる生命体の中で一番糞が臭いのは人間だと言う。
なぜなら、地球を支配する最強の雑食生物だからだ。
しかし、目の前の生き物はヒトではない。ふらぺちっとという、愛玩動物だ。
しかし目の前の生き物は、さも当然のように人間の食べる物を食べ、人間の好む甘い飲み物を飲んでいる。
当然、便は人間の物と同じ臭いを放っていた。
素直は、便の臭いと、一向に進歩しない目の前の生き物に辟易していた。
素直はぽてまよに「なあ、ぽて、そろそろ自分で尻を拭いたらどうだ?いくら腕が短いと言っても尻ぐらい手が届くだろう。」
素直は続けて「おまえも親になったんだし、たまチーはもう自分で・・・」素直が言い終える前に、
「ににゃ!まにょ、にょ、おにに、にゅにぃにぇ!」ぽてまよが喚いた。
さも拭いてもらって当然といった風情である。
ぽてまよが来てからの二年間、毎日続けてきたことだ。
しかし、勝手に住み着いたこの生き物の世話を、しかも下の世話も。
「なぜ、自分がやらねばならぬのか?」という疑問と不満が湧き上がってきても
なんら不自然なことではなかった。
冷蔵庫から出てきて、勝手に住み着いて、勝手に飲み食いしているぽてまよ・・・。
「にゃにゃ、にゅにぇ!」はやくしてと言うぽてまよ。
素直は、「こいつには、何を言っても無駄だ。」と思い、手馴れた様子で尻を拭いた。
一年見ない間に成長してくれていると、淡い期待を抱いていた。
しかし、その期待は大きく裏切られた。
158116:2011/08/29(月) 20:56:32.82 ID:QFPiOC9Y0
>>154
ご愛読ありがとうございます。
私は、「もし素直たちが不良だったら」の作者さんとは別人です。
私もあの作品は好きですねー。
パンにうんこ入れてカレーパンだって言ってクソまよに食わせたりとか
食事が三食うんことかもう最高ww
159116:2011/08/29(月) 23:07:52.07 ID:QFPiOC9Y0
素直が尻を拭いてやると、「ふぉぉぉ〜にぃぃぃ〜」と何か快感を感じているような
鳴き声を出した。顔を赤らめ、恍惚の表情で丸い目を線のように細めていた。
素直は、その声を毎日聞くたび、言い知れぬ不快感を感じていた。
尻を拭いて糞の臭いをかぐ時のそれとはまた別の不快感だった。
ぽてまよは以前、学校で牛乳を飲みすぎて腹を下したことがあった。
その時、同級生の高見盛京がトイレまで付いていったが、尻を拭いて欲しいとは
言わなかったという。学校では自分で尻を拭いているのか?
素直は怪生物の尻をなんとなくみつめた。
ぽてまよはそれに気付き、「ぴゃっ!ほにぃぃぃ〜・・・」と鳴き、ほほを赤く染め、体をくねらせた。
そして、ドバドバと馬のような小便を出した。
ぽてまよが性的興奮を感じた時に出す、いわゆる「エロおもらし」である。
素直は、ぽてまよと過ごしてきた二年間が過ぎた今、言い知れぬ不快感の正体に気付いた。
この生き物は自分に尻をふかせて、陰部や肛門を見せることによって性的興奮をおぼえているのだと。
半獣半人の怪生物が、自分を性の対象としてみている事に気付いた素直は、ただただ
不快になるばかりだった。

素直は、いつものようにぽてまよを頭に乗せた。いや、ぽてまよが乗ってきたと言うべきか。
そして轟高校へと向かった。
「ぽてまよが自分を性の対象として見ている」
考えただけでもおぞましいことだった。
素直は、頭によぎるいやな考えを振り払おうと頭を振った。
頭の上のぽてまよは振り落とされてポトリと道路に落ちた。
「ああ・・・ごめんな、ぽて。」


160116:2011/08/30(火) 18:22:20.94 ID:0G68eJBq0
通学の途上、素直は考えていた。ぽてまよを今後どうするか。
素直は、ぽてまよの再燃した悪癖にも頭を痛めていた。
弁当の盗み食いである。
素直は知る由もないが、ぽてまよは、失踪していた一年間をふらぺちっとショップで過ごした。
その時、ほぼ毎日ふらぺちっとフードを食べ続けた。
味も栄養価も十分配慮されているふらぺちっとフードだが、人間の食べ物に比べると
いささか物足りない物だった。
ぽてまよは人間の食べ物の味に飢えていた。
体育や、学年の教室以外の所で行う授業の時、ぽてまよは教室に置いて行くのが通例だった。
一年ぶりに帰ってきて間もない頃の体育の時間、ぽてまよは、トリとともに教室に置いていかれた。
落書き帖に落書きなどしてすごしていたが、グーッと腹の虫が鳴り、空腹を覚えた。
素直は弁当を持たず、購買でパンを買うため弁当は持ってきてない。
そこで向かったのが、夏みかんの机だった。
ぽてまよは、みかんの手提げ袋を開けた。みかんの分ともう一つ、ふたつの弁当があった。
みかんは素直の分にと弁当を一つ余計に持ってくるが、いつもぽてまよが平らげていた。
みかんが素直のために持ってくる弁当を、ぽてまよはさも当然のように食べ始めた。
素直の物は自分の物、自分の物は自分の物。
これがぽてまよの考えだった。
ウインナー、玉子焼き、ミートボール、ふらぺちっとショップでは味わえなかった人間の食べ物の味。
ぽてまよは夢中になって貪った。
もともと意地汚いところのあるぽてまよは、もう一つの弁当、手をつけてはいけない
みかんの弁当にも手を出した。ただただ、人間の食べ物を胃の中に収めたかった。
あっという間に二つの弁当も平らげた。
トリは、ぽてまよのアホ毛を引っぱって止めようとしたが、こうなるともう止まらない。
次から次へとクラスメイトの弁当に手を出した。
五、六人分の弁当を食べたところでさすがに満腹になったぽてまよだが、
今度は食べ物の美味な部分だけを一口齧っては次の弁当をあけていった。
こうして弁当を持ってきたクラスメイトはすべて手を付けられた。
素直たちが体育の授業から戻ると、満足した体で膨れた腹をさするぽてまよの姿があった。
弁当を持ってきていたクラスメイトは、「全部食われてるわ・・・」「鮭の塩焼きの皮だけ食われた・・・」
と被害を口々に訴えた。
「みんなすまん・・・・」ぽてまよへの怒りと恥ずかしさで顔を赤くしながら
クラスメイトに謝罪して回った。そして、弁当に手を付けられた者たちに
光熱費支払いのためのお金6500円を弁当代として渡す羽目になった。
素直はぽてまよの頭を引っぱたいたが、反省するどころか、目を三角にして
「ほにー!ほにー!」と口答えした。
まるで、食べて何が悪いと言わんばかりだった。
盗み食い対策として、学校に連れてこないようにした。
しかし、留守番するふりをして家をぬけだし、学校に先回りして、素直が学校に着く頃には、
膨れっ面で野菜箱の前に座っていた。
体育などの時間も連れ歩くようにしたが、周囲の者の目を盗んでは他のクラスの物まで盗み食いを働いた。
「教室のアイドル」だったぽてまよは、いつしか「害獣」「バカまよ」「くそまよ」
と陰口を叩かれ、忌み嫌われる存在となった。
しかし、飼い主の素直にはみな同情的で、「バカな生物に付きまとわれているかわいそうなやつ」
と言うのが大多数の生徒の考えだった。他のクラスの者も同様だった。
皆、可哀想な素直を気遣い、おおっぴらにぽてまよのことで文句を言うのは憚られた。
これまでに、素直が弁償した食事代は、約4万5000に上った。

学校に着き、教室へ入るとクラスメイトが素直とぽてまよに目を向けた。
「おはよう。」素直が挨拶すると、「おはよう、森山。」「おはよう素直。」
クラスメイトも挨拶を返した。
素直の頭の上のぽてまよが「もにゃ、にょう!」とあいさつした。
しかし、挨拶を返す物は一人もいなかった。
「にゃんにぇ?」バカなぽてまよには解らなかった。

161名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/30(火) 20:36:15.31 ID:b2vjuHYP0
>>155-156
ありがとうございます。 私は、実は文章に関してはまったくのド素人です。
なので、せめて誤字脱字の無い様に気をつけています。(おかげで書くスピードが遅い・・・)
さらに、そんなに若くありませんww・・・orz
想像力(妄想力?)だけで頑張ってます。
もともと私は、ここのSSを読むのが大好きで、
SS作家さんたちへのファンレターを書く様な気持ちで自分もSSを書き始めたんです。
だから新しいSSがうpされてると嬉しくて嬉しくて・・・

SS作家の皆様、応援しています。
そして、そんな私の駄文を読んで下さってる皆様、本当にありがとうございます。
162116:2011/08/30(火) 21:04:19.56 ID:0G68eJBq0
一日が終わり、帰宅した素直とぽてまよ親子。
素直はぽてまよに振り回され、疲れ果てていた。
今日もぽてまよのせいで何度人に頭を下げて回っただろうか。
疲れ果てて、夕食は冷凍のピラフを温めて食べた。
ぽてまよは、学校で盗み食いしたにもかかわらず、ピラフをバクバク食いしていた。
そして、翌朝大糞をたれて尻を拭かせる。
もう、うんざりだ。
明日どこかに捨ててこよう。
疲れた素直は早めに床に着いた。
ぽてまよもベッドに飛び乗り、「すにゃ、お、す、にゃお」そういって絵本を持ってきた。
しかし素直は寝たふりをして無視した。
「ほにぃ〜・・・」ぽてまよは残念そうにすると、横になって眠りだした。
そして夜中、ぽてまよはどこかへ出かけようとベッドから出た。
素直は気付いたが、止めようとはしなかった。
またどこかに消えてくれないかと祈っていた。
次の日の朝、ぽてまよは帰ってこなかった。
素直の祈りは通じた。
ぽてまよは地下室に監禁されているのである。
163116:2011/08/30(火) 21:15:36.62 ID:0G68eJBq0
念のために補足させていただきます。
素直の朝のトイレの話や、弁当盗み食いは、ぽてまよが消える日の前日談です。
なんか、時系列がわかりにくくなってしまったかと思い、
一応補足させていただきました。
164116:2011/08/30(火) 21:22:08.38 ID:0G68eJBq0
>>161
私も書き始めたばかりで、今回がデビュー作なんです。
書くことってたのしいっすねw
今後もよろしくお願いします。
165名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/30(火) 21:27:09.12 ID:b2vjuHYP0
>>164
こちらこそよろしく。お互い頑張っていきましょう!
166名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/31(水) 21:38:36.13 ID:4agDmtZv0
今日は投下無いのか…
167116:2011/08/31(水) 22:50:15.43 ID:2akBCoXk0
ぽてまよは、女の言った「一番迷惑しているのは素直」と、言われたことに憤っていた。
「すにゃ、おにゃ、まにょ、にょ、もにょ、にゅき!」と言った。
素直は私を愛している、素直が迷惑しているなどとんでもない。
そう女に訴えた。
女は、メンソールのタバコに火をつけた。
紫煙をくゆらせながら、ぽてまよに言った。
「評判どうりバカな生き物ね。あなたの迷惑行為は、町中の人が知ってるわ。
毎日、小便を頭からかぶっている、かわいそうな学生の事もね。
好き勝手やっておいて、未だに素直君があなたの事を愛せるかしら?」
女は、ふぅっと煙草の煙をはきだした。
そして、ぽてまよにたずねるのだった。
「あなたが、素直君のクラスメイトや、町の人になんて言われているか知ってる?」
ぽてまよは答えた、「もにぇ、まにょ」「もにぇ、にゃん(ぽてちゃん)」
女は答えた。「それはあなたが、かわいい教室のマスコットの時の呼び名ね。」
女はさらにたずねた。「あなたにとって森山素直君ってどんな存在なの?」
ぽてまよは、「すにゃおにゃ、まにょにょ、もにゃべら!!!」
すべて言い終える前に、女の放った強烈なアッパーカットが、ぽてまよの顎を貫いた。
天井から吊るされたぽてまよが、前後左右に揺れている。
「クソ豚が人間様を所有物扱いだなんてとんだ思い上がりね・・・。」
女は、煙草をぽてまよの、顔に二つ穴を開けただけのような鼻に煙草を押し付けた。
「ぼにぃぃぃぃ!!」ぽてまよの叫び声がこだまする。
「町の人の言う通りね・・・本当にバカな生き物・・・。
あなたの事を、町の人や素直君のクラスメイトは・・・・」
「害獣って呼んでいるのよ、クソ豚!!」
硬く握り締められた拳の手の甲の部分が、ぽてまよの頬を捕らえた。
「ぼにゃぁ!」吊るされているぽてまよは、風見鶏のようにくるくると回りだした。
女は、「人の言葉は解るぐらいの知恵があるのに、人のルールは守らない、
まさに傍若無人ね。どんな悪事も自分なら許されると思って?
かわいいは正義だなんて冗談じゃないわ。
人間も、動物も行いには報いがあるものなの、害獣。」
そう言うと女は、天井からぽてまよを下ろした。
そして、鉄球の着いた足かせを着けた。
女は「あなたには、ちょっと木馬で遊んでもらうわ、害獣。」
そう言うと隣の部屋から木馬を引いてきた。
しかし、それは木馬と言うにはあまりにも禍々しいものだった。


168116:2011/09/01(木) 21:22:23.44 ID:ua6XcbI60
女が引いてきた木馬はポニー種程の大きさで、今にもいななきそうな、よくできた作りの木馬だった。
しかし、その木馬にはびっしりと鋭い金属の毛が逆立っていた。
金属の先端が怪しく光った。
女は、「さあ、木馬で遊びましょう。」そう言うとぽてまよを持ち上げた。
「に、ににゃぁ〜!!」ぽてまよは逃れようと手足をバタバタ動かすが、逃れられないことは明らかだった。
「やめてほしい?」女はぽてまよに聞いた。
「ににゃ〜にゃめにぇ〜」ぽてまよは泣きながら女に訴えた。
「にょ、めん、にゃにゃい!にょ、めん、にゃにゃい!」ぽてまよが泣き叫んだ。
「ごめんなさいって言えるのに、あなたが今までにクラスメイトのみんなに
謝った事があったかしら?みんなが素直君に気を使って何も言わないことを
いいことに、思い上がって好き放題やってたんでしょ?」
女は冷たく言い放った。
「その「ごめんなさい」は遅すぎたようね。」
そう言うとぽてまよ尻をを木馬の上に押し付けた。
「ほ、ほにゃぁぁぁぁ!ひぎにゃぁぁぁぁ!!」
地下室にぽてまよの悲鳴が響き渡った。
鋭い金属の先端が、ぷよぷよとしたぽてまよのうち腿や、尻に突き刺さった。
ぽてまよのパンツが、鮮血で真っ赤に染まった。
ぽてまよは木馬から逃れようと足掻いたが、ますます体を傷つける結果となった。
さらには鉄球の重みがぽてまよのぶよぶよした体に、金属をくいませていた。
「ほ、ほにぃ〜!!あにゃぁぁぁ!!」
苦悶の表情をうかべてぽてまよは泡を吹いて気を失った。
「寝るのは早いわよ、害獣」そういうと冷や水をぽてまよに浴びせかけた。
ぽてまよが目を覚まし、再び苦痛にさいなまれた。
ぽてまよは泣き叫び、「にょう、にゃ、にゃめにぇぇぇ!!」女に懇願した。
「素直君はあなたに小便をかけられるたびに、もうやめてって思ってたはずよ。」
女はぽてまよの体を縛っていた縄をはずした。
そして、赤く焼けた先の尖った金属棒を持ってきた。
「あなたは本当に豚みたいね。豚にふさわしい焼印をあなたにしてあげるわ。」
そういうとぽてまよの体に赤く焼けた金属棒で線を引き始めた。
ジューっと音がしてぽてまよの肉が焦げる臭いが地下室に立ち込めた。「ぼ、ぼにぃぃぃぃぃ!!」
ぽてまよの悲鳴を気にすることなく、女はぽてまよの体を区分けするように線を引いた。
そして、「ロース」「バラ」「肩ロース」「ヒレ」などと、豚肉の部位の名を焼けた金属棒で書き始めた。
「ひにゃぁぁぁ!!にゅ、にゅ、ににぇ!!ににゃ〜!!」
ぽてまよは焼ける痛みと木馬の金属の刺さる痛みにたえられず、半狂乱となっていた。
女はぽてまよの髪の毛をつかむと、ぽてまよの体をのけぞらせた。
そして、ぽてまよのみぞおちの辺りに、「ハラミ」と書き込んだ。
次の瞬間「ほ、ほにぇ・・・」ぽてまよは再び気を失った。
169ある男子生徒ですが:2011/09/02(金) 12:13:15.98 ID:kJtcVKHw0
「ほにゃ!?あ・・・がぁぁぁぁ!!」
大きく開けたぽてまよの口に大量のビー玉が流し込まれて行く
ぽてまよは飲み込むまいと必死になるが片栗粉のとろみで次々と腹に収まって行った
「けへっけへっ・・・あにゃぁぁ・・・」
「お腹いっぱいになったか?良かったな、じゃ今日はメシ抜きな?」
「ほに!?ににゃぁ!」
腹が膨れる程にビー玉を詰めているにも関わらず相変わらず食い意地が張っている
口のまわりをヨダレで汚し半ベソの顔で抗議の視線を送ってきやがった
俺は蹴り飛ばしたい衝動を抑えぽてまよの抗議を無視した
もうすぐホームルームの時間になるし撮影のための仕込みが無駄になってしまう
170ある男子生徒ですが:2011/09/02(金) 12:39:38.11 ID:kJtcVKHw0
「皆おはよう!今日のホームルームは先生から、ちょっとした提案が有るんだ」
その日のホームルームにはジャージ先生の他に見た顔が同席していた
ねねの母親の知り合いで今回のぽてまよを特集する動物番組のプロデューサーだ
「先生は前に命の教育のためにぽてまよを肉にするって言ったよね?」
忘れていたワケでは無い学校で家畜の豚を育てて肉にする映画に先生が触発されたのだ
「その話をプロデューサーさんに話したらとても気に入ってくれてね
同じ局の短編ドキュメンタリーで使いたいって言ってくれたんだ」
「はじめまして皆さん番組のプロデュースを担当している倉橋と言います」
先生に紹介されたプロデューサが挨拶をする
「今、先生からの紹介が有りました様に我々の局で放送されている短編のドキュメンタリーに
是非、皆さんの教育内容をとりあげさせて下さい」
先生達の言う事には、ただぽてまよを屠殺して肉にしても件の映画の焼き直しに過ぎず
また、ぽてまよがおよそ食肉にふさわしく無いだろうと言う判断から
別方向から命の重さを感じられる方法をとるそうだ
なんでも生きる事の厳しさと命の重さを判り易い形にするらしい
171ある男子生徒ですが:2011/09/02(金) 13:38:23.56 ID:kJtcVKHw0
「じゃ今日で撮影は最後だ、よろしくね」
撮影スタッフともすっかり顔なじみで有る
「ほに、ほにぃぃ」
犬の様に胴輪と紐で繋がれているぽてまよ、これもいつもの光景だ
今日ぽてまよを中庭の池に放り込んで溺れる様子を撮影すれば一通り撮影終了である
森山がぽてまよを抱えて撮影まで待機している
「す、にゃお!ほにほにぃ!」
ぽてまよは何が起きるのか理解出来ず森山に抱えられている事に気を良くしている
「大丈夫か森山、重くないか?」
「うん、これで静かになるなら良いよ」
撮影機材がセットされている横ですでに疲れた顔の森山
「準備できましたよ、いつでも放り込んでオッケーです」
呼ばれて立ち上がる森山
「ほに?すにゃ、お?」
不思議そうに森山の顔を見上げるぽてまよ
森山の表情にはかつてぽてまよを見ていた優しい表情は無い
あの優しい森山をここまで疲れさせてしまう程の事をコイツはやって来たのだ
森山は何の前触れも無くぽてまよを池に放り込んだ
「ほに?」
ドポンと小気味良い音を立ててぽてまよが沈没する
「あにゃ!ほに!す、にゃ!・・・あびゃ!びゃばば!ぶぼほっ!」
必死になって泳ごうとするが泳ぎの得意なぽてまよも腹の中に重りを入れた状態でドンドン沈んで行く
「ぼほ!・・・ごぼ!ずにゃ・・・」
必死に目を見開いて森山を見つめ助けを求めるぽてまよ
だが森山はただ無表情にぽてまよを見下ろしていた
172ある男子生徒ですがの中の人:2011/09/02(金) 13:55:11.03 ID:kJtcVKHw0
自分で書くのも好きだけど人が書いたSS読むのも好きなんでホクホクだわ
アニメやコミックで無邪気な笑顔を振りまいているぽてまよが色々な人に酷い目に遭わされているとかえらい痛快です
ぽてまよはデザインが秀逸ですよねコイツの笑顔見ると叩きのめしたくなる
コイツが恐怖と苦痛で歪んだ表情で悲鳴をあげる様子を想像したらたまらんなくなります
173名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/03(土) 09:04:42.92 ID:aFFphPSN0
ぽてまよが目を覚ますと、目の前には洋風のテーブル、それにならべられた
食器の他に、それに不釣合いな七輪が置かれていた。
「さあ、食事にしましょう。」女はぽてまよに言った。
女は前菜、パン、フルーツ、スープ、ワインなどを運んできた。
女はぽてまよをテーブルに座らせた。
ぽてまよの席に前菜が置かれた。
あれだけ女に痛めつけられたにもかかわらず、ぽてまよは「キャッ、キャッ、ほにぃ♪」
と歓喜の声を上げた。
腹の空いたぽてまよは前菜をむさぼり始めた。「もっちゅもっちゅ」と独特の
咀嚼音を盛大に奏でながら食べ始めた。
「ぱん!」ぽてまよはテーブルのパンを取ってくれるように女に言った。
女は黙ってロールパンを3つ渡した。
ぽてまよはあっという間にパンを食べた。
「んごっ、んふっ」パンをのどに詰まらせた。
女はワインを渡した。
ぽてまよは一気にワインを飲み干した。
「ほにゃ〜にゃははは!!」酔っ払って気持ちよくなったぽてまよは、
「ほにほにほほにほー♪」といつも歌ってるパンの歌を歌いだした。
テーブルの上で笑いながら踊り狂うぽてまよ。
女は前菜を食べながらそのさまを眺めた。
女は突然ぽてまよの首根っこを押さえつけた。
「ほにゃ!にゃあ〜」にやにやと女を見るぽてまよ
「そろそろメインディッシュね。」
女は、ぽてまよをうつ伏せにして、拘束用バンドのついたまな板に
ぽてまよを固定した。
酔っ払って、あにゃあにゃと何かほざいているぽてまよ。
女は、ナイフでぽてまよの尻の肉を薄く切り落とした。
女はそぎ落としたぽてまよの尻の肉を七輪で焼き始めた。
ぽてまよは鼻をひくひくさせて肉の焼けるにおいをかいだ。
「ほに〜にゃにににゅ〜♪(焼肉)」
ぽてまよはワインの中の薬物で痛みを麻痺させられていた。



174名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/03(土) 09:36:50.42 ID:aFFphPSN0
          ・・・・・
「いっぱい食べてね、ぽてちゃん」
女は、焼いたぽてまよの肉をぽてまよ食べさせた。
「ほにぃ〜♪にょいに〜(おいしい)」
薄く切って焼いてはぽてまよの口に運んだ。
ぽてまよの肉の脂で七輪の炎は燃え盛った。
「もっにょ〜」もっとくれと女にぽてまよは言った。
女は糸鋸を持ち出すとぽてまよの尻尾を切り出した。
ごりごりと骨の切れる音がして、尻尾とぽてまよの体は切り離された。
女は尻尾を七輪で焼いてぽてまよに食わせた。
ぽてまよの見た目に似合わぬ鋭い歯が、尻尾をゴリゴリと噛み砕いた。
ぽてまよは笑顔を浮かべて、満足げな表情で、自分の肉を味わった。
ぽてまよは自分の臀部の半分を平らげた。



175116:2011/09/03(土) 09:39:41.28 ID:aFFphPSN0
×ぽてまよ食べさせた
○ぽてまよに食べさせた

×ワインの中の薬物
○ワインに混入された薬物

お詫びして、訂正いたします。
176116:2011/09/03(土) 23:02:23.71 ID:aFFphPSN0
ぽてまよは夢を見ていた。
暖かな森山家の食卓。
そこにはぽてまよの子たまチー、親友とり、そして飼い主の素直がやさしく微笑んでいた。
テーブルにはぽてまよの好物が所狭しと並んでいる。
「ぽて、いっぱい食べろよ。」素直がぽてまよにやさしく声をかけた。
「きゃっ、ほにゃ〜♪」ぽてまよはご馳走に飛びついた。
目の前のご馳走を貪るぽてまよ。
あとから素直の父、皇大がやってきた。
「もちもち、いっぱい食べろよー。」そう言って船盛と和牛ハンバーグを
ぽてまよの前に出した。
ぽてまよが船盛とハンバーグを食べようとした時、尻の辺りに激しい痛みが襲ってきた。
「ほ、ほにゃ!」以前巨大化したときに発生したミニまよの群がぽてまよの尻を齧り始めていた。
「ぴゃっ、いにゃい!す、なおー、にゃま、にょに!にゃすにぇにぇ!!」
しかし、皆気付かない。
皇大だけが「もちもちどうした?もっと食えよ。」そう言うが助ける素振はない。
ミニまよは尻を食い、尻尾を食べて腹を食い破った。
「ぎにゃー!!ぼにぃぃぃぃぃ!!にゃにゅにぇにぇ!!」
家族たちに助けを求めるが、暖かな森山家の食卓は遠ざかり、ぽてまよは一人きりになった。
そしてミニまよが自分の心臓を食おうとしたところで目が覚めた。

「ほにゃ!ほに〜」夢でほっとしたと言った感じだが、目が覚めても尻の痛みは。
ぽてまよが尻を触るとぬるりとした感触があった。
手を見ると手が血で真っ赤に染まっていた。
「びゃぁ!!!ほ、ほにぃぃぃ!!」ぽてまよは驚きの声をあげた。
激痛がぽてまよを襲い、「びにゃぁぁぁ!!」と泣き叫んだ
ぽてまよは尻尾もないことに気付くと、「ほ、ほにー!!にっにょ、にゃいー!!」
痛みと尻尾を無くした事によるでかなりうろたえていた。
尻も痛くて身動きが取れない。
「ぶざまね。」
女はぽてまよを見下ろして言った。

177116:2011/09/04(日) 07:02:32.19 ID:8m0Y4r8T0
訂正
○夢でほっとしたと言った感じだが、目が覚めても尻の痛みは消えることが無かった。
×夢でほっとしたと言った感じだが、目が覚めても尻の痛みは。
たびたびすみません。
178116:2011/09/04(日) 21:58:57.26 ID:8m0Y4r8T0
女はぽてまよをテレビの前に置いた。
そして、食事の模様をぽてまよに見せた。
ぽてまよががっつき、食事をむさぼっているシーンだ。
その後、薬物の混入したワインを飲み、踊っている場面となった。
その後、ぽてまよがまな板にセットされる。
次に目に飛び込んだのは焼肉を食べるシーンだった。
しりの肉を切ってぽてまよに食べさせる女。
その場面を見たぽてまよは、「あにゃー、おにに、にゃにぇにゃー!!」
自分が食べたのは自分の尻だったことを知ったぽてまよは、あにゃあにゃと
パニック気味となっている。
そして切断されたしっぽを笑顔で食べている場面を見てぽてまよは泣き叫んだ。
「ほにー!まにょにょ、にっにょ、にゃえににぇ!!」
女は、「返してって言われても自分で食べたんじゃない。吐き出せば。」と
冷たく言い放った。
ぽてまよはまな板の上で手足をじたばたさせて泣いた。
「おにに、にっにょ、ひぎゃぁぁぁぁぁ!!」
女はぽてまよをつかんで床に投げ、グリグリと踏みつけた。
そしてぽてまよの頭に鉄の輪をはめるのだった。

179116:2011/09/06(火) 22:38:16.18 ID:jn72RSQw0
女はぽてまよをまな板からはずすとギリギリと鉄の輪を締め付けた
鉄の輪がぽてまよの頭に食い込む。
「ほぉぉにぃ」ぽてまよが力任せに輪をはずそうとするが、はずれるわけもない。
女は、「これで仕上げよ害獣」そう言うと締付をきつくしていった。
「いにゃ・・・いあにゃ・・・」ぽてまよは痛みで頭を抱えている。
女は、ますます鉄の輪を引き絞った。
「にゃめ、にぇ、あにゃ・・・あにゃ・・・」
ぽてまよは女に懇願したが、鉄の輪は緩まない。
さらに鉄の輪を引き絞った時、ぽてまよの口から「あにょ!!」と
叫び声が聞こえて、ぽてまよの頭蓋が潰れる音がした。
ぽてまよの頭の形はひょうたんのようになった。
女はぽてまよの頭からようやく鉄の輪をはずした。
その場に倒れたぽてまよだが、ムクッと立ち上がると同じところをくるくる回りだした。
普通の生物ならもう動けなくなるはずであるが、校舎の高いところから落ちて
も平気だったでたらめな生物、それがぽてまよである。
女はぽてまよの頭をたたくと、ポコンと間の抜けた音がしてぽてまよの頭の形は元に戻った。
しかし、戻ったのは形だけだった。
180名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/06(火) 23:36:20.51 ID:wXy/Hk3c0
(・∀・)イイ!!
181116:2011/09/06(火) 23:51:47.68 ID:jn72RSQw0
ぽてまよは女を見つめて、「ほにぃ」と笑顔をふりまいた。
そして、あにゃあにゃ言いながらよだれをたらして部屋をうろうろし始めた。
女は、「これだけ痛めつければ町の人も満足するでしょうね。」そう言うと
女はぽてまよを掴んで車に乗せて町に着くと、車の窓からポイ、と放り投げた。

ぽてまよはふらふらと歩き、隣の校区の学校に着いた。
その姿を学校の生徒たちがみた。
「なにあれ・・・」「あれ、隣の学校のぽてまよだろ。所構わずションベンするって言う」「うわ、最悪」
ぽてちゃんと声をかける者はいない。
もうぽてまよは近隣でも名の知れた害獣なのだ。
ぽてまよは校舎の前で素直ではないメガネの生徒に「すにゃ、おー」と言って抱きついた。
生徒は、「うわくっせー!!やめろ!!」そう言うと男子生徒は、ぽてまよを投げ飛ばした。
べちゃっと音がしてぽてまよは「にゃんにぇ〜」と疑問をメガネの生徒に投げかけた。
もはや、素直の顔が判別できないのである。
不意にぽてまよの尻からプスプスと音が漏れた。
そしてその場にしゃがみこむと糞をし始めた。
ぽてまよを見ていた生徒たちが、「うわーやりやがった!」「噂どおりのバカ生物だ!」
「ほにぃ〜」ぽてまよは自分の糞を見て、「ちょ、ちょ」そう言うと糞を
手に掴んで笑顔で、見ていた生徒たちに持ってきた。
「なんだこいつ!ちょちょってチョコのことか?」
ぽてまよは笑顔で「ほにぃ〜」と答えた。
「うわ図星か。そのチョコはお前にやるよ。」
そう言われるとぽてまよは喜色満面で糞をほうばり始めた。
「このバカ、クソ食いやがった!!」ぽてまよを見物していた生徒が言った。
別の生徒が「俺、こいつの飼い主と顔見知りなんだ。森山って言うんだけどな。
随分とこいつのことで悩んでいたよ。
食費がバカにならないし、店で食いモン見ると
ヨダレかけて結局食いモン弁償して、こいつの唾まみれの高級食材かわされるはめに
なったり、ハンバーガー山ほど買ってきたりと、食いモンのことで散々手を焼いていたよ。」
そして、こう付け加えた。
「ホント、誰かぽてまよを貰ってくれないかなって言ってたよ。」
生徒たちが顔を見合わせた。
「それじゃあ、もらっておくか。」
皆その意見にうなずいた。






182116:2011/09/07(水) 19:57:17.98 ID:8i04GR9K0
生徒たちはぽてまよをとりあえず鶏小屋に放り込んだ。
ぽてまよが放り込まれると鶏たちが驚きの声を上げたあと、次には侵入者に対する
怒りの声を上げて猛然とぽてまよをつつき始めた。
「ひにゃっ!!ほにぃー!」ぽてまよは鶏たちから逃げ回り、追い詰められては
つつかれていた。
鶏に追い回されるぽてまよを見て生徒たちはあきれていた。
「なんだあこいつは。知能は動物以下、身体能力は人間以下、何のとりえがあるんだ?」
生徒のある一人はこう言った。「森山君とやらの苦労がしのばれるなぁ」
ぽてまよは生徒に「にゃ、にゅにぇにぇー!!!」と喚いたが誰も
それに答えようとはせず、教室へと向かって行った。

下校時間となり、部活動をしている者以外は鶏小屋に集まってきた。
「ぽてまよーごはんだよー。」生徒の一人が声をかけた。
「ほら、ドーナツとお団子だよー」そう言うと泥団子とこれまた土を丸い形にした物だった。
ぽてまよは駆け寄り、「きゃっきゃっ!ほにぃ〜♪」そう言うとうまそうに泥団子を食べ始めた。
「うわー、ホントに食いやがった。」生徒は再びあきれた。
森山素直の知り合いの生徒が口を開いた。
「さっき携帯で森山ンとこに電話かけたんだけど、好きにして構わないってさ。
だけど、何でも食うって言ってもウンコまでは食うこたぁなかったって言ってたよ。
バカでも食いモンとウンコの区別はついていたのになぁって言ってたぞ。」
「何があったか知らんが、バカをこじらせたんだな。まぁ、今日はこのぐらいにして
明日じっくり遊んでやろうや。」
生徒たちは家路についた。


183名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/07(水) 22:53:55.72 ID:v4ljU1DuP
              )
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                 人
              ノ⌒ 丿
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          ノ ̄     ::::::::::::::::::::::)
         (     ::::::::::::::;;;;;;;;;;;;人
        / ̄――――― ̄ ̄::::::::\ ・・・
       (        :::::::::::::::::::::::::::::::::)
        \__:::::f^^ァ:::::;;;;;;;;;;;;;;;;, イ}ノ
     /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
184名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/08(木) 21:15:55.36 ID:jtEDaBxD0
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)
185ぽてある男子生徒ですが:2011/09/09(金) 12:31:27.37 ID:4SE03ZpG0
「あびゃ!・・・ぼっ・・・おぼっ・・・ぶふっ!」
必死に手足をバタつかせ浮上しようとしているぽてまよ
しかし、腹に詰め込まれたビー玉の重さでどんどん沈んでいく
水が鼻や口に入り更に必死さが増す
もう誰でも良いから助けてくれとでも言いたげに目を開いて俺達を見ている
やがて力尽きたのかぽてまよは手足をバタつかせながらも池の底に沈んで行った。
俺と初芝はニヤニヤしてその様子を眺めていた。
ちなみに森山は無表情のままだったが桐原はお見せ出来ない表情をしていた
撮影スタッフがこちらに合図を出すと桐原が網を持って登場する
「大丈夫かいぽてまよちゃん!!僕達が来たからもう心配無いよ!」
白々しい茶番を繰り広げた
186116:2011/09/09(金) 19:35:08.28 ID:V8XuR22C0
次ぎの日の朝、休日にもかかわらず生徒たちは鶏小屋に集まりぽてまよを眺めた。
着ていた服は糞尿まみれとなったため裸にされていた。
体には「ロース」「バラ」と肉の部位の名が焼印のような物で刻まれている。
「なんだこりゃ、肉屋によくあるあれみたいだなぁ。」
あれとは肉屋によくある、肉の部位ごとに区分けされた豚の図のことである。
「誰だこんなことしたのは?まぁ、いい。早速はじめようや。」
そう言うとぽてまよを縄で縛り上げた。
ぽてまよは縄で縛られている間も笑顔でほにほに言いながら愛想をふりまいていた。
縄で縛られたぽてまよは、時代劇の罪人のようにグランドに連行された。
「輝け第一回、ぽてリンピックたいかーい」おどけた様子で生徒の一人が言った。
「ではまずはぽてまよ投げ。」そういうとぽてまよを縛る縄を掴むと、ハンマー投げの要領でぽてまよを振り回し始めた。
「びゃっ!!ほにぃぃぃぃぃ」ぽてまよは振り回されて悲鳴を上げた。
「あああああああ!!!」ハンマー投げの選手のまねをして叫び声とともにぽてまよを放り投げた。
ぽてまよは空中でくるくる回りながら「ほにぃぃぃぃ!!」と叫び声を上げて飛んでいった。
その様子を見ていた生徒たちは大爆笑である。
そしてぽてまよは重い頭から地面に落ちて、「ぼにゃ!!」声を発した。
これはいいおもちゃを手に入れたと、生徒たちは大喜びだ。
「よし、次はオレだ!」素直と間違えられたメガネの生徒が名乗りを上げた。
ぽてまよは彼を見て「ほ、ほにゃ・・・す、にゃおー、すにゃ、おー」と助けを求めるように駆け寄ってきた。
メガネの生徒は、「ぽてまよおいでー」と笑顔でそれに応えた。
そして、寄って来たぽてまよの縄を掴むと振り回し始めた。
ブンブンと風を切る音がしてぽてまよはグルグルと回転した。
「ほにゃ!!す、すにゃ!すにゃぁ!!」素直と思い込んでいる生徒に対して名を呼んだ。
メガネの生徒は、「だからオレは素直なんて名前じゃねぇっつんてんだろうがぁ!」
そう言うとぽてまよをブン投げた。
「すにゃぉぉぉぉぉぉぉ!!げぼげぼげぼげぼ」ぽてまよはクルクルまわりながら空中で嘔吐した。
「あ、ガメラだ」生徒の一人の発言に皆爆笑した。



187名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/09(金) 20:59:40.47 ID:oXh/czPy0
ひでえ・・・いくらなんでも気の毒すぎるだろ・・・

ガメラがw
188名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/10(土) 21:22:19.35 ID:nz9dCcIr0
ちょっと書いてみた物語[   1呆尼 (今回は、かなり短い、軽めのおはなしです)

とまり「お〜い、ちびすけ〜!そっちはどうだ〜?ちゃんと掘れたか〜?」
呆「ほにぃっ!」
とまりとぽてまよが、公園で遊んでいます。
なにやら地面に大きな穴を掘っている様子・・・
とまり「よ〜しっ!あとはこの穴を隠すだけだな!ちびすけっ!ちゃんと見張ってろよ!」
呆「ほにっ!」
ラジャー!とばかりに右手を挙げるぽてまよ。
どうやら落とし穴を掘って、ぐちゅ子を落としてやろう、という魂胆の様です。
とまりはぽてまよを残し、その落とし穴を隠すためのモノを取りに駆けて行きました。
呆「ほ〜に〜ほ〜・・・」
ちゃんと言い付けを守ってキョロキョロと辺りに注意を払うぽてまよ・・・
と思ったのも束の間、
呆「にゃっ?ほにほに〜」
そばを横切っていった虫に気を取られ、虫の後を追いかけて行ってしまいました。
キュポ、キュポ、キュポ・・・   呆「ほにほにほに・・・」
しかし、ぽてまよは虫に追いつく事は出来ませんでした。
呆「あにゃぁ〜・・・ほに、ほに・・・」
辺りを見回すぽてまよ。すると・・・
呆「ほにゃっ!」
何か、茶色くて丸い、大きなボールの様なモノがぽてまよの目に映りました。
どうやら先程の虫の巣の様です。
呆「ほ〜にほ♪にゅに、にゃっ、にゃにょ、にょ〜・・・」
虫さん一緒に遊びましょ♪ とばかりに、その虫の巣に近づいて行くぽてまよ・・・
呆「あにゃあ?ほに、ほに・・・」
それでも虫が出て来ないので、ぽてまよは手でその巣をポン、ポン!と叩きます。すると・・・
ブゥ〜ン・・・
呆「はにゃっ♪」
巣から虫が出てきました。しかし、なんだか様子が変です。
189名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/10(土) 21:27:20.11 ID:nz9dCcIr0
ちょっと書いてみた物語[   2呆尼

ブ〜ンブ〜ンブ〜ン・・・
呆「あにゃっ、あにゃにゃ・・・」
そうです。虫はぽてまよと遊ぶためなどに出てきたわけではありません。
ぽてまよに巣を叩かれて、怒って出てきたのです。
呆「あにゃっ、あにゃっ・・・」
しかもぽてまよは、不用意にも、その虫たちを手で追い払おうとしてしまいます。
これが、ただでさえ気が立っている虫たちを、余計に刺激してしまいました。
次から次へと無数の虫たちが巣から飛び出してきます。
そのうち、ぽてまよを取り囲む虫たちが、ぽてまよに襲い掛かってきました!
呆「ほ、ほにゃっ!ほにゃ〜!」
虫たちは、そのお尻から鋭い針を突き出して、ぽてまよの柔らかい肌に次々にその針を突き刺していきます。
呆「ぴゃっ!ぴゃっ!!びゃあぁ〜っ!!」
激痛に叫び声を上げるぽてまよ。どうやらこの虫たちはスズメバチの様でした。
体中をスズメバチにたかられて全身毒針に突き刺されるぽてまよ。
呆「ににゃい!ににゃい!ににゃににゃあぁ〜!!」
逆効果だというのに両腕を大きくバタつかせて、なおもスズメバチを刺激してしまうぽてまよ。
ついに耐え切れず、ぽてまよは走り出しました。
呆「びええぇぇぇ〜っ!!」
元来た道を突進する様に戻って行くぽてまよ。その後ろには、まるで彗星が尾を引く様にスズメバチの群れが続きます。
完全にパニック状態に陥って、我を忘れたぽてまよには気付けませんでした・・・
自分で掘った落とし穴が目の前に迫っている事に!
呆「ほにゃあぁ〜・・・ に゛ゃっ!?あ゛に゛ゃっ!?」
猛スピードで突進中に落とし穴にさしかかったぽてまよは、慣性の法則により、まず、額を向かい側の壁にゴンッ!!
呆「ガッ!」
はね返されて後ろの壁に後頭部をドンッ!!
呆「ぐびょっ!」
その衝撃で前傾姿勢となって穴の底へ顔面から落下!
底には、ご丁寧にも画びょうが一面に敷き詰められていたため・・・
呆「びゃ、びゃあぁぁ〜!!」
ぽてまよの顔一面に画びょうが突き刺さってしまいました。
自分が仕掛けた罠に、ぽてまよは見事に自ら掛かってしまったのでした。
さらにスズメバチも容赦なく襲ってきます。
呆「あびゃっ!はぎゃっ!う゛びえぇっ!」
落とし穴の底で両腕両足をデタラメに振り回して暴れまくるぽてまよ。そして、
ジャバ―――――・・・
穴の底で大量のおもらし・・・
ちなみにハチに刺された時にアンモニアが良い、というのは迷信だそうです。
なので、ここでのおもらしも百害あって一利なし。いつも通り何の役にも立ちません。
呆「うぶぇっ、ぶへっ」
自分の尿でむせながら、バシャバシャと尿たまりの中で泳ぐ様に手足をバタつかせるぽてまよ。
相変わらずスズメバチを身にまといながらも少しずつ落とし穴の壁に近づいていきます。
呆「あにゃ・・・ひ・・・にぇ・・・」
スズメバチの毒が回ってきたのか、小刻みに震えながらもぽてまよは壁を登り始めます。
小さな手足を懸命に動かし、やっと穴の深さの半分ほどまで登ったところ・・・ ツルッ!
呆「はにゃっ!?」
バシャン!!
呆「グガッ!」
手を滑らせて再び穴の底へ落下!今度は背中から落ちたので画びょうが新たに背中、お尻、後頭部にも突き刺さりました。
落とし穴の底に溜まった自分の尿の中で、全身を画びょうとスズメバチの針穴だらけにして、
顔はおなじみの真ん丸白目に菱形の口をして、放心状態となって沈んでいるぽてまよ。
ぽてまよは失神してしまった様ですが、スズメバチは、なおも絶え間なくぽてまよに毒針を突き刺しています。
スズメバチの毒によって顔面も全身もひどく腫れ上がらせたぽてまよの姿は、さながらバケモノの様に変貌していたのでした。
190名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/10(土) 21:32:33.87 ID:nz9dCcIr0
ちょっと書いてみた物語[   3呆尼

