1 :
ぢるぢるインド人:
「お姉ちゃん、ボクらのお話がアニメになったよ」
「・・・・・・・」
「お姉ちゃん、昔のほのぼのな『ねこぢる劇場』とどっか違うの
と思ってるの」
「・・・・・・・」
「お姉ちゃん、半分だけ帰ってきちゃヤダ」
マジでビックリしました。日本の商業アニメもここまでやるって
いったらちょっと顰蹙買うかも知れないけど。
同じ佐藤監督つながりで『ナデシコ』や『イサミ』ももう一回
見直したほうがいいのかな、とか思ってしまった。
2 :
ねこ:2001/02/28(水) 17:56
湯浅の功績だろ。
3 :
七四三:2001/02/28(水) 22:25
ウチの近所でDVD扱っている店回ったけど、どこにも入荷していない。
これだか田舎町はイヤだ・・・・。
・・・宇津だ死のう。
4 :
風の谷の名無しさん:2001/02/28(水) 22:40
うむ
あきらかに湯浅の功績だ。
あはは(笑)。じゃあ、佐藤竜雄は何もせんかったということで。
でもコワかった。子供が感じる死のイメージがすごいコワかった。
6 :
佐藤竜雄ファン:2001/03/01(木) 22:37
絵コンテも湯浅政明単独のクレジットになってるしねえ。
もっとも佐藤竜雄の実質的長編第一作「リカちゃんとヤマネコ 星の旅」の
クライマックス、星めぐり旅のシーンあたりは「ねこぢる草」に繋がってるかな。
(半分うそ)
7 :
風の谷の名無しさん:2001/03/01(木) 23:56
悪夢的イメージ連鎖の30分で、途中さすがに少々ダレたような気もするけど
傑作ですな。
冒頭の日常的シーンからアレを経てのサーカスあたりまで、とEDが特にお気に入り。
原作読んだことないんだけど、どれくらい忠実なんだろうな、このアニメ。
8 :
名無しのシュガードラゴン:2001/03/02(金) 22:10
まあ確かに基本的に湯浅主導の企画なんだろうが、
サトタツも自分と無縁の世界だったらわざわざ監督を引き受けなかったろう。
彼だって元はと言えば自主アニメの名門・早大アニ研のOBのはずだからな。
この手のイメージ先行もののアニメはとかく見ているウチにネタが割れてきて
退屈になりがちなものだが、そうした部分を感じさせず、
アートっぽいのが苦手なオレでも楽しく最後まで見通せたテンポの良さは
やはりサトタツ監督の手腕なんだろう。
>>6も挙げているとおり、サトタツ幻のデビュー作「リカちゃん」とは
ある種近いセンスを感じるしな。
うがった見方をすれば、劇場版で「ナデシコ」に自分の中で一段落つけた後、
サトタツ評価の決まり文句になってしまった「パロディ」でも
「メタフィクション」でもない部分の自分の引き出しを
確認して置きかったんだろう。
個人的にこれを見て、5月放送開始の「学園戦記ムリョウ」が
楽しみになってきた。
9 :
名前入れてちょ:2001/03/03(土) 01:25
水の象が好き。
子供の身勝手さの産物という感じ。
あと、豚も。
EDって、そっちへ行っちゃダメだよって言ってるみたいでやっぱり怖い。
ガロの佐藤竜雄インタビューを読むと結構型破れな作り方を
しているような。絵コンテが無い、とかいきなり作打ち、とか。
11 :
風の谷の名無しさん:2001/03/05(月) 02:32
>>10 そのインタビューって、いつのガロですか?
