東京マグニチュード8.0 震度55

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454名無しさん@お腹いっぱい。
8話以降の未来が悠貴の死を受け入れられず幻覚を見ているのをみて、防衛機制を思い出した。

自分が聞いたことある事例だと、
山梨で普段は中の良かった家族だったが、母がある理由で(理由は忘れたけど)線路に身投げ自殺を図り、その瞬間を目的してしまった中学1年生の息子がいた。
当然、母親は生きてるわけなく即死、しかもグチャグチャな状態で通常なら極度なトラウマ症状になるシチュエーションなわけなんだが、
ある日その噂を聞き付けたカウンセラーがその自宅に訪ねるとその子は元気そうに遊んでいる。
所が、話の節々でどこか違和感があり、「母さんは家にはいないけど、どこかで生きているんだよ」と言った感じの事を元気に話していたらしい。
それは、母が死んで「母さんは天国にいて向こうで幸せに暮らしている」とか、思慮深さを感じるそういう概念ではなく、
「母は現世に生きてるんだ」と自分の中で心理的に母が死んだ瞬間を記憶から改ざんし、母は本当に生きているんだと思い込んでいる様子で。

実際にこういう事例は多々あるらしい。
このストーリーだと、8〜10話で悠貴の幻覚を見続けた未来だけでなく、
5話の古市さんの奥さんも自分の孫がなくなった現実を受け入れられず、未来悠貴を孫のように扱う様子もそれに近いニュアンスが含んでいる。

実際の地震シュミレーションに基づいて(ryって話だったのに幻覚オチかよwって
叩く人がいるけど、現実を受け入れられず、変わりに別の妄想(自分の願望)的な記憶が本当に
インプリティングされてしまう事例は科学的にも、そして誰にでも起こりうる現象。
M8.0などという非日常大災害の時は特に、、、ね