「魔女の宅急便」専用スレ

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151ななしねま
 ラストの盛り上がりは何だろうか。婆さん宅で作られたケーキを口も付けずに、しかし互いの誕生日を聞いて別れる。その日常からクライマックスに入る。不調とブラシという二つのハンデ、後ろ向きに飛ぶのはここが始めて。逆さまの飛行船はバケットパンにも似ている。無口で筋肉質のパン屋が男らしさ剥き出しで焼いていたパンだ。その先にぶら下がるのはトンボ少年。これはフェミニズム映画、働く女性を扱った映画に見えて、実は男を助ける映画だ。あれが赤ん坊や女の子なら、ラストの盛り上がりは無かっただろう。