普通は数多くのクズを見せられてはメディアそのものに愛想をつかすだろ。そう思わないのは
アニメ「しか」見れないからで、それはアニメが特化している方向性(幼稚さ・情報量のなさ・
美少女・声優)があんた自身にフィットしてっからだよ。物語やテーマを重視するヤツだったら
映画や小説に流れるさ。絶対に、それら他メディアの方が良作の比率が高いからね。
俺が何を言いたいか分かる? アニメには素養のある観客が非常に少ないってことなんだよ。
そうした現実がアニメの方向性や表現を狭めてしまっている。楽しいから見ているそりゃ
結構。俺だって楽しんでいるさ、ただしそれは優れたものを見たときだけだがね。
洗練や淘汰がねーんだよねアニメは。だから、他メディアに比べ閉じた世界を構築しやすい。
俺が理由をつけて面白い作品に触れない? 鑑賞能力がなくて他メディアに触れられないヤツが
機会の損失を語っても現実感がねーよ。んじゃ俺が嘆くほどのアニメ作品(ここ1年)教えれ。
http://snog.squares.net/vote2/htm/994842663.html 同じ言葉をゲーヲタにも
名無しさんが少年漫画板デフォなのはネタの一環ですか?
3 :
名無しだよ:2001/07/25(水) 02:23
比率より良い作品だけ見れば良いって事では?
ちなみに
数多くのクズとあるが、作品を指して言ってると思っていいの?
4 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/25(水) 03:21
ブギーポップを読め!、ブギーポップを!
小説の素晴らしさがわかるぞ、アニオタどもが!
凪萌え!!
あかほりの作品を読め!(以下略)
なるほろ! 小説の良作とは、ブギ〜ぽっぷ♪の事なのね。
『キミは泣いてる人を見て、なんとも思わないのかい?』って
ヤツだな(藁)
7 :
名無し:2001/07/25(水) 03:47
>>6 よく知ってるね。
俺もブギーポップ好きだよ。
アニメや漫画も好きだけど。
エロゲはやったことないなあ。
ブギポは一巻はむちゃくちゃいいけど巻を重ねる
ごとに駄目になってる気が、あとアニメ版は最初の
4、5話目までは面白かったけど、それ以降は
過剰演出と下手糞な子供の演技のせいで
見る気がしなくなった。
どうせアニメ化するなら電撃文庫のCMと同じ絵で原作
に忠実にやって欲しかった。
9 :
アニメーター:2001/07/25(水) 03:59
>>1 俺は1の意見を支持する。
良い企画があっても、アニオタに受ける受けないという基準で
オクラになることが多い。もっと目を肥やして欲しいぜ。
10 :
雨:2001/07/25(水) 04:07
TVブギーは小説読んでる人にも楽しめるよう、オリジナル
で攻めたんだと思うけど、原作ファンはお気に召さなかったようね。
つかどうやったって原作ファンは満足しないけどね。
個人個人で脳内イメージが違うから、、、
まぁキャラ的には小説挿絵の方が良かったよな気はする。
小説ヲタを自称する割には、練れてない文章だね。なあ、1よ(ワラ
で、あんたのいう物語やテーマを重視する映画や小説が
衰退の一途をたどっているっつーのは、どーゆうことよ?
オレァ、物書きの端くれの端くれだけんど、文学界の閉じこもり方と
アニメの世界のそれがどっちが病的かくらいは、よくわかってるぞー
12 :
風の谷の名無しさん:2001/07/25(水) 04:35
この世界でもっとも洗練されていて、素晴らしい物は、
エロゲーです!!
みなさんエロゲーをやりなさい!!
あゆ、マンセー!!
>>11 結局、自分のまわりの世界しか見えてないのね
確かに文学界はアレだが、アニメ界も同じ位病的だぞ……
14 :
召喚士:2001/07/25(水) 04:39
小説やマンガのクズの比率は、半端じゃなく高いと思うのは、私だけだろうか?
15 :
:2001/07/25(水) 04:40
>>11 >小説ヲタを自称する割には、練れてない文章だね。なあ、1よ(ワラ
オマエモナー
16 :
:2001/07/25(水) 04:41
つーか、いちいち同じ土俵で語るなよな
クソスレ
17 :
風の谷の名無しさん:2001/07/25(水) 05:06
残念ながらアニメの世界に深みがないのは事実だわな。
小説や漫画に比べて金が懸かるから、どうしてもバカオタに
迎合しなけりゃ為らないし。
いずれにしても、他のジャンルを見下してる時点で、
ダメって感じがするんですが……
19 :
:2001/07/25(水) 09:14
てゆうかシスプリ最強
20 :
わわわは:2001/07/25(水) 09:20
Vガンダムは良い作品だ。
21 :
:2001/07/25(水) 09:59
22 :
名無し:2001/07/25(水) 10:55
ココ数年見たいと思うアニメが無いのも事実。
23 :
名無し :2001/07/25(水) 11:46
騙されたと思って観てみれって、シスプリ。
作画、シナリオ、音楽、演出、キャラデザ、全てへタレだが、
その意図してないヘボさが確かに味になってる稀有な作品だ。
24 :
名無し:2001/07/25(水) 11:54
>>19 激しく同意!
小説ヲタも見れ。涙出てくるぞ。
25 :
:2001/07/25(水) 12:05
シスプリは仲間と一緒に見てヘボさにつっこむ楽しさはあっても、
作品自体が持っている面白さは皆無。
誰が見てもヘボイとしか言いようのない出来だから、
感想の共有が容易で盛り上がりやすいというだけの話では。
ヘボさを楽しむというのが鑑賞のひとつの手本として
確立されちゃってるというのは悲しいものがある。
26 :
名無し:2001/07/25(水) 12:58
一度見てみよう。
しすぷりは何時やってるん?
小説ヲタですが、他のジャンルを無意味に貶めるのは嫌いです。いいものはイイ!
>>24 僕もとてもイカレてる名作だと思います。小説もでてるので、是非買うべきデス。
28 :
名無し :2001/07/25(水) 13:25
シスプリは仲間と一緒に見てヘボさにつっこむのが面白さ。
正にインタラクチブ! 鮮度落ちの激しさは特筆もの。
もっとも、タダだから許せるけど
50円でもレンタルする気はないな、、、しかし3回観ている。
29 :
:2001/07/25(水) 13:29
30 :
北海市場は:2001/07/25(水) 13:37
ジュブナイル小説など、化石
31 :
:2001/07/25(水) 13:50
いわゆる富士見ドラゴン、角川スニーカー系のジュブナイル小説は、
カギカッコ付きの「小説」とはまた別の物と考えるべきでしょう。
いわば「字漫画」だよな。だから駄目だとか一般の小説に対して
低位にあるとか言うつもりはないけど。
32 :
:2001/07/25(水) 13:57
ライトノベルは確かに新しいジャンルではあったんだけど、
その可能性を開発するより先に、最初にあった資産をとっとと
食いつぶしちゃって、いまや不毛の大地と化した感があるな……
って、ここで言う事じゃないか、スマソ
33 :
イラストに騙された名無しさん:2001/07/25(水) 14:11
ところでこの板の住人は小説なんぞ読んでるのかね?
