2 :
ほとり:
>戦争を扱う子供向けアニメのはなし
クレヨン王国での序盤のストーリーでは「戦争」というものが物語の
大きなウェイトを占めていたので、さすがに物語りも練りこまれていたし、
大人がみれば深読みできる言葉も多くありました。
子供のころ「みんなイヤがってるのにどうして戦争なんかするんだろう?」
って本気で謎に思ってた事。誰も望んでなんかいないのにおとずれる争い。
その不条理に「理屈もなにもねぇ!、やめろったらやめろー!」と、素直で
真面目で本当はみんなが感じている思いをシルバー王女が爆発させるシーンが
あの作品のクライマックスでしたね。(対死神戦もなにげなく終わったし、
第二シリーズの結末もパッっとしませんでしたから…)
これはまた、シルバーが「王女」であるって事が大事だったでしょう。
あるいはそれが平民の言葉とかだったらそのままタンクに轢き殺されて
おしまいでしょうから…。
もしもどれみがそこまで出来るとしたら、ここまで話を大げさにして
しまったことにも落とし前がつくし、「戦争」って言葉をわざわざ使った
のもダテでなくなるでしょう。