種死・・・悲劇はもう繰り返してはダメだ 29

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12名無しさん@お腹いっぱい。
Op前
メサイアの空域に突撃するAA,エターナル。
メサイア内
オペレータA「ステーション2、ポジションまで160」
オペレータB「ネオジェネシス、パワーチャージ40%」

キラアスvsシンレイ+AAvsミネルバ。
アスラン「まずいぞキラ、このままではオーブが!」
レイ「くっ…」
シン「でえええぇいっ!」
キラ「アークエンジェルは行って下さい。アスランも!」
アスラン、AAクルー「え、?」
キラ「ジャスティスなら、(レクイエムの)シールドを突破できる。この要塞は僕たちで押さえるから!」
マリュー「でも、それではエターナルは…」
ラクス「この船よりも、オーブです。オーブはプランに対する最後の砦です。失えば世界は飲み込まれる。」
〜〜暁、三連星の戦闘シーン
ラクス「絶対にまもらなけらばなりません。私たちは、そのためにここにいるのです。」
ディアッカ「どうすんの!? イザーク」
イザーク「くっ…、エターナルを援護する!」
ディアッカ「ああっ?」
イザーク「ザフトの艦だ。あれは!」
レイ「いかせるか! ミネルバは何をやっている!?」レイ、ストフリのドラグーンにピキューン。
シン「レイ!! くっそお、フリーダム!」シン、キラに襲い掛かる。
キラ、種われ。。
レイ「シン、お前はミネルバとともに、アスランとAAを追え!」
シン「え??」
レイ「フリーダムは(ラウの回想)、俺が撃つ!」
シン「レイ……」
シン「お前はジャスティスを。今度こそアイツを撃つんだ!」
シン、対アスランの回想。
レイ「そして、全てを終わらせろ。」
シン「…ああ、わかった!」
キラ、レイのドラグーンにピキューン。そして、伝説に「ラウの気配」を感じとまどう。
キラ「…これは…、どういう事なんだ? 君は?」
アスランの背後に迫るシン。
シン「そうさ、終わらせる……。」
レイ「今度こそ、すべてを!!!」
13名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 01:47:26 ID:6QmDa+R+
Aパート
引き続き、キラVSレイ。
キラ「何故なんだ? 何故、こんな?」
レイ「えぇいっ!」
正義、暁レクイエムに向かう。
アスラン「てえいっ!」
兄貴「えらい数だなぁ、こりゃあ。……が、数だけいたってね!」ドラグーン発射。その辺のMSを殲滅。
マリュー「ゴットフリート、てー!!!」
オーブ艦の人「ラミアス艦長!」
マリュー「フィールドを突破する! 時間が無いわ。早く陣形を立て直して!」
ミリィ「ブルーαより、ミネルバ! 距離16!」
チャンドラ「ミサイル来ます。数12。」
兄貴「ちぇっ!」
マリュー「ゴットフリート照準。  てー!」

