極上生徒会 〜第56期卒業生〜

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110名無しさん@お腹いっぱい。
数日前、このスレでそうめんの話が出たせいか知らないが
のりこが昼にそうめんを茹でた。
ガラスのボールに氷と水を入れ、白いそうめんを泳がせる。
薬味は葱と茗荷、それに山葵を少々。
のりこは山葵は苦手なので一瞥したのみ。

あれだけあったそうめんが粗方なくなったころ、気がついた。
のりこは一束に数本入れられている色付のそうめんを除けている。

「また変な拘りを見せるなぁ」
片付けるつもりで色付をまとめて取り、一気に啜る。
「味なんかかわんな・・・・」

のりこが固まってる。
と思ったら、次の瞬間ぼろぼろ涙をこぼしてる。
そういえば、お楽しみは最後にとっておく奴だったっけ。

「なあ、晩御飯・・・」
「いらない」
だめだ。完全に拗ねちまった。
俺はZippoをテーブルに置き、厨房に立つ。

まったく、二食続けてそうめんは厳しいな。
備蓄のそうめん束から色付を選り分けながら
俺は、どうやってのりこを食卓までつれてくるか考え始めた。