シスプリ最終回予想

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564しあわせエンド
燦緒の説得を拒否する航。
「僕はあの島で、妹たちにあって大事なことを知ったんだ」
楽しく遊んだこと、泳げるようになったこと、人を支え、また支えられたこと。
他人に優しくされたこと・・・。
「東京には・・・それがないんだ、あの子たちがいないんだ」
実の妹眞深をけなし、あの島での生活をままごととバカにする燦緒。
久しぶりにあったのに勉強優先で温かみの感じられない態度の皆井。
他人に干渉せず足早に歩く人々。灰色の街並。
そんな東京に航は失望していた。「島にいたとき、あんなに手に入れたいと
思っていた東京での生活は・・・・こんなにつまらないものだったのか」と。
そして、思い出した昔の約束。あの島の頂上で帽子の少女とした指きり、
「きっとまた、ここに帰ってくるよ」を果たすために、航は島に戻ると決意
したのだ。
565しあわせエンド :01/09/21 11:08 ID:eKK0Jtug
そして、島に戻ってきた航は一目散にウェルカムハウスへ。
しかし、妹たちはどこにもいなかった。まるで最初から存在しなかったかのように・・・。
思いつく場所を探しまわるが、どこにも妹たちはいない。
「そんな・・・馬鹿な・・・」途方にくれている航の前にじいやが現れ、島の中央の像に
いきなさいと告げて去っていく。
訳もわからず像のところにきた航は妹たちの名前を叫び、あたりを探すがやはり妹たちの
姿はどこにもなかった。精魂尽き果てて泣き崩れてしまう航。
「皆、約束まもって・・・帰ってきたよ。もう、どこにも行かない。迷わないから・・・」
その時、あたりが光につつまれ、思い出の帽子の少女が姿をあらわす。
566しあわせエンド :01/09/21 11:09 ID:eKK0Jtug
「戻ってきて・・・くれたんだね。約束、まもってくれたんだね」
そして、少女は自分のこと、妹たちのこと、この島のことを語り出す。
自分はこの島の精霊であり、友達となった航がふたたびこの島に戻ってきたとき、
安らぎと幸せを感じてもらいたいと想う心が形となって現れたものが12人の妹である。
この島は、航が勉強だけの生活から開放され、暖かい心をもって成長することを願った
じいやの企画で開発されていること。そして、航が昔じいやに言った「女の子にこの島に
戻ってくるって約束したんだ」という言葉から「プロミスト・アイランド(約束の島)」と
名づけられたこと。
航が本当に温かい暮らしを望むまではこの島のことは秘密にしておく必要があったこと。

そして今、航は約束をまもって戻ってきた。妹たちとの温かい生活を望んでいた。
帽子の少女は航にいう「もう一度、ウェルカムハウスに戻ってみて」と。
航の顔が輝く。そして走り出す。妹たちとの「約束の場所」を目指して・・・。