あるいはアニメじゃない映画なんぞ観てるのかね?
ハナっから読んでなきゃ、いくら
>>1が「(小説や映画の
方が)良作の比率が高い」とか言っても無意味だよな(笑
34 :
五十路:2001/07/25(水) 14:29
1の意見には賛成だけど、企業が利潤追求の為にやってる事だから
客に迎合するのは仕方が無い。
映画も小説も迎合しているのは同じだと思うけど。
35 :
アニメーター:2001/07/25(水) 14:53
>>34 客に迎合するのは仕方が無いってのは寂しい意見だな。
こういうプロデューサーをたくさん見ている。自分は末端のアニメーター
だけど、状況を改善出来ないかと演出家や作監と相談して、企画なども
出している。でも、上層部の回答はいつも後ろ向きなんだよなー。なんか
受け口が狭い、というか・・・やはり内容より、売れ線のことしか考えて
ない感じ。ファンの人が「もっと面白いのを作れよー」と言った方が効果
ありそうです。でも、アニオタの人はヘタレアニメでも擁護しちゃうので
逆効果になってます。もう少しアニメに厳しくなって欲しいっす。
36 :
雨:2001/07/25(水) 14:57
ところでこの板の住人は小説なんぞ読んでるのかね?
↑ある程度SFとか読んでないとエヴァ系ははまれんだろう。
逆にコナンを見れる奴はミステリー読んで無いね。
37 :
:2001/07/25(水) 15:08
>>36 >ある程度SFとか読んでないとエヴァ系ははまれんだろう。
エヴァにはまった視聴者の多く、特に若年層は
SF小説なんて読んでない人が大半だと思う。自分もそう。
SF的なものは主に漫画で触れた。手塚治虫とか。
やっぱり小説より漫画なんだよな。
38 :
:2001/07/25(水) 15:34
>>35 >もう少しアニメに厳しくなって欲しいっす
同意。
シスプリなんぞで盛り上がってる場合じゃない。
39 :
:2001/07/25(水) 16:33
>>35 つうかさ、むかしのアニメはそれなりにていねいに作られてたと思うんだけど、
いまのは絵は綺麗になってるけどていねいさが感じられないっていうか。
ヘタレアニメでもりあがってる連中はそういう視点でアニメを見たことがないんじゃない?
萌えと惰性だけでしょ。脳味噌ないから。
40 :
風の谷の名無しさん:2001/07/25(水) 16:45
>>35 現場でこういう向上心のある方がいると知ってほっとした。
現状に負けず、がんばってください!
41 :
五十路:2001/07/25(水) 17:03
>もう少しアニメに厳しくなって欲しいっす
そうですね。
でも、今の状況に適応する人と呆れて見限る人はいても、
面白いものを厳しく追求する人はごく少数では。
42 :
スワデーシー:2001/07/25(水) 17:18
キャラグッズで儲ける方式が今のアニメを支えている。
不買運動せよ!!
43 :
:2001/07/25(水) 17:18
アニメしか見ないアニメオタクはレベルが低いと言われても仕方ないかも。
小説しか読まない小説オタクも世界が狭い。
映画しか見ない映画オタクもどうにもアイタタだ。
いかなるオタクであろうとも、一流は見識が広く、三流は世界が狭い。
44 :
ななな:2001/07/25(水) 17:20
夏だなぁー……前向きで青臭い意見がおおいや
45 :
:2001/07/25(水) 17:23
>>44 停滞して他人にいちゃもんしかつけてないお前の意見よりマシだと思う
46 :
:2001/07/25(水) 17:29
47 :
7744:2001/07/25(水) 17:37
小説もアニメも映画もただのメディアの一つにしかない
ということに気づけないのだろうか?
メディアとは何もテレビやインターネットだけではない
表現形態そのものがメディアである場合も多々あるのである。
その中で、他のメディアを下に見た所で
それはその価値観を持つ個人の自己中心的で閉鎖的な
広がりの無い、ただの『消費者』の考えである。
その点に置いては
>>1の意見はまさしく、アニオタとなんら変わることのない
オタク的意見だと言える。
願わくば自分の考えがメディアの終着点である『消費者』の物であると言うことを
自覚して欲しいと私は思う。
きっと
>>1の頭では有効なメディアミックスなど頭に浮かばないだろう。
なぜなら彼は、他メディアの消費者をバカにし、メディアとしての可能性を
自ら捨てているからである。そのような浅はかで、尚かつあまりにも恥ずかしい
オタクぶりではどうあがいても『勘違いした消費者』という
最低な物でしかあり得ないからだ。
元来の、そして一般の『消費者』とは
企業よりも強く、商業主義を支える物であり、商業主義を商業主義たりえる物なのである。
>>1はそれすらにもなれない。
哀れな、己が信ずるメディアに毒された、自分の好きなメディア「しか」見れない
あまりにも悲惨な
>>1である。
若いって褒め言葉じゃないんですヨ
49 :
:2001/07/25(水) 17:45
ジャンルの貴賎というか上下の話はさておくとして、
小説というメディアが、ポピュラー・エンタティンメントとして
活力を失っていることは確かだと思う。コミック・アニメ・ゲーム
との比較に於いて。
主として未成年向けに限定されるわけだが、小説のアニメ化と、
アニメないしゲームの小説化との量的な差に、それが端的に
顕れている。
アニメのノヴェライズの質はこの場合問題ではない。質は量に
支えられるのであり、未成熟なジャンルと、完成し衰退しつつ
あるジャンルの質のアヴェレージを比較できないからだ。
50 :
風の谷の名無しさん:2001/07/25(水) 17:50
ジュブナイルでない小説からのアニメ化って、最近じゃ何だろ?
「パーフェクト・ブルー」か?
