WHITE ALBUM ホワイトアルバム #40枚目

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335名無しさん@お腹いっぱい。
涼しくなってきたんで、久々に緒方理奈のキャラについて考察

理奈は兄・英二との音楽活動を続けていくことを望んでいたが、図らずもその英二
に妨害を受けることになる。
英二には自身の限界の自覚と由綺の可能性への確信、そして理奈を自分の分身とみ
なす固定観念があった。ゆえに理奈(=自分)が由綺に負けるという図式を積極的
に作り出してしまう。
理奈はそんな英二に強く反発するが、最終的には兄から離れて新たな道を歩き出す。
特に終盤は英二との会話シーンが無いw 周囲に翻弄されつつも、自立した強い心
を持つキャラクターである。

由綺に対しては先輩として、友人として接する。人を思いやる優しい気持ちがあり、
デビューに向けて悪戦苦闘する由綺を何度となく励ます。WHITE ALBUM のレコーディ
ングで苦しんでいるときには、自分の持ち歌にヴォーカルを入れて欲しいと持ちか
け、立ち直らせる。これが最終話の伏線となる。
冬弥に対する自分の気持に気付いたとき、由綺にそのことを打ち明け、フェアな勝
負を挑もうとする。好戦的な一面を持つと同時に、卑怯な振る舞いを嫌う潔癖さが
ある。
ただ、由綺を思いやるあまりに理奈は何度か嘘をつく(これは理奈だけではなく由
綺をとりまく多くの人がそうなのだが)。サウンドステージ01でも、理奈は由綺を
守るために由綺を欺く。このことが由綺を苦しめることになる。