ルナマリア、オーブ軍と交戦中。
ルナ「てぇえっ!」
ルナ「ジャスティス!? アスラン!?」
アスラン「インパルス!? ……ルナマリアか!?」
ルナ「……アスラン!?」アスランにちょっかい出していた頃の回想。
(お姉ちゃん、やめて、なんで戦うの? 何で戦うのよ!?)メイリンの言葉
ルナ「何で、あなたがメイリンを…、よくもメイリンを!」
(仇じゃないし。メイリンは不幸にもなってないし。「よくもメイリンを…選んだわね!」か?)
アスラン「やめろ、ルナマリア! おまえも!」
ルナ「にげるな!」アスランに襲い掛かるルナ。
アスラン「くっそ!」仕方なく、インパルスの腕を切る。
アスラン「邪魔をするな! 君を撃ちたくなど、ない!」
ルナ「何を!」なおも、攻撃するインパルスの足をビームブーメランで切断。
三度び、キラvsレイ。
キラ「そんな……、何故君が……? 何故君がまた?」
〜〜レイの回想〜〜ギルの言葉。
ギル「逃れられないもの。それが、自分……。」
レイ「そして、取り戻せないもの……、それが過去……。だからもう、終わらせる……すべてを。」
レイ「そして、あるべき正しい姿へと戻るんだ。人は……。世界は……。」
キラ「でも、違う!!!」ドラグーンを打ち落とすキラ、驚くレイ。
キラ「いのちは…、何にだってひとつだ! だから、その「いのち」は君だ!彼じゃない!」
キラの言葉にショックを受け、動きが止まった伝説をだるまにする、キラ。
14名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 01:50:08 ID:6QmDa+R+
Bパート
ミネルバに後ろをとられそうなAA。
マリュー「アスランくんは?」
ミリー「だめです。位置特定不能」
兄貴「俺が行く!!」  マリュー「ムゥ…。」
兄貴「ムラサメ1個小隊! ついてこい!」
三度、アスランVSシン。
シン「くっそーっ! なんで、あんたなんかに〜〜!」
アスラン「もう、お前も過去に囚われたまま戦うのはやめろ!!」
はっとする、シン&ルナ。
アスラン「そんなことをしても、何も戻りはしない!」
と言いつつ、凸の中では母、二コル、ハイネがよぎっていた。一方シンの中には、マユが……ステラが…。
シン「な、なにを!」
アスラン「なのに、「未来」まで殺す気か!? お前は!!」
アスラン「お前が欲しかったのは、本当にそんな力か!?」
シン「くっ…」シンの中でいろいろな想い(いろいろな人の言葉)が葛藤しているような描写(回想)
シン「だ、だけど…、だけどーー!!」結局、いつものパターンで、アスラン突撃するシン。そこへ、
ルナ「シン!!、もうやめて!!! アスランも!!!!」インパルスが割って入る。
ルナパルスにマユ、ステラのイメージが重なる。が、そのイメージが何故かフリーダムに変わる。
シン「やめろーー!!」(やめるのはお前だろ!!)そのまま、手ビームを撃とうとするシン。
瞬間、アスラン種われ!! ルナパルスのと入れ替わり、手ビームをシールドで受け止める。
アスラン「ばっか野郎!!!!!!!!!!!!!!!!(怒)」デスティニーを瞬殺。ただしコクピットは残す。
ルナ「シン……。」月に落ちたシンをルナマリアが追う。
兄貴、レクイエムに迫る。
兄貴「くそー。もう、いい加減にしろ! なんでこんなもん(レクイエム)守って戦うんだ!!」
AAvsミネルバ。
二艦が、背中合わせにすれ違う瞬間。
マリュー「バリアント、てー!!」
アーサー?「トリスタン、1番、2番被弾! 右舷ランチャー発射不能!艦長、これではもう…。」
アスランの背中のヤツを飛ばし、ミネルバのスラスターを破壊。
「メインスラスター、損傷。姿勢制御不能。」ミネルバ、月に不時着。
15名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 01:52:26 ID:6QmDa+R+
メサイア内。
オペレータA「レクイエム発射口にオーブ軍モビルスーツ」
オペレータB「ステーション2、間もなくポジションです。」
ギル「発射口のオーブ軍を排除する。ネオジェネシス、照準。レジェンドをデスティニーは?」
オペレータ「どちらもシグナルロストです。」
オペレータ「メイン18、ベータにフリーダム」
ギル「レイも撃たれたというのか? あれに……、まったく厄介な存在だな、ラクスクライン、キラヤマト」
キラ、ミーティア再装着。
ギル「まあ仕方が無い。奴らの始末はまた後だ…」レイ、メサイアに戻ろうとする。
オペレータ「面舵13、下げ舵8、ネオジェネシス射線軸固定、出力90%。」
ギル「発射口の敵を掃討後、オーブを撃ってこの戦闘を終わらせる。全軍に通達!」
イザークのグフにもその情報が入る。
イザーク「エターナル!!」
メイリン「はっ!?」

虎「イザーク・ジュール?」
イザーク「メサイアが撃ってくるぞ! 射線上の連中を下がらせろ!!!早く!!!!!」
ラクス「はっ!」
ネオジェネシス発射。
キラ「アスラン!! マリューさん!!!」アスラン「大佐!!」兄貴「つぁっ……!!」 
マリュー「機関最大。回避ー!!!!!」
ザフトの艦も撃破される。
アーサー「ああっ!、マルペイスとプルトンが……。」
タリア「ギルバート……!? あなた!!」
オペレータ「レクイエム、カウントダウン開始。Tマイナス30秒。
オペレータ「ステーション2、射角固定。ゲシュマイディパンツァ展開。」
アスラン・兄貴「くそぉ!」
発射体制に入ったレクイエムのシールドを突破し内部に侵入。破壊に成功。二機も無事に脱出。

〜〜シンの中のイメージ〜〜
空間を裸で漂うシンに語りかけるステラ。
(実際は、シンの中のシンがステラの形をして自分に語りかけている)
「シン……、シン……。」
「ステラ……。どうしたの?ステラ。だめだよ、君はこんなところへ来ちゃ…」
「大丈夫……。だから、ちょっとだけ会いにきた……」
「ちょっとだけ……? ちょっとだけなのか?」
「うん……、今わね……。」「今は……?」「でも、また明日…」「明日…。」
「うん、あした……。ステラ、きのうをもらったの……。」
「うん?」
「だからわかるの……、うれしいの……、だから……、あした……。」ステラのイメージ遠ざかる。
「あしたね……、あした……。」
16名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 01:54:29 ID:6QmDa+R+
破壊されたレクイエムを見たデュランダル議長。
ギル「ばかな……」