とまり「お〜い、ちびすけ〜!持って来たぞ〜!・・・あれ?」
穴を隠すモノを持って、とまりが戻って来ました。が、
とまり「なんだよ、ちびすけ帰っちゃったのか?あんだけ見張ってろって言っといたのに・・・」
辺りを見回したとまりは、ぽてまよの姿が見当たらないため、勝手にぽてまよが帰ってしまったものと思い込んでしまいました。
とまり「ったく、しょーがねーなぁ・・・ ひとりでやるかぁ」
ぽてまよを見限ったとまりは、穴の中を確認せずに、落とし穴を隠してしまいます。
とまり「これでよしっ、あとはぐちゅ玉をここに置いて・・・」
全ての準備を終えたとまりは物陰に隠れてぐちゅ子が来るのを待っています。
とまり「さあ来い、ぐちゅ子・・・ ・・・あ!来たっ!」
遠くから、ぐちゅ玉の匂いにつられてぐちゅ子が近づいてきます。
愚「ふ、ふぃ?」
とまり(・・・よ〜し、いいぞ〜・・・ もう一歩・・・)
愚「ふゎぁ〜・・・ふ・・・ふ?ふい゛っ!?」
完全にぐちゅ玉に気を取られたぐちゅ子は、不用意にも足を一歩踏み入れてしまいます。そして・・・
愚「ふぎゅあ゛ぁぁ〜っ!!」
落とし穴へと真っ逆さま!
とまり「よしっ!やったぁ!」
してやったりのとまりは喜色満面です。
さて、落とし穴にハマッたぐちゅ子は・・・
愚「・・・ふ、ふぃゅ・・・」
体に画びょうが刺さって痛いのですが、その痛みより、穴の中に溜まっている強烈な悪臭を放つ液体が不快で我慢なりません。
何だ?この液体は・・・?
愚「ふ・・・ふ?ふぎい゛い゛い゛い゛ぃぃぃ―――――っ!!」
穴の中の様子をうかがうぐちゅ子が見たモノは、
全身をスズメバチに覆われて二倍以上に腫れ上がったぽてまよの、バケモノの様に変わり果てた姿でした。
ショックでぐちゅ子も失神してしまいました。
そんなぐちゅ子をもスズメバチは突き刺し始めます・・・
とまり「ちびすけも居れば良かったのに・・・ さぁ〜て、帰るとすっかな!」
ぐちゅ子を罠に掛けて大満足のとまりは、落とし穴をほったらかしにして帰ってしまいました。
191名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/10(土) 21:35:38.74 ID:nz9dCcIr0
ちょっと書いてみた物語[   4呆尼

素直「・・・遅いなぁ、ぽてまよ・・・ どこ行ったんだろ・・・」
日が暮れて夜になっても帰って来ないぽてまよを素直は心配していました。
素直「探しに出た方がいいかな・・・」
ぽてまよを探しに行こうと素直が玄関のドアノブに手をかけた時・・・
トン・・・トン・・・
弱々しくドアを叩く音がしました。
ぽてまよが帰って来たと思った素直は、
素直「遅いじゃないか、もっと早く帰って来なきゃダメだぞ・・・」
と言いながらドアを開けました。・・・そこに居たのは・・・
素直「うわあ!バケモノ!」
そう叫ぶと素直はドアをバタンッ!!と閉めて、鍵をかけてしまいました。
そこに居たのは、・・・確かにぽてまよだったのです。
しかしスズメバチに刺されまくって顔中、体中、ボコボコに醜く腫れ上がったぽてまよを、素直はバケモノとしか思えなかったのでした。
呆「ずに゛ゃ・・・ずに゛ゃ、お゛ぉぉぅ・・・」
スズメバチに刺されたのは初めてだったため、なんとかアナフィラキシーショックを起こさずに命拾いしたぽてまよでしたが、
腫れがひくまで屋外でうめき苦しむ事になったのでした。
ちなみにぐちゅ子は・・・
愚「ふぃ゛・・・ふぃ゛・・・」
京「うわっ!ぐちゅ子、どうしたんだ!早く家に入れ!治療しなきゃ!」
京母「まあ大変!体もきれいに洗ってあげなきゃ・・・」
愚「ふ・・・ふぃ・・・」

同じ目にあっても対照的な二匹でした・・・

     ―――――完―――――
192116:2011/09/10(土) 23:39:39.65 ID:2ZMoTwUw0
生徒一同は、ぽてまよが吐瀉物を撒き散らしながら飛んで行く様が
よほど面白かったのか、ゲラゲラ笑っている。
生徒の一人がぽてまよを水場に連れて行った。
そして、ぽてまよの体に似合わぬ大きな肛門にホースを挿し込んだ
「ほにゃっ!ほぉにぃ・・・・」なんとも言えない表情のぽてまよ。
「なんだてめぇ、感じているのか?」生徒がそう言うとぽてまよが頬を赤らめた。
生徒は、「バカのクセに色気と食欲は人一倍だな、くそまよ。」そう言うと
水を肛門から流し込んだ。
「あにゃあ!にゃめにぇ!!」ぽてまよは言うが水はどんどん流し込まれる。
ぽてまよの腹はボコッと膨れ上がった。
193名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/11(日) 00:20:02.60 ID:XRobF8Bf0
ご両人ともGJ!
蜂の方で不満があるとすればこういうのこそ本編で見たかったということだろうか
どうせ盛りのついた雌豚だとバレたのだから、蝶よ花よとばかりにちやほやし続けるより
こういうふうにヨゴレキャラとしてはっちゃけさせた方が本編のくそまよも輝いたんじゃないかと思う

一方で116氏の方もやっぱり本編で見たかった
人間に悪役がいないという状況がくそまよを悪役にした背景があるだけに、
くそまよを虐める代わりに憎まれ役を引き受けてくれるキャラさえいれば
くそまよもここまで憎たらしいゴミ生物にはならなかったのではないかという思いが頭をよぎる
194116:2011/09/11(日) 15:59:56.93 ID:rVXo7EzQ0
生徒は、ぽてまよの拘束を解いた。
ぽてまよは、ポッコリと腹は膨れ、動くことも困難なぐらいだ。
すると生徒は、どこからか大きめの石ころとドブ板を持ってきた。
ドブ板を傾斜がつくように石ころに立てかけるとぽてまよを置いた。
「オレの理論が正しければ、こいつは飛んでゆく。」生徒は言った。
他の生徒が、「ん?なにいってんだおめぇ。」怪訝そうな顔をするほかの生徒。
「まぁ、見てなって。」そういうとぽてまよの腹を思い切りスコップで殴りつけた。
「ぼにぃぃっ!」ぽてまよの叫び声が響き渡った。
「何がしてぇんだよ」他の生徒が言う。
件の生徒が「もう少しパワーが必要か・・・東郷頼むわ。」
東郷と呼ばれた生徒は逞しい体つきの生徒で、「あ?ハラぶったたけばいいのか?」
「ああ、頼む」生徒は言った。
東郷がスコップを振りかぶった「びゃっ!!す、にゃおー!!」ぽてまよがメガネの生徒に助けを求めた。
その声を無視して東郷はスコップをぽてまよの腹にたたきつけた。
「ぼにぃぃぃぃぃぃ!!」叫び声とともにぽてまよの尻から水が噴射され、ぽてまよの体は
ロケットのように飛んでいった。
「ほにゃぁぁぁ!!!!」ぽてまよの体は尻から水を噴射しながら弧を描き
数十メートル先に飛んでいくと、また頭から地面に落ちて「ぼにゃ!!」と声を出した。
「あ、新記録」他の生徒が言った。
一同は目の前で起きたマンガのような出来事に唖然としたあと、ドッと喚声が上がった。
「すげーな、おい!」「東郷ののパワーも流石だ!!」皆、この二人を賞賛した。



195116:2011/09/11(日) 16:22:44.90 ID:rVXo7EzQ0
>>193
ご愛読ありがとうございます。
劇中でぽてまよを厳しく叱る存在がいればよかったんですけどねぇ。
威嚇したり、勝手に人のものを食ったら素直なり、他の生徒が一発食らわせてやればいいものを
みんなで、「ぽてちゃんかわいい〜」だもの。
叱ってやって覚えてくれることも多いんですけどねー。
そういう憎まれ役が実はぽてまよを思っての行動だったなんて展開になれば
物語に深みが増したと思うんですけどねぇ。
高校の担任もなんか中途半端な存在だったし、ホント、叱るやつがいないと
ろくな者に育たないと思いましたね。
エンディング後のぽてまよは果たして素直とうまくやれているのでしょうかねぇ。
196ある男子生徒ですが:2011/09/12(月) 10:57:52.38 ID:oiMsibWN0
動物番組内でのぽてまよ特集コーナーは、おおむね好評だった様だ
内容的には当たり障りの無いクラスのペットが可愛らしく珍騒動を巻き起こすと言った程度の物だ
放送後、視聴者の間でもカワイイと評価する者や内面の黒さに気付き苛立ちを隠せない者に別れた
ウチのクラスの擁護派はこれ幸いとばかりに「ぽてまよちゃん大好きクラブ」とか言うホームページまで作りやがった
何でも、ぽてまよの可愛らしい画像を掲載していくらしい
腹が立ったので初芝と協力してサムネをクリックすると表示される画像をすり替えて置いた
可愛らしい画像を拡大しようとすると、ぽてまよが猫用トイレで糞をしている画像が大写しになるって寸法だ
197ある男子生徒ですが:2011/09/12(月) 13:41:46.17 ID:oiMsibWN0
「うぅぅ・・・ほにぃぃ」
ぽてまよが腹を抱えて呻いていた
最後の撮影から半月程たつが未だにビー玉のほとんどが排泄されず便通も滞り気味なのである
「テメェ!いつもうるせぇんだよ!」
うめき声にいら立った初芝がぽてまよの頭を叩く
「いにゃぁい!」
悲鳴をあげて倒れこむぽてまよの腹を更に踏みつけた
「あぎゃぁ!・・・ほ、ほひっ!ほひぃぃぃ!!」
ブブフゥゥゥ
踏まれた瞬間、盛大に屁を漏らしパンツが膨らみ始める
「臭ぇ!糞漏らしやがったのか?」
「ほにぃぃぃ!ににゃぁぁぁ・・・」
染みが付いて無い以上、糞を漏らしたワケでは無いようだが異様にパンツが膨らんでいる
「ほに!ほにぃぃぃ!」
こんもりパンツを引きずって逃げ出そうとするぽてまよ
どうやらビー玉の一部が漏れ出したらしい
「待てやコラ!」
「ちょっと待って!」
追い打ちをかけようとした俺と初芝を夏が引きとめる
「私が後片付けするから許してあげて」
「あ、まぁ夏が言うならなぁ」
どうにも理解出来ないのだが夏は森山にも負けない程、酷い目に遭わされてきた
何故ぽてまよに対してこれほど寛容になれるのだろうか
夏に、ここまで言われたら俺達も引き下がるほかない
彼女は手際良くぽてまよのパンツを脱がし替えのパンツを履かせる
その間もぽてまよは夏に威嚇を続けていたが彼女は困った顔をするだけだ
「ぽてまよちゃん、お腹すいたでしょ?良かったらこれ食べて?」
夏が手作りらしいクッキーを差し出すとぽてまよは、それをひったくって貪り喰った
198116:2011/09/14(水) 19:42:40.88 ID:nHh5iEpg0
ぽてまよは、頭にたんこぶを作り、小便を垂れ流しながら「すっ、すにゃぁぁ・・・」と元飼い主の名を呼びながらフラフラと歩いている。
もはやぽてまよにとってメガネをかけた者は皆素直だった。
地下室で破壊された脳はぽてまよの最低限の能力まで奪い去り、食物と糞の区別すらできなかった。
しかし、破壊された脳に自分に優しかったメガネの少年のことだけは、わずかに脳に引っかかっていた。
「ぽてまよおいで〜」メガネの生徒、児玉がぽてまよを呼んだ。
「ひっ、えぐ、えぐ」ぽてまよは泣きべそをかきながら児玉に駆け寄った。
「ぽてまよはかわいいなー」棒読みのセリフでぽてまよを持ち上げた。
「ほ、ほにぃ、すにゃ、すにゃあ!!」ぽてまよはうれしそうにしている。
児玉は、「好きだよ、ぽてまよ」唐突に言い出した。
そしてキスをするように目をつぶった。
ぽてまよも「んー」といって目をつぶった。
するとぽてまよの口に何かが入れられ、火薬の臭いと、何かがシューっと火を吹く音がした。
パァン!パパパーン!!ぽてまよの口の中で何かが爆ぜた。
「ぼ、ぼにぃぃぃぃぃ!!」児玉はぽてまよを放り投げた。
ぽてまよはのた打ち回り、口から煙を吹きながら「ほ、ほにゃ、すにゃおおお!!」と泣き叫んだ。
「だからオレは素直じゃねぇっての。」児玉が吐き捨てた。
「かわいそうじゃないか、児玉くーん」またも棒読みで東郷が言った。
「ぽてちゃんおいでー」東郷が言うと、学習能力が元からなく、脳がいかれているぽてまよは懲りもせずに駆け寄った。
ぽてまよは「ほ、ほにぃぃー!」と助けを求めるように東郷に駆け寄った。
東郷は、「ぽてちゃんかわいいー」と白々しく言いながらぽてまよを抱き上げた。
「よーし、よしよし」とタカイタカイをはじめた。
ぽてまよは喜び、「きゃっきゃっ」と笑っている。
「高いたかーい、たかいたかーい・・・」
「からの・・・・・」
東郷はぽて間よを逆さにして「パワーボム!!!」ぽてまよの頭を地面に叩きつけた。

199116:2011/09/15(木) 21:52:24.09 ID:ZUJZCpTK0
ぽてまよは叩きつけられると同時に鼻水をブッと噴き出した。
「ぼにゃぁ〜いにゃい〜」泣きべそをかくぽてまよ。
すると、先程のぽてまよロケットの少年、秋山がぽてまよを背中から抱き上げた。
「ほにぃぃ〜にゃすにぇにぇ〜」秋山に助けを求めるぽてまよ。
秋山は、「よしよし、ぽてちゃん。」そう言うと抱きあげたぽてまよにバックドロップを喰らわせた。
後頭部を痛打したぽてまよは、「うぐぇっ、びえ〜!!」火がついたように泣き出した。
そして、立てずに頭をを抱えて地べたをのた打ち回っていると、素直の知り合いの
広瀬が脚立を持ってきた。
「くらえ!」そう言うと脚立から飛び降り、ニードロップを喰らわせた。
ぽてまよのみぞおちにひざが突き刺さり、「ほにぇ〜!!」と言って
口から唾液をピューッと出した。
ぽてまよは「ほぇ、ほぇ」と虫の息で這って逃げようとする。
「まちやがれ!!」なおも執拗に生徒たちがぽてまよを追い掛け回して、ぽてまよを東郷に向けて投げた。
「これでとどめだ!!」東郷の太い腕が、ぽてまよののど笛に食い込んだ。
ぽてまよに強烈無比なラリアートが決まり、ぽてまよは「ほにぇ・・・」と言って気を失った。
こんな日が何日も続いた。


森山素直は、広瀬からぽてまよの事を聞いていたが、ぽてまよを引き取る気はなかった。
ぽてまよがいないほうがすべて順調に回るのだ。
ぽてまよの子、たまチーが最近急成長を遂げ、体はぽてまよより少し大きめになり
言葉もどんどん覚えていった。
「素直さん、お食事の用意ができました。」たまチーが夕食を作って素直に出した。
「ありがとう・・・うまそうじゃないか・・・。」
素直はたまチーの料理を一口食べた。
「うまいなぁ、すごいうまいよ、たまチー。」
「素直さんに言っていただけるとうれしいです・・・。」
たまチーは照れくさそうに言った。
思えば、ぽてまよは料理を作れないどころか、食い散らかし、糞尿をたれては皆に迷惑をかけていた。
あいつがいなくなってくれて本当によかった。
心の底から素直は思っていた。
不意に家の電話が鳴った。
電話の音を聞いたたまチーが電話に出た。
「はい、森山でございます。あ、お世話になってます。お母様はお元気ですか?
ええ、私も元気ですよ〜。今、素直さんにかわりますね。」
「素直さん、桐原さんからおでんわです。」
「桐原からか・・・」
素直は椅子から立ち上がると電話口に立った。
200116:2011/09/17(土) 12:56:34.25 ID:GRUJrrjw0
「食事中にわりぃな森山。」桐原は言った。
続けて桐原はさっそく本題を切り出した。
「あのー、ぽてたんの事なんだが・・・・。」
「オレが引き取りたいと思うんだ。それで森山に・・・・」
素直は、「オレに?」受話器のコードをくるくると指に巻きつけながら聞いた。
「森山に認めて欲しいんだ、俺が引き取ることを。」
素直は、なんだそんな事かと思い電話の向こうの桐原にこう言った。
「俺としては一向に構わない。あんなぽてまよを今でも気にかけてくれるのは桐原だけだ。
本当に感謝している。
しかし、あいつの世話は予想以上に大変だぞ。」
「それに、今ぽてまよは隣の学校にいる。まずは隣の学校の連中に聞いてみないとな・・・。」
素直は桐原に対して本当に感謝していた。
ぽてまよの狼藉のたびに素直と一緒になって頭を下げて回ってくれることもあった。
そして、ぽてまよ自身のことも庇っていた。
ぽてまよが盗み食いするたび、「ぽてたんを許してあげて」とクラスメイトに頭を下げて回ってくれた。
この事もクラスメイトが素直に対して寛容だった理由の一つであった。
飼い主と桐原が頭を下げている間、当のぽてまよは素知らぬ顔で素直が買ったパンをムシャムシャ食べているのが
恒例の風景となっていた。
しかし、桐原の尽力で学校に来ていられるにもかかわらず、ぽてまよは桐原を見ると
シャー!シャー!と桐原を威嚇するのであった。
「桐原には世話になりっぱなしだな・・・。」素直は申し訳無さそうに言った。
「いいってことよ!気にすんな。」桐原は、電話口でも笑顔でしゃべっているとわかる明るい声で素直に答えた。
素直は、「桐原、ぽてまよの世話をする上で一番辛いのはなんだと思う?」桐原に聞いた。
「うーん、食事や下の世話か?」桐原は一瞬考えて答えた。
「確かにそれも辛い。あいつは怠け者で自分でできるくせにやろうとしない。
それにも腹が立つ、業が煮える・・・。」
ぽてまよを世話、というより介護する日々を思い出し、素直が明らかに苛立っている事が電話の声からもわかった。
「本当に辛いのは、あいつは・・・ぽてまよは人の言葉を理解して、多少はしゃべれるくせに・・・」
「オレや人から何かしてもらっても「ありがとう」って言わないんだ・・・。」
桐原ははっとした。



201116:2011/09/19(月) 11:43:17.90 ID:ufIhjNW/0
桐原は、「そういえば・・・」と納得した様子で、ぽてまよの過去の行動を思い返した。
ぽてまよがまだ「教室のアイドル」だった頃、女子生徒がお菓子をあげても、
クラスメイトの夏みかんが弁当を食べさせても、何かぽてまよのためにしてやっても、決して「ありがとう」とは言わなかった。
ぽてまよの喜ぶ姿を見て、皆、それで納得していた。
思い返してみると、ぽてまよは「してもらって当然」といった風だった。
ぽてまよの喜ぶ姿を見ると、こちらも嬉しくなる。
しかし、喜んではいるが、感謝の念というものがぽてまよには希薄だった。
「オレだって、ありがとうって言葉は教えたさ。」素直は言った。
「だけど、あいつはただの一度も、誰にもありがとうとは言わなかった!」
怒りで自然と語気が荒くなった。
「ああ・・・すまない桐原。」大きな声を出したことに電話の向こうの友人に謝罪した。
桐原は、「ああ、気にするな。森山はよくやった。」友人の労をねぎらった。
「今度、一緒に隣の学校に行こう。広瀬に連絡をつけておくよ。」
素直が自分を落ち着かせるように言った。
「わかった。じゃあ、明後日あたりに隣の学校に行こう。森山、ゆっくり休めよ。おやすみ。」
「ああ、おやすみ。」
素直は受話器を置いた。
202名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/19(月) 11:45:41.27 ID:aot69xOsP
お、むったんにもスイッチが入ったか!?
203116:2011/09/19(月) 18:22:30.59 ID:ufIhjNW/0
食卓に戻るとたまチーが口を開いた。
「あの女のことですか、素直さん。」あの女とは無論ぽてまよのことである。
素直は、「あの女はないだろうたまチー。あれでもお前の親なんだから。」たまチーを諭した。
「すみません・・・ですがあの女・・・ぽてまよは・・・。」
「私の恥です。」たまチーは俯きかげんでそう言った。
たまチーは怒りと恥で顔を赤くしていた。
「まあ、メシにしよう。たまチーが折角作った料理が冷めてしまう。たまチー、たくさん食えよ。」
素直は、たまチーをなだめ、慰めるように言った。
「はい・・・いただきます・・・。」
たまチーは温かいご飯を口に運んだ。

「で、その素直君とやらの友人がこいつを引き取るって言ってるのか?」
東郷が広瀬に聞いた。
「ああ、しかし物好きもいるもんだな。こんなのどうしようって言うんだろうな。」
「俺が聞きテェぐらいだよ。まぁ、今のままおもちゃにしていても女子どもがうるさいしなぁ。」
「害獣」として知れ渡っているぽてまよだが、ここに来た当初から鶏小屋に入れられた事から、
盗み食いや、教科書への落書き、お漏らし、嘔吐などの実害がなかった事ため、
次第にぽてまよに同情する者(主に女子生徒)が増え、おおっぴらにいたぶることが出来なくなっていた。
鶏小屋の前で二人は話し込んでいた。
そこに、素直と桐原がやってきた。

204名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/19(月) 18:35:40.34 ID:8OiVYI3Y0
この後むったんがどういう行動に出るのかすごく楽しみですなぁ

あと、
>「あの女のことですか、素直さん。」
絵を想像したらなんかシュールでワロタww
205名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/19(月) 19:48:02.92 ID:aot69xOsP
   ,ヘdヘ         くそまよが仲間になりたそうにこちらを見て媚びを売っている        
 ▼/wヘ ▼        仲間にしますか?                                
 〈_(.#っ゚ノ_〉        ┏━━━━━━┓                    
  .《⊇⊆》         ┃   はい    ┃                     
   `u〜u'          ┃>  ころす   ┃                     
               ┗━━━━━━┛                    
                                        
             (⌒   _                      
       、,,;,,、、       ´ ,ヘdヘ       ほ・・・に・・・            
     、Ξ#,,;ミΞ,,,、 、,,  ▼/wヘ ▼                  
   とΞ;;,、;;∴λ、;;;∵゙ , 〈_(.リ:;);々゚ノ_〉;;,               
  "  '゙゙;゙ ' ゙゙;~;~^゙;;:    '''`''"                     
      ';;Ξつ   '';;:;Ξミ,.                        
                                        
206116:2011/09/20(火) 22:18:02.75 ID:V/EE5xPr0
「よう、広瀬」素直が広瀬に声をかけた。
素直と桐原は鶏小屋の中のぽてまよに目を向けた。
ぽてまよは鶏のマネをして、口を尖らせてエサ箱の中の鶏のエサを食べていた。
ぴゅーっと冷たい秋風が吹いた。
「ほにぃ・・・」裸のため寒いのかぽてまよは鶏たちに身を寄せようとするが、そのたびに突付かれ、
「いにゃ!ほにぃぃ!」と叫びながら鶏の嘴から逃げ回っていた。
「ぶざまな・・・」素直が秋風よりも冷たい表情でぽてまよを見つめた。
ぽてまよはそれに気付き、「ほにゃぁ!すにゃ、すにゃあ!」と騒ぎ出した。
「こいつにとってメガネをかけたやつは皆素直さ。」広瀬が言った。
隣にいた東郷がポケットからパーティグッズの鼻メガネを出した。
「まぁ、見ててくれ。」そう言うと東郷が鼻メガネをかけた。
するとぽてまよは「す、にゃおー!!」と言って東郷に笑顔を振りまいた。
「ぽ、ぽてたぁん!!」桐原が声をぽてまよにかけた。
するとぽてまよは「シャー!!」といって威嚇しだした。
「ぽてたん・・・やっぱりオレのこと・・」桐原は残念そうに言った。
東郷が鶏小屋からぽてまよを出してきた。
東郷が「桐原くんだっけ?こいつを引き取るって言う・・・」桐原に聞いた。
「うん。」桐原は短く答えた。
するとぽてまよは東郷腕をするりと抜けて素直に笑顔で駆け寄った。
「す、にゃおー」笑顔で見上げるぽてまよを見た素直は、胃がムカムカするのを覚えた。
素直はぽてまよの視線をそらすようにプイッとそっぽを向いた。
「にゃんにぇ?」元々バカで脳のいかれたぽてまよには、素直の態度の理由がわからなかった。
「森山・・・」桐原が素直に声をかけて近寄った。
するとぽてまよは、「シャー!シャー!」威嚇しだして、桐原に立ちはだかった。
そしてぽてまよは「すにゃお、にゃ、まにょにょ、もにょ、にゃー!!」と叫んだ。
どうやら他の人間と間違えているらしい。
「ぽ、ぽてたん・・・?」桐原が困惑していると、「フンフン!」といってシャドーボクシングを始めた。
そして再びお決まりのセリフである、素直所有宣言をしだした。
「すにゃお、にゃ、まにょよ、もにゃぶぇ!!!」ぽてまよが言い終える前に素直の蹴りがぽてまよに炸裂した。
「ふざけるなぁ!!」素直の怒号が校庭に響き渡った。
素直はぽてまよに馬乗りとなり、めちゃくちゃに拳を振り下ろした。
「ぼにゃ!ひぎゃ!しゅにゃ、しゅにゃあ〜!!にゃめにぇ〜!!」許しを請うぽてまよ。
「ふざけるな!!オレはお前の物なんかじゃない、オレの人生もお前の物じゃない!!」
素直は別人のような激昂ぶりでぽてまよを殴りつけた。



207名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/20(火) 22:22:46.67 ID:fTH+D+HrP
素直がキレた!
208116:2011/09/20(火) 22:35:15.11 ID:V/EE5xPr0
×するとぽてまよは東郷腕をするりと抜けて
○するとぽてまよは東郷の腕をするりと抜けて
×まにょよ
○まにょにょ
間違いが多くていかんなぁ。

>>204
いやね、実はちょっと書いてみたさんの作品に登場するカレンが好きで、たまチーのスペックを
カレン並に引き上げたんですよ。
あの顔で大人びたことを言い出したら確かにシュールかもしれませんなぁw
209116:2011/09/21(水) 18:32:13.13 ID:8Frfwe5H0
素直のぽてまよへの怒りは凄まじく、機関銃のような素直のパンチがぽてまよの顔に降り注いだ。
「にゃぶぅっぇ!べにゃ!ぼにぇ!」悲鳴を上げるぽてまよに素直はこう言った。
「なにが「素直はまよのもの」だ!この畜生!ぼけまよ!くそまよ!お前のおかげでオレは毎日謝罪行脚だったんだ!
いいか!俺はお前の物じゃない!解ったかゴミ生物!!」
そう言うとぽてまよの首に手をかけた。
ぽてまよの顔はみるみる青くなり、ブクブクと泡を吹き出した。
「お、おい!森山くん!やめろ!放すんだ!」東郷が止めに入り、桐原、広瀬も加わり
ぽてまよから素直を引き離そうとするが、怒り狂い、恐ろしい力を発揮している素直を引き離すのは容易ではなかった。
「おいどうした!」騒ぎを聞きつけた秋山、児玉が駆けつけ二人が加わるとようやく素直の体が歩てまよから離れた。
皆、「ぽてまよがかわいそう」というよりは、素直に生き物を殺める罪を犯させることを止めるという意味合いが強かった。
素直はぜーぜーと肩で息をしていた。
「森山・・・・」桐原が素直を見ると素直の目に涙が流れていた。
「森山君は、しなくてもいい辛い思いをこいつのためにしていたんだな・・・。」
東郷は素直の肩を抱き寄せた。
210名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/23(金) 00:45:33.07 ID:iMH9CqLQ0
素直の涙が頬を伝い地面に落ちた。
ぽたぽたと落ちた涙は地面に玉模様をつけている。
「森山、本当によくやったよ。」桐原が素直の二年以上にわたる、ぽてまよの介護の労をねぎらった。
一方、首を絞められたぽてまよはぐったりとして、「へけっへけっ」と独特の呼吸をしている。
殴られた顔は腫れ上がり、以前のような愛らしい見た目は見る影もなかった。
これで素直とぽてまよの関係修復はもはや不可能となった。
ぽてまよよりも素直にはぽてまよの面倒を見る気力は微塵も残ってはいなかった。
桐原がぐったりとしたぽてまよを抱きかかえた。
以前のような人間並みの扱いを受けていなかったぽてまよは、体から獣臭を放っていた。
「これは風呂にいれないと・・・。」桐原は誰に言うわけでもなく、独り言をつぶやいた。
「桐原君もあんまり根を詰めるなよ。」東郷が声をかけた。
「うん、ありがとう。森山、帰ろうか。」桐原が素直に帰宅を促した。
「今日はありがとう・・・広瀬、今度うちにお茶でも飲みに来いよ。」
「東郷君や皆も・・・。」素直が隣の学校の生徒をお茶に誘ったところで散会となった。
ぽてまよは桐原に抱かれて眠っていた。
素直はそれを見ないようにしていた。
ぽてまよを痛めつけた罪悪感というよりは、怒りに任せて一つの命を奪おうとしてしまった
事実が素直に重くのしかかるのであった。
そして数日後、素直はメガネをやめてコンタクトレンズに切り替えた。

数ヶ月が過ぎた。
桐原家に貰われていったぽてまよだが、脳を破壊されたダメージは深刻で、次第に認知症のような症状を呈するようになっていた。
真夜中に「ほにほにほほにほー♪」とパンの歌を大声で歌いだしたり、桐原の部屋で糞尿を垂れ流した。
桐原と家族は、ぽてまよの大声と糞尿の始末で寝不足の毎日を過ごした。
「にょ、はん!(ごはん)」ぽてまよが桐原に食事を要求した。
桐原はぽてまよに言い聞かせるように、「さっき食べたでしょ、ぽてたん!」
「にゃ、にぇにぇ、にゃい!」食べていないと言い張るぽてまよ。
こうした押し問答をしていると、プリプリと尻から音がしてぽてまよはしゃがみこんだ。
大便であると察知した桐原は、ぽてまよをかかえてトイレへ急ぐ。
「ぽ、ぽてたん、ここはトイレじゃないって!!」桐原はぽてまよに言うが、ぽてまよにはもはや理解できなかった。
「ほ、ほにぃ〜」廊下でぽてまよは脱糞してしまった。
ぽてまよはスッキリしたという顔で「にゃあ〜」と笑顔を振りまいた。
「またかよ・・・。」桐原がつぶやいた。
ぽてまよは桐原に抱えられていたが、「にゅうにゅう!」と言って台所に行こうと
バタバタと手足を動かし始めた。
「ぽてたん洗ってから牛乳上げるから待って!!」ぽてまよを浴室に連れて行こうとするが、バタバタと暴れ、抵抗するぽてまよ。
「ほぉ〜に〜ぃ!!にゅうにゅう!!にゃ〜!!」桐原の手から逃れようと手足を滅茶苦茶に動かす。
プーンと糞の臭いが鼻を突く。
ぽてまよの糞が、かぼちゃパンツからポトリと桐原の足の上に落ちた。
その時、桐原の目に鬼が宿った。
211116:2011/09/23(金) 22:41:49.13 ID:iMH9CqLQ0
「いいかげんにしろ、この野郎!!」桐原はぽてまよを床に叩きつけた。
べシャっと糞が潰れて飛び散り、白い壁に茶色い模様がついた。
「ぼにぃぃっ!」ぽてまよはパンツを茶色に染め、体中に糞がついた。
家中に糞の臭いが充満し、桐原をますます苛立たせた。
「ふざんけんじゃねぇ・・・ようやく俺に懐いたと思ったらこのありさまかよ・・。
前みたいに媚売ってみろよオラ、俺以外の人にしていたみてぇによ!!」
桐原はグリグリとぽてまよを踏みつけつつ、罵声を浴びせかけた。
「ぼ、ぼにぃぃぃ・・・」苦しそうなぽてまよのうめき声が、ぽてまよの口から漏れた。
桐原も糞まみれで、ここまで来ればもはや汚れを気にすることは無いとばかりに、
糞を手掴みにしてぽてまよの口に突っ込んだ。
「もが・・もが・・・」ぽてまよの口に糞の臭いがひろがった。
「ションベン漏らすだけじゃなく、ウンコまで漏らすようになっちまいやがって・・・!」
桐原はぽてまよの髪を鷲掴みにしてトイレに向かった。
そして、洋式便所のフタを開けるとぽてまよを放り込んだ。
「・・・・・!!」ぽてまよは便器に頭から突っ込み、足をバタバタさせている。
「うんこは便所に流さないとなぁ・・・」桐原はそう言うとトイレの水を流した。
「・・・!!!」ごぼごぼとぽてまよの呼吸の気泡でトイレの水が泡立った。
やがてぽてまよは気を失い、動かなくなった。
桐原はぽてまよを便器から掴み上げると往復ビンタを食らわせた。
バチン!「起きろ、オラ!!」桐原の怒号とともにぽてまよが息を吹き返した。
「ぶはぁっ!!」吐いた息が糞のにおいがした。
「口が便器になっちゃったね、ぽてたん。」そういうと再び便器に放り込んだ。
そして、トイレ掃除のブラシに洗剤をたっぷりつけると、ぽてまよの口に突っ込んだ。
「もごっ!もがもが!!」苦しそうにぽてまよは口に入ったブラシを出そうと手で
ブラシを押すが、非力なぽてまよでは桐原の腕力には敵わなかった。
「さぁ、便器のお掃除だよ、ぽてたん!!」そういうとゴシゴシとぽてまよの口内を
ブラシで磨き始めた。
ブラシが前後に動くたび、ぽてまよの喉にブラシが当たった。
「うごぉっ!!うげぇ!!」ぽてまよはえづいて目から涙を出している。
桐原がブラシを抜くと、「けぴょっ!えれえれえれえれ!!」と嘔吐した。
「ウンコにゲロに臭い便器だなぁ・・・。そういう時はこれを使わないと・・・」
そう言ってトイレの芳香剤を出した。
そしてトイレの芳香剤をぽてまよの口に注ぎ込んだ。
「げぼ!!ごばぁ!!」吐き出そうとするぽてまよ。
「おっと、吐き出すんじゃねぇよ糞袋!!」そう言って口を手でふさぐと
ぽてまよの背中をバンと叩いた。
ゴクンと飲み込む音がして、次にはぽてまよの顔が青ざめた。
「ううう・・・ぐぅえっ!!!」ぽてまよはトイレの中でもがき苦しみ、水をバシャバシャと波立たせた。
すると体が拒否反応を示したのか、ぽてまよの尻から緑の芳香剤がでてきた。
トイレの水が緑に染まり、ぽてまよの体が芳香剤の香りを纏った。
「これでいい臭いになったね、ぽてたん。」
桐原はぽてまよを見下ろして言った。
212名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/23(金) 22:49:19.03 ID:3p6lfuRcP
ついにむったんスイッチオン!
213名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/23(金) 23:53:27.59 ID:GEAtKky80
芳香剤ワロタww
もはやむったん覚醒はくそまよ虐待SSにおける王道展開
そしてそれをどう料理するかがSS師の個性と言えるのかもw
214116:2011/09/24(土) 10:19:28.03 ID:LrFuW9jt0
桐原はぽてまよの服を脱がすと、風呂場に連れて行った。
気を失ったぽてまよを、デッキブラシにボディソープをつけてゴシゴシと磨き始めた。
「うにゃ・・いにゃいっ!」ぽてまよが目を覚ました。
「痛いは俺の心だよ、ぽてたん。」桐原がつぶやいた。
ぽてまよを連れてきて数ヶ月、毎日ぽてまよの世話に追われていた。
自分の時間などほとんどなかった。
糞尿を垂れ流すぽてまよがなぜ家に置いて貰えるかと言うと、たまチーの親だからに他ならない。
桐原の母が、「たまチーちゃんの親だから・・・。」と言ってぽてまよを引き取ることに同意したのだ。
そして、たまチーが着替えなどを持ってマメに桐原家を訪れていたのも
ぽてまよが家の中で飼っておかれる理由の一つだった。
そして、桐原には密かな楽しみが会った。

「さぁ、ぽてたん、今日はセーラー服だよー。」桐原がぽてまよに服を着せた。
こうした服は、ぽてまよが人気者だった頃に、クラスの女子生徒によって作られた物だ。
これらの服は、森山家に保管されていた物を桐原がぽてまよとともに譲り受けたのである。
「きゃっ!ほにぃ〜♪」ぽてまよは服に袖を通した。
ぽてまよが糞尿をたれ流しているにも係らず、オムツを当てず、かぼちゃパンツのままなのは
桐原の趣味であった。
そして、その姿を見た桐原は欲情するのであった。
「お前の利用価値はこれぐらいしかねぇんだよ、糞袋が!」
そういうと今度はぽてまよの服を脱がし始めた。
「ぴゃっ、ほにぃ!」驚きの声を上げるぽてまよに、桐原はパンツを下ろして
怒張した一物を見せ付けた。
「ほ、ほにゃぁ!!」頬を赤らめ、部屋を逃げ回るぽてまよを下半身丸出しで追い回した。
人間のようなリアクションをとる、人間ではない生き物であるぽてまよは
法律を気にすることなく、桐原の欲望を満たす格好の相手だった。
こうしてぽてまよを追い回すのが数少ない「自分の時間」と言えるのだった。
ついにぽてまよを部屋の隅に追い込むと、ぽてまよを押さえつけた。
そして、怒張した一物をぽてまよの陰部に挿入した。
ぐりぐりと無理やり挿入される一物に、ぽてまよは「いにゃぁ!いにゃい!」
と泣き叫びながら逃れようとする。
泣き叫ぶぽてまよを見て、獣を犯す背徳感と幼児を犯す背徳感で身悶えする桐原であったが、
たまには和姦もしてみたいと考えた。
「こいつにとってメガネをかけたやつは皆素直さ。」という広瀬の言葉を思い出した。
挿入した一物を一旦抜くと机の中を調べ始めた。
そして、以前つかった針金のあまりを発見した。
それをまげてメガネの形にした。
それをかけてぽてまよの目をみつめた。
するとぽてまよは、「すっ、すにゃぁあ〜」陰部を濡らして尻を向けた。
今までの抵抗ぶりが嘘のようであった。
「うほっ、こいつはいい!!」桐原はたまらずぽてまよに後背位から一物を挿入した。
桐原が腰を動かすたび、パンパンと言う音が部屋に響き渡った。
「すっ、すにゃ!すにゃ!すにゃぁぁ!!」ぽてまよがいつもよりカン高い声で鳴く。
桐原の一物にねっとりとぽてまよの液が絡み付いてきた。
今までにない新たな快感の発見に桐原は打ち震えた。
「ああ、いいよぽてたん!ぽてたん!」激しく腰を振り、恍惚の表情でぽてまよをみると、
潤んだ目で桐原をみつめかえしていた。
「ああ!!!ぽてたぁ〜ん!!!」桐原は果て、体が気絶しそうな快感に包まれた。
桐原の引き抜いた一物が、脈打つたびにピクピクと動いた。
ぽてまよの体から、大嫌いだった桐原の体液が流れ出た。
215名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/24(土) 19:50:32.85 ID:JcTqZaua0
(・∀・)イイ!!
216名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/24(土) 20:19:57.40 ID:HjhrkZiYP
wwwwwwwwwww
むったんきんもー☆

いろんな意味で無敵モードですなぁむったん
217116:2011/09/25(日) 21:39:45.61 ID:dDWK/F+l0
「すっ、にゃおっ・・・」ぽてまよが桐原に頬を寄せてきた。
話には聞いてきたが、本当にメガネを、しかも針金を適当に捻じ曲げた物を
かけただけで、ぽてまよは桐原を「大好きな素直」として認識している。
桐原は、メガネをかければぽてまよの憧れの存在となれるのだ。
もっとも、メガネに反応しているだけとも言えるのだが。

桐原とぽてまよは事を終えたカップルのように裸でベッドを共にしている。
「ぽて・・・まよ・・・」桐原が針金めがねをかけたまま、ぽてまよを初めて呼び捨てにした。
するとぽてまよは、潤んだ目で「すっ、にゃお・・・」吐息のようなささやきを桐原の耳にすると
桐原の腕にしがみついた。
桐原はぽてまよの柔肌を撫で回した。
腹とも胸ともつかぬぽてまよの胴体に指を這わせるとぽてまよは、
「にゃっ・・・にゃあん」頬を赤らめ体をくねらせた。
桐原はぽてまよの陰部に指を伸ばすと、じっとりとぬれた陰部がくちゅくちゅと音を立てた。
「ほにゃあん・・・しゅにゃ・・・お・・・」ぽてまよは艶めかしい喘ぎ声を上げた。
先程事を終えたばかりだと言うのに、桐原の一物はこの艶めかしい声に反応して
はちきれんばかりに怒張している。
桐原は、「都合が悪くなるとガキのフリをするくせに、あっちのほうは大人顔負けじゃないか・・・。」
と思いつつ、陰部に指を這わせながら、胸とも腹ともつかぬぽてまよの胴体に唇をつけた。
桐原はチュウチュウと胴体を吸った。
「いにゃん・・・にゃめ・・・」するとぽてまよは桐原の唇に吸い付いた。
レロレロと舌を絡ませあう一人と一匹。
すると先程の芳香剤の香りがぱぁっと広がった。
桐原は怒張した一物を再び挿入した。
激しく腰を動かすと、その動きにあわせてぽてまよが、「にゃん!、にゃん!、にゃんっ!」と声を上げる。
「す、すごくいいよぉ、ぽてたん!ぽてたん!」
「にゃあん!!すにゃ、すにゃ、すにゃあ!!」
ぽてまよが絶頂をむかえ、ピクピクと体を痙攣させている。
「ぽてたん!ぽてたん!ぽ・・・て・・・」
ドクドクと桐原の一物から精液が流れ出た。

それから、毎日のように一人と一匹は愛を確かめ合うのだった。
桐原は伊達メガネをかけ始めた。
218116:2011/09/25(日) 21:40:59.78 ID:dDWK/F+l0
ぶはははははwwww
書いてて笑っちまったwww
219名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/26(月) 19:19:45.49 ID:Ew6Et7rP0
ちょwなんだかくそまよが幸せになっちまってるじゃねえかwww
もちろん、最終的にはこの仮初めの天国から地獄へ叩き落すんだよね?
今後の展開に期待
220116:2011/09/26(月) 19:58:41.47 ID:qEtlUasf0
>>219
>もちろん、最終的にはこの仮初めの天国から地獄へ叩き落すんだよね?
釜茹で、血の池、針山、無間どれにしやしょうかねぇ。
ふふふ・・・・・
221116:2011/09/26(月) 21:25:28.59 ID:qEtlUasf0
桐原とぽてまよが食事を取っていると、ぽてまよが突然苦しみだした。
「うごぉっ!!ぼっぼ、ぼにぃぃぃ!!」ぽてまよがうめき声を上げる。
「どうしたのぽてたん!!」桐原が駆け寄るとぽてまよの腹がうごめいているのが解った。
「こっ、これは・・・もしや・・・」心当たりがありすぎる桐原は戦慄した。
するとぽてまよの腹とも胸ともつかぬ部分に、血がにじんだ。
「ぼにゃあ!!すにゃあ!!」桐原に助けを求めるが、なす術がない。
「うごぇ、ずにゃおぉぉぉぅぅ!」七転八倒するぽてまよ。
次の瞬間「シャギャー!!」という鳴き声とともに小さな生き物が腹を食い破って飛び出してきた。
ぽてまよの血で真っ赤に染まったその生き物は、姿かたちはミニまよに似ているが、
髪の毛の色は桐原のような栗色だった。
「シャー!!」激しく威嚇するその生き物はぽてまよに齧りついた。
「ぼにぃぃぃ!!いにゃぁあ!!」でたらめな生命力で、腹を食い破られながらも生きているぽてまよ。
食卓は血に染まり、血生臭い臭いが広がった。
桐原はあわててその生き物の首根っこを掴んで放り投げた。
バチンと壁にぶつかり、壁にぽてまよの血がベッタリとついた。

