【いまさら】CLANNADに国崎往人【なに？】

原作：key　TBSアニメーション「CLANNAD」
2007年11月8日：第6話「姉と妹の創立者祭」にて、
20分41秒地点で同じくkey作品｢A I R｣の主人公国崎往人を発見。
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そろそろ長袖が鬱陶しくなる季節だった。
服の色が余計に熱を吸収するよく晴れた日、俺は東京にいた。
今日中には出て行きたいのだが･･･ポケットに手を突っ込んで手を開く。
穴の開いた硬貨が三枚と穴の開いてないのが三枚･･･。18円･･･。
東京で野宿すると、同業者っぽいやつらがめんどくさいしな･･･。
俺は今日中に金を稼がねばならないようだ。

えいえんはあるよ
ここにあるよ

駅前で人形劇をする･･･。
俺は手を使わずに人形を動かせる。母から受け継いだ法術で動かしているんだ。
普通はこの意図で釣っていない不思議な技に立ち止まる客も多い。
大体子供が止まって、そばに居る親が金を置いていくのが普通だ。
しかし･･･

「どうしてこうも人が居ないんだ」
駅から出てくる人は確かにいる。しかし、こっちの方向には人が来ないのだ。
俺はウンコ座りをやめ、立ち上がった。くそっ何があんのか確かめてやる。
反対方向に走ると確かに人ごみがあった。
「いけっ」
「そこだっ」
いったい何だっていうんだ。人ごみを掻き分け前に出る。そこには･･･
「ひでぶっ」
「あべしっ」
クマと学ランの連中が戦っていた。なんだありゃあ。あ、全員倒れた。
「もう、人に迷惑をかけるんじゃないぞ」
倒れている人間ら(高校生だろうか)は泡以外に血やいろんなものを吐いている。
「おい、人に迷惑かけないと誓え。誓わないと許すことが出来ないんだ」
それでもクマの着ぐるみは聞く。あいつら聞いてない･･･聞いてないよ･･･。
人ごみが満腹な顔でばらける。遠目で見るとクマが人を襲った後みたいだな。
血をはいて倒れている人の中に知っている顔を見つけた。
「･･･！おっ、陽平じゃねえか」
髪の毛は染めているようだが、あれは確かに東北の方であった春原陽平だ。
「元気してたか･･･って血ぃ吐いてるな･･･」
「うっうう･･･助･･･けて」
血の海に沈む･･･。おいおい。
「そいつの知り合いか？」
クマ着ぐるみが背後に来ていた。
「ん？あ、ああ」
やべえ、俺までやられるのか？無差別攻撃か？

「そうか、そいつを連れて帰ってくれないか？たぶんもう迷惑はしないと思う」
そう言ってクマの着ぐるみは、他の倒れている連中を見る。
俺を攻撃する気は無いようだ。
「こいつら･･･どうすんだ？」
俺は学ラン連中を指差して尋ねる。よく見ると鼻ピアス、刺青、ろくな連中ではないようだ。
「こいつらは私が運んでいく。ちょっとやりすぎたみたいだ」
そう言って全員担ぐと歩き出した。
「おいクマ」
「･･･？まさかとは思うが私のことか？」
クマの顔がこっちを向く。
「もしかしなくてもお前のことだ。クマの着ぐるみ被ってんだろうが。
　それよりさっきの騒ぎのことなんだが」
「ああ、こいつらがちょっと人の迷惑になることをしてな。ちょっとしたお仕置きだ」
「お仕置きって･･･」
そういったとき、背後で人の走ってくる音がした。
「逮捕だー」
やばい、警察がさっきの騒ぎを聞きつけてここまできたようだ。
「お、おいやばいぞ」
そう言ってクマのほうを見たが、誰も居なくなっていた。
あれ？あいつどこに･･･
「逮捕だー」
そこまできている。逃げよう。･･･と足元の陽平を見る。
「･･･また後でなっ」
やっぱり逃げることにした。

はぁ･･･はぁ･･･
ここまで来れば･･･ひぃ･･･追いかけて･･･はぁ･･･来れない･･･ふぅ･･･だろ。
顔を上げる。公園の中に居た。時計の針は11時半を刺している。
ぎゅるるる･･･腹へったなぁ。
さっきから腹はへっていたのだが、走ったせいでもっと腹が減った。
もうだめかもしんない。最後には･･･幸せな･･･記憶を･･･。

「大丈夫ですか？」
くらくらした頭に誰かが話しかけてくる。
「はら･･･へった･･･」
「おなかがすいているんですね。この焼きたてのパンを食べてください」
食べ物が差し出される。手に取り、無我夢中で口に入れた。
ガリっ
「うっ･･･」
なんだ･･･この味は･･･
「どうですか？新作のリライトパンです。人生書き直せるほどのおいしさを目指して作りました」
うそをつけ･･･ガクッ
俺の意識は遠のいていった。

こういう小っ恥ずかしい同人SS書くと、後で読み返すと死ぬほど恥ずかしくなるよなｗ

なった

なったのかよｗ

なったけど続き

目を覚ますと久しぶりに天井を見ることが出来た。
頭の上にたたまれている冷えたタオルを近くにあった机に乗せる。
「･･･ここは」
「気がつきましたか？」
若そうな女性が俺を見下ろしていた。
「あんたが俺を助けてくれたのか？」
「はい、私のパンを食べた後、倒れて動かなくなったので
　･･･きっと一度にたくさん食べたから胃がびっくりしてしまったんでしょうね」
違うだろ･･･とは思ったが口には出さないでおく。
「では、休んでいてくださいね」
「いや、俺はもう出て行く。世話になった」
「まだ休んでいたほうがいいのでは？」
労わりの言葉に苦笑いで答える。
「今日中に金を稼がなくてはならなくてな、どこか人の集まる場所に･･･」
いや、陽平を探して泊めてもらうってのも･･･と考えてやめた。
東京に家族で引っ越してきたとも思えないし一人暮らしだろう。
夜の部屋に男が二人、考えただけで気色悪い。
「あの」
考え事をしていた俺に、女性が話しかけていた。
「ん？」
「何をするのかわかりませんが、人の集まる場所なら」
そう言われて着いてきてみると学校に居た。
「今日はこの学校の創立者祭なんですよ」
どうりで学生服以外の人間も校内にあふれていた。
「なるほどここなら儲かりそうだな」
子連れもいるし
「そういえば何をなさるのか聞いていませんでしたね」
「人形劇で金を稼ごうと思っている」
そう言いながら尻ポケットから取り出した薄汚れた人形を彼女はじっと見つめる。
そして、顔を離すと
「釣る糸がないようですが」
「こうやるんだ」
人形の意識を込め、軽く投げる。人形は予定通り空中で一回転して、地面に降り立ちお辞儀をした。
「まぁ･･･」
彼女は目を大きく開いて驚いている。俺も悪い気はしない。
人形を拾い上げると俺は驚いている彼女を尻目に校門をくぐった。
そのとき
「甘いな」

　　 ご｀ヽ､ 　　　そんなことより
　　ら,り⌒＼　　　みんなコレを見てくれ、このなにげないAAの驚くべき完成度に
　　　/　 ﾉ 　ﾞヽ 　　オレは小1時間ほど感動してしまった
　 　 {　/`Y´ ＿）
　 　 ヽ'^) ＞. )

おお

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？

おお

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？

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