「ほとりAUnReal_02」の雨城雪矢のSSより
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=intro&key=993119982 「今のキス…腰砕けになる程、良かったのか…?」
「っ…!!」
揶揄を含んだブルーの声に、昴治は真っ赤になった。
軽く睨んで、怒って見せる。
「ばか…」
呟くような言葉が可愛らしくて、ブルーは小さな声を上げて笑った。
「ブルー…!」
笑われた事に昴治は怒るのだが、それもブルーにとっては可愛らしいとしか受け取れない。
「可愛いな、お前は…」
「なっ…!」
「暴れるな、ほら…」
「んうっ…」
動きを封じるように口吻けられて、昴治は硬直してしまう。
「じっとしていろ、ちゃんと運んでやるから」
「もう…強引なんだからな…」
文句を言いながらも自力では歩けないので仕方なく、
昴治は赤くなった顔を見られるのが恥ずかしくて、ブルーの胸に顔を埋めた。
「ほとりAUnReal_02」の雨城雪矢のSSより
http://piza.2ch.net/test/read.cgi?bbs=intro&key=993119982 「昴治…?辛いぞ…?」
「良いから…ずっと、俺ばっかり気持ち良くて、そんなのは嫌だから…」
「昴治…」
「良いから、ブルー…動いて、早く…俺も、ブルーが欲しいから…」
昴治の瞳には羞恥があり、だがその中に確かに欲情している煌きが宿っているのを見て取ると、ブルーは大きく咽喉を鳴らした。
相当興奮している自分を感じる。
SEXの経験は豊富だけれど、かつて一度も感じた事がない程に、欲情している。
貪欲に貪り尽くしたいと、荒々しい欲望を止める事が出来ない。
「くうっ…!う、んっ…あっ…」
強引に上体を倒して重なり、乱暴に口吻ける。
無理矢理押し広げられる苦痛に昴治の口から苦鳴が漏れるのを、呼吸と一緒に飲み込んでしまう。
片手で昴治の腰を支え、片手をベッドに付くと、ブルーは動き始めた。