THE・八犬伝スレ

　90年代の異色のＯＶＡシリーズ
「ＴＨＥ・八犬伝」と「ＴＨＥ・八犬伝新章」を語ってください

いざとなったら玉を出せ！「ムギュ！」

4話、新章3話、4話はミーハーファンに不評でした。
新章4話は傑作なのに・・・。

原作よりは、良い終わり方をしたと思っている。

初期のＥＤが好き。
コンテ？がバンバンって出てくるやつ。

THE TOPSは何処へ？

10年後、RATMのメッセライブでHMヲタに首絞められるとは・・・。

犬坂毛野の声優が当初は林原めぐみ（ファン投票により）決まっていたのに、新章にはいったら高山みなみに変わってました。
あのファン投票はなんじゃったんじゃい！

>>3
俺はあの話を観たときえらい衝撃をうけたよ。
商業セルアニメでもあんなすごい表現が出来るのかと。

http://www.ntv.co.jp/ghibli/web-as/

ここで、４話の演出の人のインタビューがあるよ、もう、知ってたかな。
とにかく、新章４話のすごさだったら幾らでも語れるぞw

　みなさん、ありがとうございます

>3
>8
新章４話「浜路再臨」は９０年代最高の映像なのになぁ
パースのついた雨やあそこまで生々しい絵柄は見たことないし、あるシーンでは充分美しい映像なのに
（あるシーンとは信乃が床で生前の浜路を思い出すシーン。色トレス線だけでキャラが表現されています）
大平晋也さんは１話の作画監督だし、新章３話の橋本晋治さんも同じ。なのにミーハーファンにはこの扱い。
湯浅政明さんはアニメスタイル２号でカリスマアニメーター井上俊之さんと対談していますのでそちらをよろしく
あと、無印５話もなかなかですよ

>4
　原作は関東管領大戦（２部）からふつうの軍記物になってしまって、１部の奇想天外なおもしろさなくなって
います。原作「南総里見八犬伝」についてくわしくはこちらへ
http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/

>5
　あれはキャラクターデザインの山形厚史さんのイメージボードでしょう
　新章エンディングの水墨タッチのイメージボードもいいです

>6
　新章からの音楽参加はメンバーの工藤隆のみになっていました

>7
　林原だとらんまにかぶってしまいますからね。高山でよかったと思います。
　そういうことじゃないか

新章４話の凄さは色々語れるけど
まずシーン事の色合いの自然さを挙げたい。
出だしの午後の日差し、月明かりの中の室内、暗雲立ちこめる豪雨の中
どのシーンも色指定、背景、特効、撮影と見事に調和している。
特に月明かりのシーンの自然さは素晴らしかった。

しかし惜しまれるのが中盤の動画の悪さ。
海外に丸投げしたのかもしれないが、全く修正が入った様子が無く
キャラがぶよぶよして気味が悪かった。
動きは良かったので、多分動画が原画の線を拾い切れなかったのだと思うけど
返す返すも残念な出来でした。

誤解を恐れずに言えば、湯浅、大平両氏は「紋次郎」の頃の市川崑に濃いのだろうか？
そういう意匠が所々に見られる（特に雨の中の殺陣やキャメラの動かし方）。
演出美学もちょっと似てるね。

安濃高志について語ろうと思ったが、やはり難しい。
「ミラクル☆ガールズ」のスレでも感じたけど、
アニメ業界とファンの体質を変えないと、語るの無理。
無自覚にアニメを量産して、それを受け止めて良いのか？
安濃演出がマニアックなままで、一歩も先へ進めない。

＞８
中盤というと無木作が駕籠にのって信乃と浜路が縁側で語り合って、死体が発見されて
二人が山に逃げるところまででしょうか？

＞１１
すいません。「紋次郎」見たことないのでわかりません。

＞１２
各話演出の放任主義のような気がします

アニメージュのバックナンバーを読んでいたら、恒例の「ＯＶＡ批評」で
あさりよしとうが「わかりづらい表現をすれば高尚だと思っている」
と酷評していましたが、それはただたんに自分の読みの浅さを開き直って
いるだけじゃないのか？

このスレッドはただ今より神・八剣伝スレッドとなります。

>そういう意匠
生々しさを追求しながらケレンのあるカットを入れたりするところなどかな。
アニメ芝居ではない嗚咽や息づかい、絶叫を追求していることもまた然り。
荘助と信乃の殺陣は結構刀を合わせているけど、出鱈目で命がけに振り回す
感覚は共通してる。
「紋次郎」とだいたい共通してるのは「泥臭いが同時に楷書を思わせる丁寧な感覚」
でしょうか（同時期製作の「仕掛人」深作欣二の荒削りな演出とは対極にある）。

