もし、ギンコがエヴァ四号機のパイロットだったら?
ギンコも母親のいない人だろ。だめか…。母親のいない14歳の子どもという設定から外れます。
ぬいの魂をギンコがシンクロさせて動かすというならわかるが。
最初のうちはできなくて当たり前なので、ギンコにエヴァの動かし方を教えないといけないな。
ギンコ
「すごいぞ。これは、ネルフの巨大なからくりはすごいな。
これがエヴァ初号機か…。近くで見るとでっかいな。」
-エヴァ初号機の頭を見てびっくりするギンコ。-
櫂 トシキ
「俺は毎日のようにここを通っているので驚かないがな。
この巨大なものは、エヴァンゲリオンといい、汎用人型兵器人造人間です。
ギンコさんのエヴァは確か四号機の予定でしたよね。こちらにどうぞ。」
ギンコの頭にインターフェイス・ヘッドセットをつけ、四号機のエントリープラグに入り、
起動の準備をしてから、エントリープラグを四号機に挿入。無事に起動。
幾つかの点検を行い、エントリープラグが正常かどうかの点検も欠かせない。
ギンコ
「これが未来のからくりか…。私の世代では、和時計、モールス電信機くらいだしな…。」
櫂 トシキ
「よし、ギンコさんのエヴァは固定装置を切り離しました。さあ、歩いてみてください。」
ギンコ
「歩くと言ったって、この巨大なからくりをどうやって動かせばいいんだよ。」
櫂 トシキ
「ギンコさん、まずは、他のことは何も考えないで、歩くのをイメージしてください。
四号機のシンクロ率は現在38%です。この程度なら、歩くことだけはできるでしょう。」
ギンコは一生懸命に歩くのをイメージしたが、ギンコの思考がなかなかエヴァに伝わらない。
シンクロ率が低いと、どうしても、思考のタイムラグが発生するという作用がある。
このため、エヴァの操縦は一種の慣れが必要だ。
やっと歩き出したものの、すぐに転んでしまう。俺だって何度も転びながら、エヴァの動かし方を覚えたものだ。
初心者のうちは何度も転ぶ。何度も転びながら、上手に動くコツを覚える。
LCLに浸かった後、「アップアップ!溺れる!」となりかけるギンコ。
だが、これは最初のうちで、ぶくぶくとやっていればすぐに液体呼吸に慣れる。
LCLの中での音声通話は、空気中の通話と比較して速く音が伝わる(水中に伝わる音と同じ)。
無論、エヴァの機内のスピーカーはシンクロナイズド・スイミングで使用するような
スピーカーとなっている。これは、防水仕様のスピーカーを使用する必要があるからだ。