何もかも嫌になった。自分の置かれた環境をリセットしたかった。
義母・義弟・義妹の3人を焼き殺した奈良県田原本町の医師吉川元祥の長男、吉川雄太(16)*1の言葉。
俗に言う『ゲーム脳』の究極の発展型であり、一般には“リセット症候群”と呼ばれる。「誰も一人で
は生きられない」という“哀戦士”の考え方を否定し、人と世界の関わりを全て拒絶する極めて自己中心的な考え方である。
もちろん、人間にはこの世界をリセットする力は全くないのだが、「涼宮ハルヒの憂鬱」が一部で
“ポストエヴァ”と呼ばれるほどの大成功をおさめたこの時代に於いて、無意識のうちに“自分が世界の中心である”
かのような行動をとる自己中心的人間はこれからも増え続けるであろう。個人的には駄作としか思えない小説版「涼宮ハルヒの憂鬱」
シリーズが、なぜこれほど若者に人気があるのか。様々な理由は考えられるが、最近の若者に『ハルヒ脳』が増殖していることもその
1つではないだろうか。
…と、朝日新聞の如く無理矢理こじつけて書いてみたw あ〜、冒頭の犯人の言葉を聞いて涼宮ハルヒを思い出したのは事実だけどね。
ハルヒって“ツンデレ”というよりはただの自己厨にしか見えないしw そんなハルヒ脳の連中に贈る言葉はただ1つ、「CLANNAD」
の一ノ瀬教授の遺言より。
世界は美しい
悲しみと涙に満ちてさえ
瞳を開きなさい
やりたいことをしなさい
なりたい者になりなさい
友達を見つけなさい
焦らずにゆっくりと大人になりなさい
あ、いや、「やりたいことをしなさい」と言われて好き勝手やったらダメだぞ(笑)。
という訳で、ハルヒばっかり読んでないで「CLANNAD」もプレイしてくださいよ、という話でしたw
何この馬鹿。