>色トレス線だけでキャラが表現
一連の「東映長編漫画映画」を想わせる妖しさがありますね。

>中盤の動画の悪さ
折角リアル感を追求していたのに、急に「しんちゃん」キャラの様になってしまう
あの感じでしょうか。確かにあれだけは残念。

しかし冒頭の道節が、お遍路と化した浜路と船虫の頸を斬るシーンなんて
外国人が見たら「あれは絶対にロトスコープだ」と言い張るんだろうなー。
あと「浜路再臨」だけでも市川崑に観せるべきだね。彼もアニメ出身だし。

第１話「万華鏡」は凄かった。特に信乃の動き。殺陣かな。水しぶきあげ、
走り回り、斬りまくり、カメラが上下に動く動く・・・。
ラストも泣ける。

>>14
ﾜﾗﾀ

この前 ＴＨＥ 八犬伝 ＤＶＤ−ＢＯＸを注文したよ。
やっと大平・湯浅さんの演出・作画が見れる。楽しみ

>>17
自分も衝動買いしてしまったひとり。まあ既存のDVD二枚分と同じ値段だし…。
画質も案外悪くないしね（決して高画質ではないけど）。

　＞ロトスコープ
　あれは実際に演出の大平さんがアニメーターの橋本晋治さんとともに公園で斬り合った
　ところをビデオに撮って、それを参考にしながら作画したのですから、「ロトスコープ」
　というより「ライブアクション」でしょう。昔の東映動画でもそういうふうにしてましたから。

＞色トレス
　湯浅さんが「浜路再臨」のあとに参加した「クレヨンしんちゃん　雲黒斎の野望」でも
　朝の陽光の中で吹雪丸というキャラが剣を振るシーンがあるのですが、そこはシルエットだけ
　色トレス線でした。でも湯浅さんはこの作品ではむしろラストのメカ戦がすごかった
　

サントラのミニドラマがウザかったよ。

一時降板した原因って盲腸だっけ？

>>9
>パースのついた雨やあそこまで生々しい絵柄は見たことないし、
そんなことないだろ・・・
かなり異色な作品だけど、アニメスタイルは誉めすぎ(笑)
おもしろい表現であることは確かなんだけどさ

たしか１話の試写会って幕張で夏コミやってる最中にやったんだっけ。

>>16
そこは沖浦パートだね。
あれが元で最近食傷のハンディカメラ風のブレが流行ったんだよな・・・

＞２３
１０年以上前の話ですね。僕も行きましたよ、当時の幕張。
「八犬伝」の試写会やってるのは知ってたけど、
ブース回るのが忙しくて、目もくれなかったな。

ガンドレスの監督が作ったやつじゃないのか。

遅レススマソ。

>>19
確かにあれは、飽くまで実際の映像を作画の参考にしただけで、ロトスコープでは
ないんですよね。ただああいう表現を外国人が観るとこぞってこう言いたがる
訳で…。海外では「ライブアクション」という呼称よりも「ロトスコーピング」が
主流ですしね。

あと「『浜路再臨』並の衝撃を味わいたい！」と言う方は前出の市川崑による
劇メーション「新撰組」（2000年公開）を、ビデオ化された際に絶対に観て
ください。本当に「アニメとは何か？」と考えさせられます。

ＩＮＶＯＩＣＥのＥＤ曲も好きだった。

先日、作品全部通しで見た。なかなか面白かったっす。しかし、回によって
絵柄が見事にばらばらでんな。そこが面白い所でもあったけど。
噂の新章「浜路再臨」みた。何かすごい絵だったな、あれがねらいか？
あのキャラが犬塚信乃だの浜路だのいわれても、ちょっとね・・。
結局満足度でいえば第１話だったか。

注文したＤＶＤーＢＯＸまだ見てない

浜路再臨は声聞かないと誰かわからないんだよなー

新章4話って、「間違えてビデオ借りて来ちゃったかな」と一瞬思った
あの巻かなあ？結局全然わかんなくて印象に残らなかった。
そんなに凝ったものだったのか。今度もう一回見てみよう。

そんな自分は素朴に犬坂毛野の話に見とれた。あと最終巻も面白かった。
ミーハーと呼ぶなら呼べ〜

ナントもしかし声優陣が豪華ですなー今じゃちょっと考えられないＹｏ！

撮ったビデオが弟に上書きされました。こち亀に・・・