素直からぽてまよのデタラメな生命力を聞かされていた桐原は、
腹をホチキスで止めるとぽてまよを床に寝かせて掃除をはじめた。
すると、先程の小さな生き物が桐原に駆け寄ってきた。
「ととさま」小さな生き物がつぶらな目で桐原を見つめた。
222名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/26(月) 22:14:50.70 ID:Ew6Et7rP0
これは予想の斜め上www
変態の煩悩パワーに不可能は無いということか・・・

>腹をホチキスで止めるとぽてまよを床に寝かせて掃除をはじめた。
この冷静な対応と、直前までの暴走っぷりとの対比が面白くて秀逸w
生まれた子供の活躍も楽しみだ
223名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/27(火) 00:14:57.58 ID:b43wvsck0
これはひどい(棒

子供のふりして媚びまくる害獣の分際でエロいことしてるからきっと罰が当たったんだね
とりあえず桐まよ(仮がくそまよを心身ともに痛めつけてくれることに期待
224名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/27(火) 19:03:23.71 ID:soqTjnx60
ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
225名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/27(火) 23:07:44.97 ID:EUqRvVSy0
さすがに今夜はお休みか・・・?
ここ数日の連続投下にシビれた身としては寂しい限りだぜ
贅沢言って申し訳ないがとにかく続きが待ち遠しくてしょうがないww
226116:2011/09/28(水) 20:53:39.70 ID:sJwrBmvi0
「ととさま」小さな生き物は桐原の脚をよじ登りはじめた。
ぽてまよの血がべっとりと、桐原の脚を赤く染める。
「や、やめろぉ!ととさまなんて呼ぶんじゃねぇ!」桐原はその生き物を掴み上げると、床に叩きつけた。
桐原はかなり動揺していた。
人は、性的な快楽を享受する権利がある。
そして、それは時として責任を伴う結果を招くことがある。
相手の合意なく、己自身の性的欲求を満たそうとすれば犯罪となる。
それらの責任を負うことなく、人の子を犯すような快楽を得られる生き物だと思っていた。
しかしどうだ、この生き物は人の子を身篭った。
桐原は、こんなはずではなかったと激しく後悔していた。
「そういう心配が無いと思ったから・・・なのに・・・」
「いや、こいつが人の子を孕むわけなどない、そんなはずはない!」
桐原は、動揺しつつも自分に言い聞かせた。
床にたたきつけた生き物が顔を上げた。
「にゃ〜」そう鳴いてニカっと笑った。

本当にぽてまよによく似ている。
鳴き声も、仕草も、そして、でたらめな生命力も。
小さな生き物は、ニコニコと何も無かったように桐原に駆け寄った。
桐原は小さな生き物を摘み上げてこういった。
「いいか、ととさまなんて呼んでくれるな。俺の名前は無道だ。」
「むのう?」
「バカ、無能じゃねぇ!無道だ!」
お約束ともいえる会話を小さな生き物と交わした。
「む・ど・う・・・」小さな生き物は言葉を反芻した。
「そう、無道だ。」桐原は最初は疎ましく思いつつも、次第に情が移った。
思えば、メガネをかけて己を偽り、ぽてまよには素直として振舞った。
今度は、本当の自分、桐原無道として責任を取るときが来たのだと覚悟を決めた。

考えてみると、この子は産まれてすぐに言葉をしゃべった。
しかも、はっきりと。
「これは、優秀な子かもしれないな・・・。」
咄嗟にぽてまよに知能は似ないで欲しいと思ったが、その心配はないようだ。
桐原は、床に横たわるぽてまよに目を向けた。
母親のぽてまよは、口を菱形にして「へけっ、へけっ」と、か細く呼吸するのみだった。
227名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/28(水) 21:07:07.50 ID:KhjTqw9i0
むのうナツカシスwww男子生徒さんの「プレゼント」思い出したw
228116:2011/09/28(水) 22:27:25.82 ID:sJwrBmvi0
テスト
229116:2011/09/28(水) 22:53:43.35 ID:sJwrBmvi0
次の日になると、ぽてまよの腹の傷はすっかり塞がっていた。
「しかしまぁ・・・ほんとすげぇな・・・。」感心したような、呆れたような様子で声を漏らした。
桐原がメガネをはずしてぽてまよの顔を見ると、「ほにぃ〜♪」と笑顔を振りまいた。
とりあえず、メガネをかけてなくとも「食べ物をくれるいい人」と桐原を認識しているようだった。
桐原は伊達メガネをやめ、森山素直になりすますのをやめた。

桐原は小さい生き物に勉強を教え始めた。
初めは、五十音、足し算引き算、九九などを教えると、見る見る吸収していった。
次には分数の計算、漢字などを教えると、これもたちまち覚えてしまい、
しばらくすると高校レベルの方程式まで解くようになった。
一方のぽてまよは、子供の面倒を見るわけでもなく、桐原が子供に付きっ切りになっているのを見て
子供に嫉妬するばかりであった。
ある日、桐原が子供に食事を与えていた。
「マロン、アーンして。」桐原は子供にマロンと名づけた。
髪の毛の色が、自分と同じ栗色だったからだ。
「アーン」マロンが口を開けたその時、ぽてまよがマロンを突き飛ばすと
桐原がマロンに食べさせようとした食べ物をパクッと食べた。
「何するんだ、この野郎!!」ぽてまよを怒鳴り飛ばす。
「もっにょ、まにょ、にょ、にょにょ、みにぇ!!」
もっと私を見ろ、ぽてまよは訴えた。
「何言ってんだ!!子供の世話もろくにしないで!何がぷりぷりぷりんだ、
変な踊りばっかり踊りやがって!もう、お前の踊りを見て喜ぶ奴なんていないんだよ、糞袋が!」
「ほぉ〜にぃ〜!」ぽてまよは反抗的な態度をとった。
これがいけなかった。
230名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/28(水) 22:57:17.15 ID:w+smnrDiP

            f^^ァ       , イ}
   /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
231名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/28(水) 22:58:03.97 ID:w+smnrDiP
          , , -=≠=- 、、
        / /         ヽ,ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
     f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三} 
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : __: : 'v:∨
      /: : ∨: : /: :/l⌒/l : :/ヽ、}\} :ヘ
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    〃:/〈 : : : : : \〃    __     ∠/ : : ;〉
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232116:2011/09/28(水) 23:16:52.30 ID:sJwrBmvi0
「わかったよ、ぽてたん。ぽてたんには特別メニューを食べさせてあげるよ。」
満面の作り笑いでキッチンに向かう無道。
食い意地の張ったぽてまよは、無邪気に「ほにぃ〜♪」と歓喜の声を上げた。
しばらくすると桐原が料理をもってきた。
「ぽてたん、アーンして」桐原がぽてまよの口に料理を運ぶ。
ぽてまよは能天気にも「アーン」と口を開けた。
その瞬間、「ぶごぉっ!!うっぐ!!」と苦しみだした。
「ほーらぽてたん、熱々のがんもだよー。」
桐原の持ってきた料理はアツアツのがんもだった。
ぽてまよは吐き出そうとするが、桐原が口をふさいだ。
これは、豆板醤、タバスコ、鷹の爪で味付けした激辛がんもだった。
灼熱の汁がぽてまよの口で炸裂する。
桐原は、次々とがんもをぽてまよの口に放り込んだ。
「うぐぉっ!!んぐ!!」ぽてまよは涙と鼻水をだらだらとたらしている。
「さぁ〜どんどん食べて〜」桐原がぽてまよの口にアツアツがんもを放り込んでいると、
ぽてまよが、「ににゃ〜にゅにゅしにぇ〜!!」許しを乞うぽてまよ。
桐原はそれを無視して、「厚揚げもあるよ〜」
「ぼにゃ〜いにゃ〜」と泣き叫びながら逃げ出した。
「待てやコラ!!」ぽてまよを追おうとするが、それをマロンが止めた。
「無道さん、許してあげて。」
「しかし・・・あいつは・・・」
「いいんです。私なら大丈夫です。」
「そうか・・・マロンはいい子だな。」
桐原は、マロンの頭をなでてやった。
桐原は満足したような、感心したような表情でキッチンに向かうべく、マロンに背を向けた。
その時、マロンに邪悪な笑みが浮かんだ。
233116:2011/09/28(水) 23:38:44.74 ID:sJwrBmvi0
ぽてまよは懲りたのか、子供の世話をしているつもりなのか、マロンに勉強を教えていた。
とは言っても、バカなぽてまよにはできない芸当なのだが。
マロンが高校レベルの古文の勉強をしていると、ぽてまよが漢字を指差して、
「にょーにゃっ!」「すいにゃっ!」「にゃにゃご!」と食べ物の名前を連呼していた。
桐原が、「ちょっと用足しに行って来る。マロン、留守番頼んだぞ。」
マロンは教材から桐原に目を向けると、「はい、無道さん。」マロンが輝くような笑顔で答えた。
一方、ぽてまよは、相変わらず適当に漢字を指差して、「にゅうにゅう!」「にゅっきー!」
と食べ物の名を連呼して勉強を教えているつもりでいる。
「マロン、ぽてまよの世話を頼んだぞ。じゃ、行ってくる。」
「はい。いってらっしゃいませ。」
マロンは、桐原が出かけたのを確かめると鉛筆を握り締めた。
「ぱん!」ぽてまよが漢字を指差した瞬間、ぽてまよの頭に鉛筆を振り下ろした。
「ぎにゃぁぁ!!!!」ぽてまよの頭頂部から血が噴水のようにぴゅーっと噴出した。
「勉強の邪魔なのよ、くそまよ」マロンは冷たく言い放った。

234名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/29(木) 00:32:06.77 ID:qaNNKx6h0
くそまよw見慣れたこの呼称も、SSのキャラが口にするとなんだか新鮮だなぁw
235116:2011/09/29(木) 18:10:11.90 ID:tMCsbH9h0
         |    |
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  __       :∴|:::{{::  | ;
 .Y≧x、,_ ,/^\ゝー/^ヽ,_ ,x≦云ア
  Y三三マ: :/^\ヽ'/^:, : :Y三三7
   .Y三7: :/: : : : ヽ' : : : ヘ : :Y三7
    ヾ;/: :/: :i: : : i : : /:i : ∧: :ヽ/
    / : /: :/{: :,/{: :∧,{\: ヘ : ヘ
   ,/: : :{: /llllllllll∨llllllllllヽ,} : ∧、
  〃: : : レ'lllllll○lllllllll○llll: : : ハ:ヽ,
 ,イ込 : . : \,         /: . : ,:〉_ハ
    \. : .f⌒{ /\ }⌒} . : ,/    ほにっー
      ヽミ{、 ヘ,\/_,ノ /ィ/
         ∨´  ̄´ `∨
       xイ       ヘー-、
       〉\       _>x/
        {  ヽ,__,___,,/´  }
       ヽx、 ____  _,ノ



236116:2011/09/29(木) 18:11:10.86 ID:tMCsbH9h0
あ、まちがえた
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  Y三三マ: :/^\ヽ'/^:, : :Y三三7
   .Y三7: :/: : : : ヽ' : : : ヘ : :Y三7
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   ,/: : :{: /llllllllll∨llllllllllヽ,} : ∧、
  〃: : : レ'lllllll○lllllllll○llll: : : ハ:ヽ,
 ,イ込 : . : \,         /: . : ,:〉_ハ
    \. : .f⌒{ /\ }⌒} . : ,/    ぱん!
      ヽミ{、 ヘ,\/_,ノ /ィ/
         ∨´  ̄´ `∨
       xイ       ヘー-、
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       ヽx、 ____  _,ノ



237116:2011/09/29(木) 22:29:31.22 ID:tMCsbH9h0
ぽてまよは鉛筆を頭に突き刺されて、頭を抱えてうずくまっている。
マロンは頭から吹き出る血を見てニヤリとすると、ぽてまよの手を押さえつけた。
「ホント邪魔なんだから〜。」そう言うと鉛筆をぽてまよのぷよぷよした手に振り下ろした。
尖った鉛筆の芯が突き刺さり、刺した手の甲の中で折れた。
芯の折れた鉛筆の先端が、ぽてまよの血を吸って赤く染まっている。
「ぼっぼっ、ぼにぃぃぃぃ!!」とぽてまよは泣き叫んだ。
手を押さえて転げまわるぽてまよ。
するとマロンは鉛筆をポキポキと折ると、ぽてまよの口に詰め込んだ。
「!!!もがぁっ!んぼおぅ!」ぽてまよは、抵抗するがマロンの見かけによらぬ
膂力に抵抗しきれなかった。
「四六時中ほにほにうるせぇんだ!ちゃんと言葉をしゃべろ!」そう言うとぽてまよに
強烈なフックを食らわせた。
ぽてまよの口の中の折れた鉛筆は、容赦なくぽてまよの口を傷つけた。
「もにぃ〜!!」ダラダラとぽてまよの口から血が滴り落ちる。
「大体、字もろくに読めないお前が、なんでワタシの勉強教えられんのよ。
さっきから何?にょーにゃ?すいにゃ?かわいいと思ってんの?
ちゃんと言ってみなさいよ、餃子と西瓜って、ほら・・・ほらぁ!」
マロンは両手でぽてまよの頬をぎゅうっと窄めた。
「もっ・・・もっ・・・」と何か声を発してはいるが、言葉になってない。
マロンは「チッ!」と舌打ちをすると、新しい鉛筆を削って勉強の続きをはじめた。
ぽてまよが泣きべそをかきだした。
「ひっ、えぐ、えぐ、すにゃお〜えぐ、えぐ、ほにぃ〜」
マロンは、イラつきながら、テレビのスイッチをつけた。
ちょうど「快傑サイクロン」の放送がはじまっていた。
「これでも見てろや、くそまよ」マロンはぽてまよに言った。
238116:2011/09/29(木) 23:06:15.58 ID:tMCsbH9h0
快傑サイクロンがはじまった。
しばらく静かにしていたぽてまよだが、物語が佳境に入ると次第に興奮し、
いよいよサイクロンの変身シーンとなると、自分も変身ポーズを真似ると、
「にゃい、にぇっ!にゃい、にゅろ!!」と大声をあげた。
そして、敵の怪人に、必殺のサイクロンキックを放つシーンとなったなった時、
サイクロンキックより先に、マロンキックがぽてまよの後頭部に炸裂した。
「ぶにゃあっ!!」前のめりに倒れるぽてまよ。
「静かにしてろっつってんだろがぁ!!」マロンは怒鳴り散らした。
「テメーは静かにテレビも観られねぇのか、くそまよ、あん?ガキのクセに子供こさえやがってよぉ。
たまチー兄さんも大変だったろうな、おめぇみたいなガキが親で。」
たまチーとマロンは何度か会っている。
二人の関係は良好だ。
そしてお互いぽてまよを軽蔑しきっている。
マロンはすっかり勉強のやる気を削がれ、教材をたたんだ。
「たまにはバカのレベルに合わせてやるか・・・。」
そう言うと「快傑!マロン!」と言ってぽてまよに殴る蹴るの暴行を加えだした。
「ほにぃ〜!にゃめにぇ〜!」ぽてまよは逃げ回るが、マロンは執拗に追い回す。
「待て!腐れ腹黒大食い淫獣ぽてまよめ!正義の鉄拳をうけてみよ!」
ケラケラと笑いながらぽてまよにマウントパンチを食らわせる。
「ぼごぇっ!うぎょお!!」ぽてまよが血液やら、唾液やらを殴られるたびに吐き出す。
「これでとどめだ!腐れ腹黒大食い淫獣ぽてまよ!!」そう言うと、フットスタンプを喰らわせた。
ぽてまよは、胃液をピューっと吐いて、「ほにぇ〜っ!!」という鳴き声を上げると、そのまま気絶した。
239116:2011/09/29(木) 23:14:26.37 ID:tMCsbH9h0
女子校的精神攻撃を書きたかったのに、
ビーバップハイスクールになってしまったでござるの巻
240名無しさん@お腹いっぱい。:2011/09/29(木) 23:57:47.34 ID:Q2OwdV/40
快傑サイクロンといえば原作終盤の悪行ではもっともたちの悪いやつを2つも出すきっかけになってたね
小学生に1万円もするおもちゃをたかるとかいうふざけた行為は今思い出しても腹立たしい

それだけに正義を騙り悪事を働いた糞獣くそまよに正義の鉄槌が下りたのは爽快すぎる
241116:2011/09/30(金) 21:44:32.30 ID:L7qlJuL/0
おまけ ぽてまよ犯罪白書

・冷蔵庫から森山さん宅への不法侵入
・同冷蔵庫内での食品無断飲食(窃盗)
・巨大化による森山素直さん圧殺未遂事件
・夏みかんさんの弁当強奪事件
・森山素直さん所有宣言(奴隷禁止の国際条約に抵触)
・夏みかんさん殺害未遂事件(顔に張り付き、窒息死を狙う)
・夏みかんさんへの威嚇(恐喝、暴対法違反)
・パンツを脱いだ状態で居眠り(公然わいせつ。墓場でも同様な行為を行う)
・スイーツおじさんのケーキバー強奪事件
・スイーツおじさんのブッシュドノエル強奪事件
・スイーツおじさんのチョコ強奪事件
・英英子さんのセーラー服に嘔吐事件(器物損壊)
・森山皇大さんへの金品強要事件(高額な飲食物を強要。他お面)
・氷川きよしさんの楽曲無断使用(著作権法違反)
・金が足りないにもかかわらず、パン屋で買い物(偽計業務妨害)
・桐原無道さん噛み付き傷害事件
・森山皇大さん噛み付き傷害事件
・降雨時公然わいせつ未遂事件
・友人を見捨ておやつタイム(救助義務を怠る)
・文化祭看板落書き事件
・喫茶「ぽてちゅ」での商品つまみぐい(業務上横領)
・ハンバーガー店で、金が足りないにもかかわらず買い物(偽計業務妨害)
・京都わらびもち店前夏みかんさん襲撃未遂事件
・未成年者略取(被害者 関とまりさん)
・未成年者に金品強要(被害額一万五百円)
・自分の子の顔にメガネの落書き(児童虐待)
・教室でのパンツ露出(公然わいせつ)
・氷川さんの楽曲無断使用(二回目)
・お化け屋敷従業員暴行傷害事件
これらの迷惑行為が無くなったのは、登場回数が減ってからだから、ホントゴミだな。
こんなのマスコットの皮をかぶったモンスターだと改めて実感。
242名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/01(土) 00:45:31.99 ID:WTFO7MQF0
くそまよの恐ろしいところはこれだけの悪さを働いてもまともに叱られたのが2,3回くらいしかないということ
普通のトラブルメーカーキャラならオチで相応の報いを受けることで悪印象がリセットされるもんだけど、
こいつはそういうのがないせいで悪印象が蓄積されて取り返しのつかないところまで堕ちてしまうんだよね

まぁ、くそまよが一番迷惑をかけたのは作者さんだけど…
他の緒形屋キャラとは毛色の異なる異端の存在くそまよに看板キャラを気取られるのは不幸としか言いようがない
243116:2011/10/01(土) 10:19:08.06 ID:Oi4+//JE0
ぽてまよは、ひくひくと手足を痙攣させ、目を丸くして伸びている。
マロンは勉強を中止して、この獣とたっぷり遊んでやることにした。
マロンはぽてまよの衣服を入れたケースの中から「快傑サイクロン」の
変身セットを取り出した。

マロンはどこかに電話をかけると、次にガレージに行き、バッテリーを用意した。
「準備よし」誰に言うわけでなく独り言をつぶやくと、ケーブルの先をバッテリーにはさんだ。
すると、先ほどの電話の相手がやってきた。
たまチーである。
「マロンちゃん、楽しいことって何?」たまチーがマロンにたずねると、マロンは、
「あのね、お兄ちゃん、ヒソヒソ・・・・」
マロンはたまチーに耳打ちした。
二人が不気味にほくそ笑んだ。
244116:2011/10/01(土) 14:42:38.46 ID:Oi4+//JE0
マロンはバッテリーのケーブルをぽてまよの耳に挟んだ。
ぽてまよの体に電流がバチバチと流れ、「ぼにぃぃぃ!!」と叫んでぽてまよは目を覚ました。
「目が覚めたか、サイクロン!」そう言うとぽてまよに鏡を見せた。
ぽてまよの体はサイクロンスーツに身を包んでいる。
マロンとたまチーは、黒い布をマントのように羽織り、節分の時の鬼の面をつけている。
「我々は先代サイクロンより依頼され、あなたを二代目サイクロンにするべく改造手術を行いました。
今のあなたは二代目サイクロンとしてのすばらしいパワーが宿っています!!」
大抵気付きそうなうそっぱちだが、バカなぽてまよはすっかり本気にしているようだ。
「ほっ、ほほー!!」なにやら雄たけびのような物を上げている。
ぽてまよは変身ポーズを決めると、「にゃい、にぇっ!にゃい、にゅろっ!!」と言って
手足を振り回しだした。
するとふたりは、「な、なんというパワーだ!!」「っく!常人なら今の一撃で砕け散っていたな・・・。」
などと、俗に言う中二病のような白々しいセリフを吐いた。
これでぽてまよは超人のようなパワーを得たと思い込んでいる。
「さあ、あなたの力で人類を救うのです!!」マロンが言うと、
ぽてまよは、「ほにー!ほほー!!」と叫んで家を飛び出した。
「あのバカ本気で信じているみたいだね。」たまチーが言った。
マロンはジュースを飲みながら、「四六時中あいつの世話をしてると、こっちまでバカになりそうよ。」
たまチーは、「それはよく解るよ。」たまチーはぽてまよとの日々を思い出した。
「本当に馬鹿なんだ、あいつは・・・。」たまチーはジュースを飲み干した。
「さて、そろそろ追いかけますかぁ」マロンとたまチーは家を出てぽてまよを
探すこと五分、ぽてまよは持っていた小銭でコンビニで買い食いしていた。
「やっぱりここか。」
たまチーとマロンはぽてまよを観察し始めた。






245116:2011/10/02(日) 09:51:03.03 ID:84omUkR40
ぽてまよがコンビニの前で駄菓子を食べていると、柄の悪そうな若者数人がたむろしだした。
ぽてまよは、その若者たちになにやら喚きだした。
「ほにぃっ!にゃにゅにょ!にゃめ!にゃあ!」そう言うと、「んふぅ〜」
と一息ついてまた駄菓子を齧り始めた。
「コンビニの前でたむろするなって言ってるよ、あのバカ」マロンが言うと、
「コンビニの前で買い食いをしておいて何を言うか」たまチーはあきれた。
すると若者の一人が、「こいつくそまよじゃね?」と言い出した。
ぽてまよギクッとした様子で「ににゃっ!!にゃい、にゅろ、にゃ!」サイクロンだと訴えた。
若者は、「いや、くそまよだろ!俺の後輩のクラスにいた、所構わずションベンする・・・。」
すると若者の一人が、「サイクロンさんパトロールッすか、ごくろうさまですwww」
ニヤニヤしながら言うと、ぽてまよはすっかりその気になっている。
「サイクロンさん、サイクロンキック見せてくださいよぉ〜」若者は、バカにしきった様子でぽてまよにリクエストをした。
ぽてまよは、「にょほぉぉぉ!」怪しげな雄たけびを上げると、手足を振り回し始めた。
「おおー(笑)」若者一同は大げさに声を上げる。
若者の一人が、「俺にサイクロンキックしてください!闘魂注入おねがいします!」これではもはや別人である。
ぽてまよはその気になって若者に「手加減した」サイクロンキックを放った。
ぺチン
間の抜けた音がした。
その次にバコンと言う音がしてぽてまよは吹っ飛んだ。
「おめぇが俺たちに指導するなんざ一兆光年はぇーんだ、くそまよ。」
「ほ、ほにぃ?」ぽてまよは動転していた。
若者たちはサイクロンの指導で「更生」したはずだった。
「ざけんなオラァ!!てめぇ俺の弁当盗み食いしたろうが!!」
「俺の教科書に落書きしやがって!!」
「みかんちゃんいじめるな!」
「てめぇ、鎌でうちの豚殺しただろ!」
ぽてまよは過去の悪行の他に、別のふらぺちっとの悪行までかぶりボコボコに殴られている。
「ぼ、ぼにぃぃぃ!!にゃめにぇ!!」ぽてまよは亀のような状態になってタコ殴りにされている。
「さんざん悪さしておいて、今更サイクロンじゃねぇだろ!!」
ごもっともである。

「正義の味方になるには足りないなぁ、知能も信用も。」
たまチーはあきれた様子でつぶやいた。
246116:2011/10/05(水) 23:03:08.77 ID:bT5/ZDGE0
たまチーとマロンは物陰に隠れてぽてまよを観察している。
二人とも、ぽてまよよりも多少体は大きいが、体を隠すには不自由しない大きさである。
「バカだね、あいつは。」マロンがつぶやいた。
「バカだから素直さんにも見捨てられるのさ。」たまチーはマロンのつぶやきに答えた。

「ぼにぃ!!ぶべら!!ぼにゃ!!」相変わらずぽてまよへの暴行は止まらない。
若者の一人が、「あー胸糞わりぃ!どっか遊びに行こうぜ!」そう言うと、
仲間たちも「行こう、行こう」とそれに続く。
「じゃあな、くそまよ」そう言うとつばをペッとぽてまよの顔に吐いて立ち去った。
この若者たち、身なりはワルっぽいが、普段はまじめな男たちである。
たむろしていたと言っても、ただ、立ち話を少ししていただけである。
それをぽてまよ如きが説教するのだから、やましいところのない若者が怒るのも当然である。
「ほ・・・ほぇ・・・」ぽてまよは体を起こして引きずるように歩き出した。
私には、人類を救う使命がある!!と張り切るぽてまよっであった。
ぽてまよは「パトロール」を再開した。
「お、歩き出した。」たまチーとマロンはぽてまよの後をつけた。

ぽてまよは、パトロールをしてしているつもりだが、傍から観たらタダの徘徊である。
ふらふらとアテもなく歩いていると、商店街に着いた。
「いらっしゃいませ〜」きれいな声がお客を出迎える。
そこは八百屋なっちゃんだった。
「あっ、あれは・・・」この店の看板娘、夏みかんがぽてまよに気付いた。
「おい、みかん、何をぼさっと・・・あれは・・・」弟の哉純もぽてまよに気付いた。
みかんはぽてまよに、「ぽてちゃん、久しぶり〜」と声をかけた。
するとぽてまよは、「ににゃ!にゃい、にゅろ、にゃ!」とぽてまよであることを否定した。
「サイクロンごっこしてるの?楽しそうね〜」とニコニコしながら言った。
「ににゃ!にゃい、にゅろ!フンフン!!」あくまでもサイクロンだと言い張るぽてまよ。
みかんはそれを無視するように、「あ、ぽてちゃん、久しぶりに私の料理食べていかない?卵料理よ〜」
卵に目のないぽてまよは、持ち前の意地汚さを存分に発揮して、ヨダレを垂れ流している。
「今日は、お父さんとお母さんは商店街の会合、哉純は友だちと遊びに行くって言ってたから、
夕食は私一人だったの。ぽてちゃんが来てくれてちょうどよかったわ〜」と、のほほんした様子で言った。
「お店が終わるまでそこで待ってて、ぽてちゃん。」そう言われるとぽてまよは、
「ほにぃ〜♪」と満面の笑みを浮かべて店の奥で出されたせんべいを齧り始めた。
「本当に、丁度よかった・・・・。」自分にも聞こえるかどうか解らない声で、みかんはつぶやいた。
247名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/05(水) 23:45:53.44 ID:mMiLF6bS0
これは・・・黒みかんの予感w
248116:2011/10/06(木) 21:20:26.02 ID:Gpnzechg0
そして、閉店の時間となった。
「じゃあみかん、留守番お願いね。」みかんの母はみかんに告げると、父とともに会合に向かった。
哉純は、いそいそと着替えると、「俺も行って来る。店の果物食うなよ、小っこいの」もはや信用は地に落ちているぽてまよ。
ぽてまよは能天気に「ほにぃ〜」と返事をした。
まるで自分のやってきたことの意味をわかっていない。
留守を任されたと思い込んでいる。
「チッ!じゃあ行って来るわ。」苦々しく舌打ちをして哉純は家を出た。
ぽてまよの腹の虫がグーッと鳴った。
ぽてまよは、みかんに、「にゃにゃご、にょーに、にゃにゃにゅ!」と催促した。
みかんは、「もう少し待っててね。」と言って台所で料理をを始めた。
みかんが調理を終える頃、家のベルが鳴った。
「こんばんわ、うな善ですぅ〜」うなぎ屋の出前が届いた。
うな重と肝吸いが二つ届いた。
「どうもありがとうございます〜」みかんがうなぎ屋の出前に礼を言う。
みかんが代金約5000円を払うと、うなぎ屋は慇懃に礼を述べて八百屋を後にした。
「ほに、にゃにゃごにゃ?」卵はどうした思ったが、うなぎも美味であることをぽてまよは知っていた。
この生き物は、健康ランドの食堂で、迷うことなく高い物を注文するほど、そういう知恵だけは、よく回った。
そして、うまいものを食わせてもらっても礼を言わないのである。
知恵が回るくせに、だ。
テーブルには、うなぎの他に、ステーキ、マグロの山かけ、レバニラ、朝鮮人参の入った鶏のスープなど
精のつきそうなものばかりだった。
ぽてまよはよだれをたらしながら、さも当然のように食べようとした。
みかんの食べ物は自分の物、それがぽてまよの考えだった。
その時、バシンと手の甲がぽてまよを捉えた。
「なに食べようとしてんの、サカリチビ!」それまで見た事もない、みかんの豹変した顔。
本当に女豹のようになったみかんの鋭い目がぽてまよを射すえた。
「今まで私が、なぜ、あなたに威嚇されても、弁当を奪われても我慢していたわかる?」
「ほ・・・ほに・・・」答えに詰まるぽてまよ。
「それはあなたが「素直君ちのぽてちゃん」だったからよ。いまのあなたは・・・・」
「ただの害獣よ、このサカリチビ!!」そう言うとぽてまよの首を締め上げた。
みかんは、「私が素直君に近寄るとやきもち妬いて怒るくせに、自分は何?素直君の他にうちの弟にも色目使っちゃって・・・。」
「ほ・・・にぃ・・・」ギリギリと首がしまり、次第に青くなるぽてまよ。
「おっと、死んじゃつまらないわ・・・。」そう言うとぽてまよの首にかけた手を緩めた。
みかんは台所にぽてまよを連れて行くと、冷蔵庫を開け、卵を取り出した。
そして流し場で、「さあ、思う存分召し上がれ!」そう言うと殻のついた生卵を口に突っ込んだ。
「もが・・・!ほにっ!!」ぽてまよの口内で卵は割れ、卵の殻のジャリジャリした食感が、ぽてまよの口を支配した。
「ほうら、大好きな卵そぼろおにぎりよ。」そういうと生ゴミ箱の残飯を口に入れた。
「うぼぇっ!!にゃめにぇ!!にょめん、にゃにゃい!にょめん、にゃにゃい!」
ボロボロと残飯やら卵のから吐き出しながら、ぽてまよは泣いて許しを乞うた。
「もうちょっと早くごめんなさいが言えたら素直君に捨てられなかったのにね・・・」
ぽてまよは恐怖で小便をもらしながら、「すっ、すにゃ〜!!すにゃ、おぉぉぉ!!」
元の飼い主の名を叫んだ。
「フン、そんな都合のいい生き物じゃないの、人間は。」みかんは冷笑した。
すると、不意に家のベルが鳴った。
「はーい」何事もなかったように玄関に向かうみかん。
「さ、入って入って!!」みかんが家に招きいれた人物は、ぽてまよにも縁深い人物だった。
「夏、悪いな、今日はごちそうになるよ。」森山素直その人であった。
そして、メガネをやめたはずの素直がなぜか、以前使っていたメガネを着用していた。

249116:2011/10/07(金) 00:11:03.50 ID:UsPe3u6F0
素直は、ぽてまよの姿を確認すると、「スペシャルゲストってこいつのことか・・・。」
ぽてまよは素直が助けに来てくれたと思い込み、「す、すにゃあ!みにゃん!まにょ、にににぇにゅ!」
みかんが自分をいじめると訴えたが、素直は、「いい加減俺のこと忘れてくれよ。だからメガネかけるのやめたのに、なんだってまたメガネを・・・」
するとみかんが、「いいの、私に考えがあるの。さ、いっぱい食べて!」
素直が、「じゃあ、ごちそうになるか。いただきます。」そう言って料理を食べ始めた。
するとぽてまよは、みかんの、「いっぱい食べて!」という言葉に反応し、懲りもせずまた料理を食べようとした。
今まで人間に甘えきって来たぽてまよは、それが自分に向けられた言葉だと思い込んでいた。
ぽてまよが料理に手を伸ばそうとした時、みかんが手にしたおたまでぽてまよのおでこを殴りつけた。
「ほにぃっ!」ぽてまよが赤くなったおでこに手を当てる。
「これは、私が素直君のために用意した料理なの。何勝手に食べようとしてんの?」
みかんがぽてまよを睨み付ける。
ぽてまよは今度は素直に取り入ろうとして、しきりに「すにゃ、お、す、にゃお」と名前を連呼する。
そして、腹の虫を鳴らしながら物欲しそうな顔をして素直を見上げる。
ぽてまよは、素直の歓心を買おうと夏のお玉が届かない、ちゃぶ台のすみにあった料理を手づかみで、素直の前に運び始めた。
初めて登校した日のようにみかんの料理をふたたび奪ったのである。
それをあえて見逃すみかんは不気味に微笑んだ。
「す、にゃお、すにゃ、お!」みかんの弁当を奪い、さも自分の手柄のように振舞ったあの日のように、ぽてまよは素直に、「食べて」と訴えた。
「俺に食えって言うのか・・・。」素直は言った。
「ほに!」ぽてまよは笑顔で答えた。
次の瞬間、素直の持つ割り箸がぽてまよの鼻に突っ込まれた。
「ふがっ、ぼにぃぃぃ!!」鼻血をふきだすぽてまよ。
「お前の手垢のついた物なんて食えるか、虫けらが・・・。」素直は冷酷に言い放った。
「すまない、夏。ちゃぶ台を血で汚してしまって・・・。」素直はみかんに詫びた。
みかんは何事もなかったかのようにサッと血をふき取ると、「いいの、気にしないで」と満面の笑顔で答えた。
ぽてまよは先程漏らしたパンツを脱いで下半身裸の状態だった。
「食事中にこいつの尻は見たくないな・・・歩き回られると目障りだし、本当はこれを夏に使う予定だったんだが・・・。」
そう言うと手錠を取り出して、ぽてまよをちゃぶ台の脚に手錠でつないだ。
「ほ、ほにぃっ!すにゃ〜!!」ぽてまよは泣き喚いたが、まったく無視された。
みかんは、「も、も〜!森山君たら手錠を使うなんて、むっつりすけべなんだからぁ!」と顔を赤らめていた。
そんな会話を交わしていると、素直が台所で何かを見つけた。
「夏、要らない割り箸をくれないか。」そういうと、みかんがそれに答え、「はい。」と言って箸を渡す。
何かを箸で摘んだ素直は、ぽてまよに、「ぽてまよ、アーン」と言った。
今まで甘やかされてきたぽてまよは、それが餌付けの合図だと思っている。
「にゃあ〜ん」バカなぽてまよは無警戒に口を開けた。
バクッと喰らいついて、次の瞬間ぽてまよは、「%&#$!¥!!!」と訳のわからない悲鳴を上げた。
素直は、「どうだぽてまよ、チャバネゴキブリの味は?」
冷酷な笑みを浮かべてぽてまよに聞いた。
250名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/08(土) 00:25:27.35 ID:VDgzW0Xk0
116さん続きを期待してます
最近になってこの漫画とアニメを知って、始めは単純に面白く感じてたんだが、
そのうちくそまよの身勝手さ、みかんや無道へのかたくなな態度が鼻についてきた
まあもともと幼児キャラだし、漫画のキャラに腹立てても仕方ないと思ってたが、
くそまよの双葉を力任せに引っこ抜いたり大晦日のスーパー銭湯で寝たままやけ食いする
くそまよの首をひねって骨を折ってやりたくなったりして、我ながらヤバいと思ってたんだが
このスレ見たらみんなくそまよに怒り心頭だったのねw
251名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/08(土) 00:51:48.26 ID:z4+uU6VJ0
116氏作品の内容もさることながら、精力的な執筆ペースに脱帽
もうマンガやアニメは単なる設定資料みたいなモノで
このスレのほうが本編じゃないかという気がしてきたw
252116:2011/10/08(土) 20:06:57.09 ID:zk3cQwou0
ぽてまよの口の中でゴキブリの腹がつぶれ、ドロリとした物と甲虫の甲が砕けた物とが
不愉快な食感を生み出し、臭みのある味が口の中に広がった。
「うぇっ!」ぽてまよは吐きだそうとするが、素直が口をふさいだ。
「出された物は残さず食べろと教えたはずだ。もっとも、バカなお前は学習していないだろうがな。」
素直は相変わらず氷のような表情で、ぽてまよを見下していった。
素直がバンとぽてまよの背中を叩くと「ゴクリ」とぽてまよはゴキブリを嚥下した。
「ぽてちゃん、お腹が空きすぎてゴキブリ食べちゃったの?意地汚いんだからぁ〜」
みかんが冷酷な笑みを浮かべてぽてまよにいった。
「あ、今のゴキブリお腹が大きかったから、卵が入っていたかも。良かったわね、卵料理を食べられて。」
みかんは、嗜虐心の炎を目に宿してぽてまよを見下ろした。
「ほ・・・ほにぃ・・・」ぽてまよはその目を見て震え上がった。

素直は、若さに違わぬ健啖ぶりで料理を平らげていった。
それをうっとりとしながら見守るみかん。
「ああ、ごめん・・・夏の分も食べてしまって・・・。」
「ううん、いいの。いっぱい食べてくれてみかん嬉しい!」
そう言うと素直の腕にぎゅうっとしがみついた。
ぽてまよは、相変わらず自分の立場を理解せず、「シャー!!シャー!」とみかんを威嚇する。
そして、言ってはならぬ、あの決めゼリフ、素直所有宣言を吐こうとした。
「すにゃお、にゃべぇっ!!」言い終える間にやはり手が飛んできた。
「言わせないわよ?」みかんは、ぽてまよを睨み付けた。
「ほにぃ・・・」ぽてまよは引き下がるしかなかった。
「素直君、お腹一杯になった?」みかんが聞くと、素直は満足した体で腹をさすり、
「本当においしかった。あんまりおいしくて食べ過ぎてしまったよ・・・。」
「そう、よかった。みかんうれしい!」みかんはそう言うと素直にキスをした。
みかんの舌が素直の口内にすべるように入り、二人は舌を絡ませあった。
ねっとりと舌が絡み合い、お互いを激しく求め合った。
「ほ、ほにー!!シャー!シャー!」ぽてまよはみかんに飛び掛ろうとするが、
そのたびに手錠の鎖に引き戻され、後ろにひっくり返っていた。
「ああっ!うるさいっ!」イラついた素直はぽてまよの後頭部を殴りつけた。
「ぼにぃ!」前のめりに倒れるぽてまよ。
みかんは、ぽてまよの髪を掴み上げ、ぽてまよの顔を見ると挑発的な表情で、
「すにゃおにゃ、みかんにょ、もにょ、にゃー・・・・あはっ、あはははははは!!」
ぽてまよの口真似をして素直所有宣言をした。
「ギャーッ!シャー!ほにぃぃぃぃ!!!」威嚇音がむなしく響いた。


253116:2011/10/08(土) 20:21:09.53 ID:zk3cQwou0
>>250 >>251
ご愛読ありがとうございます。
>>250
結構多いんですよ、最初は面白がって、あるいはかわいいと思ってくそまよを
見ていた人は。
しかし、荒唐無稽な存在ながら、やけにリアルな迷惑行為描写がアンチを増やすんですよ。
私は5巻までは大目に見ていましたが、関とまりから高額なおもちゃを巻き上げるシーンを見て
完全に見限りましたね。
何が良くないってハートが良くないんですよ。
頭悪いのはかわいげも有るけど、ハートと頭が両方悪いゴミ生物ですからねぇ。
254名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/08(土) 20:49:05.45 ID:srjnU3/i0
>>250
俺も最初は「ぽてちゃんかわいい!キモい変態は出てくんな!」ってクチだったよ
けど、回を重ねて変態達がただキモいだけの存在ではなく、人間的魅力に溢れたキャラだと気づき始めたあたりから
いつまでたっても成長せず、かわいいことしか取りえのないくそまよに段々イラついてきた

トドメを刺したのは発情期〜コドモ誕生までの一連の話だったかな
それまで子供のすることと笑って許したくそまよのわがままや迷惑行為が
実は子供のふりした淫獣の悪行だったと知ってしまったら二度とかわいいと思えなくなったよ
255名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/08(土) 21:08:51.02 ID:srjnU3/i0
>何が良くないってハートが良くないんですよ。
>頭悪いのはかわいげも有るけど、ハートと頭が両方悪いゴミ生物ですからねぇ
同意
くそまよには思いやりの精神がないというかどこまでいっても自分本位ってのもやっぱりイラつくね