全然最近じゃねえか(笑
ゲーム化なら「パラサイト・イブ」とか……って、こっちも
最近じゃねえっての。
51 :
煬帝:2001/07/25(水) 17:57
俺はアニオタじゃないからアニメなんて萌えキャラいない限り見ないよ。
普通に物語とかを楽しみたいなら小説とかマンガの方が良いに決まってる。
アニメが小説等に勝てることなんて萌えくらいだもん(藁
52 :
:2001/07/25(水) 18:36
「アニメなんて萌えキャラいない限り見ないよ」
「アニメが小説等に勝てることなんて萌えくらいだもん」
これが循環論理になっていることに
>>51は気づいているのでしょうか。
53 :
アニメーター:2001/07/26(木) 16:04
>>41 >面白いものを厳しく追求する人はごく少数では。
現場では良いものを作ろうと頑張っている人が多いですよ。
ただ、「面白いもの」は個人差があるし、才能の差もあるので、
外側からは努力していないように見えるかもしれません。
多くのアニメ・スタッフは上から振られた仕事に対しては従順
です(特に作画)。つまらない内容でも、自分の出来る範囲で
少しでも面白くしようと頑張ってます(逆効果だけど)。
上層部(最近はスポンサーの側にアニオタ・プロデューサーが
いて、作品に介入してくる)が、もう少し良い方向へ軌道修正
してくれれば、中身のあるアニメが出てくると思います。
上層部はファン層を常に意識してるので、>1が言ってるように
アニオタのレベルが上がれば、作品のレベルも確実に上がる筈
です。
>>53 戦犯を外部にばかり求めるあんたはどうかと思うがね。
それほど良い仕事をしてきたのかい?
55 :
:2001/07/26(木) 16:15
>>54 なんかそれ虚しいあおりだよ…。
彼の言っていることは局面的にはそれなりに事実だろ。
56 :
:2001/07/26(木) 16:15
絶対数が少ないアニメと、多い小説や漫画を一緒にするのはなんだかなあ。
57 :
アニメーター:2001/07/26(木) 17:17
>>54 最近参加したアニメは、
「メトロポリス」「キカイダー」「忍たま乱太郎(ED)」
今、劇場「犬夜叉」の原画をやってます。
作監・演出もたまにやります。良い仕事かどうかは分かりません。
勿論、内側の問題が全く無いとは言わないけど、内側で出来る
ことも限界ありますね。外から崩した方が早いかもしれません。
58 :
:2001/07/26(木) 17:29
でもさ、オタのレベルの向上って言っても
結局より良い作品を見ることでしかレベルなんて上がらないしさ、
つまりはレベルの向上なんて無理ってことじゃないの。
59 :
風の谷の名無しさん:2001/07/26(木) 17:31
60 :
風の谷の名無しさん :2001/07/26(木) 17:43
シスプリはましな方。ノワールは眠くなる。
61 :
アニメーター:2001/07/26(木) 17:55
>>58 >>59 やはり、アニメに限らず色んなジャンル見た方がいいかも。
「キャラ萌え〜」とかが悪いとは言わないけど、今のアニメって
作ってる方から見ても偏っていると思う。
62 :
:2001/07/26(木) 18:07
でもやっぱりアニメ作っている人には
「もっとアニメを見てくれ!」って言ってほしいな・・・ファン心理としては。
「アニメはあまり良くないので他のメディアの作品を見てください」って悲しくなるよ。
63 :
アニメーター:2001/07/26(木) 18:10
>>62 うーん、俺そういう意味では言ってないんだけどなー。
64 :
62:2001/07/26(木) 18:27
>>63 うん、確かに俺はひねくれた捉え方をしてしまった。スマソ。
アニメ以外も見たほうがいいというのは、分かる。
でもそれを作り手が視聴者に言っているところを見ると
なんとも言えない変な気分になるんだ。
まあ俺の個人的な感情なんであまり気にしないでほしい。
65 :
レインは良い:2001/07/26(木) 18:33
金銭的な視点を抜きにして語ると
アニメだって表現なんだから、面白いっていう視点より
今の時代に対する認識から立ち上がってくる視点で、企画をプッシュしないと
決定権を持つ人達の賛同を得るのは難しいでしょ。
アニメ業界が停滞しているのは、労に見合った報酬が得られない為に
優れた企画立案能力を持つ人間が入ってこないからじゃないのかな。
企画する人間としては、メディアがアニメじゃなきゃいけないという理由はないし。
それこそ、アニメ大好き、アニメ創ることこそが目的っていう人達ばかりが
集まってしまっているから、大した企画が出てこないんじゃないの。
まっ、別にアニメとか消えてもらっても結構だけどね。
66 :
:2001/07/26(木) 23:46
アニメで企画するより、自分独りで小説書いたほうが楽、ということも
時にある。アニメ向きでない企画は特に。
1の書き込みを文字通り捉えると、ここ一年で面白かったアニメを教えろ、
ということだと思うけど、具体的な名前はほとんど出てないね。
まあ、小説ヲタって誰の小説が対象か、というのが一番気になったけど。
68 :
ななし:2001/07/27(金) 20:51
69 :
名無しさん:2001/07/28(土) 04:56
>>67 去年春夏スタート分は不作の印象。あえて挙げれば「Niea_7」、「だぁ!だぁ!だぁ!」
(少女漫画テイストが駄目な人には駄目だろうけど)、「STRANGE DAWN」(なんだか
低い評価をよく目にするが)。
秋スタート分は「GEAR戦士電童」が文句なく楽しめる。
この春スタート分はまだ終わってないので変わる可能性はあるが、今のところ
「Z.O.E.」、「学園戦記ムリョウ」、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」
は大丈夫そう。
70 :
風の谷の名無しさん:2001/07/28(土) 05:39
>>69 「コメットさん」「フルーツバスケット」「スクライド」「星界の戦旗2」「カゲマン」
も良さそうである。
去年、今年だと、
「こみっくパーティー」「どれみ」「ゾイド」「学校の怪談」「コレユイ」「ビックリマン」「メダロット」
「ダイガード」「リヴァイアス」「ターンAガンダム」「デジモン」「キョロちゃん」
「星界の戦旗」「ハンドメイド・メイ」「まりんとメラン」「ハム太郎」
とかも良かったと思う。
個人的好みで悪いけど。
71 :
70:2001/07/28(土) 05:47
>>70 まあ、これらの作品にも無論、長所も短所もあるけどね。
でも、小説や漫画やゲームには出来ない「アニメならでは」の良さがあるものとかも多い。
一作品ごとはちと言わないけどね。
72 :
69:2001/07/28(土) 05:52
>>70 書き忘れたが、シリーズ物と原作物は外して書いた。
だから、「コメットさん」「フルーツバスケット」「星界の戦旗2」
「どれみ」「ゾイド」「コレユイ」はあえて書いてない。
他に挙げてるのは時期が違うのも結構あるよ。
「ハンドメイド・メイ」はボーダーラインくらい。
73 :
風の谷の名無しさん:2001/07/28(土) 05:56
アニメが、「可愛らしい」に余りに価値を置きすぎて偏ってるのがいかん
74 :
名無し:2001/07/28(土) 06:05
小説ヲタってなんだよ
小説はヲタじゃない
小説キティーだ
75 :
名無し:2001/07/28(土) 06:17
>72
アニメで、原案物や原作物を削るとちときついよな。
アニメはやはり、未だに「2次的創作」な側面が大きいからな。
まあ今のオリジナル物にパワーがないせいでもあるのだが。
76 :
69:2001/07/28(土) 06:26
すまぬ。「だぁ!だぁ!だぁ!」と「ジャングルはいつもハレのちグゥ」は
明確に原作物だが、原作は未だに見てないので挙げてしまった。
というか、原作を知っている場合アニメ見ないことが多いからなー。
>>75 昔はオリジナル物の力が強かったの?
