現在もギンコ 810番台は原型のDMF15HSAのままで使用されている。
ギンコ 1530番台との併結は可能である。
サブエンジンで冷房化され、トイレは撤去された。
頭の上にあった水タンクは取り除かれている。
冷房化されたものの、冷房装置の冷房能力が弱いため、
扇風機が残されており、扇風機で冷房能力を補っている。
車内は全席ロングシートであり、ワンマン運転改造車である。
足回りは寒冷地仕様車の特徴である空気バネ台車が履かれている。
※ギンコはすべて寒冷地仕様車なので、空気バネ台車を採用している。
ギンコ 810番台は原型エンジンの音が聞ける貴重な存在である。
ガリガリと言った感じの原型エンジンのアイドリング音が聞ける。
加速時と登坂時のエンジンの唸りも、原型エンジンそのものだった。