極たまに「大好きなすにゃおのためにぽてちゃんが頑張ったよ!」みたいな描写もあるけど、
素直に褒められたい、素直のハートをキャッチしたいという下心が透けて見えて不快に感じる
まぁ、これに関しては最後に手柄以上の損害を素直達に与えるオチがあるからってのもあるけど
256116:2011/10/09(日) 23:43:18.65 ID:crMhDVTG0
「よせよ、夏。お前まで何を言い出すんだ。」素直は微笑んでみかんに言った。
みかんは、「だって、ゴミ生物のクセに人間を所有宣言なんて生意気じゃない。」
みかんは素直の腕にしがみついて、素直の耳元でささやいた。
「シャー!!シャー!!」ぽてまよは威嚇した。
素直は私の物だ、飯炊き女のクセに生意気だと訴えている。
「相変わらず自分の立場を理解していないようだな。夏、こいつは夏の卵料理をたかりに来たんだよな?」
「そうよ。ヨダレをだらだらたらしてね。意地汚いったらありゃしないわ。」
素直はみかんに、「じゃあ、こいつに卵を食べさせてやればいい。」
みかんは意外な顔をして、「ええっ?」驚きの声を上げた。
「その料理は俺が作るよ。夏、たたみを汚さないように新聞紙やビニールをひいてくれ。」
素直の言を聞いたぽてまよは、「きゃ!すにゃあ〜♪」歓喜の声をあげて素直に笑顔を向けた。
先程ひどい目にあっているにもかかわらず、素直の卵料理と聞いて単純に喜ぶぽてまよ。
ぽてまよは、「やっぱり素直は私の物だ、私を愛しているんだ!」と勝手に思い込んでいた。
「ほにぃ!」ぽてまよは、どうだ見たかといわんばかりにみかんを見る。
みかんは、それを冷ややかに見る。
新聞紙やビニールを畳にひいて、素直は台所から卵を持ってきた。
「さあぽてまよ、お待ちかねの卵料理だぞ。」
「ほにぃ?」生卵を見て怪訝そうな顔をするぽてまよ。
「夏、漏斗もらうぞ。あとで新しいの買ってくるから。」
みかんは、不思議そうな顔をして、「うん、いいけど・・・。」
「じゃ、たくさん食えよぽてまよ。下の口でな!」そう言うとぽてまよをエビ固めのようにひっくり返した。
「ほ、ほにぃ!」ぽてまよは手足をバタつかせて体勢を戻そうとするが、素直の力に敵うはずもない。
「さぁ、たんと食え。」そう言うと漏斗をぽてまよの肛門に突き刺すと、卵を流し込み始めた。
ぽてまよは、尻の穴から挿入される漏斗の不快感に、「ににゃぁ!」声を上げる。
「あにゃぁ!すにゃあ!」ぽてまよは頬を赤らめ抵抗する。
「なんだ、ぽてまよ、いつも俺にケツをふかせていたのに、今さら恥ずかしがるのか?」
素直は容赦なく、卵を肛門に流し込んだ。
「ほ、ほに・・・・!!」尻の穴から聞いたこともないような珍妙な音が聞こえる。
ブジュッ!とぽてまよの肛門から卵が少し流れ出した。
「相変わらず臭いな。」素直は言った。
どんどん卵を流し込むが、ぽてまよの糞袋は許容範囲を超えてしまった。
「ほにゃあっ!しゅにゃあ!ににゃあ!!」ぽてまよが叫ぶと、
ブバァッ!ブリュブリュブリュ!!
ぽてまよの肛門から流し込んだ卵が流れ出し、ぽてまよの体を糞と卵が汚した。
尻から出た卵が顔にかかって口に入り、「ぶべっ!ににゃ〜!!」ぽてまよは泣き出した。
「うまかったか、ぽてまよ?」素直は漏斗をひきぬいた。
257名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/10(月) 18:16:32.54 ID:s9+9ziOqP
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   /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
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           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
258116:2011/10/10(月) 21:24:16.47 ID:oVuCbSvF0
糞まみれのぽてまよを尻目に、みかんは素直の唇を奪った。
激しく素直の唇に吸い付いて離さない。
「んっ、いつになく激しいじゃないか、夏。」素直は笑みをたたえてみかんの求めに応じた。
素直はみかんの下着に手を突っ込んだ。
みかんの局部に素直の指が這いまわり、そのたびにクチュクチュと音を立てる。
「あっ・・・んっ・・・素直・・・君」みかんは手を素直の股間に伸ばし、素直の一物を衣服の上からさすりだす。
素直の荒い吐息が、みかんの耳にかかった。
「シャー!シャー!」ぽてまよの威嚇音が、二人の愛の営みを阻止しようと響き渡るが、二人は意に介さない。
みかんは自分で服を脱ぎだすと、みかんの雪のような柔肌が露わとなった。
「相変わらずきれいな肌だ、夏。」素直はみかんの、熟れた果実を連想させる胸に吸い付いた。
素直の舌はみかんの乳頭を刺激して、みかんは身をよじらせる。
「ああっ・・・・んふっ・・・」みかんの喘ぎ声が、素直を刺激して、この少年の青い欲情が
奔流のようにみかんに押し寄せた。
素直はズボンを下ろすと、猛り狂った一物がみかんの蜜園へと侵入する。
「ああっ!素直君、突いてぇ!もっと激しくして!」いつになく激しいみかん。
ぽてまよは思い人の痴態と、思い人の心がもはや自分にないことをようやく気付き
「あにゃぁぁぁ!!!ぎゃーっ!!ほにぃぃぃ!!」と喚き散らした。
みかんは素直の動きを一旦止めると、体位を変えて素直の上にまたがった。
「ぽてちゃん、素直君はもう私の物なの、私のものなのぉぉぉ!!!」
そう言うと、ぽてまよに見せ付けるように素直の一物を自分の蜜園に呼び寄せた。
みかんが腰を動かすたびに「はぁっ、はぁっ」と荒い息使いがみかんの口から漏れた。
ぽてまよは、素直を取られた悔しさで、目を三角にして泣き喚き、「すにゃ、おー!!ににゃあ〜!!」と元の主人の名を叫ぶ。
「な、夏・・・ああっ、イキそうだ・・・ああっ!!」素直は今にも果てそうであった。
みかんは、「いいの、今日は中に出してもいいの!出してっ!一杯出してぇっ!!」と叫んだ。
「夏、夏!ああっ!!」素直は絶頂を迎え、身を痙攣させている。
みかんが素直からはなれると、みかんの蜜園からドロリと素直の白いほどばしりが流れ出た。
それを見たぽてまよは、「○☆△×&¥!!!」と聞き取れない絶叫をして、少し呆然とした後、
「へきゃっ、にゃははははは!!!」と笑い出した。
そして、先程の卵の殻をつなぎ合わせて遊びだした。
「ほにゃ〜へきゃきゃっ!にゃあ〜」何が可笑しいのか解らないが、へらへらと笑っているが、
目の焦点が合わず、口からはヨダレを垂れ流している。
みかんの狙いは、ぽてまよに行為を見せつけて精神に攻撃を加えることだった。
その狙いとみかんの行為は、精密射撃のようにぽてまよの精神を打ち抜いた。
「ますます頭がおかしくなったようだな。ま、元々お前は頭がおかしいからな。」
素直は目の前の生き物を一瞥すると、みかんを抱き寄せて愛の余韻を楽しんだ。
259名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/10(月) 21:30:45.49 ID:s9+9ziOqP
アンチスレいうから来てみたけどエロスレやんけ
260116:2011/10/10(月) 22:08:41.06 ID:oVuCbSvF0
お、いらっしゃい。
くそまよへの怒りをぶつけてってちょうだい。
エロだけじゃないのよ、ここは。
あなたのくそまよへの怒りを書き込んでくれ。
261名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/10(月) 22:46:41.88 ID:AwmCJADy0
116さま素晴らしすぎです!
普段報われないみかんが思い切りはじけて、見てるこっちもすっきりw

後みかんネタだと、2スレ目のみかんがくそまよを罠にはめて亡きものにする
SSが傑作だったな
「ぽてちゃん、もう終わりにしようよ」というみかんのセリフが強烈だった
262名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/10(月) 23:18:40.03 ID:xhGEADFk0
>>261
懐かしいですなあw
改めて過去ログ見てみたけど、あのダークな作風はたしかに異彩を放っていて傑作だと思う

116氏作品は肉体攻撃あり精神攻撃あり、オマケにエロありと
さながらくそまよ虐待のデパートとでも呼びたくなるような内容の濃さww
それでいて丁寧な描写が破綻無くこのペースで紡がれていっているのが本当にすごい・・・
結末が楽しみなような、いつまでも終わってほしくないような、複雑な気分だw
263名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 18:57:01.99 ID:Bh1IvPvE0
誰か今までのSSを漫画化してくれる方はいらっしゃらないかな?
著作権やら何やら問題があるんだろうけど、こう傑作が多いと
やっぱり文字だけじゃ満足できんw
くそまよがさんざんなぶられて、あの白目を剥いて悶絶する場面を
見てみたいなw
264名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 20:26:46.94 ID:6OPKJKD30
このスレの人達が嫌いなのって「ぽてまよ」って作品そのものじゃなくて、
くそまよだけなの?
265名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/11(火) 20:30:07.92 ID:lyebzfVjP
俺はくそまよも作品も原作者も、アニメスタッフも心底軽蔑している
266名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/12(水) 00:40:00.83 ID:xxeLB2FH0
>>264
昔はぐちゅのアンチをやってる人もいたね
ただ、この作品はくそまよが飛びぬけて不快なキャラしてるから
自然と怒りの矛先がくそまよに集中するんだろう
267116:2011/10/12(水) 18:49:39.76 ID:Dmz/e7/n0
>>261 >>262
いやー、そんなにほめられると木に登ってしまいますww
>>263
漫画化されたら思い残すことはないですw
もし、そうなったら名誉なことですなぁ。

>>264
私はくそまよだけ嫌いですねー。
他はそれほど嫌いじゃないんです。作者のほかの作品は好きです。(はなたまとか)、頭と性格が両方悪い奴は大嫌いなんですよ。
「頭いいけど性格悪い」「頭悪いけど性格いい」は尊敬できるところが有るけど、
両方悪いのはすくいようがないですもん。

SS書いていて気付いたのは、くそまよを痛めつけるとスカッとするんですが、
その感覚が何かに似てると思って、よくよく考えると昔観たプロレスの、悪役外国人レスラーが
アントニオ猪木に叩きのめされた時の感覚に似てるんです。
他の方も書いていましたが、いい憎まれ役がいたらあんなゴミキャラにならなかったのではないかと思いますね。



268116:2011/10/12(水) 19:22:44.70 ID:Dmz/e7/n0
素直は、ゴム手袋を借りて、ぽてまよをゴミ袋に新聞紙ごと詰め込んだ。
「じゃあな、ゴミ生物。」そう言うと外のゴミ捨て場に放り投げた。
ぽてまよは、袋の中で「へきゃきゃ!へきゃあ!!」とよだれを流して笑っている。
かつて、相思相愛とも言えた一人と一匹の関係は、これで完全に終わった。
そして、これが永遠の別れとなった。

ぽてまよが放り出されたのを見たマロンは、「うわー、よっぽどくそまよにむかついていたんだね・・・。」と、
一言つぶやくと、ぽてまよの入ったゴミ袋を引きずり、桐原家へと向かう。
たまチーが、「普段優しい人ほど、怒らすとこえーもんだな。」そう言って運ぶのを手伝う。
袋の中でぽてまよが「きゃっきゃっ!」と笑って、引きずられている状況を楽しんでいた。
「静かにしろ!」マロンが袋の中のぽてまよを殴りつけたが、ぽてまよはへらへら笑うだけだった。
「ますますバカになったみたいだね・・・。」マロンは重い袋を引きずって、とりあえず桐原と相談することにした。

桐原家では、すでに桐原が帰ってきていた。
桐原は、ぽてまよの発狂した顔と、糞にまみれた姿を見て、初めは驚きもしたが、
「外出なんてすれば、こいつに恨みのあるやつにやられるに決まっているのに・・・。」と、つぶやいた。
ある意味、ぽてまよが痛めつけられたことを納得したとも言える。
そして、運んできたマロンとたまチーには、何があったとは聞かなかった。
桐原は二人に食事を出すと、ぽてまよを浴室で洗い始めた。

269116:2011/10/13(木) 19:00:48.91 ID:52rnpobk0
桐原はいつものようにデッキブラシでゴシゴシとぽてまよを洗い始めた。
いつもなら痛がったり、いやだと言って逃げ回るのだが、精神を害したぽてまよは、へらへら笑うのみだった。
ぽてまよを洗っていると、足元に暖かい感触があった。
ぽてまよは、尿を垂れ流している。
「にゃあ〜」と鳴くと、体をプルプルと震わせた。
「本当に、壊れちゃったね、ぽてたん。」桐原はぽてまよに声をかけた。
今後のことを考えて、陰鬱な気分になる桐原であった。

桐原がぽてまよを洗い終えると、ぽてまよはタオルにくるまれていた。
たまチーとマロンは、食事を終えて食器を二人で洗っていた。
その様子を見た桐原が、「おお、ありがとう。ホント二人ともいい子だよ!」
無理に笑顔を作って二人をほめた。
たまチーは、「これぐらい当然ですよ〜」と照れくさそうに言った。
たまチーは、素直と同等に桐原が好きだ。
「二人とも、悪いところがあんまり似なくてよかったよ。」無理に笑ってる桐原が言う。
もちろん、ぽてまよに似なくて良かったということである。
「まぁ、大食いぐらい大目に見てやるさ!」と明るい声でいう桐原が、たまチーとマロンには、痛々しく見えた。
三人はタオルでくるまれているぽてまよを見た。
すーすーと寝息を立てて眠るぽてまよを見てマロンは、「本当に、無邪気な寝顔・・・。」
そう言うと一息置いて、「こうしていれば、かわいいもんだけど・・・」
「起きるとろくなモンじゃないんだよな・・・・。」たまチーが言うと、三人同時にため息をついた。
それがなんだか可笑しくて、皆、顔を見合わせると笑い出した。

「ぽてたーん!」桐原がぽてまよを探し、声を枯らして名を呼んだ。
ぽてまよは、徘徊がひどくなり、少しでも目を放すとわずかな隙間から外へと逃げてしまうのだった。
轟市全体を敵に回したともいえるぽてまよは、徘徊するたびにアオタンやら大きなタンコブやらを
こさえた状態で道端に打ち捨てられているのを桐原に発見されるのが常だった。
まれに、桐原家に連絡してくれたり、送り届けてくれる人もいたが、大体は道端のぽてまよを無視するか
蹴り飛ばしたり、唾を吐いてぽてまよの顔を汚すのが、轟住民の反応だった。
無傷の時もあるが、そういう時は大抵糞尿を垂れ流していて、触れることを皆嫌った時だけだった。
ある時などは、道路の真ん中の白線をまたいできばっていた。
大きな一本糞が道の真ん中を占拠し、交通量の多い中、桐原はドライバーの罵声を浴びながら
ぽてまよの糞を片付けたこともあった。
いつもはさほど遠くに行かないうちに住民に捕らえられて殴られたり、へらへら笑いながら
糞尿を垂れ流しているところを見つけて連れ帰ったりと、一、ニ時間も捜せば見つかるのだが、
この日ばかりは、ぽてまよが見つからなかった。
桐原がぽてまよを捜し回っていると、マナーモードになっている携帯電話が震えだした。
電話の主は森山素直であった。
「あーもしもし、桐原、ぽてまよの居場所がわかった・・・。」
桐原は、「わざわざすまん。で、どこにいるんだ?」素直に聞いた。
「ハンバーガー屋だ、商店街の。」ぽてまよが以前ハンバーガーをドカ買いしたあの店である。
「わかった。ありがとう。」そう言って電話を切ると、桐原はその店に向かった。


270116:2011/10/13(木) 21:13:49.46 ID:52rnpobk0
はじめは、素直の家に電話がかかってきた。
ハンバーガー店が前回のことで味を占めて、フラフラとやってきたぽてまよに
ハンバーガーを売りつけた。
そして、以前の飼い主に料金を請求してきた。
素直は、「私はもう飼い主ではありません。あれは人にやりました。」
そう答えると頑として支払いに応じなかった。
そして、「判断能力のない動物に、頼みもしないハンバーガーを売るって悪質ですね。」
冷ややかに言った。

桐原が店に着くと、店の人間が困り果てた顔をしていた。
以前ぽてまよの迷子札に書いてあった電話番号にかけても、相手は支払いに応じないどころか、
もはや自分は飼い主ではないと主張している。
レジの横にハンバーガーが山のようにつまれ、ぽてまよはへらへら笑いながらハンバーガーを積み上げている。
ぽてまよは、口の中でもそもそと何か言っていたが、聞き取ることはできなかった。
「あの、これの飼い主ですが・・・」桐原が言った。
店長と思しき人物が、「すみませんがお代をお支払いいただきたいのですが。」そう言うと、
桐原は、「こいつは、もう人間の言葉をしゃべることも無ければ、人の言葉を理解することもできません。
こいつがはたして人の言葉をしゃべって注文したのですか?」店長に問い質した。
店長は、「はい、女子店員によるとハンバーガーをお勧めしたところ、コクコクうなずいたと・・・。」
桐原は、今後ぽてまよに物を売らないでくれと頼み、代金約7500円を置いてぽてまよを連れ帰った。
後に、ぽてまよの判断能力がないことをいい事に、ハンバーガーを押し売りしたことが本社に露見し、
悪質とみなされ、女子店員と店長は処分を受けるのだが、それはまた別のお話である。

桐原がぽてまよを連れ帰ると、マロンが食事を作って待っていた。
メニューは麻婆豆腐であったが、そこに大量のハンバーガーが加わった。
「どうしたの、無道さん!」大量のハンバーガーに驚きの声を上げるマロン。
「こいつが注文したらしい。」ぽてまよに目を向ける桐原。
マロンは、「もう人の言葉をしゃべらないコレが注文なんてできるわけが・・・。」
桐原は、マロンの言葉をさえぎるように、「まぁ、いいじゃないか。さあ、食べよう。」
そう言ってハンバーガーに手をつけた。
マロンは、冷めてしまった麻婆豆腐をレンジに入れて温めようとしていた。
すると、来客と同時に電話がかかってきた。
来客は、近所のおばぁちゃんが桐原をたずねてきて、ぽてまよは見つかったかと聞いてきた。
電話にはマロンが応対して、何かの健康食品の勧誘の電話だったので、断るとすぐに電話を切った。
どちらもすぐに話は済み、二人がぽてまよから目を離したのは、ほんのわずかだったが、
そのわずかの間にぽてまよはいたずらをはじめた。
271116:2011/10/13(木) 21:49:23.16 ID:52rnpobk0
ぽてまよは、レンジの中の麻婆豆腐の豆腐を積み木のように積み上げて遊んでいた。
大き目の皿の上に寝そべり、体は麻婆豆腐まみれとなっていた。
「あっ、何してんの!」マロンがそれに気付いてぽてまよを引きずり出そうとしたが、
「☆♪%○△!!」訳のわからないことを叫んでぽてまよは抵抗した。
「どうしたマロン?」桐原が行くとぽてまよが豆腐をおもちゃにしていた。
近づくと、ぽてまよがもそもそと何か言っているのがわかった。
ハンバーガー店では聞き取れなかったつぶやきが家では聞こえてきた。
「にゃ、すみ」そして「す、にゃお」ぽてまよが発狂する前、好きだった人物の名を
言いながら、豆腐をつみあげていた。
積み上げたものは二山あり、ひとつは夏哉純、一つは森山素直の物と言うことか。
桐原はためしに豆腐に手をのばした。
するとぽてまよは、「すにゃ、お、にょ!!」素直のぶんだといって怒り出した。
人の言葉をしゃべれなくなったはずのぽてまよが、哉純と素直の名をはっきり言った。
桐原は、「無道の分はないの?」と聞いた。
ぽてまよは、「・・・」無言だったが、目を三角にして「シャー!!シャー!!」と威嚇をしだした。
桐原は、「そうか・・・やっぱり俺のこと嫌いなんだ・・・こんなにお世話してるのに・・・。」
そう言うとレンジを閉めた。
「無道・・・さん?」マロンが桐原を見ると、そこには一匹の悪鬼がいた。





272116:2011/10/13(木) 23:06:41.49 ID:52rnpobk0
「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」桐原が絶叫すると、レンジのスイッチを押した。
皿の麻婆豆腐と一緒にぽてまよが回りだした。
マロンは、「ちょ、無道さん!!」と言ってレンジを止めようとしたが、桐原は悪鬼のような顔で
「今は俺が世話してんのに、何が素直だ!何が哉純だ!ふざけやがってぇ!見ただろマロン、あいつは、俺に牙を向けやがった!」
日ごろの徘徊、失禁などの問題行動に頭を痛めていた桐原が爆発した。
桐原はマロンを押さえつけて、「いいか、他言無用だぞ!!」そう言うとマロンをにらみつけた。
「誰かに言ったらお前も・・・・」鬼となった桐原が言うと、マロンは恐怖で失禁した。
最初はクルクル回りだしたレンジの中で「あきゃきゃっ!」と笑っていたぽてまよだったが、
時間がたつと、体に異変が起きたのか落ち着かなくなってきた。
次第に苦しみだし、「あぎゃーっ!!ぎゃー!!」と騒ぎ出した。
そして、レンジのドアに爪を立てて外に出ようと足掻いた。
バタバタと暴れ、レンジの中で麻婆豆腐が飛び散った。
ぽてまよは、ドアを開けようとして中からぐいぐいと押し始めた。
「ぼにゃぁぁ!!ぎゃあぁぁぁぁ!!!」レンジの窓越しに見るぽてまよは、
今までにないほどの恐ろしい形相だった。
桐原はドアを開けられまいとして必死に押さえつける。
「ず、にゃおぉぉぉぉぉぉ!!」ぽてまよが目から赤い体液を出して絶叫した。
穴と言う穴から体液が流れ出し、ぽてまよの目が次第に白く濁り始めた。
ぽてまよはドアを押していた手を離し、目を押さえて「へげぇっ!!にゃ、ずみぃぃぃ!!にょまにぃぃ!!」とかつての友に助けを求めた。
「ずにゃおおおおおおおおおおおおお!!!」これがぽてまよがこの世で発した最後の鳴き声だった。
「俺のために死んでくれ!!」桐原が叫ぶと、ボフっという音がしてぽてまよの体がはねたかと思うと、
ドアを押していたぽてまよは、ずり落ちてうつ伏せに倒れた。
完全に動かなくなったぽてまよを見て、桐原はへなへなと崩れ落ちた。
マロンは、ぽてまよの姿を見ると、「うおぇっ!」口を押さえてトイレに走った。
命の尽きたぽてまよを、レンジはなおも熱し続けていた。
ボコン!
ぽてまよの体はレンジの中で爆散し、それと同時に家の電気が消えた。

ぽてまよの亡骸はレンジごと庭に埋められ、対外的には病死とされた。
桐原は素直に電話をかけた。
「ぽてたんが・・・死んだ。」
素直はただ、「そうか・・・・」と答えるのみだったが、桐原の声から何かを感じ取っていた。
しかし素直はそれ以上のことを聞こうとはしなかった。
ぽてまよ死すの報は轟高校、同中学に瞬く間に広がり、皆快哉を叫んだ。
その日、轟のカラオケボックスは、この慶事を祝おうと言う学生でどこも満杯となり、居酒屋などで酒を飲んで
補導される者もいたが、とにもかくにも学校は祝賀ムードだった。
もはや、その死を悲しむ者が一人も学校にはいなかった。

ぽてまよの遺したたまチー、マロンは、人の子ではないため学校には行かなかったが、
自主的に勉学に励み、後にマロンは世界初となる「ふらぺちっと学校」を設立し、
ふらぺちっと教育の礎を築いた。
そしてたまチーは、その頭脳と、時にぐちゅ子をも圧倒する戦闘力を買われ某国の
外国人部隊に入隊し、のちに初代ふらぺちっと軍幕僚総監に就任し、日本の防衛に尽力したのである。
桐原は大学卒業後、初芝の勧めでファーストターフに就職。
その後、各地の店長に就任し、ファーストターフの勢力拡大に一役買ったのである。
元の飼い主である森山素直は、大学院に進み父の仕事を手伝い、のちに父と同じ教授となった。
そして、素直の書いていた日記には、ぽてまよの成長の喜び、そして問題行動に苦悩する日々が綴られていて、
その日記帳はのちに「ふらぺちっと飼育日記」として書籍化され、大ベストセラーとなり、
ふらぺちっと愛好家に数多くの教訓を残すのである。

ぽてまよの死んだ日、その日の日記には「ぽてまよがいなくなった。」とのみ
記されていた。

                          完


273名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/13(木) 23:08:19.99 ID:qPN/ZNyt0
116氏、今日も飛ばしてますねw
なんか原作より人物描写、心理が細かに造られてて迫力ありすぎw
今回の話はくそまよと桐山の、それぞれの恋愛というより妄執が根本ですかね
くそまよがクソなのは事実だが、森山をひたすら慕う感情は確かにあるわけで、
くそまよといい桐山といい惚れた相手が間違ってたなw

116氏や他の人も言ってたが、くそまよの場合は本来の性格もあるが、
愛情を持ってしつける人(単に怒鳴りつけたり殴ったりじゃなく)がいなかったのが問題だったな
一番可能性があったのが森山とみかんだったろうが、みかんはくそまよが徹底的に嫌ってたし
森山もあのとおりで一人暮らしが長いから保護者の在り方を知らなかったのも痛かった
274名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/13(木) 23:17:00.65 ID:qPN/ZNyt0
いかん「桐原」だったorz
116氏大作素晴らしかったです!こんどはぐちゅ子でお願いできますか?

今回の話のたまチーとマロンの黒さは半端無かったw
これはやっぱりくそまよの血を引いてることの表れか
個人的には、どんな悪人でも家族がそいつへの愛を無くすのはクソだと思ってるから
今回の話は読んでてその部分は少しへこんだが、そこは116氏の筆力の凄さだな
275116:2011/10/13(木) 23:41:26.23 ID:52rnpobk0
ご愛読ありがとうございます。
>>274
ぐちゅ子はそんなに嫌いじゃないんです。
だから書いても責め苦が半端になってしまいそうw

いやー、今回の作品でくそまよにしてやりたいことをすべてできました。
箇条書きにすると、
・くそまよにプロレス技をかける
・くそまよに歴史の本で見た拷問具を使う
・くそまよハンマー投げ
・素敵奴隷生活を見て思いついたくそまよロケット
・エイリアンのオマージュ(マロンが腹を食い破って出てくるアレ)
そして名コピペ、ぽてまよをレンジでチンを小説化。
いやーすっきりした。
しばらく何も書けないかもww
276名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 00:02:24.26 ID:Uu0JI9uV0
>>275
取り急ぎ、まずは超乙!!
まさか最後にレンジでチン!を持ってくるとは・・・すごい
終わってしまったのは寂しいけれど、何度でも読み返したくなる傑作。本当にありがとう
277名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 00:42:50.32 ID:ONSqK7xY0
ただひたすら憎たらしいくそまよと違って、
ぐちゅ子の場合は何かいたぶりたくなる可愛さがあるよな
ぐちゅ子もやってることはくそまよと同じこそ泥・寄生で、その上
鎌や頭の蛇だか何だか知らんがあれの熱波・超音波攻撃とか、
かなりはた迷惑な暴力行為をしてやがるから、
あいつも徹底的に嬲り殺してやりたいw
278名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 00:52:44.76 ID:Uu0JI9uV0
>>277
ぐちゅ子の場合は、本人(?)の暴力行為もさることながら
それを放置してヘラヘラしてる京の存在感が、悪い意味でハンパない
よって一方を虐待したり陵辱することでもう一方の精神を破壊したいという欲求に駆られるな
279名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 01:01:09.94 ID:ONSqK7xY0
過去スレでもあったが、ぐちゅ子ならやっぱり京が裏で糸引いて
ぐちゅ子を肉体的精神的にねちねち追い詰めていくパターンが
王道だな
ぐちゅ子を殺るなら、手足にダメージ加えて鎌と動きを封じて、
同時に頭の珍妙な生き物を完全に潰してから、
さんざん性的に嬲って精神を破壊した上でじわじわ肉体を破壊してやりたい
280名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 18:45:34.96 ID:RdbLmg0I0
くそまよネタは116さんの長編とかで、もうやりつくした感がある
そろそろ久しぶりにぐちゅ子虐待虐殺のSSが見たくなった
誰か職人さんキボン
281名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 20:11:40.32 ID:EuU3fY/W0
くそまよだけでいいよ。他キャラはいらん
くそまよ以外だと何か嫌だけどくそまよならもっとやれってなるし
282名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 20:34:36.08 ID:m+B2JIdA0
おれはぐちゅ子の方も見たい
くそまよは少し飽きてきたし、ぐちゅ子もムカつき度ややった悪事では
くそまよとそう大差ないし
283名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 21:02:24.11 ID:67KKjiUtP
ひさびさに見たなこの論争
以前はアンチスレもこれで荒れ気味になったことがたまにあった

正直、ぐちゅは無法者だが知能はあるので話を広げにくいんだよね
くそまよ叩きの方がすっきり感があるし
はじめの頃長編書いてた人はどっちも虐待するような話しだったけど
284名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 21:10:10.35 ID:m+B2JIdA0
そうなんだ、昔っからそんな論争なんてあったんだw
でもくそまよばっか叩き続けるのも、くそまよなみに進歩がない気がするw
くそまよより多少は知能と恥じらいのあるぐちゅをくそみそにぶち殺す方が
面白いし読み応えがある
285名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 22:58:09.42 ID:cMQR1l2y0
考えてみれば初期の愛したいスレでは、まずぐちゅ子虐待SSが盛り上がったんだよな
この頃の書き手は多分に「可愛さあまって憎さ百倍」的な衝動につき動かされていた感がある
それに対してくそまよの方は、ひたすら不快な存在ゆえにしばらく無視されていたのが
たび重なる悪事にみんなとうとう我慢しきれなくなって制裁の鉄槌を下し始めた
その結果、現在のように虐待の中心がくそまよになったという流れなんじゃないかな
286名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 23:21:43.87 ID:tX6S5BxH0
つかぐちゅもくそまよの蔭に隠れてるが、やってることは相当悪質だ
混じりっ気なしのバカの塊のくそまよより、少しは知能や感謝の心が
あるだけぐちゅの方が始末が悪い
初期のぐちゅ子虐待ネタは相当レベル高かったし、またぐちゅ子ネタを
復活して欲しい
いいかげんくそまよは飽きた
287名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/14(金) 23:33:29.33 ID:Oow9ndxa0
ぐちゅの場合本編でもねねやまめが天敵としてうまく機能してたからねぇ
何度か言われてるいい憎まれ役を買って出てくれるキャラがいるおかげでストレスが緩和されてるんだろうね

まぁ、ぐちゅに関してはくそまよのときのようにボコりたいというのはないかなぁ
あの手この手を使って困らせてやりたいというかなんというか
288名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 00:03:06.11 ID:XxCGibOt0
あれだ
いじめたい虐待したい愛したいスレでぐちゅ子を京がなぶって殺す話があった
あのパターンでぐちゅ子をねちねちいたぶって最終的に殺すのがいいんだが
くそまよと違ってぐちゅ子はちょこまか動きが素早いから別のイライラ感がある
あれをハエみたいにはたき落してひたすら踏みつけて蹴りまくるとかなり面白そう
289名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 00:15:17.78 ID:Hswd2nIK0
ぐちゅ子の場合は鎌と寄生生物、それにあの運動能力をどうやって封じるかに
SS作家の個性が現れそうな気がするな
俺はくそまよ虐待の流れにはまだ全然飽きてないけど
この上ぐちゅ虐待SSも読めたらさらに楽しいと思う
290名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 00:54:30.34 ID:XxCGibOt0
初期のSSだと、ぐちゅ子が小学生の集団に半殺しにされたり、とまりの爺ちゃんに
トウモロコシ泥棒の件でぶち殺されるのがあったんだが
あれも盗み食いや鎌での破壊行為で恨みを買ってるはずだから、町の住民が団結して
ぐちゅを袋にする、という展開はありじゃね?
291名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 07:49:18.28 ID:fMw7B3NH0
このスレの人達はよっぽど長文を書くのが好きなんだね
どうでもいいレスより116さんの新作が読みたい
292116:2011/10/15(土) 12:40:40.02 ID:75Rv15ZJ0
>>291
そういう事いいなさんな。
意見を述べることって大事なことだから、
それらを軽視するのはいかんよ。

ぐちゅ子はくそまよと違って、うまくすれば有益になりそうなところがあるからなぁ。
羆を惨殺するほどの戦闘力は人に向けられれば恐ろしいが、味方にすれば心強い。
害獣駆除の助けになるかもしれんし。
京あたりが説得すれば何とかなりそうだと思っているんだ。
本来、そのための品種(ふらぺちっとの)だし。
293名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 15:19:36.17 ID:voUv0amH0
116さま、その文才を見込んでぜひぐちゅ子虐待SSをお願いします。
くそまよにしてやった見たく、こんどはぐちゅ子の方で過激なのをお願いできますか?
294名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 20:06:23.50 ID:tD3FEiCA0
これこれ、116氏をあまり困らせたらいかんよ

しかしぐちゅ虐待なぁ
あいつの場合は精神的制裁をメインにすると面白いものができそうな気もするね
それゆえにくそまよ虐待に比べて書きづらいだろうけど
295名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 20:47:08.49 ID:+pa3l4T1P
ぐちゅSS云々言ってる奴は自分で書いてみたらどうだ?
296名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 21:15:42.48 ID:z+R+Sus30
俺も一つ愚チュネタでアイデアが無くもないんだが、
肝心の文章の能力と、具体的な責めのアイデアが無えんだよな。
SMもののAVの製作者の苦労が少しわかる気がする。
ただくそまよと愚チュでなんでこんな差がつくのかがわかんね。
くそまよは言うまでもないが、愚チュも見ててかなりムカつくから、
あいつも肉体的にボコボコに制裁してやりたいんだが、意外とそっちの趣味のやつって
いないのかな?
297名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/15(土) 23:58:19.45 ID:tD3FEiCA0
>ただくそまよと愚チュでなんでこんな差がつくのかがわかんね。
くそまよが少し持ち上げてドンと落とす描写が多かったのに対して
ぐちゅは少し落としてグンと持ち上げる描写が多かったからかなぁ
ちょっとだけいいところのある不良キャラは好かれやすいみたいなところはあると思う
298名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 09:31:02.37 ID:DLIEJRx30
まだ長文議論続けてんのかよ
キモっ
299名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/16(日) 10:36:01.86 ID:RfatEHkuP
禿同
そんなにぐちゅ虐待読みたけりゃまずは自分で行動しろよ
116作者はぐちゅ子では書くつもりないといってるのに
300116:2011/10/16(日) 11:18:14.17 ID:VtpN8Hpe0
みんなも書いてみようぜ!
おもしろいよ!

迷わず書けよ 書けばわかる
301名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/17(月) 20:32:02.55 ID:uPCUhuCK0
>>300
いや、自分は貴方のような高レベルな文章は書けないw
302名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/19(水) 20:40:54.58 ID:O654hC4SP
ぽてまよをレンジでチン!
暴れるのでガムテで封をして加熱スタート!
5秒後、まだ変化なし
10秒後、体に何か異変があるのかソワソワし出す
20秒後、暴れまくる
30秒後、爪を立てもがく、激しく泣き出す
40秒後、突然ビクン!体全体で跳ね、だらしなくリラックス
1分後、口、肛門から体液がにじみ出る、細かく痙攣
2分後、体から湯気が出る、眼球が破裂した模様、時折体の内部からパチッと何かが破裂する音が発生
3分後、目、鼻、口、肛門から何か赤いものがはみ出す。どうやら絶命してるらしい。
303名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/20(木) 14:20:05.67 ID:/V6INbjI0
>>301
誤解を恐れず言うのなら116氏のSSだって
今までのSSのいいとこ取りみたいな感じじゃん
素直の性格が突然変わったり、オリキャラが出てきたり
自分の思いつきの虐待を適当でも文章にすりゃ、面白いって
304116:2011/10/20(木) 19:25:14.12 ID:PjkNziLq0
みんな俺を買いかぶりすぎだよ。
>>303さんの言うとおりだよ。

金取るわけじゃないんだし、
ぐちゅでも、くそまよでも好きなように痛めつけてやればいい。
305名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/20(木) 23:26:05.90 ID:yfGCOpaZP
                l⌒)===|二二二二フ
                 ∧_∧/⌒)
                (・∀・/ /
               (    . l’        くそまよ斬首に処す。
               / ,ヘdヘ .\
              ,, .▼/wヘ ▼ .)  ほにー !!
           ⊂⌒゙||..〈_(.゚ヮ゚;ノ_〉. ̄/l す、すにゃおー!!!!
           /  ̄  ̄       //
          l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l/
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

             |             天誅!
             ||l  ∧_∧
              l|ll ( ・∀・) . ,ヘdヘ
              .l|l ヽ ∨ ノ.▼/wヘ ▼
         ザシュッ  l|l (./`'( ) .〈_(.゚ヮ゚;ノ_〉
              _,,_l|./ ./ ,:,'::,.;'"^^´
         ⊂⌒||(::;ム'.':‥,': ̄/l
306名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/21(金) 00:49:44.28 ID:X8pMshsH0
>>305
おぉ、このAAははじめて見たw
一発で楽にしてやるのなんてくそまよには勿体無いがなww
307名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/23(日) 12:54:00.79 ID:OFeX1bSf0
ブックオフでDVDが500円だったので買ってきた。
付録のほにほに解説書曰く、「すにゃおにゃ、まにょにょ、もにょにゃー」は、
「素直はまよの物ですと言う意味です。皆も学校で使いましょう」
誰が使うかアホ! そんなこと言い出したら職場や学校で村八分だわ。


308名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/23(日) 12:55:15.08 ID:t3J5jgK50
自分の好きな食べ物とかに置き換えて使えばいいんじゃね?
ダメか
309名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/24(月) 20:40:53.75 ID:Gh3ZcRLs0
>皆も学校で使いましょう
こういう中途半端な子供向け気取りをやるから失敗したんだろうな
変態アニメとしては至高の一品なのにもったいない
310名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/25(火) 00:08:23.16 ID:dbfi+AwW0
子供向けにも大人向けにもなりきれなかった作品といえば
ドッコイダーを思い出した。
モロSMコンビが出てくるから子ども向けにできないけど、絵柄は子供向けという...
311名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/25(火) 20:24:37.34 ID:dKnO6k9iP
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}      
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j



             ィ-──-、
           /:::::: ,,-─-、:ミ/ヽ
          /:::::/´     `ヾ:::ヽ
         l::::::/ ‐-   -‐  }::::::|
         ヽ::r' ==  == ヾ::/
         rヾト{ =・= }={ =・= }‐レヘ
         '、(〈`ー─/ 、ー‐' トリ
          ーl::ヽ  `゚ー゚''^丶/::f
           '、:.{ ‐<皿>‐ }..::ノ
         //^\` `ー‐' イ´\
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   ,イ:/ //: : : : :/   ,(゜)      (゜)、〉 : :ヘ 
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      `ヽ、\: : : ヽ、:>  /  `ア    /: :/
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    /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
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           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
312名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/25(火) 20:26:36.70 ID:dKnO6k9iP
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        .’、  (;;ノ;; (′‘ ・. ’、′
     .、′・  ( (´;^`⌒)∴⌒`.・   ” ;  ’、′・
        .’、 ’・ 、´⌒,;y'⌒((´;;;;;ノ、"'人      ヽ
       .、(⌒ ;;;:;´'从 ;'   ;:;;';⌒ ;; :) )、   ヽ
       ( ´;`ヾ,;⌒)´  从⌒ ;) `⌒ )⌒:`.・ ヽ
       .;゜+° ′、:::::. ::: (´;;;;;ノ、⌒) ;;:::)::ノ    ヽ
    (/ `:::、 ノ  ...;:;_)  ...::ノ  ソ ...::ノ.У: :{ ノ !./
    /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノー'
313名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/26(水) 20:03:12.61 ID:+3mrDweL0
このAAはじめてみるなぁ
314名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/26(水) 20:07:27.45 ID:+3mrDweL0
ぽてまよSSの代表的な叫び声である、「ぼにぃ!」究極にして至高。
コレ考えた人は男子生徒さんだよね?
315名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 14:52:20.21 ID:cF7oYWVX0
くそまよをキャスター陣営の手にゆだねてみたいな
316名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:18:31.38 ID:XoDclxE50
ある夏の日の午後、高見盛家の居間。
京、まめ、京の母の三人が揃ってダイニングテーブルについている。
京の母が切り出した。
「ねえ京ちゃん、まめちゃん。最近、ぐちゅ子ちゃんがうちのお風呂に入りに来ないと思わない?」
京の母は二人にお茶を淹れながら、
「もう数えて見たら3週間以上間が空いてるのよ。今までは割と頻繁にうちに来て、京ちゃんがお風呂で
洗ってあげてたし、その間に服もお洗濯できたからよかったけど、この頃見てるとあの子、髪の毛とか
服に汚れが目立ってきてるのよ。
それに暑い日が続いてるからかしら、何ていうか、木の上からでもちょっと臭いがするのよね・・・。
 こんなことあんまり言いたくないんだけど、ご近所から臭いのことまでも色々言われるのも困るし・・・」
京の母は、一瞬しまったという顔をしたが、京とまめが何も気付いてないのに気を取り直した。
淹れたお茶を渡しながら、二人を正面から見て言う。
「だから、あの子を何とかお風呂に入れて、服も洗ってあげたいんだけど、二人とも手伝ってくれる?」
母親想いのまめはもちろん大賛成だ。
京は例によって、
「うーん、ぐちゅ子が風呂に入りたくないんじゃ、しょうがないんじゃない?」
317名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:21:05.20 ID:XoDclxE50
しかし京も、一方ではこう考える。
ぽてまよの場合は森山家で世話を受けているので、学校に来ても、弁当の盗み食いやおもらしではともかく、
少なくとも臭いで文句を言われることはない。
このまま汚れや臭いが目だつようでは、ぽてまよと並んでぐちゅ子も、校内で文字通りの鼻つまみ者に
なるかもしれない。
「まあ、しょうがないか・・・。でも、あのぐちゅ子をどうやってつかまえるの?」
「うふふ、母さん考えがあるの♪」

高見盛家の居間に、クッションと一緒に山盛りのチョコとミルクの入ったマグカップを置いて、
窓を全開にする。
ただ、チョコはウイスキーボンボンで、ミルクは京の父が飲むウォッカと2:1で混ぜたものだ。
「ずいぶん無茶するなあ・・・。こんなことして大丈夫かなあ?」
「でも、他にあの子を大人しくする手もないでしょ?」
318名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:24:46.36 ID:XoDclxE50
しばらくするとぐちゅ子が居間に入ってきて、いつもどおりまずチョコとミルクの匂いを嗅いでみる。
「う・・・?」
すこし首をかしげるが、結局は全部平らげてしまった。
しばらくすると顔が真っ赤になり、目がとろんとしてしゃっくりが止まらなくなり、床にへたり込んでしまう。
京の母が号令をかけた。
「行くわよ!窓を閉めて!」

「ふーっ!うぎゅ、うぎゅぎゃぎゃっ!!グァーッ!!」
ぐちゅ子は京の母とまめを見るなり、今まで聞いたことの無い凄まじい唸り声を上げて飛びかかり、
容赦なく鎌で切り付け、頭の生物は光線を浴びせかける。
「やだっ、ぐちゅ子ちゃん落ち着いて!」
「かかさま、お止めください!」
319名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:27:11.89 ID:XoDclxE50
すっかり酔いが回ったぐちゅ子は普段と違って歯止めがきかなくなり、二人に怪我を負わせ、
居間だけでなく高見盛家の一階中を飛び回って鎌で壁、家具を切り裂き、光線で焼いていく。
少しの間に家族の写真や仏壇、京の父のゴルフクラブといった大事な物が全てずたずたにされたうえ、
一階の大半が黒焦げになってしまった。

ぐちゅ子はまめに対して、普段京に可愛がられていることへの嫉妬が爆発し、特に手ひどく痛めつける。
「グァーッ、ウギャギャーッ!!」
「かかさま、ごめんなさい・・・!」
「馬鹿っ、ぐちゅ子止めるんだ!!」
必死で制止しようとする京に対しても、その手に噛みついて振り払い、窓を大きく切り裂いて飛び出していく。
「ぐちゅ子、お前・・・」
320名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:30:41.76 ID:XoDclxE50
京の父が知らせを受けて急いで帰宅すると、家の前にパトカー、消防車が止まっており、近所の人たちが
集まっていた。
驚いて駆け込むと、家中が滅茶苦茶になっており、京の母、まめは市立病院に運ばれ、京一人が事情聴取
を受けていた。
京の父は警察や消防、近所の人たちに謝罪し、その後病院へ急ぐ途中、京から全ての事情を聴いたのだった。

病院で、京の母、まめは入院して治療を受けることになった。
京の母、まめは切り傷と火傷でそれぞれ全治3週間、2か月の大けがである。
特にまめはICUに入れられ、面会禁止状態だった。
医師が説明を終えて病室から出て行くと、京の母は泣き崩れた。
「お父さん、京ちゃん、ごめんなさい・・・。私が悪かった・・・。ぐちゅ子ちゃんには責任はないわ・・・」
「いや、お母さん・・・あの子と関わるのも、もう限界かも知れない」
ため息をついた京の父は、京の方を振り返って、
「今まで京ちゃんには黙っていたけど、前からあの子が他所から盗んだ家畜や蛇、ねずみなんかを持ち込んで
 きたりして、近所からも苦情が出ていたし・・・」
京は俯いて何も言わない。
321名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:33:28.12 ID:XoDclxE50

ぐちゅ子はしばらく近所の庭木から庭木へと飛び回っていたが、そのうち酔いが足にきて、とある家の庭に
落ちてしまい、そのまま眠り込んでしまった。
少しすると、その家の主人が大きな剪定バサミを手に、庭木を刈りに出てきた。
「何だこりゃ!? ・・・こいつこの前の?」

