ギャラクシーエンジェる〜ん61

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175名無しさん@お腹いっぱい。
私は自演粘着+奇形AA職人◆MetroErk2gの顔を見た。
正確には、パソコンの画面から浮かび上がってきたのだ。
まるで汚れた雑巾からしたたる黒ずんだ汚水のように
◆MetroErk2gの顔は液晶から湧き出てきた。
それは醜いものだった。
私はにわかに発すべき言葉を持たなかった。ただ悲しかったのだ。
私はこう見えても医者である。数年前まで「国境なき医師団」
の一員として世界のあらゆる紛争地域を飛び回ってきた。
戦争で体の一部を失った人間。爆弾の破片で顔を損傷した人間。
炎で顔の皮膚を再生不可能なまでに焼かれた人間。
私はそういう人間を、十年以上にわたって世界で見てきたのだ。
◆MetroErk2gよ。
知っているか。「モーターサイクル」というグロ画像を。
自慢じゃないが、あれを撮ったのは私だ。あの顔の半分が崩落した
男を見ても私の手はぶれなかった。
あの映像にピンボケがないことからも明らかだ。
しかし、しかしである。
お前を見てしまって○時間も経つというのに、
私のキーボードを打つ手はまだ震えている。
私はかつてお前ほど滅茶苦茶な顔を持った人間、神が心底見捨てた
と思われる人間に出会ったことはない。
以上のようなことを、私は心の中で語りかけた。
十分待った。何の反応もなかった。
私はハンガーから埃だらけの外套を外すと、冷たい雨の降る夜の街
に出た。削除とスレストで◆MetroErk2gを封印する旅が始まったのだ。
消えかけた街の光は、◆MetroErk2gの人生のように儚かった。


〜ヒトと類人猿(分子から見た類縁関係)〜
                   ┌─ヒト
               ┌─┤
           ┌─┤  └─チンパンジー
       ┌─┤  └───◆MetroErk2g
   ┌─┤  └─────ゴリラ
 ┌┤  └───────オランウータン
 │└─────────テナガザル
霊長類