コッペリア・オブ【ノワール】Vol.15

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721ノワール 愛の劇場

アルテナ母「この、バカモノ!」
バキッ!!
霧香「な、何するのよ!」
クロエ姉「母さんやめて!ほら、霧香も!」
アルテナ母「アレだけ『殺人遊戯』は人前でやるなというのに・・・!」
霧香「そんな・・・何よ!母ちゃん勝手すぎるわ!
自分の果たせなかった夢を子供に果たさせようなんて・・・!」

アルテナ母「霧香・・・見なさい・・・、貴方はあの夜空に輝く星
『ノワール』と成らなければならないのよ・・・。だから・・・」
霧香「そんなの嫌だ!私、母ちゃんの人形じゃないわ!
母ちゃんは暗殺キチガイだ!暗殺馬鹿だ!!
ノワールに取り付かれたきちがいだ!」
アルテナ母「何・・・・・!親に従えない子は私の子じゃないわ!
・・・とっとと出て行きなさい!!」
クロエ姉「もうやめて!母さん!!」

霧香「ああ、出て行ってやるとも!!この家はノワールに
呪われてるんだ・・・私は赤ん坊の頃から遊びと言えば
コレしか許してもらえなかった・・・!!」

ミレイユ「!!壁のわずかな隙間に銃弾を撃ち、外の鉄板に跳ね返らせ
それをもう一発の銃弾で更に反射させ、別の的を打ち抜くとは・・・!」
霧香「5年も・・6年も・・7年も・・・!私だって他の子と同じく
普通に遊びたかった・・・・なのに母ちゃんは・・・!」

ミレイユ「訓練よ・・!これは幼い頃からの訓練の賜物だわ・・・。」