ん〜、アニメが他のジャンルと比べて質が落ちるって言う見方は
どうなのかな……
俺はそうは思わないよ。「よい作品の絶対数」で言えば、もちろん
アニメに「良作」は少ない。でも、その1番の要因は「アニメ作品
の絶対数が少ない」というのが一番でかいと思う。
小説やら漫画やらに比べたら、アニメの作品数なんてたかがしれている。
TVでの比較で言えば、放映中のTVAと実写ドラマを比較した場合、
いったい実写ドラマの方が圧倒的に面白い作品の割合が多いのか?
俺は「比率」で言ったら、結局どのジャンルもそれほどヒット率は
変わらないと思う。
あと、こういう議論になると必ず出てくるのに「萌えがアニメをダメにした」
というのがあるが、これにも俺は否定的だ。
「萌え」などという言葉こそ無かったが、アニメの女性キャラに「萌える」
状態なんてのは、それこそ昔からいくらでもあった。ちなみに、俺がはじめて
萌えたキャラは、リボンの騎士のサファイアだ(爆) 小学1年にしてサファイ
アのポスターをうっとり見つめているという、かなりヤバイガキであった。
まぁ、俺のことなどどうでもいいのだが、要するに「萌え」に相当する行為
は昔からあったし、もちろん作っていた側も「魅力的なキャラ」にしようと
していたはずだ。よって「萌え」という行為そのものに問題はないと考える。
(つづく)
>>77 「他のジャンルと比べて質が落ちる」という基準を「よくない作品の絶対数が多い」
とした場合は、アニメはかなりレベルが高いってことだね。
ジャンル間で「質」の分布比率が同じと仮定すれば、絶対数が少ないジャンルの方が
すべてを把握することが易しいので、アニメは有利かも。
でも、TVドラマで作品として面白いのってあまり思いつかない。
ERくらいしか見てないけど。
もし「萌え」がアニメをダメにしているのだとしたら、それは「萌え」
があまりにインスタントになりすぎたということだろう。
つまり「これは萌えキャラですよ」という記号さえ出せば、あとは
見る側で適当に補完して萌えてくれるという、非常に作る側にとって
「楽な」状況を作ってしまった。(作る側が楽をしたくてそういう方
向に誘導したというのもあるかもしれない)
つまり「どうやってこいつに惚れさせてやろう」という、お見合い真剣勝負
の場から、フィーリングバカップルなネルトンパーティーになってしまった。
見る方も「惚れた弱みで添い遂げる」というよりも、水商売のねーちゃんに
貢ぐような感覚でキャラグッズを買い漁る。商売女だから飽きたら適当に乗
り換える。その繰り返し。全然緊張感のかけらもない。
「**命!」とか言ってた連中が、半年後には「**たん萌え〜」とか言って
るんだから、命も安くなったものである。
(気が向いたらまた来る)
>>80 >記号さえ出せば、あとは見る側で適当に補完して萌えてくれる
実質的にはそうなのかもしれないが、一応制作側も「もえ」られるやすいように
努力してるのでは?
で、作り手の意識が「もえ」に傾きすぎて、他のところがおろそかになってる。
82 :
風の谷の名無しさん:2001/07/29(日) 05:37
良スレ揚げ!
ちなみに、作品の「良質さ」、「悪質さ」っていうのは、
どういう定義、基準に基づいてるの?
その辺りわからないんだけど。
83 :
風の谷の名無しさん:2001/07/29(日) 06:20
「これは萌えキャラですよ」と提供されるキャラがあまりに類型的で単調。
84 :
:2001/07/29(日) 06:21
まぁトクサツよりはマシだろう>単調
85 :
名無しだよ。:2001/07/29(日) 06:39
アニメにも、数少ないが良作は存在する。それを見つけるのが
アニヲタの楽しみ。1の意見は、俺から見れば偏りすぎ。でも、
面白いアニメを「ここ一年」で教えろ、と言うのは困った(藁)
最近のアニメって、全然見る気しないもんなあ。そこもかしこも、
「萌え〜」ばっか。「萌え」は否定しないが・・、今の状況は、
ちょっと異常。まあ、俺の唯一の今期の個人的なお勧めって事で、
「学園戦記ムリョウ」を上げておこう。後、アニメーターさん、
本当に大変だとは思いますが、頑張って下さい。
86 :
:2001/07/29(日) 06:56
無料だってよ(藁
87 :
ななな:2001/07/29(日) 07:10
小説ずきにもいろいろあって、スレイヤーズとかタイラーとかそういった
漫画みたいな小説ばかり読んで、大人ぶっているひともいるし…。
岩波とか読んでいる人なら、こんな板を見ないだろうし。
88 :
ななな:2001/07/29(日) 07:14
メディアの年齢がそのまま格差につながっていると思う。
中でもゲームはいちばん若い
89 :
風の谷の名無しさん:2001/07/29(日) 07:18
ムリョウ面白いよね。
90 :
ななしさん:2001/07/29(日) 07:24
>>87 オレ今岩波の唐詩選を読んでるし、その前は中公新書のフーコー入門とヴィトゲンシュタイン入門を読んでた。
でも日曜の朝はニャんだー仮面からどれみのフルコースを見てる。
91 :
ななしさん:2001/07/29(日) 07:26
>>90 >中公新書のフーコー入門とヴィトゲンシュタイン入門
すまんどっちもちくま新書だ。
>>87 アニオタだから岩波とか読まないなんてことは無いだろう。
俺はオーヘンリー傑作選とか好きだし、ヤオイねーちゃんたちは
1度は「恐るべき子供たち」でも読んでみるべきだと思う。
というか、知的刺激を求める人種は、あるジャンルをまったく
無視するようなツマランマネはしないと思うがな。
93 :
ななっちゃんの初恋:2001/07/29(日) 07:56
普通はたとえ入り口が「萌え」でも、そのキャラのルーツやバックボーン
を探るために映画や本・・と興味は広がってゆくモノです。
CCさくらにはまって「クロウリー」まで行き着く人とか。
メイドロボにすっぱまって「アシモフ」読んだり、逆に西洋の「メイド」
の語源や歴史を調べたり・・。
私は「ファイバード」にはまって「光とは何か」「波と量子力学」まで読
みあさったヤツを知ってるぞ(エネルギー生命体がどうやって繁殖するか
知りたかったそうな・・・・)
94 :
:2001/07/29(日) 08:05
>>92,
>>93 そうそう。
俺の場合はゲームだけど、光栄の三国志をやって興味もって小説読んで、
そのうち三国志にいたるまでの中国の歴史→三国志以後の中国の歴史
って感じにだんだんと詳しくなっていったよ。
今じゃやっぱり同社のゲームのチンギスハーンの影響で
モンゴル関係→周辺の中央アジア国家→ヨーロッパ諸国
と移り変わっていって世界史全般に詳しくなっちゃいました(w
>>93,
>>94 今の若い人はそうなんだ(きっと若いよね)。
私の場合は、ほとんど独立して知識を得たよ。三国志も吉川栄治→漫画→ゲームだった。
エヴァのエンディングも前から知ってたし。
96 :
名無し:2001/07/30(月) 00:56
優れた作品でも、誰も知らなかったら存在してる価値がないかも?
