楓「ミ ミルモが 里に帰る………!?
ミルモ「帰るって… ただ一回里に
戻るってこと じゃねーよな
王様「もちろん もうずーっと
里でくらすって ことじゃとも
いやー ダアクを 倒すとは
おそれいった! 人間界で学ぶべきことは
充分学んだと 言えるじゃろう!!
それというのも 楓さんのおかげ
じゃよ! ミルモに恋の力を
さずけてくれたん じゃからのう
楓「えっ そんな… 私はなにも
王様「いやいや! 本当に楓さんが
ミルモのパートナーでよかった
わしからも礼を 言いたい!!
今までミルモが世話になったのう
楓「……
楓(ミルモ 本当に 里に 帰っちゃうの!?
ミルモ「うーん おいっ 親父!
わかった! 近いうちに 帰る!
王様「うむ! なるべく早く 帰ってこい!
今後は 妖精界での 修行が山づみ じゃからのう
ミルモ「まぁ ちょっと 待てよ 親父!
その前に やりてーことが あんだ
王様「はて?
ミルモ「銀河って ヤツがまだ ほっとけねーんだ
そいつをどーにかしてやりたい!
王様「あぁ 例の ダアクに利用されてた人間か
よかろう お前にまかせよう
ミルモ「おう 終わったら すぐ 帰る!
楓(ミルモがいなくなるー…… 眠れない……
楓「………
楓(まったく人の気も 知らないで
ぐっすり 寝てくれちゃって
楓「帰ることも あっさり 決めちゃってさ
ホントに薄情者 なんだから!
ミルモ「ムニャ……
楓(…なんてね ホントは わかってる
きっと 妖精界の 王子として 早く帰った方が
いいんだよね ミルモとの愛は この前確認したし
私とはなれるのは ミルモだって さみしいハズ…
これは しかたの ないことなんだ
それに今はうじうじしてる場合じゃないよね
星野くんのことを なんとかしてあげないと