トーマにとって前世の罪をどう処理するかということより
謎の苦しみがトーマにある、
探ったらどうも前世の人物の罪の意識がそうさせているらしい。
彼が苦しみから脱して今を有意義に生きるには?
ということが焦点だよね?
これ突き詰めると前世自体はあんまり重要でないよな。
トーマにとってはヘルガの幸せを願うこと、具体的にはティナに謝る、
ってことじゃないかい。
ソランに謝るってのも入ってると思うけど、
時間の都合で割愛したと妄想してみる。
ティナの転生の事件に係った人物の中で
事件を全て把握している者は誰もいない。
ソランはセスがなぜ傷ついたのか知らない。
ベフォはセスとソランの死の真相を知らない。
セスは事件の真相を知っているが、転生装置については何も知らない。
これは別に悪くない。群集劇ならではのスリルを楽しめた。
でもこれらは24話のための設定で
最終回につなげる為の設定になっていないから
最終回をできまなくさせてしまっている。
たかし原作の作品を他に見てないけどパルムの評判聞く限り
たかしには人を感動させたいという強いモチベーションは持っていると思う。
人を感動させるには悲劇の方が作るの簡単だから
そればかりになったというのが現実に近いと思う。
FCで神!と思ったシーンはほとんど悲劇。
そして嬉しいはずの展開を挙げてみると
黒ソランとか7巻最後のイアンとか見ててどうよ。
山本二三氏の手腕でさわやか&救われている部分多いと思う。
(脚本の三井氏のくせはわからないのでスマソ)
嬉しいことで人を感動させる事は本当に難しい。
細田守とかアニメーターじゃないけど三谷幸喜作品を見ていると
人間をよく観察している、勉強していると感じさせられる。
三谷はちょっとひねてるが。
FCは確かにそういうシーンあるけど、部分的。一瞬だけって事が多い。
そこの良さは認めるけどできまないのだよ。
>>364 年末のゆんゆんは自分だが
以前の長文氏ではないです。
>現世を生きるのに前世の記憶は必要無いというか、不必要じゃないのかな…
トーマは前世の記憶を本人の意思と関係なく持っちゃっているんですが
(2話の時点で判明してますから後付け設定ではないわけです)
その場合はどう対処したらいいんでしょうという話をしてると思ったんだけど
違うのかな。