12 :
風の谷の名無しさん:2001/03/05(月) 03:45
一月号。
13 :
5月なの?:2001/03/05(月) 06:04
>>8
ムリョウを見れば確かに何もしてなかったかどうか
わかるかもしれない。アニメーターが一人で暴走して作った
とは思えない落ち着きがある。トータルとしていい出来。
14 :
ななしんぴっく:2001/03/05(月) 09:49
金持ちの親父がでっかいハサミでチョキチョキと手足を切られるのも好き
魚が侍たちに刀でバサバサ斬られて、刺身になるけど、骨だけで海を泳ぐのも好き
あと、神様。あんた、なに食って生きてるんだ。生臭い神様だなぁ
サーカスはね、電動のこぎりで4分割された美女が好きです
15 :
風の谷の名無しさん:2001/03/05(月) 21:18
>>12 一月号かあ、じゃあもう本屋にはないですかね。
そもそも近所でガロあまり見かけないけど・・・
16 :
名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!:2001/03/08(木) 09:50
17 :
風の谷の名無しさん:2001/03/08(木) 22:17
>>16 -『ねこぢる草』発売記念上映会
-「ねこぢるが アニメになった。」
-【出演】佐藤竜雄(監督/脚本/演出)、湯浅政明(作画監督/脚本/演出)、東浩紀(哲学者)、
-大月俊倫(プロデューサー)、斎藤環(精神科医/作家)
-※18:30開場/19:00開演
ゲストが劇萎え。大月やや東が何を語るんよ。
18 :
(a)(b)(c):2001/03/08(木) 22:46
ねこぢる全く知らないまま観たよ。
不条理モノっぽいね。
雨宮慶太のゲームとかの世界をより重たくしたような印象を受けた。
親がうっかりほのぼの子供向けだと勘違いして小さい子供に見せそうで怖い。
子供は喜ぶかもしれないケドナー。
3年ぐらい前、ねこぢるキャラがほのぼの子供向けみたいな受け方をしていて、
なんだかなあ、と思っていたらねこぢるが氏んじまった。
20 :
風の谷の名無しさん:2001/03/09(金) 00:48
21 :
名無し:2001/03/09(金) 23:43
やはり東や斎藤が激萎えなイベントでした>ロフト
佐藤&湯浅にもっと語って欲しかった。
ステージ下の客席に居た小黒祐一郎、おまえが司会やれよ。
22 :
風の谷の名無しさん:2001/03/09(金) 23:46
>>21 まあ、監督やアニメーターに、あんまり”語られ”ちゃっても
興ざめな作品ではあるけどね。
大月Pは、どんなでしたか?
23 :
名無し:2001/03/09(金) 23:52
>>22 まぁ、もちろんその通りなんで、作品論でなく、アニメの方法論を主に話してました。
大月Pはいつものごとく、あまりしゃべらず、適当なちゃちゃを入れるのみ。
24 :
風の谷の名無しさん:2001/03/09(金) 23:59
>>23 東や斎藤@`大月はともかく、サトタツ、湯浅発言お願い。
特に湯浅氏。
25 :
名無し:2001/03/10(土) 00:28
>>24 ほとんど忘れた。スマソ。適当にしゃべってるから、まとまってないのよ。
10に書いてあるような作り方の話、ナデシコの話、テレビシリーズとの違い、ちびまる子やってたときの話、
参考にしたものとか。湯浅氏はほとんどしゃべってない。
あと8の発言だが、大月Pからねこぢるを頼まれたサトタツが、好きにやって良いという
承諾を受けて湯浅を引っ張ってきたとのこと。
ロジックで破綻の無い構成にしてしまうのは、亜細亜堂出身のため、
エヴァ・カレカノの庵野がうらやましいってのも言ってたかな。
前から思ってるのだが、大月は司会としてはヘボすぎる。
その分を東が話題振ってたが、別にアニメ専門家じゃないからな。
だから、小黒に突っ込んで欲しかった。
あと、そこで初めて見たんだが、売れなさそうだね。(笑)
俺は一回見ればもういいや。だれる。
25さん、ありがとです。
>ロジックで破綻の無い構成にしてしまうのは、亜細亜堂出身のため、
>エヴァ・カレカノの庵野がうらやましいってのも言ってたかな。
「ねこぢる草」では日常へ戻ってくる集束感が好ましかったが。
しかし、”亜細亜堂出身のため”かあ。芝山努の仕込み?
