日本のアニメDVDタイトルの現状に付いて。その2

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607凪の谷の名無しさん
ついでに、「DVD NAVIGATION」のデータから、アニメDVDのマーケットサイズの
話を少し。

昨年の年間売り上げランキングのトップ50に、アニメは1枚も入っていない。
総合1位の「マトリックス」ブロックバスター版(2,500円)を筆頭に、トップ50の
うち30作品が洋画。さらにこのうち、定価が5,000円以上なものは3作。特典映像と
別EDまで収録した「インデペンデンス・デイ」特別版。「トイストーリー1・2」
の2枚組セット。同じく「ジュラシックパーク」と「ロストワールド」の2枚組。
どれにも、ちゃんと「高いだけの理由」が明確に存在している。

対して、アニメ(OVA)で最も売れたとされているのは「ガンダム0083」で、
このVol.1〜Vol.4が、アニメのトップ4なのだ。価格は1が7,800円、2以降が
6,000円。邦画カテゴリでトップ10(4・5・7位)に入ったガンダムの劇場版
3作も、揃って7,800円で、同じくカードキャプターさくらの劇場版は9,800円。
制作費の依存率うんぬんというお題目を抜きにして、価格格差は明らかに存在する。

ただし、これは売り上げ枚数との相関で見られねばならない。

(ウザがられなかったら続く)