†西の善き魔女 女王候補5人目†

このエントリーをはてなブックマークに追加
15名無しさん@お腹いっぱい。
前スレの原作設定
937 :風の谷の名無しさん@実況は実況板で :2006/07/02(日) 16:34:37 ID:h+g5Op+P
なんかアニメ版のダメポ加減にもうどうでもよくなったので世界設定の壮絶な【ネタバレ】しときます


もともとこの星に人類は生息しておらず、今いる人類は宇宙船の遭難事故で漂着した人間達の子孫で
本星が遭難した星を発見した時には既に時が流れ、人類は繁殖していた

本星としては希少種である竜などが生息していた事から、過去の反省(文明の発達による自然破壊や
それに伴う希少動物の駆逐)を元に人類を退去させようと考えたが、人工冬眠し延命していた遭難者の
生き残り(後に初代女王となる)が、既に住民はこの星に根ざし生活しており移住はできないとし
文明を抑え、居住地域も竜と隔てる事により共生は可能であり、そういう国づくりすると主張

高度の文明が秘匿され異端とされた理由がここにあり、文明の発達を助長する一因ともなり
竜の生息地に人類が踏み入る契機となりうる戦争、侵略行為も避ける必要があった

この主張は本星の興味をひき実験的な試みとして許可された
またこの試みが失敗するか否かは賢者、詩人、当代女王の三者により判断が下される

賢者はマザーコンピュータのようなものであり、真昼の星と詩人を通じて人類を監視している存在だが
長い時を経て既に「もう人類はダメポ」という考えで思考が硬化している

詩人は老朽化した賢者に代わるものとして送られたが、思考が硬化した賢者に代替わりを拒絶されている
詩人自体は市井にあり人々の生活を直接見聞きし肌で感じているので賢者ほど凝り固まった考えにはなっていない

代々の女王は、文明の抑制と、戦争、侵略を回避すべく努力を続けてきたが、人工の増加、各国の勢力増強、
ヘルメス党など科学に対して探求心を持つ者達の台頭は抑えがたく、遂に限界を迎えている事を現女王は痛感している
さりとて自分が終末の女王となるのも避けたい想いもあり逡巡している

女王候補への課題は女王としての資質を見極めるとともに戦争、侵略を回避するための女王教育の一環でもあり
新たな打開策を模索するための試みとも考えられる

以上、アニメ版では全く語られる事のなかった世界設定でした
16名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/04(火) 19:58:22 ID:WXx2ruDa
ドラマCDがものすごい勢いで原作に喧嘩売ってる件
17アニメ版の本来の作内背景:2006/07/04(火) 20:53:40 ID:fBWD8tA3
>>15が出るならこっちもあったほうがよかろ。


356 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2006/06/12(月) 00:30:46 ID:FZeYyhtc
>>341
大陸の西にある大国がグラール、女王制で西の善き魔女と呼ばれている。
東の帝国がブリギオン、勢力拡大しグラールへの侵攻を狙っている。
その間にある砂漠の小国がトルバート、ブリギオンによって攻め落とされる。

グラール国内では、レアンドラを女王候補にたてる南部の有力貴族チェバイアット家
とアデイルを候補に立てる北部のロウランド家が主導権争いをしている。
その他王宮内に第三勢力あり、リイズ公爵が中心だったがまだ黒幕がいる感じ。

ブリギオンの侵攻を止めたものは女王になるという「火の鳥の試練」のため
レアンドラは私兵を募りトルバートに向かおうとしている。
しかしアデイルは「火の鳥の試練」そのものが第三勢力の策謀ではないかと疑っている。

リイズ公爵は王位簒奪を狙っているが、男は王になれない国のため
ヘルメス党に通じたり、ブリギオンを利用して女王制自体を揺さぶろうとしていた。

ヘルメス党は異端の秘密結社。グラールでは禁じられた技術や知識を持つ。

ネタバレなしで書くとこんなもんか。このへんの勢力図や世界設定は
原作だと非常に緻密で面白いのだけれど、アニメだとなにがなんやらわからんな。