新海誠 ほしのこえ/雲のむこう/秒速5センチメートル 17
たとえばだよ、交通事故で人が死んだ映画作ったとするじゃん
なぜか過去事故のトラウマ持ってる人向けな映画なわけ
んでただひたすら事故のつらさを描写する
そういうのと変わらんのだな、基本的に
教習所で見せられる映画かよw
そう、仮に過去のあまずっぱい体験を、良き思い出として回想するってのはありだと思うんだよ。
そういう描写なら、観客だって、あああの頃はよかったなあ、それなりに、ってなもんで。
しかしただひたすら苦痛ばかり味わわされてもなあw
いやーでも、新海だけじゃなくて、現代の邦画でこういった苦痛だけって描写多いよ。
傾向かもしれん。
こないだ塚本信也のヴィタール観たんだけどさ、あれなんてもう、辛い辛い辛い気持ち割りーって内容だもんな。
でもなあ、塚本はあるいみ、究極の恋愛の領域を「開拓」し描ききったという功績をみとめざるえない。
鳥肌がたつというか。そこまでやるかという、人知の想像をこえた恋愛ね。
新海は、そういった領域までは、まだまだだなあと思うよ。
構成や描写は普通じゃないから(万人向けではない)から、何かはやろうとしているんだけど、
作者自身がつきぬけきれないというか、いまいち何やりたいのかわからん。
感傷だけと言われても、感傷自体は味付けみたいなもんで、テーマが何かと。
遠い声、届かない声ってのは一環してるんだろうかね。
そこらへんは全作品通してなんとなく感じる。
しかしだよ、声が届かないんじゃなくて、おめーが発してないだけだろこのヴォケが!
というのが回答。
>しかしだよ、声が届かないんじゃなくて、おめーが発してないだけだろこのヴォケが!
>というのが回答。
受身の高齢童貞によくあるパターンだな。
で、出会いが無かったとか言っちゃうの
結論:アクティブになればこの映画の主人公みたいにならんですむ。セックルセックル
いや、あの時はあの時でイッパイイッパイだったろ?
>>933のように、あの時もう少し上手くやってれば○○○出来たのに、とか
後から思うんだよなぁ、くそ
そういう意味では妙に前向きな耳すまを超える事は
絶対出来ないな。ありゃ陰鬱とした学生時代を過ごして後悔してる
人間にとって憧れの「もう一つの青春」を見せつけられてる感じだからな
>>945 耳すまも桜花賞みたいなもんで、あのあと自然消滅しそうな。
耳すまはファンタジーですから
秒速見て思い出した。
中学の頃大好きだった彼女が赤ん坊を連れているのを、大学卒業前に田舎に帰省した
時に見かけた。
驚いてさすがに声を掛けられなかった。
連絡が途絶えたからといって、いきなり音信不通になるわけじゃなくて
中途半端に年賀状のやりとりだけは惰性で続いてたりするんだよな
で、何年か後にいきなり「結婚しました」とか言って夫婦+子供の写真入りの
年賀状が届くの
このパターンは多いんじゃないかと思うけど、これじゃドラマにならんか
>>946 三話はある意味新海の耳すまへのアンサームービーだったのかもな
>>950 耳すまの場合は男のほうがイタリアで女つくっちゃいそうな感じがする。
女はあのまま独身婦女子になる
そこまで描かなかったのが耳すまの良い所、と思っている。
成長物語ってどこで終えるかが重要だから。
耳すまはしっかりと想いを伝え合ってるってのが大きいと思うな。
っていうか、あの作品は雫の夢のほうをメインに観てたから全然暗い気持ちにはならなかった。
耳をすませばで鬱になる思考回路が理解出来ない
鬱要素は皆無だろアレ
>>954 それはお前は汁実した幸せな人生を送ってきた笙子
映画の中の二人は夢と希望と青春と異性で満ち溢れているのに
それをテレビで見ている俺には何も無かった
今も何も無い
たぶんこれからも何も無い
そんなこと言ってたら何も見れない何も出来ないだろ
やっぱり理解出来ないわ
リアルって残酷だよねぇ
幸福を実感するよりも退屈か残酷かどちらかの時が多いな。
楽しい時間は経つのが早いし。
自転車…なんか青春だ。
これ、童貞オトコの妄想作品であって、
実際の女はもっと現実的というか、
サクッと新しい彼氏をみつけてラブラブだったり?
