★コテハン・プロジェクト・フィフスエレメント★

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「でもまあ、そのスレをどう使うかは、結局、私達に一任されてる訳なのね」
「うん…」
「それで、ほとり君にはそのVIPスレに入って貰おうと思って」
「俺が…?」
「そう…スレ・メイトはなしで、一人なんだけど…ね」
「…あ、あのさ…どうして俺が…?」
全く理解していないらしいほとりに、彼以外の人間は一斉に、嘆息する。
「だって…ほとり君を誰かと一緒のスレにしたりしたら、絶対に、苦情の嵐が起こるもの…」
「って…どうしてだ…?」
首を傾げるほとりに、どう説明したら判って貰えるかと、皆も首を傾げる。
咳払いして口を開いたのは日本エンペラーだった。
「貴方は充分に、特別な人間なのですよ、ほとり」
「え…?」
「さっき俺が言ったっしょ、ほとりのお陰で全員が救われたって…」
「俺…何かした覚え、ないけど…?」
ジンクに向かって不思議そうな顔を見せるほとりに、日本エンペラーは首を振った。