ルナに抱かれているシン「ス…テ・ラ…」
ルナ「シン……、シン!」
シン「ルナ……。」
ルナ「シン…。もう…」
シン「あれ…!?」
ルナ「レクイエムよ。オーブは撃たれなかった……。」

フリーダム、エターナル、メサイアを砲撃。

シンルナマリアの胸で泣きじゃくる(オーブが撃たれなかったから?メサイアが撃たれたから?)

アーサー「艦長、メサイアが…。」
タリア「本艦の戦闘は終わりよ。総員退艦。」
アーサー「はいっ。」
上空を通過するAA。
マリュー「グラディス艦長…。」ミネルバに向かって敬礼。
タリア「こんなときに悪いんだけど……、みんなを頼むわ、アーサー。私、行かなくちゃ」
アーサー「え、あ、はい。」
タリア「ごめんなさい…」
アーサー「艦長……。」わけもわからずアーサー敬礼。
ギルの待つ部屋に行く、キラ・ヤマト。
ギル「君がこんなところまで、来るとは……。正直思っていなかったよ。」
銃を構えるキラ。
ギル「なるほど……。だが本当にいいのかな?それで……」ギルも銃を構える。
ギルの元へ急ぐ手負いのレイ。そして、タリア。
ギル「やめたまえ。やっとここまで来たんだ。そんなことをしたら、世界は元の混迷の闇へと逆戻りだ。」
「私の言っていることは本当だよ。」
キラ「そうなのかも知れません。でも僕たちはそうならない道を選ぶ事もできるんだ。それが許される世界なら」
ギル「ふん。だが、誰も選ばない。人は忘れ、そして繰り返す。
もう二度とこんな事はしないと、こんな世界にはしないと、いったい誰がいえるんだね?」
キラ「……。」
ギル「誰にも言えはしないさ。無論君にも、彼女にも、やはり何もわかりはしないのだからな。」
レイ「ギル……。」
キラ「でも、僕たちはそれを知っている。解かっていけることも、変わっていけることも…」
レイ、キラの言葉にはっとする。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/02(日) 01:56:51 ID:6QmDa+R+
キラ「だから、明日がほしいんだ! どんなに苦しくても、変わらない世界は嫌なんだ!」
ギル「傲慢だね。さすがは最高のコーディネーターだ。」
キラ「傲慢なのはあなただ。僕はただの一人の人間だ!どこもみんなと変わらない、ラクスも。」
タリア、部屋に入る。
キラ「でも、だからあなたを撃たなきゃならないんだ! それを知っているから!!」
ギル「だが、君の言う世界と、私の示す世界。皆が望むのはどちらだろうね?」
「今ここで私を撃って、再び混迷する世界を君はどうする?」
キラ「覚悟はある」レイ、銃を構える。
キラ「僕は、戦う!!」
銃声……。キラ、驚愕の表情。タリアも…。
議長、倒れる。撃ったのはレイだった…。
レイ「うっ、あぅ、うっ……。」
タリア「レイ!!」ギルの元へ行く。
レイ、泣きじゃくる。
ギル「やあ、タリア……。撃ったのは君か?」
タリア「いいえ、……レイよ。」
ギル「……。」
レイ「ギルっ!! ごめんな…さ・い。でも……、彼の……あしたはァ……。」
ギル「あぁ、そうか…。」
キラ「グラディス艦長。」
タリア「あなたは行きなさい。この人の魂は、私が連れて行く…。」
キラ「……。」
タリア「ラミアス艦長に伝えて、子供がいるの、男の子よ。いつかあってやってね。って」
キラ「解かりました」キラ部屋を出て行く。
ギル「すまないね。タリア。でも嬉しいよ。」
タリア「しょうもない人ね。でも、ホント仕方が無いわ。」
「これが運命だったと言うことじゃないの。あなたと私の……」
ギル「……、やめてくれ……」
タリア「レイ、いらっしゃい。」
崩壊するメサイア。
タリア「あなたも……、よくがんばったわ。……だから、もういい」
レイ「お・かあ・さん」
メサイア、爆発。と同時にストライク・フリーダム脱出。
EDテーマ〜〜
月に落下するメサイアを見つめるシン・ルナ。

モノクロの回想、回想、回想、回想、回想、回想、回想、回想、回想。