ソードアート・オンライン最終回・第24話「マザーズ・ロザリオ」感想&あらすじ・ユウキは産まれた時からHIVを患っています…ネタバレ注意。 #ANIME - ナカノ実験室
http://nakano-laboratory.hatenablog.com/entry/2014/12/23/094531 (前略)
このアニメが投げかけるものは、「バーチャル世界とは仮のものなのか?」というテーマだと感じました。
ネット利用者が増え、SNSやゲームを介した人間関係は、現代では珍しいものではなくなったと思います。
直接対面したことがなくても、かけがえのない友人、恋愛感情を抱いている相手、そのような関係が成立するのが、ネットの普及した現代であり、
小さな頃からネットが生活の中に存在した人達の感覚だと思われます。
ですが未だに「現実が本当でネットは仮想」であるという認識があるもの事実です。
病気で動くことも叶わないユウキに、沢山のものを与えたバーチャル世界は果たして「偽物の仮想」と断言していいものなのでしょうか。
このアニメは私達に、インターネット世界と現実の境目とは、違いとは、そのようなことを立ち止まって考えるきっかけを与えてくれます。
このアニメに出てくる人間関係、友人関係、それらはアニメの世界だけの話ではないからです。