男にしても自然消滅した元カノにあれだけ引きずらないよ。
>>949のように年賀状で近況報告くらいはするし。俺も1してる。
未だにお互い独身なので心配してるくらいだよw
実際あれだけ未練タラタラならラストは絶対追いかけるだろ。
相手が結婚しようが関係ない。何らかのアクション起こすよ。でないと良いことも悪いことも起こりようがない。
山崎の歌で盛り上げといてストーンと落とされるんだもんなあ。底意地の悪い演出だ。
童貞の妄想作品といわれてもしょうがない。
まあ、ヒロインの声の中の人のブログに
>映画だけ見ていると「軟弱者!」と思っていたタカキが何であのようになってしまったかが理解できました。
とあったのでとりあえず小説買って読んでみるかな。
時かけの細田みたいに、
餅は餅屋で、脚本はプロに書いてもらったほうがいいと思うよ、
こういう劇場作品作る時は。
最近知ったのだけれど、耳すまも似たような結末が小説で書かれてますですね。
>>962 おまえは、まんま童貞男丸出しで涙を誘うな
>>960 男の恋は別名保存
女の恋は上書き保存
って童貞のおっさん達が上映後にしたり顔で語ってたYO!
GEOにずらーっと5本も置いてあったんだが、マイナーとも違うな。
まあ、なにはともあれ全国メジャー作品だ
小説とかで後から補足するのは新海の悪い癖だな。
アニメ単品で作品世界を作り切れてない証拠。
>>967 単に商売上手なのかもよ
プラネテスの小説版が出るのを聞いてそう思った
>>968 確かに商売上手なのかもしれないな・・・
けれどプラネテスは作品として纏まってる感が個人的にあるからな・・・。
纏まってる作品にプラスアルファとして小説版で補足するのと
ちょっと良く纏まってないというか説明し切れてない作品の
穴を埋めるように小説版で補足するのとではまた違ってくるからなぁ・・・。
とか言いつつ雲の向こうみたいにまた小説版買っちゃうんだろうな俺。
秒速見たけど、時間の無駄以外の何者でもないなぁ。
絵は綺麗だけど、ストーリーはどこにでもある現実を描写しただけじゃん。
いやいくらなんでもさすがにそれは感性乏しすぎだろw
今更ながらに秒速見たんだ。
やるせないというか、なんか切なくなった。ある意味、NTRっぽいな
才能の無駄遣いという言葉を思い出した作品です
まあでも業界世間で評価を得てしかもすでに10億近く稼いでるから感無量だろうね
失われた可能性へのレクイエムだな。
>>972 映画見る限りあかりに欠点は無いから逃がした魚は余計にでかく感じるw
今度出る小説によると上京してからの大学時代に何人かの女とパコパコしてるみたいだな。
そのときに何があったのか・・・
3話目は小説を買わすためのプロモーションビデオかw
>【16日発売予定】『秒速5センチメートル』を新海誠監督自らノベライズ。
>映画では描ききれなかった貴樹の心情等を読むことができますよ。
>(店長オススメ度: ★★★★★ /2007/10/27更新)
ちょwww映画では描ききれなかったってw
新海映画監督だろw
とりあえず楽しみにしよう。
このひと会話での駆け引きみたいなの全然書けないよね。
いつも独白での掛け合いだけで。
そういうところがいかにも願望と頭の中だけの会話で成り立っててオタ臭いって言われんだろうな
私小説ってその方がリアルだと思う。表現手段の問題だがね。
979 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/04(日) 11:40:15 ID:DWGvJMlU
そろそろ次スレかね
茫漠としたこのスレも終焉か
>>977 会話での駆け引きならすごいのがあったじゃないか。
世界を取るか女を取るか(笑)ってやつ。
そりゃ女とるにきまってるじゃん
>>981 ああwあれね。雲の会話も酷かったな。
新海作品見ると普段何の気なしにドラマや映画やアニメの中で
交わされてる会話が自然に見える事がいかに凄いかがわかる。
やっぱり本職の脚本家は偉大なんだなってw
新海は大学文学部出身なんだから物語やセンテンスつくりがルーツなんじゃないのか?
だけど絵ばかりに集中して肝心のセンテンスがヘタクソなんじゃしょうがない
>>982 ヒロインのことしか頭にない主人公に、しかもすげー唐突に言ってたからギャグにしか聞こえなかった。
そのくせ主人公と世界との接点がほとんど描かれてなかったし。雲はすべてが薄っぺらく感じたよ。
昔見た彼女の猫を覚えていて、それだけの理由でたまにこのスレ覗くんだが、
ほかの作品はまったく見る気おこらんなあ。
なぜかつーと、俗物に浸かったいやらしさみたいなものを感じてしまうんだな。
本編を見終えてから、初めて予告編を久しぶりに見直したけど、いいねえ。予告編。
何か違和感あるなぁって思ったら解決した。
本編は貴樹の視点なのに、予告編は微妙に明里視点だったからなんだな。