半月前、主人は家の車の上でぐちゅ子が昼寝しているのを追い払おうとしたが、
ぐちゅ子は主人に光線を浴びせ火傷を負わせた上、車を鎌で真っ二つにして逃げ去ったことがあった。
以前から、郊外の農家、牧場で鎌を持ったすばしこい生物が作物や家畜荒らしをする、
町中でも食べ物を持って出歩くと何かが鎌で食べ物を切り取って奪い去ったり、外にいるペットを襲う、
追い払おうとすれば光線や音波を吐いて攻撃してくる、という話があったのだが、
自分を襲ったのもそいつだったのか、と主人は知った。
その謎の生物が、目の前で呑気に眠りこけているのだ。
「こいつといい、毎晩コンビニで買い食いするとかいうピンク色のチビといい、近頃変なのばかり
出てきやがって・・・」
主人は驚きながらもしげしげと眺めるうちに、
「こいつ完全に酔っぱらってやがる。・・・ちょうどいい、この際お仕置きしてやるか!」
322名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 21:36:52.44 ID:XoDclxE50
「おい、起きろ、起きろ」
試しに声をかけて体を軽く蹴ってみるが、ぐちゅ子は高見盛家で散々暴れた上に今まで飛び回ってきたので、
疲れが出てぐっすり眠り込んでいる。
「今のうちにあの鎌と頭の変な奴をどうにかしないと」
主人は地面に放り出された鎌の柄を細かく折って投げ捨てる。
「それと、こいつに騒がれると面倒だし」
主人はぐちゅ子の上に馬乗りになり、腰に差してあったタオルでぐちゅ子に猿轡を噛ませると、
流石にぐちゅ子は目を覚ましたが、いつもと違い酔っている上に主人にのしかかられて体が自由に動かない。
「む、むぐ?ムーッ、フーッ!」
「ざまあ見ろ!」
「フグッ!」
主人はぐちゅ子の顔を拳で一発殴りつけてから、剪定バサミで頭の生物を切り落としにかかった。
生物の付け根は妙に固く、ゴリゴリ力任せに刃を食い込ませていく。
323116:2011/10/28(金) 21:50:41.47 ID:0amekCib0
まってました!
324名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:26:02.40 ID:XoDclxE50
「ウーッ、ムグーッ!」
ぐちゅ子は猿轡のせいで声も上げられず、目からぼろぼろ涙を流しもごもご呻くだけ。
生物の方も、やはり酔いが回っていつもと違い光線や音波を出すことができない。
ただ血走った目を大きく見開いて、苦しげに舌を伸ばすだけだ。
ブチッ!「ムガッ!!」
「ふぅ、やっと切れた。もう一方も片付けるか」
残りの生物は、片方が殺られたせいかすっかり力を失っていて、固さも余りなく、簡単に切り落とせた。
「う、ぐ・・・」
ぐちゅ子は目を見開いて痙攣している。髪の毛、服は血で赤く染まっている。
地面には二匹の生物の死体が転がっている。
「これでやりやすくなった。ああ、俺まで血だらけだ。まずいな、とりあえず体を洗わないと」
「ゲッ、グフェッ、グムゥ・・・」
主人は念のため、ぐちゅ子の腹に三回蹴りを入れてから、髪の毛を掴んで家の風呂場へ引きずって行った。
325名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:29:08.11 ID:XoDclxE50
主人は掴んだ髪の毛を振り回して、ぐちゅ子を風呂場の床に思い切り叩きつけた。
「ウガッ!!・・・フーッ、ムーッ!!」
ぐちゅ子は主人を睨みつけて、なんとか立ち上がろうとするが、主人は持ってきた金槌でぐちゅ子の脳天を
一撃する。
「フガッ!!」
横たわったぐちゅ子の服をハサミで切り裂いて、丸裸にする。
服といっても、黒いマントの下に、血にまみれた、赤ん坊のボディスーツの様なもの一枚きりで、それを
ハサミで切り裂いていくと、すぐに体が現れた。
その体は、頭と体の大きさの比率や手足の長さのほかは、意外な程人間の幼児と違わないことに主人は驚いた。
「こいつ、ほんとに何なんだ?まさか人間と何か他の生物のあいの子だとか?」
主人は切り取った服を見てみると、面白いものをみつけたらしく、フンと鼻で笑ってから、服の裏側を
ぐちゅ子の面前に突き付ける。
326名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:33:23.34 ID:XoDclxE50
「おい、このパンツ、中が糞やションベンでまっ茶色だぞ?お前、用を足しても後を拭かないし、体だって
 ろくに洗ってないんだろ?見てくれは人間の様だが、所詮は畜生だな・・・」
「う、うぐっ・・・」
痛みと恥辱で身悶えし、涙を流すぐちゅ子。
「動くんじゃねえよ!畜生のくせに何いっちょ前に恥ずかしがってるんだよ?」
「グアッ!」
主人はぐちゅ子が動くのを煩わしがって、また頭に金槌を数発打ちおろしてぐちゅ子を静かにさせた。

ぐちゅ子は、このとき初めて、自分を攻撃する人間の雄に恐怖を覚えた。
この雄は、どこまでも自分のことを珍妙な下等生物、一種の遊び道具としてのみ見ているのに過ぎない
ことにようやく気づいたのだ。それは、今までぐちゅ子が、最愛の京や、その周りで自分をチヤホヤして
餌をくれる者以外の、大多数の人間や動物に対し抱いていた軽蔑の感情と同じ種類のものだった。
とすれば、今まで自分が人間や動物たちにしてきたように、この雄も自分に対し容赦なく命を狙ってくる
ことは明らかではないか。
327名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:36:29.46 ID:XoDclxE50
続いて、ぐちゅ子の体を裏返して見ると、主人は三角形の黒い尻尾があるのに気付いた。
「へえ、尻尾なんてあるんだ」
尻尾を引っ張ると痛いらしく、「グッ、グウッ」と呻いて体をよじる。
「おら動くな!」「ウグッ!」
主人は今度はぐちゅ子の後頭部に金槌を二三発喰らわせた。
「尻尾が弱点なのか・・・。何かに使えそうだな。それにしてもこいつ、もう血が止まってやがる。
 とんでもない回復力だな・・・」
生物を切り取った傷口を見ると、何か血の塊のようなものがピクピクうごめいて、上に向かって伸びようと
している。
「これがあの変な生物の神経なのか?それならこいつも始末しないと」
主人はこれも用意していたペンチで、その塊をほじくりだす。
「ムグァーッ!!フグァーッ!!」
ぐちゅ子はのたうち回り、また血が流れ出したが、主人はお構いなしに両方の傷口から塊をほじくりだした。
ほじくりだされた塊は、しばらく床の上をピクピクうごめいていたが、やがて動かなくなった。
328名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:41:12.07 ID:XoDclxE50

「しかし、この体の臭いのキツさは、流石にケダモノだな。これじゃこいつをいじるのも一苦労だ」
主人はとりあえずお湯を90度の最高温設定にして、シャワーをぐちゅ子に浴びせてみた。
「フグゥーッ!!」熱湯が頭の傷口に沁みるのだ。
「けっ、人様に大火傷をさせといて、てめえはこの位の熱さに耐えられないのかよ?わざわざ体を
 洗ってやってるんだからありがたく思えよな?」
主人はぐちゅ子の体に粉石鹸をぶちまけ、金属たわしで全身をこすり、また熱湯を浴びせる。
「ウグゥー、ムゥー!」
ぐちゅ子の全身は見る見るうちに赤く腫れあがって、血が滲んでいく。
「なかなか汚れが落ちないな・・・。そうだ、洗濯機で済ませるか。どうせもう買い換える予定だし」
体を縛り上げ、髪の毛を輪ゴムで束ねて、洗濯用ネットに入れて洗濯機に放り込み、水と粉石鹸を入れ
10分ほど洗濯機にかける。
始めのうちは洗濯機から唸り声がしていたが、じきに洗濯機の回る水音だけになった。
329名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 22:45:17.29 ID:XoDclxE50
「もういいかな?もしこいつがここでくたばったとしても、あの臭いがあると後処理が面倒だしな」
洗濯機の蓋を開けると、ぐちゅ子は中で吐いてしまったらしい。
チョコと酒とげろの混じった、何とも言えない臭いが主人の鼻を突いた。
ぐちゅ子を引き出すと、薄目を開けて、すっかり静かになっている。
「さすがにくたばったかな?」
また主人が風呂場の床に体を叩きつけると、口から水を吐き出して激しくせき込み、かすかに声を上げる。
「ううっ・・・」
「まだ生きてやがるのか!まあ、それなら精々いじってやって、飽きたら始末すればいいか」
主人は熱湯のシャワーを浴びせて体のげろを流し、両足をハンガーにしっかりくくりつけて、ぐちゅ子を
天井から逆さ吊りにした。
ここまでするといい加減疲れたので、その日はぐちゅ子をそのまま放置することにした。
主人はぐちゅ子の服や洗濯機の後始末を済ませてから、銭湯に行くのも面倒だったので、自分もそのまま
そこでシャワーを浴びた。

適温のお湯を浴びながら、逆さ吊りのぐちゅ子を見る。すこし鬱血してきたらしい。顔がやや赤黒くなり、
虚ろな目は充血してきた。
「もしこいつが明日も生きていたら、どうやって遊ぼうか?」
330名無しさん@お腹いっぱい。:2011/10/28(金) 23:33:47.57 ID:cF7oYWVX0
うお、ついにぐちゅ虐待SSktkr!!
331名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 21:19:06.23 ID:oghXIOFv0
続きマダー?
332名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 23:08:28.42 ID:/zuTBL0F0
  ,ヘdヘ  (⌒⌒)
▼/wヘ ▼ (ブッー)
〈_(.゚ヮ^ノ_〉 ノノ〜  続きマダー?
  (⊃⌒*⌒⊂)
   /__ノ''''ヽ__)
333名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/04(金) 23:11:50.80 ID:JWqvPDeBP
シャッフルスレに帰れ
334名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 10:21:09.95 ID:uvgKGlNs0
  ,ヘdヘ 
▼/wヘ ▼
〈_(.゚ヮ゚*ノ_〉
  (⊃⌒*⌒⊂)    <ニニニニニニニ||=========l     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /__ノ''''ヽ__)                               ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  









  ,ヘdヘ 
▼/wヘ ▼  ;∵ ','゚
〈_(.;;;;;;;;;;ノ_〉;∵ '
  (⊃⌒ニニニニニ||=========l 
   /__ノ''''ヽ__) ','゚;;;.
335名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 21:05:20.44 ID:A0Td9lIB0
翌日の朝、主人は風呂場に入ってみた。
天井から吊り下げられているぐちゅ子は、顔色がすっかり赤黒くなり、目は血走ってどんよりと濁っている。
かすかに胸が上下している。どうやら呼吸はしている様だ。
「まだ息があるのかよ!?大した生命力だな」
主人はぐちゅ子を取りあえずハンガーごと天井から下ろし、足をハンガーから外して、猿轡を解いた。

「グワーッ!!」「わっ!!」
ぐちゅ子は素早く飛び上がり主人の喉元に噛みついた。
ぐちゅ子は主人が油断することを見越して、足が自由になる瞬間を待ち続けていたのだ。
だが、前日暴行を受けて大量に出血し、その上一晩逆さ吊りにされ、何も食べられなかったぐちゅ子は
激しく衰弱し、喉元に立てた歯はわずかに皮膚に食い込んだだけで、主人は全くダメージを受けなかった。
「この野郎!!」「ギャッ!!」
すぐに主人はぐちゅ子を喉元から引きはがし、正面から床に叩きつける。
ぐちゅ子は立ち上がろうとするが、主人はぐちゅ子の背中に飛び乗り、全体重をかけて踏みつけた。
「グハァッ・・・!」
内臓にダメージを受けたぐちゅ子は目を?き、血を吐いて悶絶する。
「全く、何て野郎だ・・・!」
主人はぐちゅ子の両足を掴み、振り回してぐちゅ子の顔を浴槽の縁に三回ばかり打ち付けた。
「ギャッ、グアッ、グゲッ!」
ぐちゅ子の顔面はすっかり血みどろになり、口元から折れた歯が何本か覗いている。
336名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 21:07:41.78 ID:A0Td9lIB0
「丁度いい、この際奇麗にやっちまうか」
主人はぐちゅ子の口をこじ開けて、ペンチで歯を一本づつ抜いていく。
「こりゃすごい、まるで牙だな!完全に抜いておかないと危なくてしょうがない」
グイッ、グリッ、ゴリッ・・・「フア、フガ・・・」
マギッ!「フギャッ!」
「やっと一本目だ、これからが面倒なんだよな・・・」
「アウーッ、フグゥーッ!!」

小一時間の後、主人はぐちゅ子の全ての歯を抜き終えた。
風呂場の床にはぐちゅ子の歯が散乱している。
ぐちゅ子は、老人の様に萎びた血みどろの口元をだらしなく開け、床に横たわって痙攣している。
もう声も出ない様だ。
「まだまだこいつは油断できない。後は動きを封じれば一安心、っと」
主人は、今度は横たわるぐちゅ子の両足の甲に乗って体重をかけた。
メギ、ベキベキッ・・・!
「フヒャーッ!!!」
ぐちゅ子は目と口を思い切り開いて絶叫した後、失神した。
ぐちゅ子の両足の甲が完全に粉砕されたのを確認した後、主人はぐちゅ子をバケツに詰め、風呂場から
地下室へと運んでいく。
337名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 21:11:15.42 ID:A0Td9lIB0
この主人にはサドの趣味があり、自宅に地下室を造り、以前はなじみの風俗嬢を呼んでは色々遊んでいた。
この何年かはすっかり熱も冷めてしまっていたが、地下室にはその名残で、SMの道具が幾つか残っている。
主人はここでぐちゅ子に対し、しばらくの間、生身の人間に対しては出来なかった様な二三の行為を
してみた後、飽きた時点でぐちゅ子を始末するつもりだった。
そう長い期間ではなく、精々一週間足らずのものだろう。

主人は、ぐちゅ子にかつてSMで使った首輪を付け、頑丈な鎖で地下室の柱に縛り付けた。
この地下室こそが、ぐちゅ子が生涯最後の数日間を送る場所となるのだ。
338名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 21:38:18.85 ID:fpaSknQ60
GJ!
339名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 23:41:38.05 ID:A0Td9lIB0
どれほどの時間が経過したのだろう。ぐちゅ子は、頭に激しい痛みを感じて意識を取り戻した。
「ウウッ・・・!」
主人がぐちゅ子の脳天を金槌で殴りつけて、目を覚まさせたのだ。
「おい、これなーんだ?」
「う・・・!」
痛さを堪えて見てみると、それは、髑髏の飾りのついた、自分が愛用していたあの鎌だった。
主人はぐちゅ子が気を失っている間に、昨日細かく折った柄を元通りつなぎ合わせたのだ。
「お前のだろ?これで今まで散々人間様に迷惑をかけてきやがったんだろう?」
「フーッ、アウッ、ファー!!」
ぐちゅ子は鎌を奪い返そうと、主人に飛びかかろうとしたが、首の鎖のせいで体がのけぞる
かたちになり、喉が締め付けられた上、両足に激痛が走った。
「ゲェッ!フヒャーッ!!」
主人に踏み潰された足がもつれて床に転び、激痛にのたうちまわる。
「アゥッ、フエッ・・・!」
主人はその様子を満足気に眺めていたが、ふとぐちゅ子の腰に目が止まった。
「そうだ、折角だからこれを使って見るか」
340名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 23:42:58.56 ID:A0Td9lIB0

ぐちゅ子は、尻尾に一瞬冷たい感じがした直後、焼けつく様な痛みを感じた。
「ヒャッ!?」
主人は尻尾を指で摘まむと、鎌で切り落としたのだ。

「ほら、余計な物を取って人間らしくしてやったぞ」
切り落とした尻尾を、ぐちゅ子に見せつける。
「フワーゥ、フヒャーッ!!ウアーッ!!」
「今までお前はこの鎌でどれだけ他人を傷つけてきたと思ってるんだ?
 少しは他人の痛みを考えたらどうなんだ、あぁ?」
主人は涙を流して床を転げ回るぐちゅ子を無視して、鎌を見ながら感心した。
「何て切れ味がいいんだ?これは庭仕事に使えるな!」
341名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/05(土) 23:46:22.48 ID:jbrLwoTG0
wktk
342名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 20:24:42.16 ID:/0Z5ik0D0
ふと気配を感じて足元を見ると、ぐちゅ子は手で這って、主人に忍び寄ろうとしている。
「フーッ、フーッ・・・!!」
目が怒りで燃える様に光り、髪の毛が逆立っている。
余りの執念深さに呆れたが、あることに気づいてニヤリと笑った。
「手の爪が少し伸びて、垢がたまってるぞ。女の子がそんなことじゃいかんだろう?
 ついでにお手手も奇麗にしてあげよう」
主人はぐちゅ子に馬乗りになり、その手を掴むと、ペンチで手の爪を一枚一枚剥がしだす。
ベリッ!「ウヒャッ!」メリッ!「フエッ!」
10分ばかりで、両手の爪が全て剥がされた。
「ウアッ・・・アッ・・・ヘッ・・・」
両手から血を流し、白目をむいて手足の激痛に痙攣するぐちゅ子の口に、主人は漏斗を突きさした。
「ほら、喉が渇いただろう?ジュースだよ」
口にジュースを流しこむ。飲み干したぐちゅ子は、じきに深い眠りに落ちて行く。
ジュースには睡眠薬が入っていた。
343名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 20:31:34.15 ID:/0Z5ik0D0
その夜も更けてから、主人はぐちゅ子を蹴り飛ばして叩き起こした。
「フハッ!?・・・ウーッ、フーッ!!」
「ほーら、おやつだよ?」
ぐちゅ子の目の前に手を伸ばし、何かを見せつける。
ぐちゅ子は、しばらく眩しそうに目をしばたたかせていたが、なじみのある甘い香りを感じ呆然とした。
「あ、う・・・!」
それは、ぐちゅ玉、トリュフに他ならなかった。

次の瞬間、ぐちゅ子は主人の手からトリュフをひったくってむしゃぶりつく。 
「うふぅっ・・・!」
最愛の京のこと、気ままに暮らしていたつい昨日までのことを思い出し、涙を流す。
「おいおい、そんなにこれが好きなのか?じゃあもっとくれてやる」
無論、主人はトリュフを介したぐちゅ子と京の関係など知らない。ただ家にあったものを使っただけだ。

主人はぐちゅ子の鎖を柱から外し、地下室の中にあるアクリルの透明な箱の蓋を開け、ぐちゅ子を放り込んだ。
その箱も、かつてSMで使ったものだ。大きさは1メートル四方で、蓋には通気口がある。
主人は箱の中のぐちゅ子の足元に、ホチキスで固く口を閉じた紙袋を投げつける。
「中にトリュフが入ってるから、開けて好きなだけ食え」
そう言うと、箱の蓋を閉じ、鍵をかけた。
344名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 20:38:08.02 ID:/0Z5ik0D0
ぐちゅ子は爪を剥がされて激しく痛み、力の入らない手をもどかしげに使い、袋を開けようとした。
「うう、ふうっ・・・はぁ、はぁ!」
指先から血が流れるが、飢えに苛まされ、ぐちゅ玉で頭が一杯になったぐちゅ子は気にも留めない。
かさかさ、ぶぅーん、ぶぅーん・・・。中の異様な音にも気付かない。
バリバリッ!とうとう袋が開いた。
「あふ、うぅーっ!」
目を血走らせ、夢中で袋に手を突っ込む。
「フヒャッ!!」
手に激痛が走る。
黄色と黒のまだら模様の虫が、袋からわらわらと飛び出してきた。
袋の中に入っていたのは、トリュフなどではなく、アシナガバチの巣だった。
ハチの活動が収まる夜、主人は庭木にあった巣を取り、袋に入れておいたのだ。
ぶぅーん、ぶぅーん・・・。
興奮した20匹ほどのハチは、ぐちゅ子を目指し襲いかかっていく。
「ウアーッ、ウファーッ!」
ぐちゅ子は逃げようとして手で這ったが、狭い箱の中ですぐに行き詰ってしまう。
必死にアクリルを叩き、蓋を開けようとするが、鍵がかけられていて開かない。
主人の方を向き、目で助けを訴えるが、主人はただ笑って見ているだけだ。
今やぐちゅ子には、鎌も頭の生物も無く、ただ無力な自分の体があるだけなのだ。
「ア・・・」
ジョッ、ショロ、シャーッ・・・。
絶望し、恐怖のあまり小便を漏らしたぐちゅ子の裸体に、ハチは群がって容赦なく刺していく。
「アゥ、ファッ、アフーゥ!フヒャーッ!!」
激痛にのたうつぐちゅ子の体はパンパンに腫れあがり、歯を抜かれ老人の様に萎びた口元と併せ、
化け物じみた容貌になり果てていた。
主人は、この有様を、笑いながらも半ば呆然として見ていた。
「こりゃすごい、これがハチに襲われるということか。庭仕事の時は気をつけないと」

食べ物と見れば何も考えず即座に喰らいつくぽてまよと違い、物を食べる前には必ず匂いを嗅ぎ、
袋や箱入りのものは必ず中の様子を窺ってから開ける普段のぐちゅ子であれば、こんなことには
ならなかったのだが。
345名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/06(日) 20:43:06.29 ID:/0Z5ik0D0
20分後、ハチはまだ箱の中に横たわったぐちゅ子の体にたかっていた。
「もういいだろう」
主人は通気口から殺虫剤を噴射する。1分ほどで箱の中は静かになり、ハチの死骸が累々と転がっていた。
ハチが全て死んだことを確かめてから蓋を開け、小便まみれのぐちゅ子をバケツに入れ、風呂場に運ぶ。
ぐちゅ子を風呂場の床に横たえると、主人はその上に跨った。
「ほーら、手当してやるぞ」
主人は、ぐちゅ子の体を目がけて放尿する。
「うぅ、ふぅ・・・」
ぐちゅ子は、わずかに残った力を振り絞り、手を微かに動かして、小便を避けようとするが叶わない。
主人は、特にぐちゅ子の顔に向けて放尿してみる。
「げへぇ、うえぇ・・・」
最早ぐちゅ子には、目、口を閉じようとする気力も失われていた。
ただ目や口に生温かい尿が入り、呑み込んでしまうのを、他人事の様に感じていた。
「ひどい臭いだ。今体を洗ってやるからな」
主人は、放尿し終わった後、今度はぐちゅ子にまんべんなく水温90度のシャワーを浴びせる。
「フワアァーッ!」
熱湯が、ハチに刺され腫れあがった体に沁みる。 
ひとしきり洗い終わると、主人はぐちゅ子を雑巾でざっと拭き、地下室に運び、鎖を付けてから
自室に引き上げていった。
「もうこんな時間だ。明日も仕事なんだよな・・・こんなペースじゃ、こっちの方が先に参るぜ」
346116:2011/11/08(火) 19:25:07.58 ID:ddl3DpTV0
遠い遠い未来のお話

 西暦3120年、宇宙暦110年、地球は異星人とのファーストコンタクトを
きっかけに「地球連邦政府」を樹立した。
宇宙暦33年には、初の星間戦争が勃発し、地球側がかろうじて勝利を収めるのだが、これは別のお話である。

地球では画期的な発明がされた。
「テレビとりもち」である。
この発明品は、テレビの中のものを取り出せるというもので、食品や実在の人物、金品などは
取り出せないようにプロテクトがかけられているが、創作物、ようするにアニメの人物などは
とくに規制が無く、アニメキャラをとりもちで引きづり出せるのである。

少年は学校の教室の机に座ると、隣の席の友人の一人が興奮気味に話している。
「それでさ、ぽてまよとぐちゅ子を・・・」
少年は興奮気味に話す友人におはようと声をかけた。
「ああ、おはよう。お前ぽてまよ知っているか?ぽてまよ」
「なんだそれ?ポテトマヨネーズのことか?」
友人は、「ある意味正解なんだが、ハズレだな。」
友人は続けて、「大昔のアニメのタイトルが「ぽてまよ」なんだけど、その中に出てくるぽてまよって言う、変な生き物がいてさ・・・」
少年は、「そのぽてまよがどうしたんだ?」と友人に聞いた。
友人は目をらんらんと輝かせて、「すっげーむかつくんだ、だからテレビとりもちで引っ張り出してやって・・・」
「ボコボコにぶん殴ってやったんだ。そしたら、ほにぃ〜って泣きながら部屋の中逃げ回ってやんの!」
友人は口角に唾をためてさらにまくし立てた。
「それでもう一匹むかつくのがいてさ・・・ぐちゅ子って言うんだけど、鎌振り回して牛や豚を殺して農家から奪うひどい奴でな、そいつも
ボコボコにしようとしたんだけど、そいつがなんか鎌の他にも変な光線まで出してきて、結構強いんだよ。だから・・・・」
少年は「だからどうしようってんだ?」友人に聞いた。
友人は、「だからみんなで協力してぐちゅ子を懲らしめてやろうや。」
少年はいい暇つぶしになりそうだと思い、友人に協力を約束した。
347116:2011/11/08(火) 20:34:28.94 ID:ddl3DpTV0
その日は友人に急用ができたために、ぐちゅ子攻略は後日となった。
家に帰った少年は宿題を済ませると、パソコンで「ぽてまよ」を検索し始めた。
すると、古のアニメのファンサイトがヒットし、それに混じって「ぽてまよだいすきくらぶ」
と言う怪しげなサイトがあった。
少年はそのサイトを覗いた。
一見ただのファンサイトに見えるが、サイト内にある映像をクリックすると、次々と残酷な映像が流れてきた。

映像内ではぽてまよが首、腕、脚にロープをかけられていた。
「ほ、ほにー!!すにゃおー!!」と誰かの名前を叫んでいる。
ロープを四台のバイクに結んで、白人男性が「GO!」と言うと、四台のバイクが同時にうなりを上げ、
ぽてまよの腕、脚、頭をひっぱり、ぽてまよが、「うぎょお!」と叫んでバラバラに
裂けてバイクが脚や頭をずるずると引きずっていた。

少年はもう一つの映像を観た。
映像内では、ぽてまよがニコニコと笑っている。
「ぽてちゃん、おやつはピザにしましょう。」女性が優しげにぽてまよに話しかける。
女性がピザソースやチーズを用意する。
「ほにぃ〜ぴにゃ!ぴにゃ!」ぽてまよはうれしそうにはしゃいでいる。
女性が突如ぽてまよの首根っこをつかんで、タコ糸でぽてまよを縛り上げた。
ぽてまよは呆けた顔できょろきょろまわりを見渡す。
すると女性は、ぽてまよの体にピザソースを塗りたくった。
「にゃはははは!」くすぐったいのかケラケラ笑うぽてまよ。
大抵の人間ならこの後の想像がつくし、動物でも気配で気付くが、映像内のバカな生き物は気付いていないらしい。
女性は、ぽてまよにチーズをふりかけると、オーブンにぽてまよを入れた。
しばらく何かわからない、と言った表情でオーブンの中にいたぽてまよだが、
オーブン内の温度が上がると「あにゅい!にゃす、にぇにぇ!!」と涙目で叫び、
次第にぽてまよにかけられたチーズがとけはじめ、ぽてまよの体に水ぶくれができると、
「ぎゃあー!!すにゃ!すにゃあ!!」と叫ぶと、ちりちりとピンクの毛が燃え上がり、
「うごぇ・・・ずにゃ・・・」そういうとぽてまよはチーズとソースまみれで絶命した。
動画にはコメントが付けられており、「うはwwwwやりやがったwww」「食え、食えwww」
誰もこの行為を非難するものはいなかった。
ほかにも、ミンチメーカーで生きながらにひき肉にされたり、ワニの口に放り込んだりと
皆、あの手この手で、テレビとりもちで引きずり出したぽてまよを殺害していた。
コメント欄には、「くそまよざまぁwww」ほかには「GJ!」「よくやった!」という賞賛の声も多かった。
少年は、この生物が嫌われる理由が知りたくなり、アニメ本編の動画を買って観始めた。
3巻まで見終えたとき、少年には言い知れぬ怒りが湧き上がった。
「何で嫌いな奴の弁当バクバク食えるんだ?シャーシャー威嚇するくせに・・・。」
「桐原に対する態度はなんだ?アレが主人の友人に対する態度か?」
「人から物貰ったら礼ぐらい言えや」
極めつけは、「飼い主を所有物扱いなんて・・・!」
少年は物置からテレビとりもちを引っ張り出してきた。
ぐちゅ子の前にぽてまよを血祭りに上げないと気がすまない、少年はそう思った。


348116:2011/11/08(火) 21:00:16.08 ID:ddl3DpTV0
×四台のバイク
○五台のバイク
に訂正します。もうしわけございません。

今猛烈にテレビとりもちが欲しいです。
349名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 21:03:53.59 ID:FkvqFUlO0
参ったな・・・116の御大がお出ましなら、
ぐちゅ虐待をグダグダ続けてもしょうがないか・・・
350名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 21:07:33.23 ID:j4A/MpuY0
116さん乙です!
>>349
そんな事無いです
是非続けてください!
351名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/08(火) 21:31:42.01 ID:0Es10Dgz0
>>349
全然しょうがなく無い!
もっともっと!!
352116:2011/11/09(水) 20:01:31.99 ID:PlBgr7ww0
>>349
どんどん書いて!
俺はあなたの邪魔をするつもりはないし、あなたの責めをもっと見たい!
353名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 00:03:50.72 ID:mQYs1rji0
          ./\       , -=''''''ー
         /:::::::::\ _,,、,  ././   _     _
          l:::::::::::::/  ヽ,l /、.-'''~`ヽ, -::':':'~::::::l
         l::::::::/     `'''~     ヽ:::::::::::::::::l
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        ,,-l/  ,,.+'+./'l /'l,-l'、.,l_    'l;::::::::/
       , -',-/   / レ'  l./ `,l `、lヽ   l;::::/i
     /'~/,/ l .//''_`  '  ー_''ー 、l '、   'l/| l
       /-/l! ハ i' i'`!    ト r! ' l i.、l    l:| ヽ.
        '-.'i,iヽ ! ゞ' ,     `''´,,, ノ./    l/ N
           .| 7"         u /     イ j!___}
          レ'iゝ、   ⊂つ    ,/ / ././
            ! ! i>-――-、  |-/.,//
         _,一'´ ̄::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:ヽレ'~
        /::.::.::.::::.::.::.::.::.::.::.::./.::.⌒Y:::}⌒ヽ,
         {.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::{::.::.::.::ノ.:ム゙^、ミ}
        ヾ.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::..::.::.::.::ノ.:/`´'/「
         \.::.:;∠::_::.:\.::.::.::.: ノ  /リ
           (     ̄ ̄ ̄ ̄   / /
      _,..:::-―‐(`ー--一ァ──r-イこ」
    /::.::.::.::.::.::./`ーx_,ノ::.::.::.::.:j.::ハヽ_〉ーz―-、__
   /::.::.::.::.::.::.::./::.::.::.::.{::.::.::.::.::/::.:,'::.::.::.::.} Y        ̄`ー- 、
  ,/::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::./::.:/::.::.::.::.::|ヾ_゙xヘ;:::::......   .....:;:::::〉
  |::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::{::./::.::.::.::.::./  \ `ー-、-‐=ニ二/
  〈::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.::.:/::.::.::.::.:∠.____)ー‐一' ̄ ̄
   `ー-==ニニ=====-一'⌒ー‐'′
354名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/10(木) 21:57:50.12 ID:zDm0fHkKP
>>353
           , -=≠=- 、
          /         ヽ,
               /^ヽ、__i}_/ヽ,
       f三≧x、_,ィ7 : : : : : \レ' : : ヽ_,x≦三}          
      ',::::::::::::::::::7: : :/^\: : : /^ヽ ヘ::::::::::::j
        ヽ::::::::::::/: : :/ : : : : : : : : : : : :Vハ:::::/      -‐''´'´
         〉,.:.:.:/: : :/ : : : : : : : : : : -─- ,__-‐'''´-‐'''-‐''´
      /: : ∨: : /: :/_-γ--''´ ̄   / /
      ,/: : : / : : {; イ弋       / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}        l l |  |    ',
    〃:/〈 : : : :    "}|        l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、:|         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
    /^≧x、__>:f⌒{_\丶、__ ../ ̄>-'⌒ー‐r;┬' ∠ミーニ=
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   } ほにぃ・・・
         (>、     `⌒´   ,/^)
           `ー一l゙:.:.'ヽ、___ ..ノー'
355名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 07:50:46.86 ID:9wonSkEu0
AAよりSSを希望
356名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 20:19:44.52 ID:Sx2PkTek0
ぐちゅ虐待の書き手です
>>350>>351
ありがとうございます
>>352
116さん、光栄です
>>349では誤解させるような書き方をしまいすみません
今続きを考えてるのですが、自分も嫌になる位辛気臭くて
だらだら長くなりそうで、スレの容量も食いそうです
折角116さんがスピーディで痛快なSSを発表されるのなら
そちらを優先して、自分の方はしばらく(或いはずっと)
様子見にしてもいいと思いますがどうでしょう
357116:2011/11/11(金) 21:34:37.80 ID:eCe8wQZg0
>>356
私はあえて空気を読まずにぽてまよを虐待し続ける所存です。
私如きに気を使うことはありません。
どうかいい意味で大暴れしてください!


それでは皆さん、ご唱和ください。
いくぞー! 1 2 3 ぼにぃぃぃぃぃ!!
358名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/11(金) 21:58:58.36 ID:Za9h1QvZ0
なんかこのスレも変わっちゃったね
元はと言えば虐待AAがきっかけで始まったのに>>355みたいなこと言ったりする人がいるし

>>353が湧いてきたから>>354はそれを攻撃するこのスレのお約束なのに
それにやたら馴れ合いっぽくなってきてね?なんか違うと思うよ?
359116:2011/11/11(金) 22:22:21.81 ID:eCe8wQZg0
少年はぽてまよをテレビとりもちで引きすりだした。
ちょうど登場人物の一人である、夏みかんから卵そぼろおにぎりを奪って貪っているところだった。
ぽてまよは、異次元に引きずり出されたとも知らず、卵そぼろおにぎりに夢中だった。
おにぎりを食べ終えて、みかんの弁当から次の料理を奪おうとしたところで、ようやく異次元に引きずりだされたことに気がついた。
見渡すとそこは見慣れた教室ではなく、誰かの私室で、素直の部屋でもなかった。
「ほ、ほぇほー?」ぽてまよは呆けた顔できょろきょろしだした。
すると、少年のおやつであるドラ焼きをぽてまよは見つけた。
「ほにぃ〜!」知覚しうるすべての食品を自分の物と思っているぽてまよは、ドラ焼きにかぶりついた。
「ほにほにほにほに・・・・はぅ〜」うまそうにドラ焼きを喰らうぽてまよ。
少年は、ドラ焼きの友である熱い日本茶をすすりながらその様を観察する。
そして、急須から二杯目の日本茶を注ぐと、ぽてまよの頭にぶちまけた。
「あにゃあ!!」ぽてまよは熱い日本茶を浴びて頭を押さえてバタバタと暴れている。
「何勝手に人のおやつ食っているんだ!この野郎!!」ドラ焼きを食われたことは本気で怒っているわけではないが、
無断で人のものを食うあつかましさに腹が立った。
「俺は、みかんちゃんほど寛容ではないぞ?」少年はぽてまよを睨み付けた。
みかんと聞いて、律儀に目を三角にして「しゃー!!」と威嚇音を立てるぽてまよに、
少年は拳で応えた。
「にゃべぇっ!!」ぽてまよの頬に少年の一撃がきれいに入って、ぽてまよは口の中を切って血を流した。
「お前は、人から物を貰ったらなんと言うか知っているか?」少年はぽてまよに聞いた。
ぽてまよは、足りない頭をフル稼働させてしばらく考えて、ようやく出た答えが「うにゃい!」だった。
「誰が味の感想を言えと言った!?」少年はこの生き物の頭に、コンパスの針を突き立てた。
「ぼにぃぃぃぃぃ!!!」ぽてまよの絶叫がこだまする。
「いいか、物を貰ったらありがとうだ。素直君に習わなかったか?言ってみろ、ほらぁ!」
ぽてまよは舌足らずな発音で、「あにゃにょ、にょう・・・。」と答えた
「感謝の念がたりねぇなぁ!!てめぇにはお仕置きだ!」そう言うと、色鉛筆などを削る小さな鉛筆削りを机から取り出した。
「ちっちゃくてかわいい手だなぁ・・・。」そういうとぽてまよの中指を鉛筆削りに突っ込んでグリグリと回し始めた。
「ぼびぃぃぃぃ!!!」ぽてまよの指の皮と肉が鰹節のように剥け、鮮血が流れ出た。
ぽてまよの削られた中指から、白骨があらわとなった。
360116:2011/11/11(金) 22:27:37.84 ID:eCe8wQZg0
>>358
こまけぇこたぁいいんだよ!!
361名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/12(土) 22:02:13.59 ID:fqAwWO850
>>358
馴れ合いというより、ただ単にSSを沢山読みたいだけなのです。
でも最初の頃は、たしかにAAも楽しんでいたかな・・・

個人的には、ぽてまよ虐待関連スレを見つけたのって去年の始め頃だったから
過去ログ漁ってSSとAAは大方集められたものの、画像コラは削除されててひとつも見れてないのが残念なの・・・
362名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/19(土) 13:29:33.64 ID:8MZLEuEk0
レス無いな
363名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/20(日) 01:02:25.10 ID:+WamXvCD0
            T'、  ∫  ̄ーィ,,l'´       │
          ___  彳  !       ゙゙ーi.._     |!
         亅 ゙゙゙'=i大宀`, /゙゙`ー-..__  `ー.._  卜..,,__
         |!   彳ヤ彳 ノ/´     ^゙ー-,, ^ー..ノ!, ゙゙'个lュy,,
  ,,..-一――''|l! ,,,,,,上__,,=彡‐  −-n-..----vニ-  `\_ ゙゙''lニョ小-_
ィ'"       |!llレ-っi癶" /宀'''―''^二_ `\       ゙ヘz..,宀ニゝ.゛
^ヽ 、     /一个  _ィ〕_r/’    彳^‖  ゙'+_      \ン-彡
   ^'ヘ..  丿  ,,〃_a/"レ´      ゙宀~~  _ノ゛    .-   `'lノ
      ゙っ゛_ノ'"ル/l!  ___         _,ノ"   _.-'''丿__,  /「
      ノン'!亅 " || l廴下       ヾ宀'''''''フ'´ U'ン _ィレ..___
    ┌'´│||   │ ~~´        _,,..-宀y彡ツ  /_l'ニul=l,,, ゝ
        ||   |!___ 、     _,..-彡-'''" ゙̄ヘノ^ /i!llン └:__j广│
        〕   ̄ニ彳    ┌'^,,−     ,_ィ|l'_ょlン彳  ア" _./^^Y
        !|   _イ´     !.,    __--彡"ノ゙゙゙__ム癶l亡__ノ^]: │
        !廴  `''ヘ__    ヾ_,,nd彡ll三iilhl=宀゙゙’   ゙゙゙゙广 ,ノl_゙ー’
       │|ルyュ__;;ャ三 ̄''ニiニニ广 」-ュ          _ノ^ _r^''"
         ヘレ'"⌒゙゙゙宀ー--上l_  亅‖        __ノ_/’
                       ゙'"〕      _./゙゙ン'´
                         ''"ヽ_r-..ノ"゙ニィlウ
                           `ー''―゙゙´
                              ` 、
                                ^-..,,
                                 └ 、
                                    ゙ヽ,,
                                      \_
                                        ヽ 、
                                          ゙\
                                            ゙'4宀
                                            h'l:ヘ、
                                             1_二,广-、
                                              下"´ _,ノ彡 、
                                               ^lL" ̄   ニla,,
                                                'l,,_....,,,,ニニa/ー、
                                                 弋― ̄  _,ノコ_
                                                  `弋辷a亡 ̄ _ユ_
                                                    ゙'こニ   ゙゙^'う
                                                       ̄ ̄ ̄ ̄
364名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/20(日) 01:03:12.36 ID:+WamXvCD0
     ` 、
       \_
        ゙^: 、                ,,
         `'ヽ              ./ ヽ.
           ゙ヘ、           _ノ    Y
            ゙i)    ___,,,,,,,,,,,,,,_./"     ヘ
             ゙lゝ_,ノ'"´     /       ヽ___
           ,..-‐'l│  ァ'ー-.._ィ’       │~~ニコlェz-....__
ィー-...__      ノ"   ぃ 丿     ̄ー-.._     l  ー--ミliil=´
||    ゙゙ー..____ノン-、_   ゙t!h         ^ー-,,_ │     `゙'彳
U      ^了   `‐-..上             `ーvュ ̄'っ 、__  〕
 l_      丿      ニ,,,,___  --.._,,         ゙'''-二^''弋彳
  '、     !      ィ!フ!   ゙∨   ^゙゙'ー-......      ゙ー`ー彳
  ヽ    丿   _rー-ll_ ̄.ュ-: 丿         `''‐-_,,    ! l゛
   ゙l   ノl  /   `ー-二ニ-‐-´  _..-u==ハ宀 ̄"    l' /_,,
    ュ ノ-ニコヒコココ/一''"´,,..,,,,,,,,_____ニっ   ゙1     l!l/下
   /ア'll!  丿  ,..-  ,.-1  ./"       _ノ  _l|  ノ/ 夕 ll
  /リソ l! ./_-'│,u/''"||_ノ’       ノニ_a宀l!_∠  /jlニ-'"
 /メllil´ |lリ}lワ宀,,ノリ    "       r彡~~  /广│ ,ョl公卜
−」ij!  l!ヘ/   \l! '宀コェェェ_,   ^"    _,,ィll丈lリ夕丿
  ‐ `ー! \  ,,.ニ{勺ニ ̄ ̄ ̄       __..ェ彡ナ弋斗ーfl!_−
     ゝ、 `ー,,_ヘ个弋     _____r'┴ 二_コテ'ンン'´
      ゙゙'-.._,''−'ー/水ィョコョfllEi三斗エ斗― ̄ _ョ=i゙゙´
         ^゙''ヘニllユニuェl彡レ弋二´___ _,−-/´
            ^ヾ!        ~~゙゙  ゙゙
365名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/20(日) 17:14:32.74 ID:mK70AV/60
すっかり興ざめだな
366名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/21(月) 23:03:59.73 ID:pVdQSMdU0
>>363-364
水ヨーヨーのシーンはけっこう好きだな
直前までウザいドヤ顔してたくそまよが情けない声出しながらヨーヨーにボコられる姿は爽快だった
367名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/22(火) 11:24:27.01 ID:aL1Opn4S0
獣耳とか不思議生物とか好きだから期待してたけど
蓋を開けてみればただの痴呆お漏らしクソガキ介護アニメだったな
368名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/23(水) 00:20:36.52 ID:5/UHIL6p0
ほのぼの系かと思いきやガチガチの変態アニメだったという…
まぁ、変態アニメとしては好きなんだけど

ただ、やっぱりくそまよに台無しにされた感は否めないね
馬鹿でもトラブルメーカーでもいいけど飼い主にガチで欲情してるビッチ獣という実態はキモかった
確かに変態だらけのアニメではあるけどお子様気取ったキャラに求められる要素じゃねーよ、あれ
369名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/23(水) 17:34:09.16 ID:8L5E+BgF0
ほんとにねぇ。
見た目がかわいいのに何であんなキャラにしたんだか。
成長していくにつれて、だんだん素直のことを意識していくような展開だったら
かわいげもあったろうに。
みかんに激しく嫉妬して牙むいて、あげくにエロおもらしじゃなんのかわいげもない。
370名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/25(金) 19:57:42.75 ID:29JVcTVg0
エロおもらしはねぇ…
それまではまだ子供特有の独占欲と見ることもできたけど、
よりにもよってくそまよのお子ちゃまアピールがくどかった風邪回で
初エロおもらしをやらかしたのはマズかったね

