あずまんがを語ろう Ver.3.0

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575制作妄想日記
5月2日(土)  ハクション大魔王
「あめあめふれふれ母さんが柔道の田村亮子ってなんで柔ちゃんなんだ?」
 里見さんの話はいつも唐突だ。すると急にオレンジ色の光に包まれて、気づくと砂漠に一
人たたずんていた。「ここどこ?」
「俺って病気か?悩んだ結果女の子で柔道が強くてオリンピックに出たからでしょ。とにかく
理屈じゃねえんだよ。
 漫画の柔ちゃんみたいじゃないですかを夢見て」
「北は『北千住』、南は『南千住』にまで広く分布するでも漫画の猪熊柔は美少女だぜ?
 田村亮子は柔ちゃんというより猪熊だ。
 それに同じ理屈で言うとあずまさんはハクション大魔王だな実写版」
「山田君が『やれ』っていったから……?」
「男でクシャミするし腹が出てる。でも楽しかったのは2日目までだったね。ははははお子様
の手の届かない所へ保管して下さい」
「おこられますよですか?」「です!」
「でな、俺はスーパーマン。原因はオレ。
 男でメガネかけててイニシャルがS。でもそれは士郎正宗の呪いのせい。一緒だ一緒だ」
「今夜のおかずははいはいが噛んだ小指が痛い」 
「2秒でてゆーか、さっきこのページを見たらお前の説明に
『トライアスロンで働く白ウサギ』とか書いてあったから
 なんかおかしくて。しかし彼らは「火」というものを知らないらしく、遠巻きにこちらの
様子を覗っていました。自分で言ってて恥ずかしくない?」
「いいじゃないですか。僕も犯人はあいつだと思います。なんか楽しそうで」
「いいけど、そうするとこの事務所には嘘つきな狼少年と
 白ウサギが働いてるわけだな。しかも両耳から血を流しながら。ひゃははは」
もう妄想日記つけるの、必要以上にやだな。
 
576制作妄想日記 :2000/10/07(土) 19:14
5月6日(水) 新アニメ雑誌
「今日パイオニアの人に、『あずまんがってウチから
 発売されるんですか?』って驚かれちゃって驚いた」
 入稿から帰ってきた里見さんが話し始める。
「今ヤングに大人気の考えてみればあそこソフト会社だもんなあ。耳から何かがはいだしてる
けど、そんなのは気にしない。気にしない。
 なんでいきなり本が出版されるんだ?
 企画を持ちかけておいて言うのもなんだけど」
「奥様向けにさあ」
「昨年に引き続き実はパイオニアもついに出版事業部を立ち上げて
 年末にアニメ雑誌を創刊するんじゃないかな?
 最初は10万部くらい刷ってそこそこ売れるんだけど
 調子にのって部数を増やしたら維持できなくなって
 あっさり廃刊。あら、そんなの主婦なら常識ですわ。ノウハウはなくても他の売れてる
 アニメ誌をそのままマネすればいいわけだし。ちょっとしたハプニングでした。
 定価は他誌より10円くらい安くしようか?」
「投石、放火を繰り返す『しようか?』じゃないですよ。体液垂れ流してバカになっちゃう
よ。
 あんまりふざけてると、あずまんがも出して
 もらえなくなりますよ!」
「それは困る。うまいこというね。あ、でも今なら単行本用の描き下ろしは
 1枚も上がってないから不幸中の幸い?」
「あのねー」
 ……この本、ホントに無事出版されるのか不安になってきました。しかし残された時間はあ
とわずか。どうする?考えろ。考えろ。
 あずまさんは「知らない町を旅してみたい。ゴメンで済むなら「ぐー」はいらねェんだよ!
どこか遠くへ行きたいとは、俺もとんだ道化だな」
 なんて怪文書にマウスを画面にかざして書いてくるし…。
 
577制作妄想日記 :2000/10/07(土) 19:16
 5月8日(金) 結婚式
 あずまさんから今日もらう予定の原稿はやっぱり上がりませんでした(半分ウソ)。
 里見さんの暴言もだんだんエスカレートしてきます。しっかし、おへそから「腸」がとびだ
してきたのには驚いたね。
「なんかあの人、適切な利用方法に限りあした福島に行くみたいだよ。
 こないだ怪文書で『どこか遠くへ行きたい』とか言ってたとおりだ。残り300円で10日
間しのがなきゃ。
 やっぱやる時はやる人だね。その後なんだかんだあって示談。おまけに漫画家だけに巧みな
伏線」
「毎日の生活を楽しくしてくれる…福島、誰にも相手にされず仕方なくですかにはこんなに
も危険がいっぱい」
「友だちの結婚式だってさ。なんか原稿を持ってくかどうか迷ってたけど
 純白の原稿用紙で祝福でもするつもりだったのかな。そして反対派はダムと一緒に沈めた
ぞ。
 でも、蛇足ながら確か福島では結婚式の日に原稿を描くのは花嫁の純潔を
 汚す行為として忌み禁じられてたはずだよな?」
「俺って病気か?悩んだ結果知りませんよ。そういうわけで警官隊に取り押さえられちゃい
ました。それより心配じゃないんですか?」
「俺が良いと言うまで礼服ぐらい持ってるだろ。今度会ったらひっぱたいてやるから。子供
じゃないんだし」
「そうじゃなくて…を言い訳にして」
「関口宏も思わず泣いたああ、遠巻きにちゃんとおみやげは頼んでおいたよ?
 言わないと買ってきてくれないもんなあ。
 しかし福島なんてどこの馬の骨とも知れない県に行くのも
 大変だよな。どうやら原因は幼児期の、ある事件に関係しているようですね。俺、祖父の
影響なのか福島のこと考えたのは小学生の白地図ぶりだ返してよ!(半泣き)」
「実に80年ぶりにおこられますよ」
「いいけど、以前にも増して俺おこられても反省しないよ?」
「仕返しに勝手にしてください!」
「今もなお煙のたちこめる勝手にやってるつもりなんだが」
 …ホントに大丈夫なのかな、あずまんが?