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4月30日に発売された小説誌「ザ・スニーカー」にて「涼宮ハルヒの憂鬱」新アニメーションに関する1枚の
ビジュアルが発表された。そこに描かれた「長門有希」が今、話題を呼んでいる。
頬を少し赤らめ、眼鏡を外しながらこちらを見上げる。そのうるんだ瞳には、戸惑いなのか、驚きなのか
有機的な光が宿る。姿や服装は同じでも、彼女の表情や仕草は「涼宮ハルヒの憂鬱」で描かれた長門
有希と明らかに違う。このビジュアルには、大きな「謎」が存在するのだ。
「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」それが長門有希の正体。以前の彼女は
もっと冷静沈着で、無表情で無感動だった。いったい彼女に何が起きたのか?問いかけてみても、きっと
こんな答えが返ってくるだけだろう。
「ごめんなさい、私は知らない」
「彼女」はその答えを知らない。ひそかにしかし確実に何かが変化している。「ハルヒ」が動き出す日は、近い。