「影響力」という側面では、ポケットモンスターは優れた作品かも。
>>96 最初の文はあってるけど、影響力と作品の優劣は独立。
98 :
ナナーシ:2001/07/30(月) 20:23
>>97 湯山ポケモンより細田デジモンってか。
次回のジブリ作品(監督=細田)はディアナ=ウィン=ジョーンズ原作の
ファンタジーみたいね・・・ってアニオタにはわからんか・・・。
99 :
土曜日:2001/07/30(月) 22:43
逮捕しちゃうぞは良い作品です。
リアルタイムで見てるのはこの作品ぐらいだ。
>87
岩波も含み本は良く読む。
100 :
:2001/07/30(月) 23:00
必要に応じて読む。暇な時に読む。面白そうだから読む。
だいたい上の3パターンに分かれると思うんだが。
暇な時に読むというのは、面白そうだから読むのと関係が有る。
最近読んだ本は「カムナビ」「坂の上の雲」「甲賀忍法帳」「日本書紀を読む」
「御岳巡礼」「ダブルブリッド」「マリア様がみてる」ってとこか。
ちなみにこの中では「カムナビ」が一番面白かった。
101 :
ななし:2001/07/30(月) 23:09
元司書のオレが言うのもアレだが、「自分はこれだけ読書してる」ってのを
己のよりどころにしてる人間は、かなりの確立で痛いよ……
「自分はこれだけアニメに詳しい」ってのも同様だよ。
ホントに頭のいい人間ほど、小説だのアニメだのマンガだの、そのジャンルにはこだわらない
102 :
名無し:2001/07/30(月) 23:14
>>82 「良作」の定義がそもそも難しい。
結局、自分が面白ければそれでいいのかなあ。
「人生の中で本当に読むべき本は数冊でいい。
そしてその数冊に出会うために僕は本を読んでるんだ」
104 :
:2001/07/30(月) 23:20
小説もアニメも映画もコミックもゲームも、その良作の「良さ」は
同じではないのだから、いずれを上位に置く置かないなどという
論議は無意味。
「アニメなんて(ゲームなんて)クソだ」とカテゴリを全否定してる
奴は、それで人生の楽しみの幾分かを自ら捨てている。
そのカテゴリを楽しむことの出来ない、己の感受性の狭量をこそ
恥じて貰いたいものだ。
まあ、結局92の
>というか、知的刺激を求める人種は、あるジャンルをまったく
>無視するようなツマランマネはしないと思うがな。
が、本質だね。
テーマや物語を重要視するなら、ジャンルは関係ない。
でも、じゃあ何で「アニメ」か?といえば、
アニメには、他ジャンルでは作りえない、動画と演出によって生み出され映像の面白さがある。
その上で成立するキャラの「萌え」や「物語」の面白さがある。
だから、アニメに魅了されるのだけど。
小説にも小説なりの表現のおもしろさがあるから、小説読むんじゃないの?
そういうもんじゃないんですか?
>>98 ディアナ=ウィン=ジョーンズなんて一般的知名度は低いんじゃないの?
Googleで40件以下だよ。
108 :
ナナーシ:2001/07/31(火) 22:02
>>107 俺、知名度高いなんて言ってないし。
児童文学やファンタジーのカテゴリではメジャーじゃん。
109 :
:2001/07/31(火) 22:09
偉ぶってる奴が角川ファンタジー文庫とか読んでたらお笑いだな
110 :
ななし:2001/07/31(火) 22:18
>>109 角川ファンタジー文庫は「アニメチック」を「ファンタジー」
という言葉にすり替えただけ。
>>109 あーゆうのはあーゆうので書くの難しそうだけどな。
いかに読むという行為にストレスを感じさせないかという技術が
112 :
:2001/07/31(火) 22:22
ページがやけに白いのが嫌いさ。
113 :
ナナーシ:2001/07/31(火) 22:28
>>107 余計なお世話だけど「ダイアナ・ウィン・ジョーンズ」
で検索かければ、もつと件数出るぞよ。
114 :
_:2001/07/31(火) 22:33
>>109 ライトノベルあんま読んだこと無いけど、そういう敷居の低いやつも必要だと思うけどな。
アニメもそうだけど、クソがいっぱいあることはある意味層の厚さを示してるような気がする。
そういうところに大衆文化の栄養分ってありそう。
115 :
名無しさん:2001/07/31(火) 22:38
「敷居の低いやつも必要」だけ同意。
116 :
:2001/07/31(火) 22:40
小説は沢山持ってるけど、
ぜーんぶライトノベルってヤツいない?
117 :
:2001/07/31(火) 22:54
角川ファンタジーってそんな文庫あったっけ?
昔の人間には分からん。いつのまに出来たの?
>>108 知名度が低いのなら、アニオタに限らず普通の人にも分からないんじゃないの?
それとも、児童文学/ファンタジーおたくにしか分からない、という自嘲/諦め??
120 :
風の谷の名無しさん:2001/08/01(水) 04:35
教養としての<まんが・アニメ>
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2001/0617/10.html 大塚英志+ササキバラ・ゴウ・著<講談社現代新書・700円>
「まんがやアニメにおける技術と主題の関わりが戦後という時代を通じていかに継承されてきたか」
著者のふたりは、かつてある専門学校で、手塚治虫、梶原一騎、宮崎駿を知らない――という若者を前にジュニア小説や<まんが・アニメ>についての講義をした。そのときのジレンマがきっかけとなって、本書を書くことになった。
主人公の内面はどう描かれてきたか、<おたく>の起源、アニメの思春期、プロとアマチュアのちがい、メディアミックス……。
作り手と受け手が「子どもで居続けること」と「大人になること」の困難さに戸惑い、試行錯誤するなかで、<まんが・アニメ>は継承され、発展してきた。サブカルチャー小史とでもいうべき一冊。(魚)
(毎日新聞2001年6月17日東京朝刊から)
121 :
名無し:2001/08/01(水) 05:29
数撃ちゃ当たる
122 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/08/01(水) 06:48
シェイクスピアは「低俗だ」「女子供にこびてる」と散々馬鹿にされ続けました。
大衆人気はすごかったけど、当時の知識人からはほとんど無視されてました。
123 :
ナナーシ:2001/08/01(水) 07:05
>>119 お前、全然本読まない奴だろ?
