▲天元突破グレンラガン Part372▲

このエントリーをはてなブックマークに追加
289名無しさん@お腹いっぱい。
脚本会議当日、中島の奴がクライマックスが思いつかずTV版のままの展開になるらしい。
俺はグレンラガン自体に興味が無く、27話の焼き直しになっても何とも思わなかった。
ガイナに行ったら会社全体が重い空気になっていた。
馴れ合いは嫌いだが辛気臭い空気はもっと嫌いだ。
俺は屋上に行きの雨宮にコスプレさせてギター作画の参考にした。
一服し、帰ろうと思い、机にパワパフZのDVDを取りに行くと何やら大騒ぎになっていた。
どうやらエウレカをバックれてまでやる気満々の吉田が焼き直しに不満らしく暴動寸前らしい。
若手のメンバーはビビッて退散しちまったらしい。
まぁ、そんなこと俺には関係ないわけで当然俺は無視して帰る。
玄関口に付くとそこにはメインスタッフである、中島かずき(全盛期中島みゆき激似)が泣いていた。
どうやらコイツはストーリー担当責任者だったらしく全責任を負わされるらしい。
今石の奴、無茶させやがる。
コイツ一人で暴動を止めるなんて不可能にきまってんじゃねーか。
俺は気休めの言葉でもかけようかと思いかずきに近寄った。
俺「かずき、大変だな。まぁ頑張れ」
かずき「ゴメンね。私のせいで劇場版、台無しだね・・・」
俺「まぁ、気にすんな。これも何年か経ったら良い思い出だ」
かずき「ゴメンね・・・ようちゃん・・・劇場版・・・成功させたかった・・・」
俺「・・・東映まんがまつりみたいにすりゃいいんだよ、クライマックス」  
かずき「!? す、すげえ!さすが吉成さん!」
脚本会議で俺の提案が決定稿となり、俺は黙って作打ちに向かった。
ヒロユキ「まったくこんな大変な提案して・・・もぉ!吉成さん、ちゃんと責任取ってね!」
スシオ「俺の吉成さんならゼッタイダイジョブっすよおお!」
アマ「もう、二原は勘弁ッすよ吉成さん」
どいつもこいつもニヤニヤしやがって。
あ、ちなみにこいつらは俺の同僚、本当にしょうもない奴らだ。
俺「俺、今、グレンラガン全開だから」
ヒロユキ・スシオ・アマ「ハイハイ、わかりましたよ」
そうして俺達4人は作打ちに向かった。
劇場版を成功させバッゴオオオオオオオオオオンンンンンンンンン!!!!!!!!!
兄成「作画的見所はねえな!」
吉成「(;><)兄ちゃん!?」
今石「兄成さんなんでへぶっ!!」バキキッ!
すしお「吉成さん逃げてぼぶべっ!!」オスシッ!
兄成「この程度で満足してるのか?」
吉成「( ><)らめえええ!」
兄成「こい、曜、お前のためにホワイトアルバムのED2を空けておいた」
吉成「(#><)今回ばかりは兄ちゃんといえども……」
兄成「何から逃れたいんだ? 現実ってやつか?」グイッ
吉成「(;><)兄ちゃんら〜め〜!」ズリズリ……