まぁ、見かけ子供のキャラが発情してもらすって時点で倫理的に問題だけど
やらかしたタイミングが悪すぎて不快感が倍増した
371名無しさん@お腹いっぱい。:2011/11/25(金) 21:20:28.62 ID:JG8dssWa0
過去スレで「女ヤンキーみたいな髪」って言ってた人がいたけど、本当にそれっぽいなw
ピンク一色でいいのに何故中途半端に他の色を混ぜるのか
372名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 01:18:29.31 ID:7HbgGSqq0
         ___________
       r厂 : : : : : : : : : =====<二二`
      @: : : : : : : : : : : : : : : :===x: : : :\
      @: : : :,r====x: : : : : : : : : : :\ : :/
        _」 : : 〃 !!!!!!!!!ヽ: : : : : : : : : : :}/
     /: : : : |    ___ |:_: :\: :\: ://
    @: : : : : :|   @  }│「fr=rx:_:_V/   ぐぅはっ  あ゛うぅ・・・
    @: : : : : :|  入__ノ ノ :| |{ {iiiiiiii \   ゙';・' ::゙';・'
    @: : : : : :| >===彳7 |   「iiii」   ヽ・;::゙';・'″′
    E: : : : : \ 〈 〈/ @!!!!!!!!!!!!!!!  ノ:'゙';・;:____
     Y: : : : : : :`777 | : C7rfイ厶∠ィ:;:',.        l──────‐┐  ______
      7:@: : : :/:/:/:/ : | :@   r'⌒フ了;.         l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
.     /: :@: : :/:/:/:/ : : | : Cx 、`^く く______,' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         ______
    /: : :@: :/:厶ィ7.: : :│:h ∧「\〔 ̄'.',・;: :',・'゙'
  /: :〃@:/:/  /: : : : :| : W    @  ,・'゙';・;;:
_/ : : 〃: :CV  /: : : : : :| :h      }   '゙';・; '゙';・;
: : : : f⌒ヽ〃亅 / : : : : : 亅:亅   x<
373名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 20:35:33.82 ID:lcnh2s0R0
ぽてまよって、AAのしぃと同じだよね
自分の好きな人を独占しようとする、気に入らない奴には暴力、「人の物は自分の物」というジャイアン思想
本当に害獣だな
374名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/09(金) 21:42:49.37 ID:9OwqtcJ00
この世のどんなモノにでも、多少の差こそあれ醜い部分はあると思う
男にも女にも、大人にも子供にも、人間にも獣にも。
くそまよは女と子供と獣の醜い部分を凝縮したようなキャラだと思う
375名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/15(木) 22:00:05.59 ID:4c1ZRbxIP
日召 禾口
376名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/17(土) 12:34:50.82 ID:8XL2q/Mg0
>女と子供と獣の醜い部分を凝縮したようなキャラ
属性を詰め込みすぎるとダメって典型だよな
純真無垢な子供のように振舞わせても汚らしいメスの本性で台無しになり、
恋する女の子っぽい描写を入れてもションベン臭いガキの醜態で台無しになり、
かわいらしいペットキャラのように扱っても人間気取りの傲慢さの前では無意味となり、
人間扱いしようとすると発情・コドモと獣の一面で帳消しにされる
と、なにやっても別の属性に邪魔されてキャラが破綻してしまってる
377名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/18(日) 21:59:40.47 ID:JEb+rsIJ0
登場人物全員がクズなアニメは珍しい
378名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/24(土) 09:34:49.02 ID:pp0N1YSs0
>>376
ここを嫌うかで安置と分かれそうだな
379名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 12:44:05.43 ID:nVrkXSZEO
何年も前に終了してるアニメでもアンチっているのな
380名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 15:37:17.97 ID:WrN2hsr20
それだけ許しがたいゴミ生物、それがくそまよ
381名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/26(月) 20:27:27.07 ID:1Vlr0yNp0
その割には過疎ってますけどw
382名無しさん@お腹いっぱい。:2011/12/27(火) 14:52:31.47 ID:88cdON43O
年末は仕方ないさ
383116:2012/01/04(水) 11:39:57.46 ID:8dvk4aWW0
あけましておめでとうございます。
384名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 14:09:46.99 ID:ic6lt7vl0
おめでとうございます。
385名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/04(水) 15:30:42.72 ID:bQ0qD9jn0
            〃 ̄ ̄ ̄ \
         {{          ヽ
      ___\   へ   __||_,へ  /:\
        |.:.:.:.:.:.:.: ̄/   `y    ヽ`く.:.:.:.:V
.      V.:.:.:.:.:.:./    r┴、^e^/\\.:.:.|
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      ,/: : : / : : {; イ弋          / // /   `
    ,イ:/ //: : : : :/  "}          l l |  |    ',  謹賀失禁年
    〃:/〈 : : : : 〈  "}|"         l   | 丶
      `ヽ、\: : : ヽ、/         ,. -'´  \'
       `⌒{≧x、f )      /   :∠ミーニ丶、 |`! !' ,/
          V.:人し┬‐r``‐'.:.:.:r'レ⌒l
           >:| `ー1 ト、.:.:.:.:.:ノ L_ノ
            /.人   `ー' `ー'´ ノ ジョー
           ̄ ̄ ̄( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄⊃
              ⊂_        ̄⊃
               ⊂_      ._⊃
                 ⊂__⊃
386116:2012/01/07(土) 19:49:59.07 ID:EEOQPBb00
少年は、白骨があらわとなった中指を見て、「コレじゃ使い物にならんな。」
そう言うと台所から出刃包丁を持ってきた。
包丁の白光を見て、ようやくバカなぽてまよでも自分の命の危機を悟り、「ぼにぃぃ!すにゃ、すにゃ、おおお!!」と
青洟やら、涙やら、よだれやらを垂れ流し、恐怖に歪んだ顔で部屋中を逃げ回った。
「いにゃぁぁぁ!!にゃめにぇぇぇ!!」ぽてまよの悲鳴は異次元の飼い主には届かず、ただただ虚空に響き渡るのみだった。
少年の足にじっとりと濡れた感触があった。
見れば目の前の腹立たしい獣の股間から尿が流れ出ていた。
ビビリションと言うやつだ。
「てっめぇ!」少年はぽてまよを捕まえようと包丁片手にぽてまよを追い回す。
どんな顔をしているかは少年は気付気付く由もないが、包丁片手にこの顔なら大人でも逃げ出すような形相だった。
「びにゃあああ!!にゅにゅしにぇ!!」ぽてまよは恐怖のあまり、体中から出しうる水分をすべて垂れ流して
走り回り、若者の健脚をもってしてもぽてまよをなかなか捕らえられない。
「この野郎ちょこまかと!!」まるで悪役のようなセリフを吐いてぜいぜいと肩で息をする少年。
「びゃあああ!!」逃げ惑うぽてまよの尻からブピィと珍妙な音が漏れて、かぼちゃパンツがこんもりと盛り上がると、
鼻を突く異臭が少年の鼻腔と怒りの感情を刺激した。
糞をボトボト撒き散らしながら逃げ回ったが、ついに自分の糞を踏みつけ、それに滑って別の糞に顔から突っ込んだ。
そして、ついに少年がぽてまよを捕らえて、「この野郎!!俺の部屋を糞まみれにしてくれたな!!」
ぽてまよを怒鳴りつけると、ぶよぶよした腕を押さえつけて、白刃をぽてまよの中指にふりおろした。

387名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/07(土) 20:33:47.76 ID:H8wcL+6L0
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)
388116:2012/01/08(日) 11:41:20.47 ID:GK/UEww70
少年の振り下ろした出刃包丁は、中指はおろか親指以外の指を骨ごと叩き切った。
「ぼにぃぃぃぃぃ!!あにゃあ!!」血を噴出す手を押さえてぽてまよはのた打ち回った。
「大人しくしていれば中指だけで済んだものを・・・。」少年は目の前の腹立たしい獣を見下げて言った。
少年は、この獣を痛めつけることで十分楽しんだが、代償も払わねばならない。
部屋の大掃除である。
「随分汚してくれたな。」そういうと洗剤やらバケツやらを持ってきて掃除をはじめた。
掃除をしながら腹立ち紛れにのた打ち回るぽてまよを踏みつけた。
掃除が終わる頃、丁度食事の時間となった。
「昇、ごはんだよ〜」母が一回の台所から食事の支度ができたことを少年に告げた。
すると、痛みでのた打ち回っていたはずのぽてまよが、「ぴゃっ!ほにぃ〜」と鳴いて
喜色満面で母の声のする台所に向かおうと立ち上がって、きゅぽきゅぽとふざけた足音を立てて小走りで駆け出した。
そのぽてまよを少年は無言で蹴り倒した。
「ぶにゃあっ!」前のめりに倒れこむと次には「すんすん・・・」と泣き出した。
「誰がお前に飯を食わせると言った?」
飯が食えないと解ったぽてまよは、すんすんと言う泣き声が次第に大きくなり、「ぶにゃああ!!びぇ〜!!」と
大声で泣き出した。
「うるさくてかなわんな・・・」そう言うとぽてまよの口をガムテープでふさいで一階に向かった。
一階に着くと母に、「なんだか変な鳴き声が聞こえたけどどうしたの?」と言われ、
少年は、「野良猫が迷い込んだ」と母に説明した。
「ずいぶん変な鳴き声の猫ねぇ〜」少年の説明に母は納得した。

少年は食事を済ませると、自分の部屋に戻った。
するとぽてまよが手を気にしつつ、先程の齧りかけのドラ焼きをむさぼっていた。
少年に気付くと、「ぴゃっ!」と驚きの声を上げてドラ焼きを抱えてクッションを頭からかぶって
部屋の隅で小さくなった。
隠れているつもりのようだ。
少年はクッションの上から五、六回ふみつけると、ぽてまよは珍妙な鳴き声をあげると
クッションの下でぐったりとなった。
「死んだのか?」少年はさして気にする様子もなく、宿題を済ませ、ゲーム機で遊び始めた。
389名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 02:38:15.88 ID:1iXyoaGz0
ああああイライラするww放置プレイも結構だがもっと激しく虐待してくれw
390名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/09(月) 02:40:00.24 ID:1iXyoaGz0
連レスすまんが念のため
389はくそまよのイラつきポイントを実に的確に表現していることに対する褒め言葉と受け取られたい
391116:2012/01/09(月) 15:00:19.59 ID:6jL8UXxR0
少年は、ゲームに飽きると気絶したぽてまよを放置して一階の浴室で風呂に浸かり、その後就寝した。
眠っていると夜中に「ひっえぐえぐ、すにゃお〜」という腹立たしい泣き声で目を覚ました。
「なんだ、生きてやがったのか」少年はぽてまよの髪の毛を掴み上げた。
「あにゃっ!ににゃあ〜!!」ぽてまよは泣きべそをかいている。
観れば手の出血はすっかり止まっていた。
「こいつはすごい回復力だな・・・。」少年は驚嘆した。
少年はぽてまよの顔面を力任せに床に叩きつけた。
「ぶべぇ!にょぼお!!」叩きつけるたびにイラつく声で悲鳴を上げる。
少年は趣味の釣りで使う太目の釣り糸と針を持ってきた。
それをぽてまよの鼻の穴に引っ掛けた。
「ぼにぃぃぃ!!」ぽてまよが喚き散らしたので首を絞めた。
「何時だと思っているんだ?今度喚いたらぶっ殺すぞ・・・。」
少年がぽてまよにささやくと、「ほ、ほひ・・・!!」とぽてまよは目を丸くしておびえだした。
部屋にはロープが張ってあり、普段は靴下などの洗濯物を干したりするのに使っているが、
この日は洗濯物ではなく、釣り針をひっかけられたぽてまよが吊るされた。
「ほ、ほにぃぃ!!ふがっ!」吊るされたぽてまよが手足をバタつかせて宙でもがいている。
「夜中に騒いだ罰だ。」少年が冷酷に言い放つ。
少年は先程のバケツを吊るしたぽてまよの下に置き、釣り針をぽてまよの唇にひっかけた。
「ぼにぃぃ!!」
「騒ぐなって言ったろうが!!」少年はぽてまよの首を絞めて絞め落した。
ぽてまよは口を菱形にして泡をふいて気を失った。
バケツに水が落ちる音がした。
ぽてまよは、また小便を垂れ流していた。
「こんなに漏らしてよく脱水症状にならないもんだ。」
少年はつぶやくと、そのまま床に着いた。
392116:2012/01/09(月) 22:50:01.28 ID:6jL8UXxR0
少年が目を覚ますと、ぽてまよは相変わらず吊るされた状態で手足をバタつかせていた。
「あにゃあ〜!にゃすにぇにぇ!!」ぽてまよが助けを求めるが、少年は、
「朝からうるせぇ!」そう言って裏拳を食らわせた。
「ぶべぇっ!」悲鳴を上げると、「ににゃ〜!!ぶぁあ〜!!」ハナやら涙やらを洪水のように垂れ流して泣き喚いた。
「朝からうるせぇな・・・メシ食わせてやるからまってろや。」少年が言うと、
「きゃっ!ほびぃ〜♪」吊るされながら飯が食えると喜んでいる。
バカな生き物だ。
少年はキッチンで昨晩食べた魚の骨やら大根菜っ葉やらを残り物の冷や飯に乗せ、ぽてまよに持ってきた。
少年は釣り針をはずして降ろしてやったが、食事に手を付けようとはしない。
食事の内容に明らかに不服そうである。
「にょ、にぇにゃ、にょーにゅふにょ、にょはん、にゃー!!」ぽてまよはコレは動物のご飯だと言っている。
「ああん?」少年が凄むとぽてまよは耳をしおれさせて「ほぬ〜・・・」と鳴いた。
「なんだ気に入らんか、いっちょ前に人間様のつもりでいやがるのか!」
少年が怒鳴りつけると「ぴゃっ!!」と鳴いてクッションを頭からかぶって部屋の隅で丸まった。
「テメーは飯抜き・・・いや、気に入らないなら別の物を用意してやる。ちょっと待ってろ。」
ぽてまよは喜色満面ではしゃいでいる。どんなに虐待しても、飯を与えれば誰にでも懐く。
とことんバカな生き物である。

「メシもって来たぞ。」そう言うとタッパーと古びた茶碗にいれたスープらしきもの
ぽてまよの前にドンと置いた。
「にゃあ〜」目を輝かせてタッパーを開けると何やらうごめいていた。
「ほにー!!みみにゅ、にゃー!」それは釣りえさのミミズであった。
糞尿で汚れた衣服を脱がされたぽてまよがビビリ小便を垂れ流した。
少年はぽてまよの首根っこを捕まえて「さあ、残さず食えよ!」そういってゴミ箱から拾った割り箸で
ミミズをつまんで、昨日掃除した時の汚水につけるとぽてまよの口に突っ込んだ。

393116:2012/01/12(木) 18:12:25.83 ID:/XP9t13D0
「さぁ遠慮なく食えや、特製ミミズ麺だ!」少年はミミズをぽてまよの漏らした尿を
絡ませるようにミミズを小便にくぐらせた。
「うんごぉ!もがっ!」次々とミミズが口に放り込まれ、ぽてまよの口内でみみずが踊りまわってる。
ぽてまよは涙目になって、「ににゃあー!!にゅ、にゅにゅしにぇ!」と泣き叫んだ。
「いにゃあああ!!」口からヨダレやらミミズやらを吐き出して泣き叫び、目も当てられない有様だ。
「動物の分際で人間様の真似事をするからだ。わかったか?虫けらが・・・。」
少年がぽてまよの腹に蹴りを入れると「うげぇっ」と言ってぽてまよはひっくり返った。
少年は台所に行き自分の朝食を食べ始めた。
母親から、「昨日の夜中にまた変な声が聞こえたけどどうしたの?」と聞かれ、
「変な猫がまた夜中に騒ぎやがったんだよ。」と答えた。
「迷惑ねぇ。どこの家の猫かしら。」母は言った。
まぁ、言えば森山さんちのバカ猫なのだが。
少年は朝食を終え自分の部屋に戻ってきた。
するとぽてまよは「動物のご飯」と言ってさげずんだ、残飯を手づかみでむさぼっていた。
背に腹は変えられぬと見えて、残飯を口に詰め込むぽてまよ。
「うまいか?」少年が聞くと、「ぴゃっ」と言って口を菱形にした。
「今まで素直君のところで散々贅沢していたのになぁ。」少年が言うと、
「ほに・・・しゅにゃ、しゅにゃ、おおおお!!!びぇぇぇ!!」ぽてまよが泣き喚いた。
「うるせぇ!」少年はぽてまよの頭を殴りつけた。
少年はカバンに教材やら宿題やら、手早く詰め込んで登校の準備をはじめた。
「ほにゃあ!!」ぽてまよが何を思ったのか少年の頭に乗ってきた。
「何しやがる!!」少年は力任せにぽてまよを壁になげつけた。
ぽてまよは脳天から壁に直撃し、頭に大きなタンコブをこしらえた。
「人間様の頭に乗ってご出勤か?そんな殿様みたいな生活は俺はさせねぇぞ!」
少年はぽてまよを置いて行こうとしたが、ぽてまよがほにほにと騒ぎ出した。
このまま置いて行っても、自室が小便まみれの糞まみれになることは必定であった。
「まぁいい、お前を学校に連れて行く。」少年はぽてまよに告げた。
「ほにぃ〜」ぽてまよはまた少年の頭に乗りかかった。
「ふざけんじゃねぇ!」少年はぽてまよを叩きつけた。
ぽてまよが、「ほにほにぇ、ほほー・・・」と何やら訴えた。
「ああん!?学校は頭に乗っていくもんだとぉ!?てめぇはあつかましいんだよ!」
いつしか少年は、ぽてまよの言葉を理解していた。
「テメェの足で歩いて行けや、くそまよが・・・。」
少年はぽてまよの頭に握りこぶしを振り下ろした。
394116:2012/01/14(土) 11:42:23.70 ID:ZeqWxo/g0
少年は、ぽてまよの首にビニール紐を巻きつけてぐいぐいと引っぱった。
「ぐぇっ、うぐう!」紐がぽてまよの首を締め付け、引っぱるたびにおかしな声をぽてまよは上げる。
「行ってきまーす。」少年は母に告げると母は、「はい、行ってらっしゃい。」
茶の間で掃除しながら返答する。
玄関を出て、いつもの通学路をぽてまよを引廻しながら少年が歩いていると、
件のぽてまよのことを教えた友人と出くわした。
「おはよう昇。おお、くそまよじゃん!お前もこいつの魅力に取り付かれたか!」
こいつの魅力とは、痛めつけて珍妙な悲鳴を上げさせることだ。
「ああ。夜中に騒いだから・・・・」少年は夜中の虐待プレイを友人に聞かせた。
「ふふふ・・・。まだまだ甘いな。」友人は言った。
友人と話しながら歩いていると、ぽてまよがピタリと歩みを止めた。
「ほ、ほひ・・・!!」なにやらぷるぷると震えだした。
「ほに、ほにほにほに・・・!!」少年に何か訴えた。
「ああん?トイレだと!?」少年は面倒そうに答えると、近くの草むらを指差した。
「あそこでしてこいや。」少年はぽてまよに言った。
「ほに、ほほに、ほほー!!」あそこはトイレではない、草むらだと言っている。
ぽてまよは、トイレに連れて行って欲しいと少年に訴えた。
「まだ自分を人間様だと思っていやがるのか!」少年がぽてまよを怒鳴りつけた。
そうこうしているうちにぽてまよは我慢できなくなったのか、尻から珍妙な音を奏ではじめた。
「ああっ!」少年は急いで草むらに引っぱろうとしたが、ときすでに遅し。
ぷりっ、びぴぃっ
ぽてまよの尻から極太の1本糞を肛門からひりだした。
道の真ん中にぽてまよの1本糞が堂々と鎮座している。
「あーあ、どうすんだよこれ!」少年はぽてまよを蹴り飛ばした。
「にゃべぇっ!」ぽてまよは1本糞に顔から突っ込んだ。
少年は冷酷な笑みをうかべて、ぽてまよに言う。
「いい事思いついた。お前、この糞始末しろ。」
「ほに、ほにほに!!」少年がトイレに連れて行かないのが悪い。だからあんたが始末しろ。
そんな自分勝手なことをほざいていると、少年のけりが再びぽてまよを襲った。
「なめたこと言ってんじゃねぇ!」少年がすごむと、頭を抱えて電柱の影に隠れた。
それをぐいっと紐を引っぱって引き寄せると、歩てまよに告げた。
「食え。」
「ほにっ?」
「糞くえっつってんだよ!」そう言うとぽてまよの顔を糞に押し付けた。
「きれいに食うまでゆるさねぇぞ!」
「ほにほに、ほほー!!」糞は食い物じゃないと言うぽてまよに、少年は刃物を突きつけた。
「お前、言うことを聞かないとまた・・・。」ぽてまよを脅した。
刃物と言ってもおもちゃのナイフなのだが、バカなぽてまよにはわからない。
「ほに・・・・」ぽてまよは脅しに屈して自分の糞を食べ始めた。
「うげぇ!」ぽてまよは目を涙目にして糞を手づかみで食べる。
見れば昨日切り落としたはずの指がきれいに生え揃っている。
「残さずきれいに食えよ、また指を切り落とされたくないのなら・・・な。」
少年の言にぽてまよは戦慄した。
395116:2012/01/26(木) 19:49:04.07 ID:AXmG32la0
「ふごっ、もがっ!」ぽてまよは一心不乱に自分の糞を貪っている。
そんな中、一人の女子生徒が少年に声をかけた。
「おはよう昇〜あれ、その子は・・・?」クラスメイトの金城さんだ。
金城は長く伸びた髪をなびかせて、少年とぽてまよに近づいた。
長い髪の毛からふわりとシャンプーの香りが香ってきた。
「ああ、これ?これはくそまよだよ。」昇の友人である伊部が彼女に答えた。
「かわいいー。これかわいいね!」そういうとぽてまよを抱き上げようとしたが、
「くさっ!何コレ?」きれいな顔立ちの彼女の顔が悪臭で歪んだ。
「さっきから自分の糞食ってんのさ。よほど腹が減ってんだろ。朝飯食ったのに。」
昇はぽてまよを蹴り飛ばすと、ずるずると引きずっていった。
「金城、遅れるぞ。」昇は彼女にそう告げた。
ぽてまよは学校が大好きだ。
ぽてまよの世界の人間は、何をしても怒らない。
文化祭の看板を汚しても、小便を漏らしても、ゲロを吐いても怒らない。
むしろちやほやと世話を焼き、エサを運んでくる。
学校に行けば甘いお菓子と、購買部のおいしいパンが待っているはずだった。
昇と金城と伊部の三人は学校に到着した。
「ほにゃあ!」喜び勇んで学校に入ろうとするぽてまよを、昇はぐいっと引っ張った。
引っぱられた反動でぽてまよは後ろにひっくり返った。
「だれが教室になんか連れて行くか。おめぇは外で待ってろ。」
そう言うと校庭の木にぽてまよの首にかかった紐を縛りつけた。
396名無しさん@お腹いっぱい。:2012/01/26(木) 20:07:29.82 ID:Yioj0SI/0
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397116:2012/01/27(金) 19:46:43.92 ID:/1cjeR5u0
「ほにーっ!ほにーっ!」ぽてまよは、自分も連れて行けと喚き散らした。
校舎の中に入れば、主に女の子がちやほやしてくれるはずだと思い込んでいる。
香ばしいビスケット、果物をふんだんに使ったジュース、手作りのトリュフが
ぽてまよを待っているはずだった。
「誰がおめぇ見たいな糞食いを中に入れるか!」昇はぽてまよにげんこつを食らわせる。
「まぁ、昼休みにみんなで遊びに来てやる。」昇がそう言うと、ぽてまよがぱぁっと笑顔になった。
「ほにぃ!ちょ、ちょ、にゅっきー!!」相変わらず食い物のことしか頭にない。
昼休みになればそれらを味わえると勝手に思い込むぽてまよであった。

「あーつまんね。」札付きの不良生徒である水戸が、授業をサボっていつもの木の下で惰眠をむさぼろうと
木の下に行くと奇妙な先客がそこにいた。
「おごっ!うごっ!」自分の首の紐がぐるぐる巻きになっている。
ぽてまよは退屈しのぎに、飛んでいたモンシロチョウを追い回すうち、自分の首に紐が絡まってしまったのだ。
「どうすりゃこうなるんだ?」水戸はつぶやくともがき苦しんでいる怪生物を蹴り飛ばした。
「ほれ、ほれ」サッカーのドリブルのようにぽてまよを蹴り進む。
「ぶべっ!ぼにゃ!」蹴られるたびに珍妙な声を上げるぽてまよを見て、水戸の心になにかが燃え上がった。
「なんていう生きモンだろうか・・・まぁ、いいか。おもしろいし。」
森山素直は、まぁいいかと言ってぽてまよをかわいがったが、この不良少年は、まぁいいかと言ってぽてまよを蹴り飛ばした。
398116:2012/01/27(金) 20:15:41.82 ID:/1cjeR5u0
蹴り飛ばされているうちに、ぽてまよの首に絡まったヒモは解けたが、
水戸のドリブルは止まらない。
水戸には、つま先に感じるぷよぷよとした感触が心地よく感じられた。
「そりゃあ!」水戸の強烈なシュートが炸裂し、ぽてまよは脳天から木にぶつかった。
「ぼにぃ!」ぽてまよが大きなタンコブを作って地面に墜落した。
水戸はいい退屈しのぎができたと喜んだ。
「ほ、ほひぃっ!」ぽてまよは逃げ出そうと走り出すが、そのたびにグイッとヒモに引き戻されて
後ろにひっくり返った。
「逃げないで一緒に遊ぼうよ〜」不気味な笑みを浮かべて水戸が近寄る。
「ほにぇ〜っ!!すにゃ、お、すにゃ、すにゃおぉぉぉぉ!!」ぽてまよの顔は
恐怖で歪み、毎度の事ながら鼻水やら涙やらを垂れ流して、かつての「教室のアイドル」の面影はない。
「ほひっ、ほひっ!」走って逃げているつもりなのだろうが、紐につながれているので同じところをグルグルと
回っているだけだ。
そのうち、ぽてまよの尻から珍妙な放屁が聞こえると、ブリブリと糞が漏れ出した。
「ほう、尻味噌か。ビビって糞漏らしながら逃げるって徳川家康みてぇだな。」
グルグルと木の周りを糞を漏らしながら走り回るぽてまよを見て水戸は笑った。
「あははは!!超おもしれぇ!!」こんなに笑ったのはいつ以来だろうか。
ぽてまよは自分の糞に足をとられて転ぶまで走り続けた。
「ようし、お前とたっぷり遊んでやる!」水戸はそう言うとどこかに意気揚々と
出かけていった。
399116:2012/01/27(金) 21:00:15.33 ID:/1cjeR5u0
数分後、水戸が買い物袋と手に何かを持って帰ってきた。
水戸の手にはお湯を注いだカップ焼きそばがあった。
「ほにっ!にゃ〜♪」バカなぽてまよは自分のために水戸が買ってきたと思い込んでいる。
「おう、ちゃんとおめぇに分けてやるよ。」水戸が言った。
「カップ焼きそばのお湯を分けてやる。」
「ほにっ?」
そう言うとカップ焼きそばのお湯をぽてまよの頭にぶちまけた。
「ぼにぃぃぃぃ!!!!」頭から熱湯浴びせられてぽてまよが悲鳴を上げる。
「糞まみれの体もきれいになって一石二鳥だね!」水戸が邪悪な笑みを浮かべて言う。
「おっと、熱過ぎたかなぁ〜よし、冷やしてやる。」水戸は買ってきたゴム手袋をはめると、これまた買ってきた氷をガラガラとバケツに入れ、直にぽてまよを
放り込んだ。
「ぼにぇぇっ!!にゅめにゃい!」熱湯責めの後の氷責めだ。
水戸はバケツに水を入れると、氷水にぽてまよを入れた。
「ほにぃっ!!にゃめにぇ!!」喚き散らすぽてまよを気にもとめずに
ぽてまよを入れたバケツにドブ板と石ころで蓋をした。
しばらくはバケツの中でバタバタしていたぽてまよだが、次第に動かなくなり
バケツの動きがピタリと止んだ。
水戸はカップ焼きそばをすすりながら、「死んじまったかな。」と独り言を言うと
バケツの蓋を開けた。
見るとぽてまよが氷水にぷかぷかと浮かんでいた。
その間にぽてまよの首のヒモをはずした後、胴にむすんで木に吊るした。
「そーれ、除夜の鐘だ!!」鐘つきの要領でぽてまよを木にぶつける。
ゴツン!ゴツン!するとぽてまよは目を覚まし、「ぼにぇっ!」と珍妙な声を上げる。
「お目覚めか?ウンコたれ」水戸はいっそう力を込める。
ぽてまよは、頭を下げれば脳天に、頭を上げれば顔が木にぶつかるといった有様だ。
「ほにぃ!にゃめ、にゃ、いにゃあああ!!」ぽてまよの悲鳴が校庭にこだまする。
「105,106,107、コレで最後だ!」水戸が百八回目のぽてまよの鐘を突くと、
ぽてまよはぐったりとなった。


400116:2012/02/01(水) 19:03:53.93 ID:jjO2mWeN0
昇はクラスメイトと昼休みにぽてまよを?いだ木に向かうと、先にぽてまよを
痛めつけている先客がいた。
水戸がライターでぽてまよのしっぽの毛燃やしていた。
「ぼにぃ!あにゅい!」ぽてまよが悲鳴を上げている。
ぽてまよは昇に気がつくと、「にゃす、にぇにぇ!!」と昇に助けを求めた。
水戸は昇たちに「これ、お前のペットか?」とたずねた。
「ペット?こんなものかわいがる趣味はないよ。」昇は答えた。
「おお、水戸、久しぶりじゃないか。」昇の後ろから伊部が水戸に声をかけた。
「ひっさしぶり〜」水戸がおどけた様子で答えた。
「なんだ、知り合いなのか?」昇が伊部にたずねると、伊部は、「中学の時のクラスメイトなんだよ。」と答えた。
水戸は、札付きの悪ガキで、あまり登校せず、この歳で繁華街に入り浸って酒を飲み、女を抱いていた。
そんな生活を送れるのは、彼の家がかなりの資産家であるからだ。
彼の父は家にほとんど帰らず、月に一度かなりの生活費を水戸にポンと渡してまたどこかへ行ってしまう。
放任主義にもほどがある、と言ったところである。
ある意味、森山素直に似た境遇ともいえる。
父から貰う生活費の桁が段違いではあるが。
そんな彼が気まぐれに来た学校で面白いものを見つけた。
「これ、おもしろいなぁ!」水戸がぽてまよの尻にタバコの火を押し付けた。
「ぼにぃぃぃ!!」ぽてまよの悲鳴を聞くと、「いいなぁ、やっぱり。」
「再開を祝して放課後に俺のうちでこいつで遊ぼうぜ!」
ぽてまよを痛めつけてご満悦の水戸に、伊部が誘った。
「放課後?今から行くぞ!」水戸は昇たちに授業をサボるぞと誘った。
「まぁ、いいか。たまに授業をフケるのも悪くないな。」
昇たちは水戸の提案を受け入れ、教室に戻ると担任に「風邪気味で・・・。」とか、
「腹が痛い」「頭痛がする」などと適当なことを言って学校を早退した。
昇たちは意気揚々と伊部の家へと向かった。
「ほにぃー!!ちょちょ!、にゅっきー!!」
お菓子を貰えると思い込んでいたぽてまよだけが、抗議の声を上げていた。
401名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/04(土) 14:14:47.26 ID:WMec29Qp0
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402116:2012/02/07(火) 13:33:39.13 ID:cWB+LQET0
いやー、しんどかった・・・。
みなさんもインフルエンザには注意しましょう。
403116:2012/02/07(火) 14:19:38.99 ID:cWB+LQET0
「ぼにぇ!!」伊部がぽてまよをドリブルしながら、クラスメイトと共に自宅へと向かう。
テコンドー有段者の彼は、巧みな足技でぽてまよをもてあそんでいた。
「ほ、ほひぃっ!!」ぽてまよはたまらず逃げ出そうとするが、その度にひもで
グイッと引き戻されて後ろにひっくり返る。
胴体を紐で縛られたぽてまよは、江戸時代の市中引廻しの罪人のようだった。
「まっすぐ歩けやコラ!!」昇や水戸が逃げ出そうとするぽてまよを罵倒する。
「ちゃんと歩けねぇのかよ!」ぽてまよの背中に怒声が浴びせられる。
「こいつ、素直君の頭の上に乗って移動していたから足が弱っているんだろ!」
素直君という名前にぽてまよは反応して、「うぐぇっ、すにゃ、おーえぐ、えぐ」
泣きべそを掻き出した。
昇は今朝の出来事をクラスメイトたちに教えてやった。
登校する時、昇の頭に乗りかかったことを仲間たちに言うと、「なんて生意気な奴だ!」
伊部がぽてまよを蹴り飛ばした。
「ぼにぃ!」ぽてまよは吹っ飛んで、壁に頭を打ち付けた。
「にゃべぇっ!」ぽてまよが壁からずり落ちた。
「そうだ、ぽてちゃんを速く走れるようにしてあげるよ。」水戸がぽてまよに言った。
水戸は道中の公園に寄り道することを提案した。
公園に着くと、水戸は先程使用したバケツに水を注ぎ、二十メートルほど先に置いた。
「よし、特訓しようぽてちゃん。」水戸が言うと、ポケットウイスキーをぽてまよの頭に振りかけた。
ここまで来れば、賢明な読者諸君はお気づきであろう。
「ほにぃ!」ウイスキーのかけられた冷たさと、アルコールの蒸発する冷たさに驚くぽてまよ。
「急がないとし死んじゃうぞぉ〜」そういうとぽてまよの頭髪に火が放たれた。
「ぼにぃ!あにゅい!ににゅー!!」熱い、死ぬと叫び、ギャーギャー騒ぎ出した。
「ぽてちゃん急いでバケツに飛び込むんだ!」水戸が言うと、ぽてまよは、信じられないスピードでバケツに
駆け出した。
ぽてまよの頭の炎は燃え盛り、走ったときに生じる空気抵抗が、酸素と言う燃料を炎に与えて
瞬く間にぽてまよの頭を燃やしていった。
「ほにぃぃ!!」ぽてまよは短い足を懸命に回転させてバケツに向かう。
そして、いよいよバケツの中に飛び込もうとジャンプした。
グイッ
紐は引っぱられ、ぽてまよは後ろにひっくり返った。
「ほ、ほにぃ!あにゅい!!ひぎゃぁああ!!」短い足をバタつかせてもがき苦しむぽてまよ。
「み、みにゅー!!」水に飛び込もうとするたびに紐を引っぱられる。
そうこうしているうちにぽてまよの頭髪はすっかり焼け落ち、焼け野原のような
頭部が露となった。
縛られたぽてまよは、ようやく水に入ることを許された。
ザブンと頭から水に入ったはいいが、手の自由の利かないぽてまよは、バケツの中に顔を
突っ込んだまま、足をバタつかせていた。
「あっはははははは!!」昇たちの哄笑が公園にこだました。
404名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/07(火) 20:45:50.72 ID:unkHzSiP0
GJ!
くそまよだから同情しないけど、なにげに残酷な目にあいまくってるね
この淫獣はなぜここまで人間の黒い感情を刺激しまくるんだろう
405名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/09(木) 00:46:02.53 ID:gWj6wXU4P
             ,  ――――  、
            /              \
          /        ゚ ○   ヽ
          /                ',
.        |                   |
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        | ::::::::::::: , ●::::::::::::::::●x、::::::〉
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          ヽ、:>  /  `ア:::::::::::::::::: /
           x、 ヽ   ′ ,  }/
     /^≧x、__>:f⌒{__ノ== '爪´  ,/
     `ー――宀イ:::::::::::::::::::::::ヽ:ゝ<
         / 廴:::::::::::::::::::::::::::::;:ノヽ
          {   `ヽ、_::::::::::::厂   }
          、     `⌒´   ,/^
           `ー一'⌒ヽ、___ ..ノ
406116:2012/02/12(日) 14:06:55.87 ID:+0Rjc2oY0
おまけ
くそまよ討伐依頼書

目的地 轟高校同中学校校舎 制限時間50分
報奨金 3000z


クエスト
        桃色淫獣を狩れ!
       
       くそまよ一匹の狩猟
 
クエストレベル ★
成功条件   報奨金ゼロ
       タイムアップ
特殊条件   生け捕りにしてむったんに渡すとボーナス30000Z

        依頼主 とあるSS書き手

依頼内容
 最近ネタ切れでいい文章が書けません。そこで、ハンターさんたちに
 くそまよを叩きのめしてもらって、くそまよの「ぼにぃぃ!」と言う悲鳴を聞いたら
 いい文章が書けそうな気がするんです!どうか腕に自慢のハンターさんの協力を
 お願いいたします!生け捕りにしてむったん渡してもらえばなんと報酬が30000z!
 奮ってご参加くださいませ!
                     
407名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:07:27.79 ID:VlXYPI5z0
翌日は、主人は朝から仕事にかかりきりで、地下室に下りたのは夕方になってからだった。
主人は自宅で仕事や植木の世話をしなければならないので、用事の片付いた夕方から夜にかけての二〜三時間で
ぐちゅ子を使って遊び、それ以外は薬や他の手段で大人しくさせておくことにしたのだ。
「待たせたな!」
バギッ!
主人は物置から取り出した金属バットで、眠っていたぐちゅ子の頭を殴って叩き起こした。
「フギャッ!!うぅっ・・・、ゲホッ、ゲホッ・・・」
いつもなら主人を憎悪に満ちた目で睨みつけ、激しく唸って飛びかかろうとするぐちゅ子が、今日はどうしたことか、
ぐったりとして苦しげに咳をするだけだ。
主人は奇妙に思いぐちゅ子を観察してみる。昨日あれだけハチに刺されたのに、もう全身の腫れが引いている。
だが体の色は妙に赤く、目は潤んで焦点が合わない様だ。驚いて体に触れると、ぐちゅ子は熱があった。
「ハァ、ハァ・・・。ゲホッ・・・」
主人は昨日ぐちゅ子の体を洗った後、雑に拭いただけで地下室に放っておいた事を思い出した。
「お前、風邪を引きやがったのか?止せよ、俺にうつされたら堪らねえぞ!・・・取りあえず熱を下げないと・・・」
自営業者の主人としては、ぐちゅ子が風邪で苦しむのは勝手だが、自分にまでうつされると仕事にならないのだ。
主人は、昨日ぐちゅ子をハチに襲わせたアクリルの箱一杯に塩水を作ると、そこに氷を大量に入れる。
その中に体を鎖から外し、手足を縛ったぐちゅ子を頭から放り込んだ。
ぐちゅ子は氷水の中で薄目を開けたまま、頭を下にして棒の様に浸かっている。髪が水中にゆらゆらと漂う。
「ブクッ、ゴボ、ゴボッ・・・」
「本当に面倒な奴だ!こんな奴に関わらない方が良かったかも知れないが、だからと言ってこいつをあのまま
野放しにしておくと、この街の被害が増える一方だからな・・・」
主人は先日近所の飲み屋で友人と飲んだ時の事を思い返す。保健所の職員である友人は、こう言っていた。

『あの鎌を持った化け物をさっさと駆除してくれ、っていう苦情が毎日の様に来るんだ。
でも、あいつは見てくれが人間の子供そっくりだから、下手な事をして間違いがあると怖いもんでさ、
中々動けないんだよ・・・。全く、どこからあんなのが湧いて出てきたんだ?』
408名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:08:27.27 ID:VlXYPI5z0
やがてぐちゅ子は頭を冷やされて正気付いたらしく、目をかっと開き氷水の中で必死にあがき出した。
沈んでいた頭を何とか水面に上げて呼吸をしようとするが、慌ててもがくので却って浮き沈みを繰り返す。
「ガバッ、オブッ、グワッ!!」
バシャ、ビシャ!
「正気付きやがったか?だが、生き物が溺れるところは滅多に見られないからな、このまま放っとこう」
「アボッ、グバッ!ゲハァッ!!」
三分程すると、ぐちゅ子は水の中でまた静かになり、一旦沈んでからゆっくりと水面に浮かび上がる。
ここで主人はぐちゅ子を縛っていた縄を引き上げ、ビニールシートを敷いた床に放り出した。
「グブェッ!!・・・ゲホッ、ガヘッ・・・!」
思い切り腹を踏みつけると、口から水と血を吐いて咳込み、ぐちゅ子は意識を取り戻した。
体はすっかり紫色になり、全身をガタガタと震わせて、釣り上げられた魚の様だ。
歯が無いためカチカチとは鳴らないものの、唇はプルプルとせわしなく震えている。
目は元々血走っていたのが塩水で目が爛れ、兎の様に真っ赤になっている。
頭が冷やされ正気に戻ったぐちゅ子は、気管に水が入って噎せながら、その赤い目に殺気を籠めて主人を睨む。
「ゲヘッ、ゲハッ・・・フゥーッ、シャーッ・・・!」
「ふん、とりあえず熱は下がった様だな。じゃあ、次は体の中から温めてやるとするか・・・」
主人はぐちゅ子を水に入れている間、アウトドア用のストーブで何かかき混ぜながら温めていた。
その様子を見て、ぐちゅ子は縛られたまま首をかしげる。
「うぎゅっ・・・?」
どうやら何か食べ物の様だ。しかし、今まで嗅いだ事のない鼻を突くきつい臭いと、鍋の中で煮えたぎる液体の
赤黒い色に、怪しさを感じたぐちゅ子は顔を顰め、不快そうに唸りだした。
「ウーッ、フーッ・・・!」
主人は凍え切ったぐちゅ子の体を掴んで口に漏斗を突っ込むと、鍋の中の沸騰したドロドロの液体を、
一気に口へ注ぎ込む。
「エウーッ!!ウグゥー!!」
それは煮えたぎらせ、仕上げに大瓶のタバスコをまるごと一本分入れた葛湯だった。
全部注ぎ込むと、主人はぐちゅ子の口をガムテープで塞ぐ。
「この前は俺の車をわざわざ真っ二つにした上で、テープでくっつけてくれて申し訳なかったな?
 今度は俺がお前の口をテープでくっつけてやるよ!」
「ウムーゥ!ムフーゥッ!」
舌と口、食道から胃にかけ激辛の葛湯で焼け爛れたぐちゅ子の体は再び真っ赤に染まり、全身は汗みどろになる。
赤く血走った目からは涙がボロボロと流れ落ちる。
手足を縛られ床の上で転げ廻るぐちゅ子は、殺虫剤を浴びてのたうつ芋虫の様だった。
「ウブーッ!!ムゥオーッ!!」
「おっ、いい感じで汗をかいているな!じゃあ風邪が早く治るようにもっと温めてやる!」
409名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:09:08.92 ID:VlXYPI5z0
主人は以前SMで使った、電極のついた自作の電流責め用マシンを取り出した。
電極をぐちゅ子の左胸に付け、さらに舌にも付けるため、口のガムテープを剥がす。
「ブッ!」
「うおっ!?」
すかさずぐちゅ子は、口に少し残っていた葛湯を主人に吐きかける。
だが、衰弱したぐちゅ子の体力では、葛湯は主人の胸をかすめただけだった。
「こいつっ!」
「ゲフッ!!」
主人はぐちゅ子のみぞおちに思い切り拳を叩き込むと、ぐちゅ子が堪らず口を開けたところで、舌を引き出し
電極を付ける。
「これを一度家庭用の電源でやってみたかったんだよな!」
風俗嬢や他の女相手のプレイの時には、事故を避ける為充電式のバッテリーを電源にしていたのだが、
一度これを家庭用の200V・30Aの電源で試してみたいと思っていた。
そして、今やぐちゅ子という格好の被験体が手元にあるのだ。わくわくしながら、主人は早速スイッチを入れる。
「ビャッ!!」
スイッチを入れた瞬間、ぐちゅ子は一声上げると弓なりに体を反らせて硬直し、次で細かく痙攣しだした。
だが、主人が期待した様な派手なリアクションは起きず、むしろ風俗嬢たちの方が反応が良かった位だ。
「あれ、おかしいぞ?全然効いてないのかな?」
実際は、塩水と汗で体が濡れたところへ強烈な電撃を受けた為、ぐちゅ子は声も上げられ無い程の苦痛に見舞われて
いるのだが、主人は手元の器械を操作して、どんどん電圧・電流を限界一杯まで強めて行く。
「ウユゥッ・・・ヒュッ・・・」
白目をむいたぐちゅ子の顔色は次第に青白くなり、頭から湯気が濛々と上って、微かに肉の焦げる様な臭いが漂う。
呼吸も弱まってきた。
「ふぅん、まあそれなりに効いてはいる様だが・・・」
主人はこのままではぐちゅ子に死なれても面白くないので、一旦電気を切って電極を外してみる。
弓なりに反っていた体がすとんと落ち、電極を外した後を見ると、胸には赤い火傷が出来ていた。
やがてぐちゅ子の意識が回復する。
「うひゅぅ・・・」
「何だ、髪の毛がチリチリになるんじゃないのかよ?
 どうせ死ぬなら、もっと派手に真っ黒焦げになってくれた方が興奮するんだが・・・。
 なあ、お前、この位じゃまだ風邪が治って無いよな?そうなんだよな!?」
「あ、あうっ!?あひゅう、うしゅーうっ!」
ぐちゅ子は不自由な体で激しく首を振り、もう具合が良くなったから自分の事は放っておいてくれ、と訴える。
その目には、初めて味わされた電気への恐怖がありありと浮かんでいた。
主人はその怯えきった表情を見ると、ニヤリと笑みを浮かべ、ゴム手袋をした手でぐちゅ子の縄を掴む。
「そうか、もっともっと電気を浴びてスッキリしたいのか!よし、すぐ用意してやるよ!」
「ぎゅー、ぎゅーっ!ぎゅー、ぎゅーっ!!」
ぐちゅ子は、自分の訴えを理解していながらわざと無視する主人への憤り、そんな主人に対し何も出来ない自分の
無力への悔しさ、そして電撃の恐ろしさで、主人に運ばれながら泣き叫び続けた。
410名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/12(日) 23:10:00.78 ID:VlXYPI5z0
主人は、かつてプレイで風俗嬢や他の女を吊り下げるのに使った天井の滑車に足を縛っている縄を通し、
泣き喚くぐちゅ子を逆さ吊りにすると、その下に塩水の入ったアクリルの箱を据え付けた。
「ウシャアアーッ!!フヒャアアァーッ!!」
逆さに吊られたぐちゅ子は、縄のかかっている、主人に踏み潰された足に全体重がかかり、先の電撃に勝るとも劣らぬ
激烈な痛苦に苛まれる。
「そうだ、もっと泣け、もっと喚け!お前に傷つけられた街の人や動物たちの分まで泣き喚け!!」
主人は縄をスルスルと下ろすと、泣き叫ぶぐちゅ子の頭だけを塩水に浸けた。
「グヘッ、ガボッ、ゲブッ!」
必死にあがき、ぴょこぴょこと頭を上げて呼吸しようとするぐちゅ子。
「やっぱり手製の器械じゃ生ぬるい。こいつになら、このやり方が手っ取り早かったか・・・」
主人は塩水の中に、コンセントにつないだ電源タップを投げ入れた。
「ガバァッ!!」
タップが水に入った瞬間、ぐちゅ子の体が大きく跳ね上がった。白目をむいた顔が、一旦水面から勢い良く飛び出て
また塩水に沈むと、吊り下げられた体が大きくビクビクと震え出した。
次いで縛られた両足の付け根から黄色い液体が流れ出し、震える体を伝い塩水の中に流れ、水中に染みが広がる。
ぐちゅ子が失禁したのだった。
「あはは、こりゃ傑作だ!逆さ立ちした小便小僧みたいだな!」
主人は、頭だけ塩水に突っ込み、小便を垂れ流しながら大きく痙攣するぐちゅ子の滑稽な有様を面白がっていたが、
ふと壁の時計に目が行った。
「しまった、もうこんな時間か!」
地下室に来たのは五時過ぎだったが、今はもう七時半に近い。
「今夜は飲み会だった!こりゃ完全に遅刻してるわ・・・。こいつに構ってると時間を食ってしょうがない!」
主人はタップを壁のコンセントから抜くと、慎重に塩水から出し、気絶したぐちゅ子を水から引き揚げる。
ビニールシートの上に横たえると、それでもかすかに息をしているのがわかった。
時間の無い主人は、ぐちゅ子の全身をモップで荒っぽく拭くと、鎖で柱に繋ぎ、地下室から飲み屋へと急いだ。
「しかし、何だかんだ言っても、こいつが手に入ったのはやっぱり良かったのかも知れないぞ。
 普通の人間や動物以外の化け物だから、どんな目に遭わせても罪にならないし、大きさも手頃で、
 これだけしても死なない位丈夫、と三拍子揃ってるなんてな!この調子なら、後二三日は色々楽しめる・・・」
411名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 14:13:10.25 ID:HNKGkMOf0
紹介や画像を初めて見た時は可愛いと思ったんだけどなぁ
まさか中身がやたら贔屓されてる不思議生物の発情おもらし介護アニメだったとは
412名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:07:11.68 ID:lycQOTJm0
そのおかげでどれだけ虐待妄想を繰り広げてもまったく罪悪感を覚えずに済むのが唯一の長所かな
413名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:12:54.63 ID:cTNRP6dO0
ぐちゅ子は主人に囚われて四日経つが、その間まともな食物は殆ど何も与えてられていなかった。
元来、ふらぺちっとというものは基礎代謝が他の生物よりも極めて高く、一日でも食物を得られないと
体力が急激に低下し、やせ細っていく。
中でもぐちゅ子は、高い身体能力と頭の二匹の生物を維持する為に、基礎代謝量が他のふらぺちっとより
更に高かった。
その為、この四日間で血色が良くふくよかだったぐちゅ子の体も肉が落ち、骨が目立つ様になっていた。
ふっくらつやつやしていた頬もこけ、肌や唇はガサガサに荒れている。
その上連日の暴行で、体中が痣や生傷、火傷で覆われている。
主人に踏み潰された両足はどす黒く内出血し大きく腫れあがり、手で這ってしか動くことが出来ない。
京や学校の女子に可愛がられ甘やかされていた頃の、ぐちゅ子の愛くるしい姿はとうに失われ、
地獄で責め苦を受ける亡者さながらの有様だった。
主人はそんなぐちゅ子を見ても、心が痛むどころか、逆にかつて無いほどせいせいした気分になる。
そしてより一層の飢渇と暴力で、この化け物の肉体と精神を完全に破壊してやる、と考えるのだ。
何故なら、今までぐちゅ子が血色が良く健康そうだったのは、轟市の住民や他の動物たちを襲い、
食物を奪っていたからに過ぎないことを主人は知っているからだ。
ぐちゅ子を見る度に、主人は近所の知人の話を思い出す。