あの程度の煽りに反応するくらいだから。
124 :
神:2001/08/01(水) 07:08
この世界の全ては、低俗です
>>122 シェークスピアに限らず、日本では戦前、小説読むのは無駄なことと
みなされてたよ。
>>123 自分で煽りということにしないと精神の均衡が保てなくなったのか、
本当に煽りだったのか…。
ちなみに全然本を読まないということはない。時間さえあれば、今買い込んでる
30冊くらいを消化したいよ。小説はないけど。
127 :
名無し:2001/08/01(水) 07:42
スティーブンソンの「宝島」は、当時、三流小説と言われてたらしい。
128 :
ナナーシ:2001/08/01(水) 07:48
>>126 買い込んでる30冊にアニメ雑誌とか週刊誌は入ってないよね?
>>128 新書と文庫本。通勤の時に読むつもりで購入。
で、本当に煽りのつもりだったの?
130 :
ナナーシ:2001/08/01(水) 07:54
131 :
名無しさん:2001/08/01(水) 08:01
>>129 新書と文庫本の詳細を知りたいです。
最近は漫画の文庫本とかもあるから・・・。
いやー、時間の無駄したな、ってことになるでしょ。
133 :
ナナーシ :2001/08/01(水) 08:05
134 :
名無C:2001/08/01(水) 08:08
とりあえずパソコンの脇においてあるまだ読んでない本
「ラストエンペラー」エドワード・ベア
「第二次世界大戦1・2」W.S。チャーチル
「初めてのラテン語」大西英文
「ドラキュラ紀元」キム・ニューマン
「スターリン」バーナード・ハットン
「ふわふわの泉」野尻抱介
「月下の一群」堀口大学
「現代思想の冒険」竹田青嗣
「青い鷺」小栗虫太郎
「絶望と歓喜<親鸞>」増谷文雄・梅原猛
etc……いっぱいあるな、早く読まないと。
135 :
:2001/08/01(水) 14:08
ファンタジー小説はドラゴンランス、フォーゴトン・リアルム、指輪物語だけでいい
136 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/01(水) 14:11
ナルニアもいれてくれぃ
137 :
無名武将@お腹せっぷく:2001/08/01(水) 14:18
138 :
月刊ペン社の妖精文庫:2001/08/01(水) 14:20
ナイトランドと邪竜ウロボロスもいれてくれぃ
140 :
:2001/08/02(木) 10:04
ニーベルンゲンの詩、ローラン武勲詩、アーサー王年代記、オデュッセイア、イーリアス、神曲、失楽園
141 :
:2001/08/02(木) 11:04
>>134 「ドラキュラ紀元」は読まんともったいない作品です。
続編の「戦記」と続けて読む事をオススメ。
この人の別名義の「ドラッケンフェルズ」もオススメ。
142 :
:2001/08/02(木) 16:25
ドラゴンランス伝説の最終巻がどこにも売ってねぇ
143 :
風の谷の名無しさん:2001/08/03(金) 05:08
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2001/0506/03.html 模倣犯 上・下
--------------------------------------------------------------------------------
宮部みゆき・著<小学館・各1900円>
--------------------------------------------------------------------------------
◇現代の病理を描き出す負の家族小説
犯罪の世界で何かが大きく変ったのは、いまから十数年前に起きたあの幼女連続誘拐殺人事件からだろう。
従来の怨恨(えんこん)や物欲、痴情といった動機とはまるで違う、快楽殺人と呼ばれる新しい犯罪が登場した。日本の社会をそれまで支えていた日常感覚やモラルが崩れ始めたのもあのころからである。
宮部みゆきは書いている。
「幼女連続誘拐殺人事件が起こったとき、そうか、ついに日本でもこういう事件が起こるようになったか――と、社会は悟った。日本もここまで来てしまったか、と」
この上・下二巻の長篇小説は、
若い女性ばかりが殺される。そこにも現代の病理がある。事件を追う女性ライターが呟(つぶや)く。
「男の子たちの頭に、女の子は男の子のために存在している玩具(おもちゃ)なんだという価値観を植え付ける連中と、どんなに不利な闘いでもいいから闘い続けたい」
この小説は彼女たちへの静かな鎮魂曲にもなっている。
144 :
風の谷の名無しさん:2001/08/03(金) 05:19
何のスレなんだか…
145 :
:2001/08/03(金) 06:28
結論として、アニオタは面白いものに貪欲なのでよく本を読む、と。
神曲は星矢者にはバイブルなので読んでおくように。
星矢スレの前の方に、どのバージョンが読みやすいとか議論があった。
146 :
名無し:2001/08/03(金) 07:59
星矢と神曲が関係あるのか?
それは知らなんだな。
まあ、今時アニメだけ見てるヤツもいないだろ。
自分も無論、漫画も小説もゲームも映画もドラマも特撮も見る。
オタはマニア的な物には貪欲だからね。
147 :
ももこたんよりおんぷたん:2001/08/03(金) 08:54
名作や古典ってのはさ、その背景がわかっていないと面白くないわけ
じゃない。シェークスピアの作品だって山のような解説書を読んで
初めて楽しめるようになる。(少なくとも俺をそうだった)
別にシェークスピアを持ち出さなくたって「青い山脈」でさえ、
当時の時代背景や風俗や常識を判っていないとこれがなぜ名作と
されるのかさっぱりわからない。(実際それほど面白いとは思えなかった)
もちろん、そのままストレートに読んで楽しめる古典もあるが、基本的には
知的探究心を満たすための対象であって作品そのものを「すばらしい」と
感じられる古典は少ない。「面白い・面白くない」で言えばライトノベルや
オタ向けアニメの方が面白い。
サクラ大戦みたいなオタ向けゲームに「君死にたまうことなかれ」という
副題を付けられたりすると却っって痛々しさが増すからやめて欲しい。
>>143 模倣犯、先日やっと読み終わったけど読んでる間中ずっと鬱々でした……。
読んでるパートによって鬱になる理由が違うんだけど。
そういえば作中、ちょっとだけ声優キャラが登場する場面がありましたね。
なんかラジオ番組やってる女性声優で、「最近のアニメは炉利萌えキャラ
ばかりで、女性としてそういう番組に出演し続けるのは嫌」みたいなことを
言ってて。
149 :
風の谷の名無しさん:2001/08/03(金) 09:45
>>143 どうせ、「ああやだアニオタ気持ち悪い。」みたな小説だろ。
150 :
風の谷の名無しさん:2001/08/03(金) 10:47
小説(文学でもいいや)読んでそれで満足してどうするよ。
所詮はフィクションだろ。エンターテインメント、ひまつぶしじゃん
それを否定はしないがそれだけというのはバランス崩れてるぞ。
もっとまともな「本」も読んでくれ。
ノンフィクション読め。実用書読め。
151 :
名無し:2001/08/03(金) 12:09
書を捨て町へ出よう
152 :
風の谷の名無しさん :2001/08/03(金) 12:11
>>150 本ばかり読んでないで釣りにでも行こうぜ。
153 :
ERROR:名前いれろやゴルァ:2001/08/03(金) 12:27
実用書って言うのは資格取る時に読むやつのことじゃないのか?
