GEAR戦士電童Vol.8

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>>126
分かる。凄く分かる。痛いくらいに、氏にたいくらいに分かる。
電童が基本的に子供向け番組である以上、主人公はやはりイガグリ君でなければならないんだ。

だけどね、大人っていうのはそうと分かりつつもケチを付けたくなる嫌な生き物なんだ
(って、オレだけか)。言葉じゃ納得しても、それじゃ収まらないんだ。
ごめん…今日のオレ、ちょっとおかしくなってる(いつもか)。これから極めて痛いこと書く。

最近の電童を見ていると、そもそも北斗って、なんなんだろう? って思う時がある。
物語の発端を作った人…仮にもベガ姉たまの息子で、仮にもベガ姉たまが持ち込んだ
ロボット、電童のパイロットで……となると従来のアニメならば、当然主役中の主役
として位置づけられても良いはず。
いや、オレが極端な北斗びいきであるという事を差し引いてもさ……。

だけど、(重ねてごめん、ここから先、殆ど極論&暴言)電童という物語の全体から
考えると、北斗って、もしかしていなくても良いキャラだったのかもしれないんだよね。

もちろん今の電童は、北斗がいることで物語だってズンと盛り上がったし、北斗が
いなければ…と思うシーンだってたくさんある。北斗とイガグリ君の家庭描写で、
見ている者を和ませてもくれる。イガグリ君、エリスたんとの絡みも楽しい。
だけど、それ以上に北斗って、主人公としては突き抜けてこないんだ。

そもそも北斗がストーリーに直接関わったのって、この間のベガ姉たまとアルテア様の
話の時くらい(あとサッカー観戦話があったか)。それだって、あくまでもベガ姉たま
の息子であるという位置づけであって、それ以上のものではない。
ここで期待されていた北斗がベガ姉たまに対して、正体を知らずに母子以上の感情を
抱いてしまう話だって、結局はやらなかったし…折角の、こんなに美味しい設定なのに。

すげえ極端な話、電童って……

ある街に子供のいない若夫婦が引っ越してきました。そのお隣には、元気の良い男の子
が住んでいました。
ある日、宇宙から侵略者が責めてきました。男の子は偶然、謎のロボットを起動させ、
敵を殲滅してしまいました。そのロボットこそ、お隣の若奥さんが昔地球に持ち込んだ
ギア、電童だったのです

……でも、物語は成立しちゃうんだ(と思う)。

別にイガグリ君嫌いな訳じゃないけどさ、主役ロボット奪われ、ヒロイン奪われ、
必殺技の発動権奪われ、突き抜けた見せ場もなく、しかもこれからの主人公は
イガグリ君です……じゃ、あまりにも北斗、可哀想だよ。
なんのための二人主人公なの? なんのための主題歌W-Infinityなの?
って言いたくなるんだよね。

もしかして、オレが電童をここまで公然と批判したのは初めてかもしれない。
もちろん今のままでもオレは電童は大好きだし、今放映されている作品では一番に
思い入れのあるアニメだ。D-VHS STDで録ってるし、DVDも買っている(関係ねえよ)。

だけど、こんなオレでも、腹の底を覗けば、こんな自分でも嫌になる感情が燻っているんだ。

重ね重ねごめん。オレ、もしかしたらとんでもない勘違いして、(スレが荒れるような)
ひでえ事書いたのかもしれない。この文章も、明日の朝起きて(今日か?)読み返したら、
恐らく大赤面の代物だろう。
………久々の夜更かしで、妙な電波が頭に紛れ込んだのかもしれないなぁ。
何回も謝るけど、本当にごめんなさいです。