『あの化け物は、うちの庭のトマトや胡瓜が育つ端からくすねて行きやがるんだ。
この前も奴が庭を荒らしてやがったから、エアガンで撃ってやろうとしたら、
女房があんなに小さくって可愛い子なんだから許してあげようよ、とか言い出してさ・・・。
 それで、俺と口論になったんだが、奴はそれを見てニヤニヤ薄笑いしてやがるんだぜ!?
 あれは、自分が幾ら悪さをしても庇ってもらえることを分かっているんだな!』
『うちなんて、あいつが上がりこんで食べ物を漁ってたから追い出そうとすると、鎌でドアを真っ二つにして、
 それで逃げ出すのかと思ったら、これ見よがしにテープでドアをくっつけてるのよ!?
 それを見た娘が、あの子って賢い、とか呑気に面白がっちゃって・・・。
 あいつはああやって上手く人間を騙してるのよね!』

その日の夕方も、仕事を終えた主人は地下室に下り、昨日電気を浴び気絶したまま眠るぐちゅ子を見ながら
思っていた。
(俺はお前の様な、見てくれは可愛いが中身の腐りきっている奴は、絶対許さないからな!)
414名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:13:19.65 ID:cTNRP6dO0
暫くぐちゅ子を見ていたが、やおら金属バットで側頭部を殴りつけて叩き起こす。
ガゴッ!!
「グギャアアァッ!・・・ウゥーッ、シャーッ!!」
バットは、あの頭の生物を切り取った傷口を直撃した。
ぐちゅ子は、いつもの頭を殴られる痛さを遥かに超える、頭の中味を直に抉り取られる様な激痛に襲われながらも、
必死に耐えて、殺意の籠った目で主人を睨みつける。
ぐちゅ子の体は確実に衰弱しているが、この目だけは力を失っていない。
「おい、前から気になってたんだが、そうやって人を睨むのは行儀が悪いって事位分からないのか?
 次に俺をそんな目で見たら、分かってるんだろうな・・・?」
ぐちゅ子はその言葉を無視して、唸り声を上げて主人を睨み続ける。
「グルルルル・・・!!」
主人はフンと鼻で笑うと、一転して穏やかな声で話しかけた。
「まあ、昨日は大変だったな。風邪も治った様だし、これでも食って精をつけてくれよ・・・」
そう言って、主人はぐちゅ子の前に、何かいい匂いのする物が乗った盆を置く。
「うっ!?」
ぐちゅ子は自分の目を疑った。それは、皿に乗ったトリュフとコップに入ったココアだった。
「ぐうっ・・・!」
だがこの人間の雄は、ぐちゅ玉を食べさせると言っては自分をハチに襲わせたり、飲むと眠ってしまうジュースや
異常に熱くて辛いドロドロの物(葛湯)を飲ませたりと、食べ物についてもおよそ信用できる相手ではないのが
明らかなのだ。
しかし・・・。
「何だよ、人が折角お前の好物をご馳走してやるのに、いらないって言うのか?」
主人はぐちゅ子の目の前で、箱に入ったトリュフを一つ一つ見せつけながら、立て続けに頬張って行く。
チョコの甘い香りが、ぐちゅ子の鼻をくすぐった。
ゴクッ・・・!ぐちゅ子は生唾を飲み込み、そのぎらついた視線はトリュフに釘付けになる。
「うん、こりゃ旨い!流石に菓子屋で一個300円取るだけのことはあるな!」
「ううっ、あうーっ!!」
もう限界だった。皿の上のトリュフを一度に二つ掴むと無我夢中で口に放り込む。
そのトリュフは主人が口にしていたものより妙に形が不揃いで、表面に何か毛の様な物が見えていたが、どうでも良かった。
415名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:13:43.31 ID:cTNRP6dO0
「うぎゅーぅ!」
口に広がるチョコの甘さと香りに陶然となるぐちゅ子。しかし、何かがおかしい。
今までぐちゅ子が食べつけていたぐちゅ玉なら、まず口の中で表面のココアパウダーが溶け、次いでガナッシュが
とろりと口に広がるのだが、このぐちゅ玉では、何か細長くてもじゃもじゃ毛が生え、ぐにょぶにょとしたものが四つ、
口の中にあるのが感じられる。そして口と喉に広がる異様な痛痒さ。
これはぐちゅ玉なんかじゃない!ぐちゅ子は慌てて口の中のものを吐き出した。
「ペッ、ゲヘッ、ゲヘッ・・・フヒャア!」
出てきたのは、二匹の大きな毛虫の死骸だった。主人は庭の毛虫を二匹づつチョコで固め、ぐちゅ子に食べさせたのだ。
「ガハッ、ゲエッ、ゲッ・・・!」
ぐちゅ子は余り慌てていたため、二匹の毛虫が喉の奥に引っ掛かってしまっている。
口と喉の余りの痛痒さに、ぐちゅ子は身悶えしながら手で喉を掻き毟る。
昨日無理やり飲まされた、タバスコ入りの煮えたぎった葛湯で焼け爛れた口と喉を、毛虫の毒が容赦なく侵していった。
「失礼な奴だな!人がご馳走したものを吐いてるんじゃねえよ!」
「フグゥッ!」
主人はぐちゅ子の頬を拳で殴りつける。そのはずみでぐちゅ子は喉の奥の毛虫を飲み込んでしまった。
「グウェェ!ゲヘァッ!ガァッ!!」
今度は食道から胃に痛痒さが広がっていく。
爪を剥がされた指先から血を流しながら、喉と腹を掻き毟りもがき苦しむぐちゅ子は、目の前のココアのコップに
気付くと、急いで一息に飲み干した。
「フゥ、ハァ、ハァ・・・」
このココアも何か変な臭いがしたが、取りあえず一息つく。
暫くすると、ぐちゅ子の全身からじっとりと汗が噴きだした。力無く半開きになった口から涎がたらたらと流れだす。
「グゥ、ムゥ・・・ッ!」
ぐちゅ子はころりと床に転がると、昨日電流責めに遭わされた時よりも激しく痙攣し出した。
「ゲエッ、ゲボッ、ガボッ!」
ぐちゅ子は床に嘔吐した。胃の中のココア、毛虫が床に広がり、転げ回るぐちゅ子は自分のゲロ塗れになる。
地下室は、チョコの甘い香りからうって変わって、ゲロの鼻を突く匂いで充満した。
「汚ねえなあ!?お前、いきなりどうしたんだよ?」
ココアに農薬を混ぜておいた主人は、にやにや笑いながらぐちゅ子を見下ろして声を掛ける。
「いやぁ、実はお前のためにトリュフを作ってたら中に虫が入っちゃったみたいでさ、
 仕方ないからココアの方に虫下しを入れておいたんだけど、ちょっと効き過ぎたかな?」
ぐちゅ子は主人を睨みつけようとするが、最早その気力すら失って痙攣し続ける。
「アッ、ガッ、グゥッ・・・!」
「しょうがねえな!お前の様なカスでも、目の前で死なれたら寝覚めが悪いから、今日は助けてやる!
 全く、俺はどれだけ善人なんだろうな?」
主人はゲロ塗れのぐちゅ子を鎖から外してバケツに入れ、胃洗浄のために風呂場に運んで行く。
本心ではもう少しぐちゅ子を使って遊びたいだけなのだが、口先ではいかにもぐちゅ子の事を考えてやっている、
という素振りを見せつけたのだ。
416名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:14:03.81 ID:cTNRP6dO0
風呂場に入ると、主人はもがいているぐちゅ子を床に放り出し、大型の高圧洗浄機をセットした。
アタッチメントを付けたノズルを腹這いになったぐちゅ子の喉に深く突っ込み、洗浄機を起動させる。
「ウォブッ!」
ヴィイイィーン!ビュジャァァー!!
少し経つと、飢えて凹んでいたぐちゅ子の腹がぽっこり膨れあがり、口から黄色い胃液の混じった水が溢れ出てきた。
「ガバァ!ゴボッ、ゴボォッ!」
ぐちゅ子はすっかり白目をむき、口が塞がっているので、鼻だけで必死に息をしている。
ボンッ、ブリュッ!ピシャァァーッ!
次いで肛門から、大量の宿便と水が勢いよく放出される。風呂場にぐちゅ子の体内のガスが充満し、
主人は予め防護用のゴーグルを付けていたにも拘わらず、目がチカチカと沁みた。
「うっぷ、何て臭いだよ!一瞬目の前が黄色くなったぞ?お前、宿便ダイエットが出来て良かったなあ?」 
ぐちゅ子に声を掛けると、体は紫色になって、鼻息が弱まり、呼吸の間隔も開いている。
「んー、やり過ぎたかな?後一日二日は保ってくれないと、ちょっと物足りないよな・・・」
主人がノズルをぐちゅ子の口から外そうとした瞬間だった。
ベリ、ベリ、ポンッ!
「ゴバァッ!!」
ぐちゅ子の体が大きくのけぞり、風呂場の壁に血が飛び散る。
主人が驚いて見ると、水圧でぐちゅ子の肛門からピンク色をした腸が飛び出てしまっていた。
長さは30センチ程だ。中を水が勢いよく通っているので、ぐちゅ子の尻に棒が刺さった具合に見える。
「これはすごい、珍しいものを見せてもらったぞ!でかした、痛みを耐えてよく頑張った!」
主人は洗浄機を止めぐちゅ子の口からノズルを外すと、失神したぐちゅ子の頬を殴り意識を取り戻させた。
「おい、これを見てみろ!」
「ううっ・・・」
主人はぐちゅ子の股間に手鏡を置いてやる。腸が肛門からでろりと力なく垂れ下っているのが映っている。
「ふぁ・・・?」
「良かったなあ、この前切った尻尾の代わりが出来たじゃないか?」
暫くは何が起きたか分からなかったが、下腹部の激痛で、ぐちゅ子は自分の中身が外に出てしまった事を理解した。
「ヒヒャッ!・・・ア、アヒャ、フェッ・・・!」
ジャッ、ジョジョッ、シャーッ、ショーッ・・・。
流石のぐちゅ子も主人を睨むどころではなく、ショックの余り腰を抜かして失禁してしまう。
「また小便を漏らしやがった!睨むわ吐くは漏らすは、お前はまるで行儀がなって無い!お仕置きだ!」
主人はぐちゅ子の腸を掴み、力を込めて更に20センチ程引きずり出した。
ブチッ、ベリベリ、ベリ!
「グヒャアアァーッ!!」
鮮血と腸液が床に飛び散る。余りの苦痛に、ぐちゅ子の口からは泡が溢れて来ている。
次いで主人は引きずり出した腸を掴み、ぐちゅ子を自分の頭の上で勢いよく振り回した。
「グボァーッ!!ギュギャアァーッ!!」
ぐちゅ子ははらわたを掴まれて振り回されるという、生まれてこの方想像すら出来なかった、この世の物と思えぬ
痛苦に、胃に溜まった水を吐き散らしながら、失神さえ出来ずに責め苛まされる。
遠心力が付いたところで主人が手を離すと、ぐちゅ子はふき飛ばされ顔面から風呂場の壁に激突した。
「グニャッ!!」
417名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:14:24.96 ID:cTNRP6dO0
鼻血を出して床に落ちたぐちゅ子の顔を踏みにじりながら、主人は冷やかに言い放つ。
「フグゥ、フエェ・・・ッ」
「お前、今まで他人の飼ってる牛や豚を勝手に捕まえて喰ってたんだってな?その時牛や豚のモツを引きずり出して
 ガツガツ喰ってやがったんだろう?それと似た様な事をしてやっただけだぜ?」
「うっ・・・!」
ぐちゅ子は、主人の言う通り、かつて他人の家畜や野良猫などを捕まえては、生きたまま腹を鎌で割いて内臓を
引きずり出し、全身を血塗れにしながら貪り喰ったことを思い出す。
その時は、獲物に出来るだけ苦痛を与え、より苦しみ悶えさせる程、より旨味が増すとすら感じていたのだが、
今自らも同じ苦痛を味わった事で、ぐちゅ子は初めて、それまでの自分の行動の正しさに疑いを持ったのだ。
「うぎゅう・・・」
「けっ、やっぱり図星かよ?それでてめえが同じ目に遭ったらあんな大声で泣き喚きやがって、だらしねえ奴だ!
 まあ今日はさっき言ったとおり、命は助けてやるぞ!有難く思えよな!」
主人はぐちゅ子の腸を摘まむと、肛門にぐいぐい力任せに押し込んでいく。
「グウェエエッ!!グギャアアァッ!!」
肛門から真っ赤な血が流れ出るが、主人は構わずに靴下を履くときの様に腸を縮め、無理やり体の中に詰め終わると、
口からだらしなく舌を出して痙攣するぐちゅ子に声を掛けた。
「ほらよ、手術が終わったぞ?しかしお前の様な下等生物は、人間様と違って今日怪我してもチョチョイと適当に
 処理しておけば、明日にはもうピンピンしてるからお気楽なもんだ」
「うっ!?ウーッ、フアーッ!」
主人の言葉に怒ったぐちゅ子は、腹痛を堪えまた主人を睨み、不自由な体をおして飛びかかろうとする。
「おい、お前、命の恩人にその態度はどういうつもりなんだ?
 さっき俺は、今度人を睨む様な真似をしたら、ただじゃ置かないって言ったよな・・・!?」
「ひっ・・・!」
ぐちゅ子は、主人の眼の色が変わったのを敏感に感じ取った。顔から血の気が引き、体が凍りついた様にすくむ。
主人は動きの止まったぐちゅ子の右手を掴むと、小指を握り、ドライバーを回す様に力を込めて捻った。
グリッ、パキッ、コキッ!
「フギャアアアァッ!!」
主人が手を離すと、右手の小指は、根元からぶらぶらと垂れ下っている。
「いいか、今度睨んだりしたら、次は残りの指を全部そうするからな・・・。もうわかったよな?」
左手で右手を押さえ、のたうち回って泣き喚くぐちゅ子に、主人は穏やかに言った。
「う、うぐぅ・・・」
ぐちゅ子は思わず転げまわるのを止め、ガクガク震えながら主人の言葉にうなずいてしまう。
この四日間の暴行で、ぐちゅ子の極度に高慢で頑なな精神にも、少しづつヒビが入りだしていた。
過去の自分への反省もその一つなのだが、それ以上に、主人への怖れが次第に大きくなって来ていたのである。
「へえ、お前もようやく聞き分けがつく様になってきたか?そりゃあ結構、じゃあ今度はご褒美だ!」
「フグァッ!」
主人はぐちゅ子の頭を掴み、後頭部を浴槽の縁に強く打ち付けて気絶させると、地下室に戻し鎖を繋いだ。
「人が体を治してやったっていうのに、こいつには恩や感謝の感情ってものが無いのか!?
 こんな奴にわざわざ睡眠薬を使うなんてもったいない。今度からは頭に一発喰らわせて、大人しくさせるか!」
418名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/13(月) 22:46:25.88 ID:uIpoKVih0
>>411
ほんわかした雰囲気の宣伝だったからなごみ系アニメなのかなぁと思って見てみれば、ねぇ
変態アニメとしてなら大好きな作品ではあるけれど、
癒し系・なごみ系のふりして騙そうとする根性の悪い宣伝のやり口や
「誰からも好かれるあいくるしいチビキャラ」にあるまじき傍若無人な振る舞いをするくそまよには今でも怒りを禁じえない
419116:2012/02/14(火) 19:02:48.37 ID:cNW0Wvpo0
>>417
続きを楽しみにしてました。
GJ!
420名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/14(火) 19:45:05.74 ID:QXFtCVSC0
ぐちゅ子が主人の家で毛虫を食べさせられた日のこと。
学校の昼休み、クラスの皆が京の机の周りに集まっている。京はぐちゅ子探しの協力を頼んでいた。
ぐちゅ子が出て行って僅か四日とは言え、今回の騒動では何か胸騒ぎがしてならないのだ。
「・・・申し訳ないけど、みんなにぐちゅ子を探すのを手伝ってほしいんだ」
「にょっほほ〜♪ほーにゃほにゅほに、ほーにほーっ♪」
森山の頭の上で、突然ぽてまよは調子の外れた歌を歌い出した。
普段痛い目に遭わされ続けてきたぐちゅ子の失踪が余程嬉しいらしい。尻を振って、訳のわからない踊りまで始めた。
森山はため息をつくと、首を振って呟く。
「あのぐちゅ子が、そんなに酒に弱かったなんて、意外だな・・・」
そのはずみでぽてまよは頭から振り落とされ、顔から床に激突した。
「あにゃっ!びえぇ・・・」
鼻血を流しながら、涙目で必死に足に縋りつこうとするぽてまよを見ようともせずに、煩わしげに蹴り飛ばしながら、
森山は考える。
「ぼにぃ!」
(こいつも酒で酔わせたら、上手い具合に処分出来そうだな・・・)
初芝は、やはり転がってきたぽてまよに目もくれずに、顔面を力任せに蹴り飛ばしつつ京を励ます。
「まあ、あのぐちゅ子ちゃんならきっと大丈夫だよ!」
「ぶべらっ!」
みかんは、自分の所に飛ばされて来たぽてまよの腹のあたりを足で探ると、目に涙を浮かべつつピンポイントで
みぞおちにつま先を叩き込んだ。
「京ちゃん、あんな目にあったのに、ほんと偉いよ!」
「どふぅっ!」
クラスメイト達は、ひたすらぽてまよを蹴り回しながら、口々に京を気遣っていく。
だが、京は次第に周囲の空気が変わって行くのを感じ取っていった。
「・・・でも、ぐちゅ子ちゃんって、今までだって何日も学校に来ないことがあったじゃない?
 心配ないよ、そのうちきっと戻るって!」
「へぎょぉ!」
「悪ぃ、俺、この前のテスト最悪で、親にめちゃめちゃ怒られちゃってさ、家で大人しく勉強してないと
 やばいんだよな・・・!」
「うぼぁ!」
「うちのパパ、お酒飲んだ後はいつも二日酔いで機嫌が悪くって・・・。ぐちゅ子ちゃんはそんなこと
 ないよね?」
「ぎにゃぁっ!」
京以外の皆は、内心ではぽてまよのあさましさと同様、ぐちゅ子の凶暴さに辟易しており、また校外での
ぐちゅ子の悪評も少なからず知っていた。
特に今回の騒動でのぐちゅ子の暴れ方には、皆がすっかり恐れをなしていた。
もしぐちゅ子がこのままいなくなっても、別に構わないという空気が出来つつあったのだ。
京は、理由は分からないまでも、皆の関わりたくないという感情をそれとなく読み取ると、無理に笑って見せた。
「・・・分かった!一人で探してみるよ!大丈夫だからさ!」
421名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/14(火) 19:45:35.55 ID:QXFtCVSC0
午後の授業が始まった。
床には、痣だらけで口や鼻から血を流したぽてまよが気絶していた。例によって丸く白目をむき、口はだらしなく
菱形に開いている。
生徒も教師も、何事もなかった様に授業に集中している。ただ一人、京だけは何をするべきか考え続けていた。


翌日、主人は仕事の都合で外出していた。今日も良く晴れて暑い。
「お願いします!」
振り向くと、活発そうな少女が暑さで顔を火照らせながら、必死な表情でビラを渡そうとしている。
「どうしたの?・・・ん!?」
『探しています!』と赤い文字で書かれたビラには、あの生物の、鎌を持った正面からのもの、おむすびを
頬張っているもの、京の家の居間でクッションにもたれ眠っているものと、三つの大きな写真が並んで載っていた。
横に、五日前に泥酔状態で迷子になった旨、連絡先の電話番号が高見盛京名義で記されている。
そして写真の下には、生物の名前らしきものが記されていた。
『ぐちゅ子』
(あいつは人のペットだったのか?この子が、あの畜生の飼い主なのか・・・?)
主人は、ビラの中のぐちゅ子と、目の前の利発さを感じさせる少女、高見盛京を見比べた。
「ぐちゅ子ちゃん、て言うんだ?この子は君のペットなんだね?」
「いいえ、そんなのじゃなくって、私の大事な友達なんです!」
京は主人に屈託の無い笑顔を向ける。
「ふぅん・・・」
(この子は、奴が外でどれだけ悪さをしていたのか全く知らないのだろうか!?)
主人はビラを丁寧に畳んで鞄にしまうと、京にほほ笑みかけた。
「早く見つかるといいね」
「ありがとうございます!」
主人は、家に向かいながら考える。
(厄介な事になったな・・・。奴に構うのも疲れてきたし、いよいよ処分するか・・・)
422名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/14(火) 19:45:58.81 ID:QXFtCVSC0
「ぐちゅ子ちゃん、ただいま!」
バキャッ!
主人は自宅の地下室に入ると、前日頭を浴槽に叩きつけられて気絶したまま眠っていたぐちゅ子の脳天を、
金属バットで殴りながら声を掛けた。
「ウグゥ・・・ッ!?」
ぐちゅ子は、激痛と主人が自分の呼び名を知っていることの驚きで、頭が混乱している。
「京ちゃんに心配かけちゃ駄目じゃないか?本当にぐちゅ子は悪い子だなあ!」
主人はにやにや笑いながらあのビラを広げ、ぐちゅ子の目の前に突きつけた。
「うぁ・・・っ!」
ぽてまよと違い文字の読めるぐちゅ子は、京が自分を探していることを知り、嬉しさと罪悪感で血走った赤い目に
涙が溢れ、こけた頬を伝ってぽたぽたと床に流れ落ちる。
五日前、あのチョコとミルクを食べた時、自分でも訳のわからない状態になり、あろう事か京ちゃんに噛みついて
しまったのだ。そんな自分を、京ちゃんは許して探してくれている!
「きょっ、ちゃ!・・・うぎゅぅ・・・!!」
ぐちゅ子の口から、今まで本人の前では恥ずかしすぎて、面と向かって呼びかけられなかった最愛の人の名前が
こぼれる。それだけで、連日の暴行で散々踏みにじられた心がほっこりと暖かくなる。
ぐちゅ子は最早京の母やまめのことなど眼中になく、ただ京に謝り、思い切り抱きつきたいという気持ちで
一杯だった。その為には、目の前の人間の雄を何とか始末しなければならないのだが・・・。
ぐちゅ子は自分の無力さを呪った。
主人はぐちゅ子がビラを読んでいる事を知りながら、目の前でビラを細かく破り、ぐちゅ子に投げつける。
「しかし、その京ちゃんって子も、お前が散々悪さをしてるのを知らずにネコ可愛がりして飼ってたなんて、
 無責任過ぎるな・・・。まあ、所詮こんな畜生を気に入る様な子だしな!」
「うっ・・・!?フウァーッ、シャーッ!!グアァーッ!!!」
ぐちゅ子の内に、この五日間に主人から受けた暴行、屈辱ですら感じなかった程の怒りが湧き上がった。
この人間の雄は、遂に京までも侮辱したのだ。
ぐちゅ子の顔が見る間に真っ赤になる。髪の毛は逆立ち、目は爛々と光りを放つ。
主人は、そんなぐちゅ子を嘲笑った。
「ふん、あの子の事を言われて頭に来たのか?俺は事実を言ってやっただけだぜ?
 お前、俺があれだけ言ってもまだ人をそんな目つきで睨みやがるのか?全く学習能力が無い奴だ!」
「ヒャアアアーッ!!」
主人はぐちゅ子の潰された足を思い切り掴むと縄で足首を縛り、天井の滑車から逆さ吊りにする。
「フビャアアァーッ!!ウワアアァーッ!!」
ぐちゅ子は足の激烈な痛みに耐えきれず、吊り下げられたまま泣き叫んだ。 
「昨日俺が言ったことをもう忘れたのか?人を睨んだら、その時は・・・」
「うっ!・・・ふあぁっ・・・!」
ぐちゅ子は、右手小指の激痛と共に、昨日気を失う直前の事を思い出し青ざめる。そう、昨日主人に言われたのは・・・。
「こうするって言ったよな!?」
主人は左手でぐちゅ子の右手首を掴むと、右手で小指以外の全ての指を一度に手の甲の方に押し向け、力一杯にへし折った。
ベキバキバキッ!!ブツッ、ブツッ!
「グギャアアアァーッ!!」
ぐちゅ子の右腕の中で、指を動かす筋が一気に引きちぎれる。
「ギュニャアアアーッ!!ヒュシャアアアーッ!!」
423116:2012/02/15(水) 23:40:25.99 ID:ULc510wI0
ぽてまよはデタラメにバケツの中で暴れていると、バケツはひっくり返り
あわや溺死する危機からようやく免れた。
バケツから抜け出すことに成功したぽてまよは「ぶはぁっ!」と大きく息を吐き出した。
ぽてまよは、両手の自由の利かぬ状態で何とか立ち上がると、バケツの水でできた水溜りの水面に
映った自分の姿が目に飛び込んできた。
「いにゃあ!!はにぇ、にゃー!!」頭が禿げてしまったと大騒ぎして泣き喚きだした。
「ほにぃぃ!!にゃに、にょにぇ、にゃい!!ぶぇ〜!!」泣き叫ぶぽてまよに水戸が声をかける。
「ぽてちゃん、髪の毛どうしちゃったの?ハゲちゃったの!?」「ハゲ」のところを
殊更強調してぽてまよに言うと、ぽてまよはさらに泣き喚いた。
「ぽてちゃんって、ハゲたら不細工だね〜、素直君に嫌われちゃうねぇ〜」昇が言うと、
「素直君って、不細工な女の子大ッ嫌いなんだって〜、困っちゃったね〜」伊部がさらに追撃の
舌鋒をぽてまよに突きつける。
「いにゃ〜!!すにゃ、おおおお!!ぼにぃぃ!!」ぽてまよは泣き叫び、例によって
鼻水やらよだれを垂れ流して泣き喚いた。
その姿は、かつての愛くるしい見た目の面影はなく、髪の毛の抜けた頭部に残った猫耳の見た目とあいまって、
神話の世界の小さな悪鬼が咆哮しているような醜悪さである。
「ぶにゃぁああ!すにゃ、ずにゃあ!!あっあっあうあ〜」ぽてまよの顔は、堤防が決壊して大洪水みまわれている。
そんなぽてまよの後頭部を昇が蹴り飛ばした。
「びーびーうるせぇんだ!」
ぽてまよの顔は、再び水に突っ込んだ。
424116:2012/02/25(土) 11:02:47.41 ID:w68516Cj0
昇は、ぽてまよの鳴き声を聞いて腹が立った。
こんなやつと一緒に暮らしている森山素直とはなんと忍耐強い男だろうか。
「ぼにゃぁぁぁ!!」ぽてまよは立ち上がると、今度は蹴られた痛みで泣き出した。
「ぶにゃっ、びぃぃぇぇぁぁ!!!えぐぅ!」ぽてまよはますます泣き喚いた。
大好きな素直に嫌われると思い込んで、作中では見られないくらいの泣きっぷりだ。
「みんなー!」公園に可憐な少女がやってきた。
クラスメイトの金城さんだ。
「おい、まな吉。お前が言ってたかわいいのってどれ?」そう言ったのは
金城さんの幼馴染の知念さんである。
まな吉とは知念さんが金城さんを呼ぶ時にいうあだ名のような物だ。
「これよ、これ!」金城さんがぽてまよを指差した。
知念さんはぽてまよを見ると、「これ?」
「なにこのゴブリンは?」頭が禿げ上がり、残った耳が角のようにも見える。
「へ・・・?」金城さんがぽてまよに目をやると、神話の世界の小鬼がいた。
「ぼにゃぁぁぁ!!」ぽてまよは女性二人に目もくれず、咆哮のように泣き喚いている。
「ホント、まな吉の感性は独特だなぁ。こんなのかわいいなんて。」知念さんが言うと、金城さんは
「いや、朝まではピンクの髪の毛が生えていてかわいかったんだからぁ!」と言って反論した。
ほほえましい少女の会話をさえぎるようにぽてまよの咆哮が耳を突いた。
「ずにゃ、おおおおおおぅ!!!」
「ああっ、うるさいっ!」金城さんは小鬼を掴み上げると、砂場に連れて行った。
「うわあぁぁあっあっあっ!!」泣き叫ぶぽてまよの口に砂をつめこんだ。
「もがっ、うごっ!」ぽてまよは押さえつけられ、口の中にジャリジャリした
感触が広がった。
「んー!んー!」なにやらうなり声をあげるぽてまよ。
砂でパンパンになったぽてまよの口にガムテープが貼られた。
「コレで静かになったわね。みんな伊部君の家に行くんでしょ?早く行きましょ。」
「お、おう・・・。」男性たちは女王に従うように伊部の家に向かった。
425名無しさん@お腹いっぱい。:2012/02/29(水) 23:32:29.09 ID:gymOdzV/0

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426名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 10:51:35.08 ID:8Tqa0tmN0
話は好きなんだけど肝心なぽてまよがムカつく
泣かせたくなる
427ある男子生徒ですが:2012/03/06(火) 11:19:15.98 ID:8Tqa0tmN0
「ほにっ・・・いにゃいぃぃぃ・・・」
朝のホームルームの時間になると、ぽてまよは突然トイレに駆け込んだ
教室の隅に置かれた猫用のトイレ、その縁にしがみついた途端に下痢便を垂れ流し始める
ブビュゥゥッ!ブババッ!
「ぼにぃぃぃ・・・」
だらしない腹を痙攣させながら歯を食いしばり必死の形相でふんばっている
「臭ぇなこの野郎!」
罵声が飛び交う中で俺は、いつもと変わりなく笑顔を浮かべている夏に違和感をおぼえた
そう言えば夏は先程ぽてまよに餌を恵んでいた。ひょっとして何か仕込んでいたのか?
いつも俺達の虐待には参加しなかった夏だがぽてまよに対する憎しみは森山のそれに匹敵するだろう
そして騒然とする教室でジャージ先生が遂にぽてまよの処遇を発表した
428名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 19:58:59.38 ID:e8+DLtMm0
おっ! いよいよ真打登場ですか!?
429名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/06(火) 23:22:23.94 ID:hyBh29gs0
おお、男子生徒さんだ
ついにこの糞袋が処刑されると思うとワクワクしてくるなぁ

>話は好きなんだけど肝心なぽてまよがムカつく
完全に同意
話自体は特別悪い出来ではないのにくそまよがゴミクズすぎるせいで台無しになってる感が半端じゃない
430ある男子生徒ですが:2012/03/07(水) 12:39:10.99 ID:SWla7bHT0
「おーい、皆ちょっと静かにしてくれ!今度の課外授業の話をするぞ!」
課外授業と言う言葉に皆が反応し一瞬で教室が静まりかえる
ジャージ先生が言う所の命の授業と言う奴だ
「昨日テレビ局の人から連絡が有ってねサファリパークに協力して貰う事になったんだ」
ジャージ先生が配ったプリントに目を通すとサファリパークで生肉の代わりにぽてまよを放置
ライオンに喰わせる所を見学して命を繋ぐ事が如何に重要で有るかを認識させるのが目的だそうだ
「先生な小さい頃は動物学者になってサバンナでフィールドワークしたかったんだ!」
いつもの様に暑苦しい話を始めそうな気配を見せた所を森山が制した
「先生、何か僕達の方で注意して置く事って有りますか?」
「ん?ああ、今日からぽてまよに食べ物をあげちゃダメだぞ、お腹の中を出来るだけ空にして下さいって話だ」
どうやら、これから一週間程ぽてまよは最後の時まで食べ物を口に出来ないらしい
最後に食べた物がさっき夏に貰った下剤入りの菓子とは皮肉な話だ
「ほに・・・ほ・・・ほ・・・」
腹の具合が少し落ち着いたのだろうか、ぽてまよはぐったりと横たわっていた
431ある男子生徒ですが:2012/03/07(水) 13:17:53.54 ID:SWla7bHT0
「ぽてまよちゃん居なくなっちゃうんだ、さびしくなるな」
放課後、俺と初芝それに桐原がぽてまよを囲んで見下ろしていた
森山は興味が無いと言うよりもぽてまよに係るのが面倒らしくさっさと帰ってしまった
「ほに・・・ににゃぁ」
いつものメンツに囲まれこれから何が起きるのか何となく察しているのだろう
他にもクラスメイトは残って居るが擁護派は部活に行ってしまい助けてくれる奴は一人として居ない
「本当にさみしくなるなぁ、こんな事を出来なくなると思うとね」
初芝が爪先で軽くぽてまよの顔を蹴った
「あにゃ!・・・ひ・・・ひ・・・」
コロンと転がったぽてまよは鼻を押さえて涙目になっている
「あれ?どうしたの?ぽてまよちゃん!」
今度は俺が床を踏み鳴らして脅かしてみる
「ぴゃぁぁ!!ににゃぁぁ!」
無様に床を這って教室の隅でガタガタと震えている
「何をそんなに怖がっているんだ?ぽてまよちゃんはクラスのマスコットキャラだろ?」
初芝がぽてまよの髪を乱暴に掴んで持ち上げこちらを向かせる
「いにゃい!にゃめ、にぇ!」
「え?どこか痛いの?ここかな?」
パタパタと暴れる腕を掴んで捻ってやる
「いぎゃぁぁぁ!!」
マスコットキャラとは思えない悲鳴に俺達は思わず噴き出してしまった
432ある男子生徒ですが:2012/03/07(水) 13:42:47.32 ID:SWla7bHT0
「あっと!大変だよぽてまよちゃん!僕大変な事に気が付いちゃった!」
初芝がわざとらしい声をあげる
「ほら見て!ぽてまよちゃんの足って指が無いよ」
初芝が指差す先には絵描き歌のカワイイコックさんの足みたいなぽてまよの足が有った
「じゃあ僕達がぽてまよちゃんの足に指を作ってあげるよ」
俺がぽてまよの体を仰向けに床に押し付けた
「良かったね、ぽてたぁん指作ってあげるからねぇ」
桐原が今にも涎を垂らさんばかりの笑顔でハサミを持って来た
「こ、こ、この辺かな?」
「ほ、ほに!ににゃ!ににゃぁ!」
ブチンと音がしてぽてまよの足先から赤い液体が伝う
「ほにゃぁぁ!?いにゃ、い!いにゃ、いぃぃぃ!!」
「あははは!カワイイよぽてたん!もっと!もっとぽてたんにカワイイ声出して欲しいな!」
桐原はぽてまよの悲鳴に興奮し無遠慮にハサミをふるって行く
「いぎゃ!ほにぃぃ!ににゃぁぁ!!」
「あ!ごめんねぇ、五か所切っちゃった六本指になっちゃうね?でも沢山有っても損しないから良いよね?」
433116:2012/03/08(木) 12:15:41.70 ID:7pDA459m0
男子生徒さんの疲れ様です。
思えば、男子生徒さんはくそまよ虐待の一つの型を
作ったと思います。
私の作品中でもパク・・・いやオマージュさせてもらいました。
無道をむのう呼ばわりとか、叫び声の「ぼにぃ!」とか。
お礼を言わせて貰います。
ありがとうございました。
434116:2012/03/08(木) 13:36:12.78 ID:7pDA459m0
昇たち一行は、伊部の家にむかって歩き始めた。
水戸がぽてまよをずるずる引きずっていると、裸のぽてまよは、
皮がむけ、血がにじんできた。
「・・・・!!」ガムテープで口をふさがれたぽてまよは、叫ぶことも
素直の名を呼ぶこともできず、ただただ目に涙を浮かべることしかできなかった。
そうこうしているうちに伊部の家に到着すると、伊部は自分の作業場にみんなを案内した。
伊部は、機械いじりや溶接が好きで、アーク溶接機やら金属加工用のカッターなどがあり、小さな鉄工所のような様相だった。
これらの道具は死んだ祖父から受け継いだ物で、伊部の父親がこういったものにまったく興味を示さなかったことから
おじいちゃん子だった伊部がこの小さな鉄工所の二代目の主となった。
伊部の父は、海兵隊に所属していて、現在は他の惑星に駐屯しており、もう一年近くあっていない。
伊部は乱暴にぽてまよの口に貼られたガムテープを引っぺがした。
ビッっと音がして、それと同時にぽてまよが「ぶはぁっ!」と大きく息を吐き出した。
引き剥がされたガムテープに、ぽてまよの産毛がくっついていた。
「あにゃ・・・」ぽてまよは不安げに辺りを見回すと、周囲の加工機械がぽてまよを
寸断しようとする錯覚に襲われ、パニック気味となって騒ぎ始めた。
「ににゃぁあああ!!ずにゃあ!にゃすにぇにぇ!!」火がついたように騒ぎ始め、
縛られた状態で何とか立ち上がって逃げ出そうとするが、立ち上がるたびに
金城さんが紐を引っぱって引き倒した。
「あははっ、おもしろーい」
可憐な少女の顔に、嗜虐心の炎が宿った。
金城さんの友人である知念さんが道具棚にあるグラインダーを見つけてきた。
「いべっち、コレ借りるね。」そういうとグラインダーと防護メガネを着用して
グラインダーの電源を入れた。
知念さんとそれほど親しくもなかった伊部は、いきなり「いべっち」よばわりされて
すこし違和感に襲われたが、その違和感は長く続かなかった。
「あにゃ・・・ひっ・・・」ぽてまよは回転するグラインダーを見て戦慄した。
「このしっぽかわいくないねー」そういうとグラインダーで尻尾をゴリゴリと削りだした。
「ぼ、ぼにぃぃぃ!!」ぽてまよの絶叫が作業場にこだました。
飛び散った肉や骨、そして血液が知念さんの着ている服に赤い玉模様をつけた。
「うひひひ〜♪」知念さんは不気味に微笑むと今度はヤスリを持ってきて
尻尾の根元をゴリゴリと削り始めた。
「いにゃぁあああ!」ぽてまよは泣き叫び、青洟をたらして足をバタつかせている。
ゴリゴリと骨の削れる音だけが空間を支配した。
「出っ張りは平らにしないとね〜、えへへっ」知念さんの顔は不気味に弛緩している。
「あっ、レナばっかりずるい!」
金城さんは、知念さんの持つヤスリをひったくるように取ると、ぽてまよの口をむりやりこじ開けた。
「ぽてまよちゃんのお口、ウンチ食べたせいで臭いから歯磨きしましょうね〜」
そういうとヤスリでぽてまよの歯をみがきはじめた。
「もぎぃぃ!ふがっ!んごぉ!」ぽてまよは涎となみだを流して苦しんでいる。
ガリガリと歯が削れ、涎に血が混ざり始めた。
「にゃべぇっ!にゃめにぇ!」ぽてまよは首を振って抵抗するが、知念さんに
首を押さえつけられた。
「歯磨きしないと虫歯になっちゃうよぉ〜」知念さんが言うと、金城さんは、
「はい、痛かったら手をあげてくださいね〜」と歯医者のようなセリフをぽてまよに言った。
「んぎぃー!!いにゃい!」ぽてまよは手を上げようとするが、胴体を縛られているので手があがるはずもない。
「痛くないようなので歯磨きを続けまーす。うふっ♪」ぽてまよの口中は血まみれで真っ赤になっている。
ガリガリ削られた歯は、神経がむき出しになっていた。
ここまでの一連の行為をニヤニヤしながら見ていた男性陣から声が上がった。
「かわいそうじゃないかー」棒読みのしらじらしいセリフで伊部が言うと作業場の隅にある
冷蔵庫を開けてアイスキャンディを取り出した。
「ぽてちゃん、アーン」アイスキャンディをぽてまよの口に差し出すと、
「ほにぃ〜、いにぇっ、にゃあ〜♪」ぽてまよは伊部の名を気安く呼んでアイスにかぶりついた。
次の瞬間、ぽてまよの口に電撃が走った。
「うにょおおお!!ほがぁぁ!!」神経のむき出しになったぽてまよの歯に
アイスの冷気が容赦なく襲い掛かった。
こんな状態の歯でアイスを食べたらどうなるか、このバカな生き物はわからなかった。

