*『Kanon』京都アニメーション版 128*

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849名無しさん@お腹いっぱい。
>>848
いや、単に

・昔の英語吹き替え…「北米の視聴者に合うように」との名目で、キャラの性格やセリフを直訳しない事も間々ある
 酷い場合はCCさくらのTV版のように編集による物語改変とかが起こってファンが激怒した時代もあった
・今の英語吹き替え…どうせCS放送するアニメは一握りで、主な正規視聴方法はDVDだから9割方英語トラックも
 日本語音声/英語字幕のトラックも付いてくるのに、吹き替えが日本語のオリジナル版と違いがあると
 アニオタに文句言われまくるせいもあって、凄く原作に気を遣ってキャスティングする。
 (日本でも洋画吹き替えは声優に任せる度合いが大きいものの、ファンにマニアの多い海外アニメの
 吹き替えでは結構声質を似せたり、英語でしか通じないギャグも直訳したりしてくるのと似てるかも)
・最近のADV(Kanonの北米版作ってるとこ)作品…キャラの性格や台詞を適度に軌道変更しつつ、
 一方ではここ10年くらいで培ってきた「北米における日本アニメの吹き替えの方法論」も適度に守って作る。
 「100点の吹き替え=完全なコピー」という価値観から脱却してる点で面白い。

という事。
なんで一周巡って戻ってきたのかっていうと、多分ADVが最近担当しているのが
AIRとかNHKにようこそ、秒速5cm、レッドガーデンのような日常ドラマ部分が重要なタイトルで、日本語を英語に
置き換えただけのコピー主義を無闇に追求しても、単独で見ても物語が完全に咀嚼出来ない吹き替えになると考えたからかもね。
(テキサスにはADVのほかにFUNimationという制作企業もあるんだけど、こちらはかなりファンに好まれるオリジナル重視路線。
最近では蟲師の吹き替えは見事でした)

ちょっち文が冗長でゴメン。要するに言いたい事は、
Kanonの英語版は新鮮な気持ちで見れる仕上がりになってるので、みんなも買ってみて欲しいな…って事。