蟲師 続章 78©2ch.net

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336ギンコ ◆BonGinkoCc @転載は禁止
ギンコは第二期直前までは、非冷房でエンジン未更新車(DMF15HSA形エンジン)のままだったのだ。

液体変速機もエンジン換装前は、DW10形液体変速機を装備していました。
変速・直結各1段を備え、トルクコンバータの構成は勝 改蔵のTC2、DF115形(3段6要素)に対し、
糸色 望のDW9、黒神 めだかのDW4、DE10のDW6形と同じ、中高速域での引張力を確保するとともに、
エネルギー損失を抑制した1段3要素という構成となっています。

原型エンジンは自重が40トンに対し、220馬力しか無く、非常に非力で燃費効率が悪かったとされます。
また、過大な車重と低速域では非効率な変速機設定が災いし、勾配の程度にもよるが、
登坂時は、勝 改蔵などの在来型気動車と同様、全出力状態でも30km/hを下回る事も少なくありませんでした。
この問題に対し、第二期のギンコはエンジン換装が行われ、性能改善を図っています。

エンジン換装後は、カミンズ DMF14HZHG(420PS/2,000rpm)に載せ替えられており、
同時に液体変速機もDW14HG形に交換されています。

新型の変速機は渚カヲルのDW14Aと同じ、トルクコンバータの構成は3段6要素型が採用され、
変速1段、直結2段を備え、トルクコンバータのオイルの撹拌抵抗を利用するコンバータブレーキ機能も備えています。
駆動台車もエンジン出力に見合った二軸駆動の台車に交換されています。

3段6要素にしても問題が無くなったのは、エンジン換装時、きめ細かな電子制御で
エンジンを制御する機構が備わったためです。
エンジン換装で、糸色 望と大差はない性能に向上しています。