435116:2012/03/08(木) 14:22:00.21 ID:7pDA459m0
ぽてまよはアイスを吐き出そうとするが、伊部がそれを阻止した。
「折角アイスやったのに吐き出すんじゃねぇ!」そう言うとアイスをグリグリと
ぽてまよの口に突っ込んだ。
「んーっ!んーっ!」ぽてまよは痛みに襲われて白目をむいて失禁した。
「ウワッ、汚ったねぇ!」伊部はぽてまよにアイスを咥えさせたまま小便の水溜りに顔を叩きつけた。
「んごぉう!んげぇっ!」ぽてまよののどにアイスが当たって、ぽてまよはえずいている。
伊部はみんなに溶接時に使うサングラスや溶接面をわたした。
そして、ぽてまよを木の板の上にうつ伏せに寝かせて手足に釘を打ち始めた。
「ぼにぃぃぃ!!いぎょおあー!」ぽてまよの絶叫がみんなの嗜虐心をさらに刺激した。
「伊部、何やる気だ?」ニヤついた顔で水戸が言うと、伊部は「まぁ見てなって」と答えた。
「ひ、ひぎぃい!いにゃい!」ぽてまよの顔は痛みと恐怖にゆがみ、ガタガタと小さな全身を震わせている。
伊部はぽてまよの目蓋に刷毛で何かを塗り始めた。
そして目蓋をグイッと押すと、ぽてまよの目は開きっぱなしとなった。
伊部は適当に金属片を持ってくると、ぽてまよの目の前でアーク溶接機でバチバチと溶接を始めた。
「ぼにぃぃぃ!!」ぽてまよの目は溶接の激しい光で焼けるような痛みに襲われた。
「ぎにゃあああ!!」直接見てはいけない溶接の光がもろにぽてまよの角膜を焼いた。
伊部が先程ぽてまよに塗ったのは強力な接着剤で、昇たちの住む地域では本来販売されていない物で、
伊部がわざわざインターネット販売で買ったものだ。
ぽてまよは顔を伏せようとしたが、そのたびに昇に耳を引っぱられて無理やり顔を上げさせられた。
「ひぎゃああ!め、みににぇにゃい!いにゃい!にゃめにぇ!」ぽてまよの目から
涙が滝のように流れ出た。
436名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/09(金) 02:40:07.75 ID:gV8szhS5O
ぽてまよが幸せそうに振る舞うほど嗜虐心が刺激される
幸せの絶頂に居るぽてまよに恐怖と苦痛を与えたい
437ある男子生徒ですが:2012/03/13(火) 14:50:19.77 ID:fl+yZb/s0
「あぎゃあああ!ぎ!ぎひっ!いにゃ、いぃぃぃっ!」
ぽてまよの悲鳴に何人かのクラスメイトが集まる
「教室の備品なんだからあまり汚すなよ」
委員長までひょっこり顔を出した
「あにゃ・・・ひぃっ!」
血まみれになった自分の足を見て悲鳴をあげるぽてまよ
初芝は桐原が作った切れ込みにセロハンを挟む
「セロハンなんか挟んでどうするんだ?」
「コイツはすぐに傷が治っちまうからな、セロハン挟んで切れ込み残した状態で治癒させるんだ」
ぽてまよの足に指を作ってやろうとしている俺達の親切な試みを皆に説明してやる
「いにゃい!にゃだぁぁ!」
悲鳴があがる度に皆の瞳に暗い炎が灯っていく
「おいおい何て声出してるんだよ、クラスのマスコットなんだろ?」
「いつもみたいに『ほにぃ』とか媚びた声で鳴いてみろよ」
「ヒッ!・・・ほにぃ」
ブヂンッ!
「びゃぁぁぁぁ!!」
ぽてまよがアホな媚び声を出した途端に桐原がもう片方の足に切れ込みを入れ始める
「ギャハハハ!桐原ナイス!今のタイミング凄い良かった!」
「ほにゃぁぁ!まにょにょ、まにょにょ・・・」
不細工な顔をクシャクシャにして涎を垂らしながら何事か懇願するぽてまよ
「ん?ぽてたんどうしたのかな?」
「まにょにょ!あん、にょ!ほにぃぃ!」
ブヂンッ
「ぼにぃぃぃっ!」
438ある男子生徒ですが:2012/03/15(木) 12:57:51.71 ID:q0Rgk8LG0
両足の切れ込みにセロハンを挟みぽてまよが自分で取ってしまわない様に布でグルグルと覆う
「明日には傷が塞がって指の形になってるハズだな」
「ヒグッ!ヒッ!ほにゃぁぁ・・・」
ぽてまよは、しゃくり上げながら自分の足を眺めてる
「おい、両手も縛っておいた方が良いぞ」
委員長が持って来たビニールロープを初芝に渡す
「にゃだ!ににゃぁぁ!」
ペタンと座ったまま手をパタパタ振り回して抵抗するぽてまよ、しかし
「はいはい、ちょっとおとなしくしましょうねぇ」
俺は、ぽてまよの胸倉を軽く掴んで仰向けに寝かせると力任せに拳を振り下ろした
「あびゃっ!ぼほっ!」
顔面に拳を受け恐怖でガチガチと歯を鳴らし始める
初芝はおとなしくなったぽてまよを手早く縛りあげた
「俺達は、もう帰るけど桐原はまだ残るんだろ?」
ぽてまよが居なくなるまで一週間程だ桐原は少しでも長く一緒に居たいだろう
「じゃ、じゃあ先に帰るけど、むったんも気を付けて帰ってね」
初芝が少し寂しそうに教室のドアを閉めた
439ある男子生徒ですが:2012/03/17(土) 13:06:36.27 ID:f722mAdY0
「ほにぃぃ・・・スン、スンスン・・・」
両腕と両足を拘束され教室に放置されたぽてまよは、いかにも可哀そうとアピールするかの様に泣いている
しかし、本当の地獄はここからであった
「ぽてたん、もうすぐ居なくなっちゃうんだよね・・・寂しくなるなぁ」
教室に一人残った桐原がぽてまよに手を伸ばす
「ほに!?シャーッ!シャーッ!」
目を吊り上げ転がりながら歯を剥いて威嚇している
「そんなに怖がらないでよぽてたん、仲良くしよう」
「ににゃ!シャーッ!」
ひたすら威嚇を続けるぽてまよの肩に触れる桐原
「はぁ・・・ぽてたん、柔らかいなぁ」
「ににゃ!ほに!フンフン!」
腹や腕を撫でまわす桐原は、やがてハサミをぽてまよの二の腕にあてがう
その表情はヨダレを垂らし正気を失っていた
「ハァハァ・・・柔らかいよぉぽてたん、それじゃこの辺を・・・」
「ほぉにぃぃぃ!フンフン!」
ジョキリ
「びゃあぁぁぁぁっ!いにゃぁぁい!」
ぽてまよの肉を断つ感触と悲鳴が桐原の脳を刺激する
先程の一件でぽてまよをハサミで切りつける感触がクセになっていた桐原はもう止まらない
「フヒヒ!・・・チョキチョキチョキ、たまんねぇなぁ・・・」
ぽてまよの頬や腹や腕を次々に切りつけていく
「にゃだぁぁぁ!!いにゃ、い!い、にゃいぃぃ!ほにぃぃぃ!」
「フゥフゥ、気分が乗って来たぞ、さぁメインディッシュだ!」
髪を掴んで強引に顔を自分に向かせると今度はハサミの柄をぽてまよの口に力任せに振り下ろした
「ぼぉぉにぃぃい!いぎゃぁぁ!」
「大好きだよぽてたん!もっと泣いて!もっと!」
何度も何度もぽてまよの口にハサミの柄を振り下ろした
「あびゃ!ぼひっ!ひぎゃあ!にゃめ、にゃめにぇぇぇ!」
440名無しさん@お腹いっぱい。:2012/03/23(金) 20:52:49.18 ID:HCRf5iDE0
マジキチ
441ある男子生徒ですが:2012/03/27(火) 13:48:32.42 ID:F33yq6A50
「ぽてたん!ハァハァ・・・良いよぉ、もっと良い声で泣いて!」
更に何度もぽてまよの顔面を打ちすえていく
「あぎっ!ぶふぉ!びゃあぁぁ!あびゃびゃ!」
「ハァハァ・・・」
ピタリと動きを止めた桐原は息を整えながらぽてまよの顔を見下ろす
ハサミの柄を何度も打ち付けられた口は前歯で傷付けられボロ布の様になっていた
更にその前歯も折れて失われ鼻や口から血の泡を吹いている
「ぼにぃぃぃ・・・」
「カワイイよぽてたん、またぽてたんの事、切り刻みたくなってきちゃった!」
再びぽてまよの頬にハサミをあてがう
「にゃめ、にぇぇ・・・ヒグッ!ヒグッ!」
ジョキリ
「ぼにゃぁぁぁ!あ!あ!・・・びぇぇぇぇぇ!!」
ハサミは、ぽてまよの左頬を大きく切り裂き顔面を血で染めた
その傷は口内にまで達し桐原は有ろう事か頬肉をつまみ傷を開いて観察している
「ぽてたん、お口が増えたね今までよりも沢山食べられるね」
「ひゅあぁ!いひゃいぃぃ!」
良い事をしたと言った体の桐原であったが有る事に気付いて表情を曇らす
「そう言えば、ぽてたんサヨナラするまで何も食べられないんだったね」
しかし、直ぐに何事か思い付き明るい顔になる
「そうだ!僕がこれから毎日お腹一杯にさせてあげるよ!」
そう言うと桐原はカチャカチャとベルトを外しズボンを下ろすと股間のナニを剥きだしにした
「前にもこんな事したけど今回は僕も気持良くなるし、ぽてたんもお腹一杯になれるね」
「ぴゃぁぁぁ!ににゃぁぁ!」
ぽてまよの悲鳴をバックにその口の中にナニを咥えさせ激しく腰を動かす桐原
「ぽてたんが居なくなるまで毎日こうやってお腹一杯にさせてあげるからね」
これからの約一週間、ぽてまよの地獄が決定した瞬間である

442ある男子生徒ですが:2012/03/31(土) 13:17:23.96 ID:sKbaRlVL0
「みんな明日の課外授業の準備は出来てるか?朝早いから遅刻するんじゃないぞ?」
午後のホームルームの時間、皆が帰り仕度を終えてソワソワしながらジャージ先生の話を聞いていた
明日は遂にぽてまよ最後の日、ねねの母親のコネでテレビ局に協力して貰い課外授業が有るのだ
「しおりにも書いて有るけど明日は弁当持参、学校からバスで移動だからな!それじゃ解散!」
起立、礼のあと解散になり足早に教室を出て行く者も沢山居た
俺も明日のイベントは楽しみである今日は軽くぽてまよを弄るだけにしておこう
当のぽてまよは教室の隅で小さくガタガタと震えていた
「よぉ害獣野郎、明日は食べられちゃうんだってな?」
「ヒィッ!ほにぃぃぃ・・・」
良く見れば俺達の努力の証、ぽてまよの足に指が出来ていた。もっとも指が六本なのは御愛嬌だ
「あ、そうか食べられちゃうってどう言う事かわかんねぇよな」
俺は携帯で動画サイトから動物の捕食シーンを検索してやるとぽてまよに見せてやった
「ホラ、鹿みたいの捕まって喉に喰いつかれてるだろ?」
動画の中では草食動物が喉に噛みつかれ窒息させられていた。しかもハイエナがおこぼれに与ろうと集まってきた
「ヒィッ!ヒィィィッ!」
「腹を喰い破られて内臓が出ちゃってるな?お前も明日こうなるんだぞ?」
「ににゃににゃぁぁぁ!ほにぃぃ!」
ガチガチと歯をならして泣きだすぽてまよ
「明日が楽しみだな、お前が喰い殺される様子をじっくりと観察させて貰うよ」
「にゃだぁぁ・・・びぇぇぇぇぇ」
泣きだしたぽてまよを置いて俺は教室を後にした
桐原のうれしそうな声とぽてまよの悲鳴のコンボも今日が最後だろう
443名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/01(日) 22:11:33.90 ID:Oa6OOzZP0
このスレ初めて来たけどレベル高いわ
過去ログも読み込んでしまった
444ある男子生徒ですが:2012/04/06(金) 11:49:16.02 ID:JI+tuygC0
遂にぽてまよ最後の日が訪れた
クラスの皆はいつもより早く登校している
雑談をする者やぽてまよに別れの挨拶をする愛護派等、様々だった
そこへジャージ先生に呼ばれていた森山と初芝が帰って来た
初芝は何やらプラスチックケースを抱えている
夏が近くなるとカブトムシや何かを入れて売っている様な緑色の蓋のやつだ
「その箱どうするんだ?」
「サファリパークまでこれに入れて運ぶんだってさ、服も脱がせとけって」
森山が淡々と答える、もはやぽてまよに一片の未練も無いのだろう
服を脱がせる役は桐原が喜んで立候補したので一任した
「さぁ、ぽてたん脱ぎ脱ぎしましょうねぇ」
「ぴゃぁぁぁ!ににゃぁぁ!」
いつものメンツに囲まれて猫用トイレに逃げ込むぽてまよだったが襟首を掴まれ引きずり出される
「あにゃ!にゃめにぇ!ほにぃぃぃ!」
いつもの様に手足をバタつかせる無駄な抵抗、俺が拳で黙らせようとしたその時
「・・・黙れよ」
いつもの高い声から想像出来ない様なドスの効いた声と共に桐原の拳がぽてまよの腹を捉える
「ぼにぃ!・・・」
腹に衝撃を受け手足をピンと伸ばして口を菱形にしている
「いつまでも俺が甘い顔してると思ってるんじゃねぇぞ!」
「ぴゃぁぁぁあっ!」
ジョォォォッ
久しぶりのビックリお漏らしだ
「む、むったん大丈夫?」
初芝が心配そうに尋ねる
「大丈夫だって!ホラさっさと済まそうぜ!」
桐原は少しバツが悪そうに笑うと慣れた手つきでぽてまよの服を脱がせていく
「あにゃにゃ、ほにぃぃぃ」
裸にされ転がされたぽてまよは恥ずかしそうに縮こまっていたが
俺達が床の小便を今まで着ていた服で拭き始めると途端に飛びついて来た
「にゃめ!まにょにょ!まにょにょ!ほにぃぃぃ!!」
「何が『まにょにょ!』だよ害獣野郎!」
初芝がぽてまよの髪を乱暴に掴むと例のケースに放り込んだ
「テメェの服なんざもう着ないんだから雑巾代わりに使ってもらえるだけ有りがたく思え!」
「あにゃぁぁ・・・まにょにょ、ほにぃぃぃ!」
ぽてまよはブクブクのだらしない腹を揺らしながらプラケースの中で惨めに地団駄を踏んでいた
445ある男子生徒ですが:2012/04/10(火) 15:26:41.05 ID:cfy2FDg20
俺達が最後にバスに乗り込みテレビ局の車に続いて出発した
ぽてまよはプラケースから出ようと透明な壁をペチペチと叩いている
「少しおとなしくしてろや!」
ケースを持っていた初芝が勢い良く振り回すと中から情けない悲鳴が挙がる
「あにゃ!ぴゃぁぁぁ・・・」
ケースの中で壁や蓋に体をぶつけ目を回していた
「ほにぃぃ・・・びぇぇぇぇぇっ!」
実に心地良い泣き声だ
クラスのマスコット面していやがった害獣が遂に駆逐されるのだ
他の奴らも楽しそうにぽてまよの泣いている様子を見ていた
「これ敷いとけよ、ソイツ漏らすからな」
ジャージ先生が新聞紙を持って来てくれたので蓋を開けるとそこにABC三人組とみかんがやって来た
「ねぇ、今日が最後なんだから言いたい事を言っておいた方が良いよ!」
「そうだよ!みかん今まで我慢してきたんだから」
三人組に促されオズオズと進み出るみかん
俺達が何事かと見上げているとみかんの腕がぽてまよを捉える
「ほびょ!?ほぉぉぉ!?」
ぽてまよの顔を無理矢理押し上げる
「ぽてちゃん最近は泣いてばかりで目が痛かったでしょ?目薬さしてあげるね?」
三人組がクスクス笑いながらぽてまよの目を開かせる
「ほぇぇぇ!にゃめにぇ!」
みかんが取り出したのは目薬ではなくタバスコだった
ポタリと一滴が眼球に垂らされる
「びゃぁぁぁ!あぁぁぁぁっ!ほにゃぁぁぁ!」
自分の顔を押さえつけているみかんの手を振りほどこうと必死に暴れるぽてまよ
「アハハ!何これ面白い!」
「ほにっ!ほにぃぃ!」
「ほら、もう一滴・・・」
さらに片目にタバスコを垂らすみかん
「あぎゃぁぁぁ!ヒッヒッ!いぎゃいぃぃいっ!」
446名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/13(金) 19:45:21.32 ID:S3dwkzbG0
以前ついうっかりハバネロを刻んでいた手で目をこすってしまったことがあったんだが
あれは想像を絶する痛さだった
瞼が眼球に触れるのがつらくてまばたきも出来ないほどの痛さ
あの痛みをぜひくそまよにも味あわせてやりたい
447ある男子生徒ですが:2012/04/17(火) 18:31:22.61 ID:CYoIfO5P0
「いぎゃぁぁぁ!ほにゃ!ヒィ!ヒィィィ!」
両目にタバスコを垂らされて絶叫するぽてまよ
「そろそろ手を放した方が良いぞ」
森山の忠告通りにみかんが手を放した次の瞬間
ジョォォォ
激痛に耐えきれず失禁してしまったのだ
ジャージ先生が持って来てくれた新聞紙の上で尿を撒き散らしながらぽてまよは転げまわった
その無様さに嘲笑を浴びせる三人組
教室に現れたぽてまよにカワイイと飛びついたのも三人組だったが手の平返しも早かった
俺達の様に露骨な虐待こそしなかったが帰り際に蹴りの一つも入れて行く事は日常茶飯事だった
しかしぽてまよ最後の時までのカウントダウンにおいて主導権はみかんに有る様だ
先程タバスコ点眼をやらかしたとは思えない普段通りの穏やかな笑顔で今もぽてまよを見下ろしている
「ぽてちゃん今日まで仲良くしようと頑張って来たけど最後まで私と仲良くしてくれなかったね」
「ひぃぃ・・・ひぃぃ・・・いにゃいぃぃ」
両目を手で覆い体を丸くして震えている
「私ね、結構頑張ったし我慢も沢山して来たんだよ?」
「スン、スンスン・・・ほにぃぃ・・・すにゃ、おぉぉ」
ぽてまよが森山に助けを求める声を聞いた途端みかんの笑顔が消えた
突然ぽてまよの髪を乱暴に掴むと亀をひっくり返すように仰向けに転がした
「あにゃ!?ほ、ほえ?」
「ねぇ、ぽてちゃんコレ何だ?ってまだ見えないか」
みかんがタバスコの次に取り出したのはソーイングセットの針だ
それを未だ視力の回復していないぽてまよの右手の平に深く刺し込んでいった
448名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:25:30.16 ID:OOYgLIJ40
ボクッ!
「グガアァ!!」
ぐちゅ子は左の頬に一瞬気が遠くなるほどの強烈な衝撃を感じ、腕の激痛を忘れて悲鳴
を上げた。
 左頬に大きく赤い傷が走り、血が溢れ出る。肉が落ちて浮き上がっていた頬骨が、ぺこりとクレーターの様に凹んでしまっている。
「・・・悪事を犯した奴が、今こそ酷い報いを受ける番だ」
主人はぐちゅ子の頬に振り下ろしたばかりの乗馬鞭を手に、ぐちゅ子を冷たく見つめな
がら呟く。
「ひぐっ・・・!」
突然の事態に混乱していたぐちゅ子は思わず叫ぶのを止めて、主人をまじまじと見た。
主人の眼は異様な光を湛えて、じっとぐちゅ子を見据えている。
ビシッ!メギッ!
「フガアッ!!」
鞭がぐちゅ子の顔の正面に素早く叩き込まれた。鞭が離れた後を見れば、ぐちゅ子の小さな鼻がひしゃげて潰れ、鼻血がたらたらと額の方に流れている。乗馬鞭の先端には、鉛の塊が仕込まれていたのだ。
「ふにゃあああっ!!ふへぁあああぁっ!!」
449名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:28:10.05 ID:OOYgLIJ40
バシィ!ゴギッ!メリッ!
「グウェエアァッ!」
今度は脇腹に鞭を立て続けに打ち付ける。その度にあばら骨にひびが入り、
細かく砕け内臓に突き刺さる。
「カハアッ・・・!」
ぐちゅ子の口から大量の血が溢れて、床に広がって行った。
主人はぐちゅ子の体を裏返すと、腰の上部の尻尾を切り落とした傷跡が
かさぶたになっているのを見つける。捕まえて最初に体を調べた時、
尻尾を弄られると痛がっていたのを思い出した。
そこで、それを目がけ何発も鞭を打ち込んでみる。
 バツッ!マギッ!ボギッ!!
「ゲギャッ!!シャアッ!!ウビャアアアアァ!!」
果たして、ぐちゅ子は特に激しく反応する。どうやら神経が集まっているらしい。
必死に体をよじって傷跡を隠そうとするのを、無理に体を押さえつけて鞭で殴りつける。
ゴツゥ!ボキャッ!
「あううっ!ヒャアァッ!!フギュワアァッ!!」
「お前は実にわかり易い反応をしてくれるから助かるよ!
 俺はお前が嫌がる事なら何でもやってやりたいもんでな!」
 ミシィ!メギィ!バキィ!!
「ヒギャアアアアアアァッ!!」
ぐちゅ子が悲痛な叫びをあげたのは、次第に直接叩かれている腰だけでなく、
下半身全体に重い激痛が広がっていくのを感じていたためだ。
主人が尻尾の跡に鉛の塊を力任せに叩きつけていくうちに、遂にぐちゅ子の尾てい骨が
砕けだしていったのだ。
それは、単なる自信という以上に、ぐちゅ子が自分の存在意義だとすら考えていた
俊敏な跳躍能力が失われた事を意味しているのだ。
足の甲だけなら、或いは京の元に戻れば治せるかもしれない。
だが、下半身全ての力が失われたとしたら・・・?
「ああああぁ・・・っ!」
 ぐちゅ子の心に、また絶望のひびが入っていく。
450名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:30:40.81 ID:OOYgLIJ40
「次はどこをやってやろうか?」
いい加減尻尾の跡を鞭打つのに飽きて来た主人は、ふと縄で吊られて目の前にある、
踏み潰された足の甲に目が行った。
「そうだ・・・!」
早速、足の裏に鞭を叩き込んだ。
バチィ!!
「ギャアアアアアアアァーッ!!」
「いいぞぉ、これだよ、この反応なんだよ!!」
ビシャッ!ブチッ!ビシュッ!グチャッ!
「フヒャアアアアァッ!!ウギュアッ!!」
普段裸足で飛び回っているので、皮が分厚く頑丈に出来ているぐちゅ子の
足の裏が裂け、内出血でどす黒く変色した血がどろりと流れ出て来た。
血はぐちゅ子の全身を伝って流れ、やせ細った体は血で覆われていった。
バンッ!ビチィ!
足の裏に鞭が喰い込む度、ぐちゅ子の脳天にまで、太い杭が体を貫く様な
衝撃がつき抜ける。
「グウェッ、ベエッ!!」
「どうした、腹が痛いんだろ!?この際だ、思い切り吐き出しちまえ!!」
主人は腹に鞭を喰らわせていくうちに、人間の女を鞭打つ感覚が蘇り、
次第に逆上し始めて来た。
腹だけでなく、ぐちゅ子の全身にくまなく鞭を打ち込んでいく。
「うわあっ、フギャアッ!うぐぅっ、ガアアアッ!!ギュニャアアアアァー!!」
451名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:32:45.53 ID:OOYgLIJ40
だが、主人はぐちゅ子を幾ら鞭で打っても、今自分が感じている興奮は、
以前人間の女たちを鞭打った時の様な性的なものとは全く違う事を自覚している。
今の自分は、ただひたすら、この人間を舐め切っている化け物、轟市にとりついた
危険な害獣を徹底的に痛め抜いた上で破滅させてやりたいという、
ぐちゅ子に対する純粋な破壊の衝動に突き動かされているのだという事を、
冷静に感じ取っている。
ビジッ!バキャッ!
「ウビャアアァーッ!!ギュガアアァーッ!!」
「ほら、もっと鳴け、もっと喚け!!
 早くいつもみたいに鳴いて見せてみろや!ぎゅーぎゅー、ぎゅーぎゅーっ、てなあ!?」
ゴツッ!メシッ!
「グワアアァッ!アギャアアァーッ!!」
「どうだ、お前がいつも馬鹿にして来た人間なんかに散々嬲られて悔しいだろう?
 お前なんざ、所詮人間以下の知能しかないど畜生だ!
 大人しく人間様に跪け、劣等生物が!!」
452名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:35:38.18 ID:OOYgLIJ40
ぐちゅ子は、生まれて初めて経験した、余りにも過酷な肉体と精神の苦痛と屈辱に
責め苛まされながら、己の運命を嘆く。
自分は何故こんな生き地獄に墜ちなければならないのだろうか。
僅か五日前までの勝手気ままな暮らし、京の愛情に包まれていた幸福な日々は、最早二度と訪れないのだろうか。
京やその周囲の連中以外の人間共は、自分にとって、いつでも好きな時に一方的に襲って餌を奪うか、
愛嬌のある仕草をして見せればすぐに喜んで餌を差し出すだけの、愚鈍でひ弱な存在でしか無かったのに・・・。
・・・人間の分際で、この汚らしい雄は、一体何様のつもりなんだ!?
「ふううぅ・・・!!ぐぁあああーっ!!!」
ぐちゅ子は、湧き上がった怒りをバネにして僅かに残された力を振り絞り、主人を睨みつけると、
左手を挙げて殴りかかった。
453名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/18(水) 22:36:51.93 ID:OOYgLIJ40
主人は一瞬驚きで鞭を振るう手を止めたが、すぐ笑みを浮かべて、満足気に頷いた。
鞭を離した右手で、さっき鞭を叩き込んだ左頬を優しく撫でまわす。
「いいぞ!そうだ、それでこそぐちゅ子だ!!その絶望的な抵抗が堪らねえな!!」
「うあっ・・・?」
予想もしなかった主人の振舞いに、ぐちゅ子は思わず口をポカンと開け、左手の動きを止めた。
優しく頬に触れる手と違い、主人の眼は、炯々と強い光を帯びている。
次の瞬間、主人の右手は、今まで撫でていたぐちゅ子の左頬を思い切り平手で張り飛ばした。
 バシッ!
「ヒュギャッ!」
「自分のやって来た事を棚に上げて、すぐ頭に血が上って他人に突っかかるお前さんに、
 会わせたい人がいるんだ・・・」
 主人は地下室のドアを開け、奥に向かって声を掛ける。
「どうぞ!」
454名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 18:11:16.11 ID:hrC3WpFm0
     +
 +
     ∧_∧  +
  + (。0´∀`)   ワクワクテカテカ
    (0゚つと )   +
 +  と__)__)
455名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:23:03.29 ID:YqbKNzbc0
(すみません、>>450が、送信ミスで一部文章が欠けてしまったので、その分だけ
 再度載せます)

「次はどこをやってやろうか?」
いい加減尻尾の跡を鞭打つのに飽きて来た主人は、ふと縄で吊られて目の前にある、
踏み潰された足の甲に目が行った。
「そうだ・・・!」
早速、足の裏に鞭を叩き込んだ。
バチィ!!
「ギャアアアアアアアァーッ!!」
「いいぞぉ、これだよ、この反応なんだよ!!」
ビシャッ!ブチッ!ビシュッ!グチャッ!
「フヒャアアアアァッ!!ウギュアッ!!」
普段裸足で飛び回っているので、皮が分厚く頑丈に出来ているぐちゅ子の足の裏が裂け、
内出血でどす黒く変色した血がどろりと流れ出て来た。血はぐちゅ子の全身を伝って流れ、
やせ細った体は血で覆われていった。
バンッ!ビチィ!
足の裏に鞭が喰い込む度、ぐちゅ子の脳天にまで、太い杭が体を貫く様な衝撃がつき抜ける。
「ぐぅ、ぐうぇぇ・・・。げえっ、げへっ・・・!」
逆さ吊りの状態が長く続いたこともあり、ぐちゅ子は耐えきれずに吐き出した。
だが、この五日間殆ど何も食べていない為、口から溢れ出るものは血と胃液だけだ。
「また吐きやがった!お前は本当に吐くのが好きなんだな!?」
主人は、げえげえと苦しげに嘔吐するぐちゅ子をじろりと眺めると、今度は腹に鞭を叩き込む。
ボコッ!ボスゥッ!!
「グウェッ、ベエッ!!」
「どうした、腹が痛いんだろ!?この際だ、思い切り吐き出しちまえ!!」
主人は、腹に鞭を喰らわせていくうちに、人間の女を鞭打つ感覚が蘇り、次第に逆上し始めて来た。
腹だけでなく、ぐちゅ子の全身にくまなく鞭を打ち込んでいく。
「うわあっ、フギャアッ!うぐぅっ、ガアアアッ!!ギュニャアアアアァー!!」
456名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:25:58.03 ID:YqbKNzbc0
(ここから>>453の続きです)

入ってきたのは、柴犬を連れた白髪の、上品な感じを漂わせた年配の男性だった。
「グルルルル・・・!」
柴犬はぐちゅ子を見た瞬間、牙をむき出して激しく唸りだす。
「ああ、確かにこの子だ・・・!」
老人は、吊り下げられたぐちゅ子を眺めて笑みを浮かべる。しかし、銀縁の眼鏡の
奥にある目は、激しい感情でギラギラと輝いていた。
「うぎゅっ?」
老人を見て、首をかしげるぐちゅ子。この人間の雄は、何者なのだろう・・・?
ペッ!ビチャッ!
「うあっ!・・・シャーッ、グアアアァーッ!!」
老人が、ぐちゅ子の顔に唾を吐きかけたのだ。
「この方はな、俺がいつもお付き合いさせてもらってる人なんだが、お前、
 なんでこの方がこんなに怒っているのかわからないのか?この子を良く見てみろ!
 見覚えが無いとは言わせねえぞ!」
主人の強い口調に、思わずぐちゅ子はその犬をまじまじと見てみる。
「グルルルルゥ・・・!ハッ、ハッ・・・ガウッ、ワウッ!」
柴犬は、左前足が根元から無くなっていた。3本になった足で、不自由な体ながらも
ぐちゅ子に飛びかかろうとするのを、飼い主の老人がリードで必死に抑えている。
457名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:28:11.07 ID:YqbKNzbc0
「この子はなあ、この方の家に食い物を漁りに入りこんだお前を追い出そうとして、
 お前に鎌で足を切り落とされたんだぞ!」
「うっ・・・!?」
確かにそんな事もあったかも知れない。だが、ぐちゅ子はこれまで散々他人のペットを
面白半分にいじめ続けてきたため、正直なところ一々覚えてなどいなかったのだ。
何が何だか分らない、といった表情のぐちゅ子を見て、それまで必死に感情を押さえ
続けてきた老人は、ついに怒りを爆発させた。
「君は、自分のやった事すら覚えていないのか!?・・・どこまで図々しい奴なんだ!!
 君がせめてこの子の事を覚えていて、ちょっとでも済まなかったという気持ちを見せてくれれば、
 少なくとも私は君を許してやろうと思っていたんだが・・・!
 さあ、コロ!こいつがお前の足を切り付けた奴だ!!お前はこいつをどうしたいんだ!?」
「ウウウゥゥ・・・ッ!ワウッ、ガウッ!!」
「どうします?やっちゃいますか?」
「ええ、お願いします!」
主人は、ぐちゅ子を吊るしている縄を緩め、ぐちゅ子の体を床の近くまで下ろした。
「ぐひゃあぁっ!」
458名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:29:50.38 ID:YqbKNzbc0
また潰された足に負荷がかかり、ぐちゅ子は悲鳴を上げる。
「けっ、それ位、この子の苦しみに比べたら屁みたいなもんだろうが!さあ、どうぞ!」
老人は頷くと、手のリードを放した。
「ウウウゥ、グァウ、グァウ!」
柴犬は、目を憎悪で爛々と輝かせながら、3本の足で必死にぐちゅ子に飛びかかった。
「ふああっ!」
ガブッ!ゴキッ!ボリッ!!
「ぎゅひゃあああぁーっ!!」
勢いよくぐちゅ子の体に飛びかかると、まず右の太腿に噛みついた。
「うぎゅわああぁーっ!」
ぐちゅ子は体を大きく振り、左手を使って柴犬を何とか引き離す。
柴犬が口を放した太腿にはくっきりと歯型が残り、血がだらだらと流れ出て、体を伝っていった。
柴犬はぐちゅ子の血の臭いでますます興奮し、今度は尻、次は脇腹と、より強く噛みついていく。
その度にぐちゅ子の体は鮮血に塗れ、地下室は血の生臭い臭いで充満する。
「ガウッ、ガフッ!」
ガブッ、ガリッ!グチャッ!!
「ヒュシャアアアーッ!アギュウウゥーッ!」
459名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:32:33.42 ID:YqbKNzbc0
ぐちゅ子は、骨、内臓にまで達する柴犬の牙に耐えながら、必死に考え続けていた。
考えれば考えるほど、訳がわからなくなり、混乱していった。
こんな動物をどうしようが勝手なのに、なぜ自分は一方的に責められなければならないのだろうか!?
体が普通なら、こんな奴、すぐ始末出来るのに!
これまで散々馬鹿にして来た人間よりも、更に格下の動物にいいように嬲り者にされる事の屈辱と猛烈な痛苦で
気も狂わんばかりになったぐちゅ子は、堪らず絶叫した。
「ぐわああぁーっ!!きょっ、ちゃあ!きょっ、ちゃあああっ!!わあああぁーっ!!」
主人はこのぐちゅ子の無様な様子を見ると、自分でも理解できない程の激しい怒りがこみ上げてきた。
「・・・お前、本当に最低だな・・・!」
「うああっ!」
460名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/19(木) 21:34:49.02 ID:YqbKNzbc0
主人は思わず柴犬を引き離し、ぐちゅ子の縄を引いて再び体を吊り上げると、頭を掴んで
正面から怒鳴りつける。
「おい、さっきの勢いはどうしたんだよ!?自分より弱い相手は散々いじめて来た癖に、
 ちょっと痛い目に遭ったら、すぐあの子に泣きついて助けてもらおう、って訳かよ・・・!
 甘ったれるのもいい加減にしろ!!」
主人はぐちゅ子の左肩を掴むと、全身の力を込めて根元から引き抜いた。
グギッ、ガコッ!
「ギュギャアアアアアーッ!!」
主人がぐちゅ子から離れると、左腕は体からぶらぶらと垂れ下がっている。
「済みませんでした、仕返しする邪魔をしてしまって・・・」
「いやあ、いい加減コロも満足したろうし、私ももう十分ですよ。
 それに、これ以上続けると、この子がこいつと姿の似ている人間の子供を襲う事を
 覚えかねないしね・・・。
 後はあなたにお任せします。今日は本当にありがとうございました」
老人は主人に礼を言うと、柴犬を連れて地下室から出て行った。
主人は老人の後ろ姿に向かって頭を下げると、泣き喚くぐちゅ子に振り向きざま、
拳をみぞおちに叩き込む。
ガツッ!
「ぐぶぇ!」
「さあて、俺のお楽しみを再開させてもらうか!」
「あっ、あううぅー!」
461名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/20(金) 02:58:19.43 ID:DyWIpse1O
面白すぎだろ!俺もそのうちぽてまよレイプネタを書くよ。
462ある男子生徒ですが:2012/04/20(金) 16:33:40.29 ID:lIb6NN1n0
「ほにゃあ!!いにゃい!」
針で刺された右手を庇うぽてまよ
すると今度は左の二の腕に針を突きたてた
「あにゃ!にゃだにゃだ!」
針を抜くとぽてまよの肌に赤い血の玉が浮かびあがる
「嫌なのぽてちゃん?でもぽてちゃん皆が嫌がる事を何度もして来たよね?」
今度は尻に突き立てた
「ほにゃぁぁぁ!!」
「泣いて許されるなんて思わないでね?」
出鱈目に暴れて攻撃をかわそうとするぽてまよに次々に針を刺していくみかん
背中に首に頬に
「びゃぁぁ!にゃめにぇぇぇ!ほにぃぃぃ!」
「私、今まで我慢してたのがバカみたい、ぽてちゃん最後まで仲良くしてあげるね」
「ほにぃぃ・・・スンスン・・・」
真っ赤な目でみかんを見上げるぽてまよ、どうやら視力も回復してきている様だ
その様子を俺達と三人組は満足に見ていた
今までぽてまよに理不尽な扱いを受けて来たみかんだったが俺達の様に不満を表に出す事は無かった
森山ですらぽてまよに愛想を尽かしたのだ、みかんがぽてまよに何をした所で咎める者は居ないだろう
みかんが針を突き刺す度にぽてまよの悲鳴が聞こえる
因果応報、これからサファリパークに着くまでぽてまよは今までの報いを受けるのだ
463名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/22(日) 06:57:10.60 ID:TrXbkPve0
男子生徒様もぐちゅ子虐待氏様もキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いつも楽しみにしてますぜ!
464ある男子生徒ですが:2012/04/23(月) 14:53:06.43 ID:/7okY1kS0
高速道路を使って約二時間程でサファリパークに到着した
ぽてまよはプラケースの中でガチガチと歯を鳴らして震えている
すっかり怯えきった顔で俺達の顔を見上げ涙目になっていた
「皆さんこんにちは、今日は皆さんの勉強を当パークでお手伝いさせていただきます」
バスから降りるとパークのガイドさんが挨拶をしてくれた
「これが教材です、お願いしますね」
ジャージ先生がぽてまよのアホ毛を掴んでガイドさんに手渡す
「いにゃい!ににゃぁ!」
「確かにお預かりしました、パークの中へは専用のバスにご乗車下さい」
俺達はパークのバスに乗り動物の居る肉食動物エリアに入った
「普段動物達は死んだ肉を食べているので今回ちゃんと狩りをするか判りませんが楽しみにして下さいね」
このパークでは普段、動物達が肉を食べる所を見学出来る様になっている
その肉が今回はぽてまよだと言う事だ
バスの後ろを走っている車にそのぽてまよを乗せていた
「今、後ろの車からエサを下ろします、車内からご覧下さい」
周りに動物が居ない事を確認すると窓からぽてまよが放りだされた
「あにゃ!」
無様に顔面から着地したぽてまよに車内から笑いが起きた
乗せていた車が走り去るとぽてまよは不安そうにキョロキョロと辺りを見回している
「そろそろ食事の時間ですので動物が集まって来ますよ」
ガイドさんの言った通りライオンが近づいて来た
普段はエサの肉塊が置いてある所に気味の悪い生き物が居たのでライオン達も警戒している様だ
「ほ、ほにぃぃぃ・・・ほにぃぃぃ」
俺が見せてやった動画に出て来た動物に囲まれたぽてまよは胸の前で拳を握って震えだした
「事前に教育してやった甲斐が有ったな自分がどんな目に遭うか理解してるらしい」
ライオン達は暫く警戒して近づかなかったが若い一頭が近づいて来た
好奇心が警戒心に勝ったのだろう
「あ!あ!ににゃ!」
逃げ出そうとした次の瞬間ぽてまよは盛大にこけた
「ぴゃー!ににゃ!ににゃ!」
若いライオンは腰を抜かしたぽてまよの臭いを嗅いでいる
「ほにゃぁぁぁ!」
ジョボォォォッ
465ある男子生徒ですが:2012/04/25(水) 13:53:53.31 ID:POj/Ye1Q0
突然小便を漏らしたぽてまよにライオンは一瞬ひるむが直ぐに歯を剥いて威嚇を始める
「ひぃぃぃっ!ひぃぃぃっ!ににゃぁぁぁ!!」
悲鳴を挙げるぽてまよに遂にライオンが噛みついた
「あぎゃぁぁ!びゃぁぁあ!ぎっ!ぎひっ!」
「良いぞ!やっちまえ!」
しかしライオンはふざけて軽く噛みついただけの様だ直ぐに口を開けてぽてまよを放してしまった
それでも鋭い牙が刺さっていた体は傷つきポッカリ空いた傷口から赤い血が流れ出ている
そして血の臭いはライオンを興奮させてしまったらしい
今まで興味無さそうにしていた他のライオンもぽてまよの周りをウロウロし始めた
「あにゃぁ・・・ヒック、スンスン」
血を流しながら無様に地べたを這って逃げようとするぽてまよ
しかし尻尾に喰いつかれ捕まってしまう
「ぴゃぁぁぁ!あにゃにゃ!ほにぃぃぃ!」
尻尾に喰いついたライオンはそのまま首を振ってぽてまよの体を乱暴に振り回した
「ほにぇ!びゃぁぁ!!」
再び車内が笑いに包まれた次の瞬間、ぽてまよの小さな体が宙に放り投げられた
地面にベチャッと叩きつけられるぽてまよ、どうやら自慢の尻尾を噛み切られてしまったらしい
「いにゃい・・・ほにぃ・・・」
ブビィッブブゥッ
遂に恐怖心から脱糞してしまった。薄汚いクソまよにはお似合いである
這って逃げようとするぽてまよの前に別のライオンが立ちふさがった
「あ・・・あにゃぁぁ」
右前足でぽてまよを殴り飛ばす
「あぎゃっ!・・・ぼにぃ」
吹っ飛ばされたぽてまよは、すっかり血だらけ泥だらけだ
更に起き上がろうとしたぽてまよの左腕にライオンが噛みついた
「いぎゃぁぁぁぁ!あぎっ!ぎひぃぃぃ!!」
ベキッミシッバキバキバキッ
466ある男子生徒ですが:2012/04/26(木) 12:50:20.67 ID:02FN1OQS0
「ひぎっ!いぎゃぁぁぁいっ!ほにぃぃぃぃ!!」
骨の砕ける音を響かせぽてまよの左腕が変な方向にねじ曲がる
「すにゃ、お!!す、にゃおぉぉぉ!」
必死に森山に助けを求めているが当の森山は鼻で笑っていた
一部の擁護派はぽてまよの惨状に目を背けていたがクラスの大半はこの娯楽に見入っていた
ブチブチブチッ
「びゃぁぁぁっ!!まにょにょ!まにょにょ!にぇぇぇぇ!!」
腕を食い千切られて悲鳴を挙げるぽてまよ
ライオンは食い千切ったぽてまよの腕を咀嚼しながら獲物が逃げない様に前足で押さえつけている
「ひぃぃ・・・ひぃぃ・・・ほにぃぃぃ」
体重をかけられ呼吸も満足に出来ず悲鳴を挙げる事も出来ない
「ぽてたんの腕が無くなっちゃったよ!」
「死ね害獣!苦しんで死ね!」
目を輝かせながら桐原と初芝が見入っている
ここに居るほとんどの人間は、ぽてまよが苦しみもがき死んで行く事を望んでいた
周囲の人間の好意を受けるのが当然と言った態度で振舞っていたマスコットキャラ気取り
あの媚びへつらう害獣が血と泥に塗れ恐怖のあまり脱糞し涙と鼻水で顔を汚している
「ほにぃぃ・・・」
弱弱しい声をあげるぽてまよに再び攻撃が加えられた
今度は右腕に喰いつかれ、また小さな体を振り回される
「あにゃ!びぇぇぇぇ!!ずにゃ、おぉぉぉ!」
食い千切られた左腕の傷口から血を撒き散らしついでに小便も撒き散らしている
467名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 00:07:03.09 ID:laIvvfUjP
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               `ー一'⌒ヽ、___ ....ノー'u
             u   U      U
                 u  u       ∪
            U          u       
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     ___ _ _ _ニ三ニ‐ニ三ニ三ニ‐ニ三三ニ‐    
468名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 01:13:08.14 ID:UmoPcxQy0
容量的にそろそろ次スレの季節だね
ちょっくら立ててきます
469名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 01:20:28.08 ID:UmoPcxQy0
ほい
それにしても本放送からそろそろ5年になるっていうのに500KB到達ってすげえなあ
SS作家さんたちの汲めども尽きぬ意欲と発想力に脱帽

ぽてまよ アンチスレ その7
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1335543339/
470名無しさん@お腹いっぱい。:2012/04/28(土) 20:13:27.04 ID:3lMK/+ub0
>気味の悪い生き物が居たのでライオン達も警戒

なんか知らんがツボに入ってしまったw
たしかにピンク淫獣が現実にいたらかわいいとか絶対思えない造形だわ

>>469
乙です
471名無しさん@お腹いっぱい。:2012/05/01(火) 19:09:05.49 ID:Rd7CEW7L0
いやぁ懐かしいなぁ
この害獣に何度胸をムカムカさせられたことか

マジで床に叩きつけてやりたい生き物やで
そして思い切り優しくするフリをして裏切って絶望させてやりたいと思っていた
472名無しさん@お腹いっぱい。
                                 /   ,ヘdヘ
                                /.  ▼/wヘ ▼  ぽて畜産
                               /    〈_(.゚ヮ゚ノ_〉   処理工場
                             /______________
                                  .┠┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
                              ポギャッ.┣┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴
                            ポギャッ\.┣┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬
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