けいおん!紅茶733杯目

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810名無しさん@お腹いっぱい。
「けいおん!」というアニメは金銭面や演奏面でのチートはあるもののそれ以外は極力ただの軽音楽部の女子高生の日常だけを描いている

だからこそ
視聴者はキャラクターへの親近感に惹かれファンとなるのだ

そして「けいおん!」は楽曲が優れている
制作はプロだがそれでもすごい

普通「私の恋はホッチキス」なんて題名の曲を作詞作曲しろといわれればそれは明らかにチープなかわいいだけの音楽になってしまうだろう
最悪の場合東方(笑)のジャンクミュージックのようにホッチキスホッチキス連呼するだけになるかもしれない

ところが「ホッチキス/女子高生/山澪のポエム」という具材から出来た料理はシャイな女子高生の変愛模様を描いた爽快な曲なのである
音楽界にミシュランがあれば迷わず三ッ星をあげてしまうだろう

それ以外にもだす曲だす曲が名曲揃い
まさにアニソン界のピートルズである

無駄にキャラクターを増やしまくる厚化粧の萌えでなく極力薄化粧の萌えでキャラクターに個性を与える奥ゆかしさの上にとんでもない実力のあるという粋な演出

それに加えアニソンという不利な立場からオリコン上位を占領しちゃうようなカッコよさが日本人の気質にマッチしたのだ

無意味な伏線、鬱展開、エロだらけの作品が深いのではなく視聴者の心に気持ちのいい位の刺激を与える作品こそが深いんやで

何故ならそれは万人に愛されるのだから