ジュムはあしや人形祭に来ている。
目当てはもちろん巴の巫女姿を見るためだ。
雛に苺飴とわたあめを買ってやり、そのすきに置いて行こうとした失敗してしまった。
「うあ〜い。苺飴とわたあめおいしいの〜!!もっともっと食べたいの〜!!」
(うるせえ!!こいつ買ってくれたら静かにするって言ったくせに騒ぎまくりじゃねえか!!もうめんどくせえからとっと置いてくか)
「ジュム、待って〜歩くの速いの〜あっ!!」
どんくさい雛は走ろうとして転び、ジュムのズボンに解けかけの苺飴をくっつけ、わたあめは地面に落としてしまった。
それにぶち切れたジュムは叫ぶ。
「せっかく買ってやったのに、このクソ人形が!!!!!!!ズボンと床を舐めろ!!舐めてきれいにしろ!!」
「ううっ・・・ごめんなさいなの・・・キレイにするから怒らないでなのぉグスッグスッ・・・ぺろぺろ・・グスッ・・」
通行人に見られる中で地面の上の汚いわたあめを舐める雛。
そしてズボンについた苺飴も舐め始めた。
「てめっ!地面舐めた汚い舌で俺のズボンをなめるんじゃねえよ!!!!」
雛の顔をけり、足を踏み潰した。
「うあーーーーーーーーーーっ!!!ひ、雛の足がーーーっ!!い、痛いの・・・言われたとおりにしたのに・・・うあうっ・・」
痛みにもだえる雛を見て通行人の一人がジュムに寄ってきた。
「き、君、これもしかして人形?すごいね、人形祭のために作ったのかい?」
「いえ・・・これは最新の洋物ダッチワイフです。イベントを盛り上げようと思って持ってきたんです。」
それを聞いて周囲がざわめき、雛苺を見つめる目が変わった。
「ただしこれは未完成で・・・今から穴を開けるんです。このダッチワイフを使ってみたいなら皆あのステージの前に並んでいてください。
すぐ準備しますので・・・」
歓声と共に大勢の人が走り出した。
雛苺はそれに乗じて這って屋台の下に隠れる。
しかしたこ焼きと書かれた幕の下からそのおしりが丸見えだった。
「あっれ〜?雛苺ちゃんはどこにいったのかなあ?」
ジュムはたこ焼き屋の屋台の前にたつと、調理用のピックを拝借した。
「全然どかに隠れたか分からないや!!!」
勢いよくピックを雛苺の尻のど真ん中に突き刺し、全部入ってしまいそうなほど深くまで押し込んだ。
「うっぎゃあああああああああああっ!!!??い、痛いの!!止めて止めて止めてなのおおおおおおお!!ぎいいいいっ!?」
屋台から雛苺を引きずり出すと股間にも同様に深くピックを突き刺す。
「っあああああああああ!!!!ううっ、うっ、と、巴ぇぇ・・・・雛ジャンクになってしまったのおお・・・・・」