>俺は一回見ればもういいや。だれる。
見た直後はそうだけど、後からじわじわ・・・
27 :
制作費いくらかね:2001/03/10(土) 01:11
>>25 >あと、そこで初めて見たんだが、売れなさそうだね。(笑)
ホント誰が金だしたのやら。
息長く売っていける作品とは思うけどねえ。
28 :
風の谷の名無しさん:2001/03/10(土) 17:47
ぢるぢる
29 :
名無しさん@お腹いっぱい:2001/03/11(日) 19:42
トークショー見に行った。東ナニガシが「ナデシコはメタフィクション」ばかり繰り返して
一人で浮いていた。彼が何かしゃべるたびに会場から失笑がわいた。
精神科医の斉藤ナニガシも概ね同様。
サトタツはきわめてクール、湯浅は寡黙、大月は独演会になると結構面白い語り口なんだが
どう見ても仕切りに向いていなかった。
何か次回、次々回もあるような話だったが、
今度やるときはあの手の寒いゲストコメンテーターを交えず、
もっと制作者自身の裏話をじっくり聞かせて欲しい。
30 :
ロフトプラスワン情報コピペ@"裏"日本工業新聞:2001/03/11(日) 21:20
>監督的には食べるシーンが好きみたいで「ちびまる子ちゃん」の時代から
>それこそ食堂のコックが主人公だった「機動戦艦ナデシコ」も含めて食事の
>シーンをいっぱい書いてアニメーターから顰蹙を勝っていたとか。大月さん
>は昭和的な雰囲気のある内容とか夢が醒めるっぽい話になったって点で、
>大昔に見た坂本九さんが出演してた「ガリバー」なんかが出てくるらしー
>アニメでの描写とか別の昭和30年代のアニメの描写とかが重なっていたことを
>話していた。流石にその辺はキング入社前だろーけれど(生まれてさえいない
>かも)、覚えてるってことはやっぱりアニメが好きなプロデューサーだった
>んだろー。それにしてもどんなアニメなんだろ。
ここにも湯浅発言は無し。本当に寡黙な方のようですな。
31 :
25:2001/03/11(日) 23:04
>>30 >ここにも湯浅発言は無し。本当に寡黙な方のようですな。
寡黙というか、自分からしゃべる人じゃないと、あの仕切りではしゃべれない。
ちゃんと話を引き出せる司会者きぼーん。
32 :
名無しさんのレスが読めるのは2ちゃんだけ!:2001/03/11(日) 23:30
それにしてもねこぢる作品アニメ化が
大月発案→佐藤起用→湯浅巻き込みと言う流れだったとは思わなかった。
このスレッドの人間はおおよそみんな逆の流れを想像していたのに。
「あの」大月がなぜこんな「売れそうにない」企画をやりたがったのか、
その辺こそもっと聞きたかった。
>>32 >「あの」大月がなぜこんな「売れそうにない」企画をやりたがったのか
一般層を取り込みたかったってのもあるんじゃない?。
オタ向け商品だけじゃどう考えても限界が来てるし、
ねこぢる作品は本人亡き今も未だ根強い人気があるからな。
あ、ねこぢるy氏がいたか・・・。
34 :
名無し:2001/03/11(日) 23:55
>>30 食べるシーンというのは東がやたらその事にこだわって話してたから
サービストークという気がしないでもない。
>>32 トークではその辺のことには触れてなかったけど、
青林堂方面からの動きもあったんではないのかと邪推。
結構今の青林堂は金儲けのことも考えてるように思う。
大月とどういうつながりがあったのかは良く分からないが。
35 :
風の谷の名無しさん:2001/03/12(月) 00:07
大和堂と青林堂って系列会社のようですが、どういう関係なんでしょう?
36 :
名無しさんのレスが読めるのは2ちゃんだけ! :2001/03/12(月) 00:08
あ、私
>>32です。
>>33 「一般層を取り込む」ならよりによって「ねこぢる」、
しかもよりによってあの作風でなくても良いと思う。
その辺が謎。
あの日の妙なゲストのセレクションも含めて
「カルチャーしたかった」ということか?
>>34 東が食べ物にこだわっていた、っていうのは
「ねこぢるのコミックには性的な臭いが全然ない、
その代わりに食べるシーンがやたら出てくる」ってヤツね。
しかし「食べる」って行為はしばしば「性」そのものの
メタファーになるんだけど(ことに女性に顕著)。
37 :
名無し25:2001/03/12(月) 00:50
>>35 例のガロ事件以降、経営難に陥った青林堂に金を出しているのが大和堂。
そういえば、キングのスタッフはうろうろしてたが、青林堂はイベントに噛んでなかったのかな?
>>36 トークにもあったけど、ねこぢると佐藤・湯浅ファン(もしくは大月ファン)って
重ならないと思うから、客層的には広がったのでは。
性のメタファー云々は斎藤環も言ってたね。
しかし、そういうのはねこぢるのイベントでやってほしいものだ。
38 :
名無しんぼ@お腹いっぱい:2001/03/13(火) 17:45
るぢるぢ
39 :
風の谷の名無しさん:2001/03/20(火) 18:03
ねこねこ
最近みました。ちょっと芸術系よりで、だれた。
その後すぐ「迷宮物語」を見たら、似たような感じだったが「ねこぢる草」のが
良かった。
原作はテレビブロス連載の「ぢるぢる日記」だけ見たことあるが、そのなかの
「道端でうんこするピンクのワンピースのおばさん」がちょっと出てた。
ところで、佐藤竜一って「サトタツ」なんすね。「サトリュウ」って言ってた。