154 :
:2001/08/03(金) 13:03
漏れは小説も読まなければ漫画も読まない。でもアニメは週30本以上見てる。
何で小説や漫画読まないかって?だって動かないじゃん(ワラ。
アニメに難しいテーマは合わない。簡単な誰でも知っているテーマをいかに
わかりやすく、嫌味なく、誤解なく伝えられるかが重要だと思う。一度
「伝わってきた」みたいな体験をするとアニメを止められなくなる。
155 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/03(金) 13:15
たしかに
視覚情報が身体に快楽をもたらすのはあるよな。
フライトシミュレータとかで遊ぶと身体動くし。
156 :
:2001/08/03(金) 16:52
本を捨て、町へ出て、
いろんな物を見て回ろう
なにかいやな、物を見ても
それは人生の 修・行・さ!
そういや次のしゃべり場はオーケンか。
157 :
ななしー:2001/08/03(金) 18:29
自分はサンライズなどのロボット物見て育ちました
アニオタまでいってないアニメ好きです
昔も今もアニメ見て「スゲー!」と思うのは
「普通アニメじゃやらない」表現をやられたときです
アニメ技術の良し悪しや難しい事は分からないし、
キャラ萌えもしないので脚本や演出で評価するしかありません
別にアニメじゃなくてもいいのかもしれません
でも「子供のもの」と世間で言われているアニメで
「小説や映画っぽい」の内容をやられると間違いなくハマリます
自分でも屈折した趣向だと感じますが、ガンオタやエヴァ騒動を見てると
世の中結構同類が多いのかもしれません
たぶん小さいとき母親に「アニメばっかり見て!」と言われて
「このアニメは凄いんだ!分かってないな〜」なーんて反発してたのが
刷り込まれてるのかも
皆さんはどうでしょうか
158 :
:2001/08/03(金) 19:31
要約すると本を読まない奴は馬鹿ということですか?
159 :
予言者:2001/08/03(金) 19:55
>>158 大丈夫じゃ。あと50年もすれば・・・・・
「もっとアニメを見ろっ馬鹿っ」
「宮崎アニメは僕には難解すぎて・・・」
「書斎にあずまんが全巻を揃えているなんてインテリですねぇ」
という時代が来ることであろう。
160 :
:2001/08/03(金) 20:01
161 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/03(金) 20:13
小野不由美のおかげで95年〜98年までアニメと無縁でいられた。
同人誌は買っていたが。
162 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/08/03(金) 20:19
>>147 シェークスピアはさすがに単体でも十分にエンターテイメントしてると思うぞ。
関連書籍を読まないと面白くないようでは、娯楽として失格。
ライトノベルが広く読まれる理由もその辺りにある。
164 :
:2001/08/04(土) 01:50
>>158 本を読まずに生活できるわけないだろう。
165 :
:2001/08/04(土) 01:54
>>157 以前は、自分もそんな感じだったけど
アニオタが極まって、今じゃむしろ「子供向け」作品に傾いてる。
オトナが宮崎駿やガンダムみても、今じゃ何も言われないだろうけど、
「どれみ」や「コメットさん☆」見てたら、やっぱりただのキショイおたくなんだろうな
でも「どれみ」や「コメットさん☆」は、それこそアニメでしか表現できない世界だと思うのだが。
>>165 「どれみ」や「コメットさん☆」はきっちりと作ってあるほうだよ。
167 :
名無しさん :2001/08/04(土) 17:39
168 :
名無しさん@ドキュン:2001/08/04(土) 17:49
シェイクスピアとかはライトノベルみたいな当時の娯楽だろう。
あ、てことは当時の「お約束」を理解しとく必要はあるか…
関連書籍も読もう(笑
169 :
風の谷の噺家:2001/08/04(土) 18:31
シェークスピアに時代を越えた普遍性があると思うけど、その普遍性を作品
から読み取るには17世紀のイギリス人の常識を知っている必要があると思う。
もし、今のような受験制度が無くなればセラムンの亜美ちゃんがなぜ
あんなに勉強熱心なのか、なぜ「お勉強しましょう」という亜美ちゃんが
「真面目」と言われるのか判らなくなると思う。そうすると未来の人々には
亜美ちゃんの魅力が伝わらないということになり、そんな亜美ちゃんが
俺は不憫でならない。と、いうか一流高校→一流大学→一流企業という
コースが必ずしも理想でなくなった現在では既に理解されなくなっているのかも。
ああ、亜美ちゃん…。
170 :
つーか:2001/08/04(土) 18:37
娯楽は娯楽のうちが花。
娯楽が芸術とか言われ始めるととたんに衰退する。
能や小説もそうだった。
171 :
kkk:2001/08/04(土) 18:39
>>169 >と、いうか一流高校→一流大学→一流企業という
馬鹿たれ亜美たんはお医者様になるのが夢なのだ。
そこいらのクソどもといっしょにするな。
172 :
うんこ:2001/08/04(土) 18:44
どーでもいいじゃん。ホットケーって感じ。
どうせ消える分野だ小説なんて。
残るとしても音楽や映像と融合したサウンドノベルとかで
純小説というかただの文章だけの読み物は専門書意外ほとんど消えるだろうね。
頭をひねらなくて良いのも贅沢のうちだよ。
173 :
:2001/08/04(土) 19:07
174 :
うんこ:2001/08/04(土) 19:25
175 :
捨てハンZ号:2001/08/04(土) 19:58
アニメと小説や漫画のどこが一番違うのかといえば、俺は「間の取り方」だと思う。
アニメの場合、演出家の意図した「間」の取り方で(意図通りに仕上がるかという
問題はあるが)、視聴者はその「作られた間」をうまいとかまずいとか、面白いと
かつまらんとか判断するわけだが、小説や漫画の場合「どう読み進めるか」は読者
次第な訳で、自分好みの間を作れるわけだな。
仮に、題材や物語の筋はまったく同じで「見せ方」のみが違う作品があると
して、アニメはより「作り手の意図」に近い形で見せることができる手法で、
小説なんかは「受け手の自由度が高い」手法だといえる。漫画は、間の取り
方は受け手が作るが、ビジュアル的なイメージは作者がコントロールする中
間的なメディアということになる。
小説がツマラナイとしか思えない人は、たぶん「自分で間を作るのが苦手」
な人なんだと思う。ただ、そういう人はアニメを「見る」ことはできても、
「作る」側に回るのは難しいのではないかな。だって「間の創造」ができ
ないんだから。
>>175 他の違いとしては、制作に関わる人間の数。
アニメ>>漫画>=小説
だから、アニメで自分の色を出すには、人心掌握術的なスキルも必要。
後は単純に映像作りの文法的なものを身に付けるのは必須。
国語の勉強で普通に習得できる小説の基礎となる「言語」と違って、映像の言語は
自力で勉強しないと駄目。浴びるように映画を見ればいいんだろうけどね。
天才は勉強する必要もないのかもしれないけど。
>>169 現在では、少なくとも技術職に就くと仕事を続ける限り勉強することが必要。
学生はどうなるのかあまり分からないが、一応勉強が本分だから、
水野亜美の存在は今後も普通に理解されるだろう。
というか、169は今後学生はどんな価値基準を持つと考えてるんだろう。
ついでに、シェークスピアは日本語に訳されてる時点で
ある程度当時の常識なども話の中に折り込んであるンじゃないの?
