もし、ギンコがエヴァンゲリオンのパイロットになったら…。
ギンコも母親のいない人だろ。
何らかの方法で母親の魂をギンコの身体から取り出して、
ギンコ専用のエヴァンゲリオンのコアに宿らせることができるかもしれない。
今回の起動は成功しているみたいね。
ハーモニクス率の誤差が少ないし、現在のシンクロ率は48.8%、いい数値です。
赤木リツコ
「よし、いけるわ。
エヴァ十四号機の出撃の準備をして。」
L.C.L注入。
ギンコ
「うわっ、み、水だ…。」
赤木リツコ
「大丈夫よ、肺がL.C.Lで満たされれば、そこで酸素を交換できるわ。
最初は違和感があるけど、すぐに慣れるわ。」
ギンコ
「んぐぐぐ、ゴボッ!
き、気持ち悪い…、まるで生き血を飲んだような気分だ…。
あれ?いつの間にか、L.C.Lの中で息ができる…。」
真希波・マリ・イラストリアス
「へい〜、カモンカモン!ついでに、ギンコのエヴァと
私のエヴァの起動でどちらが早く行くか試してみないか?」
ギンコ
「相変わらずのんきなパイロットだね。
戦闘が始まる寸前なのに…。
神経回路接続、シンクロスタート!
現在のシンクロ率は64%、十分な数値だ。」
エントリープラグ内で制御盤のスイッチを入れて、順序良く、十四号機を起動させるギンコ。
慣れてくると、車のエンジン始動のようにスムーズにシンクロスタートを行うようになる。