ストライクウィッチーズ 第340統合戦闘航空団

宮藤さん、いいかい。よく聞いてくれ、。
この包みの中には、俺の証言を収めたレコードや証拠の品が入っている。
４巻で俺の存在を抹消されたわけを、知る限り喋った。
もしファンブックにも載ってなかったら、これをGONZOに届けてくれ。
上の人が本当だと信じてくれたら、この作品は救われると思う。
俺が直訴しようかとも思ったんだが、なんていうか…
そうするのが逃げるみたいに思えて。
ここで戦うのをやめると、自分が自分でなくなるような…。
百合厨が憎いとかクルトさんの仇を討ちたいとかいうんじゃないんだ。
上手く言えないけど…あいつと、創造主（高村監督）と戦ってみたくなったんだ。
俺が少年兵だからなのか、理由は自分でもよくわからない。
宮藤さん、俺はたぶん抹殺されるだろうな。
そのことで、一般の視聴者やこの作品のスタッフを恨んだりしないでくれ。
彼らだって俺と同じで、自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ。
無理かもしれないけど、他人を恨んだり自分のことを責めたりしないでくれ。
これは俺の最後の頼みだ。
もし、運良く生き延びて反攻作戦が終わったらさ、
かならず扶桑に帰ってくるよ。会いに来る。約束だ。
…これでお別れだ！じゃあな宮藤さん。達者で暮らせよ！
坂本少佐によろしくな！