まあ、オリジナルを読むのなら手引きが必要なのは当たり前だけど。
178 :
風の谷の噺家:2001/08/04(土) 21:43
>>177 >ついでに、シェークスピアは日本語に訳されてる時点で
>ある程度当時の常識なども話の中に折り込んであるンじゃないの?
そりゃ、日本人の役者が日本の舞台で公演する場合であれば全然気に
ならないけどね。でもオリジナルの翻訳を読んでもあんまり面白くなかった。
>いうか、169は今後学生はどんな価値基準を持つと考えてるんだろう。
いや、亜美ちゃん式の優等生像が今でも通用しているのかな、と思って。
今時の若いモンには「ただの退屈な子」と思われているんじゃないかと心配で。
179 :
うな。:2001/08/04(土) 22:03
>>178 亜美ちゃんは、番組の中でさえクラスメートから「つまらない子」と思われてたけど。
でもまあ、いまの平成不況に生まれ育った子供たちは、
バブル時代に作られた物語をもう理解できないかもね。
>>178 すまぬが、私にとっては当時から「医者を目指す退屈な子」だった。
181 :
jii:2001/08/04(土) 23:55
デジキャラットを小説にしてもツマラン。漫画でもきつい
やっぱアニメにょ
>>179-180
なんてこった。亜美ちゃんがそんな風に思われていたなんて。
これ以上亜美ちゃんが貶められるのには耐えられない。寝る。
183 :
風の谷の名無しさん:2001/08/06(月) 03:37
>>171 一流大学の医学部に入って、理想と現実のギャップに苦しむ亜美ちゃん希望。
184 :
奈々氏:2001/08/06(月) 05:04
181に同意
>>183 セラムンって、確か未来にはネオシルバーミレニアムを作って地球支配を行うはずだから、
亜美ちゃんにそういう未来は来ないと思われ。
すれ違いさげ。
186 :
:2001/08/06(月) 06:02
>>185 Rの戦いであの未来チャラになったんじゃなかったっけ?
同人誌だったか?
いや、未来物は「未来は常に白紙ってことさ」てことにしとかないと……。
1の母です
(以下略)
188 :
名無し:2001/08/06(月) 19:08
1の家臣です
(以下略)
190 :
風の谷の名無しさん :2001/08/07(火) 21:51
189の税理士です
(以下略)
191 :
イサオ:2001/08/09(木) 22:20
アニメは映画ではありません。
192 :
:2001/08/15(水) 17:38
193 :
774:2001/08/15(水) 18:49
もっとわかりにくいアニメ作っても良いのに…
安部公房原作みたいな。
採算取れないか…
あ、最下層にあったからdatオチするかと思ってたけど誰かサルベジしたんだな。
<きずいたんなら救えよ
datいき間近と思って読んでなかった。
面白い事書いてるから、読んでみよう。
196 :
:2001/08/17(金) 19:04
猿部児
197 :
:2001/08/17(金) 19:08
>>193 アニメと違って小説は一人でかけるから、そういうのも存在できる。
>>193 安部公房って分かりにくかったっけ?
フィネガンズウェイク(あってる?)の映像化は無茶苦茶になりそうだけど。
199 :
:2001/08/19(日) 14:53
200 :
けろっぽん。:2001/08/19(日) 15:03
映画版「少女革命ウテナ」も、こんなわかりにくい
実験映画が全国公開されるとは、日本もすごい国だ。
201 :
:2001/08/19(日) 16:41
最近では漫画家になりたかったが絵が下手なので仕方なく小説家をやっている人が多いらしい。
202 :
ポータラカ:2001/08/19(日) 18:20
>>201 最近ではなく、戦後すぐからそういう作家はいるぞ。
203 :
:2001/08/19(日) 18:25
シスタープリンセスも、ある意味わかりにくい。
204 :
名無しさん:2001/08/20(月) 23:26
岩波のは駄訳が多い。新潮にしとけ。
206 :
:2001/08/20(月) 23:43
戦後じゃないが小松左京や荒俣宏はマンガ家挫折組。
207 :
774:2001/08/22(水) 15:07
208 :
ななし:2001/08/22(水) 15:10
ブギーポップのアニメは嫌いな俺でも小説は面白く読めますか?
209 :
ななしさん:2001/08/22(水) 15:23
>>1 ここ一年なら
クレヨンしんちゃんモーレツ!オトナ帝国の逆襲
千と千尋の神隠し
どっちも劇場アニメで悪いけど
210 :
コメットヲタ:2001/08/22(水) 16:41
近代に入って、孤独な都市生活者たちの中に、それ以前より濃厚な
自我の概念が生まれ、小説でも内面の心理描写が行われるようになった・・。
アニメも今、それと同じ道を辿りつつあるような。
>>198 「裸のランチ」の映画でガマンしましょう。(半ば騙されつつ)
ゴーリキの「外套」とかはアニメ化されていたね。そんなもんじゃダメ?
211 :
774:2001/08/25(土) 19:55
>>210 そういえば、「外套」がアニメ化されてたか…
こないだ魯迅の「故郷」をアニメ化してたのをやってた。デジスタだけど。
なかなかセンス良くて感動。
212 :
210:01/09/01 01:06 ID:FHM9C9u.
>>211 あ、それ見た。たしか中国の人が作ってたんだよね。
正統派の作り込み方で素晴らしかった。
日本人の若いクリエイターって目新しいもの大好きで、感性重視。
自分もそういうの勿論評価したいけど、
あんな風に腰を落ち着けてじっくり作られるとやっぱり心打たれる。
213 :
名無し:
タイタニック見ました。
…。
やっぱ、アメリカって凄いです。